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ぬくもりのなかで
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しおりを挟む「この体勢は好き?さっきまでは背中が当たって痛かったんでしょ?これならほら、痛くないはずだから」
「そういうことじゃ……あっ……う、あっ、あ、足っ……硬いのが、擦れて、はぁ、俺のに当たる……せ、せんせぇっ」
「っ!だからぁ、名前を呼んでよ。忘れたとか言わせないから。もうちょっと足を閉めて。このまま何回イけるかカウントしてほしくなかったら俺の名前を呼んで、シオン。そしたら俺も、シオンに魔法の言葉をあげる」
「ひっあぁ、動いちゃ、やだぁ……っ!入って、んっ、ないのに……きもち、いっ、あ、はぁっ……」
3度目の射精に呼吸を乱している最中のシオンの腰を抱いて、腹に必要以上の力が入らないよう気をつけながらうつぶせにさせる。
意識的か無意識か。開こうとする両足を閉じさせ、その隙間にまた硬くなりだした竿を押し込んでいく。
これもやったことがあるんだろう?自分の、白いよだれを垂らすだらしない竿の下から俺のが顔を出したのを見て、シオンが体を震わせた。
背中が痛くて仰向けでは寝られなかったシオン。さっきは成り行きで仰向けにさせてしまっていたから、時々痛そうに顔をゆがめていた。
けれどこれなら痛くないはずだし、俺も少しはこいつの中に入れた気になれる。
倒れないように両手で尻を持って、ゆっくり抜き差しする。男の太ももなんて筋肉質で、女のそれとは全然違う。けれど俺はこれがいい。
奥に入れるとシオンのが当たって、染み出たぬめりが絡んでくる。擦ればヌチャッヌチャッと小さく隠微な音が響き「気持ちいい」とシオンが鳴く。
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