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初夜
4P
しおりを挟む突かれるのも抜かれるのも、全部が気持ち良くて。今まで他の奴らに与えられた快楽がニセモノだったみたいに、とろけそうなほどに気持ちいい。
あぁやっと、やっとこの時が来た。悠一の甘く濃い匂いと、体から発せられる熱で包み込まれる。
ナカが、握っている手が、触れ合う唇と口内が、もう片方の手の平で触れられる体全体が、全てが性感帯になってしまったように気持ちいい。
悠一は?ちゃんと俺で気持ち良くなっているのか?腹に力を入れて、後悔。
ナカの圧迫が強くなって、竿の形がわかるくらいにナカはパンパン。直也よりは確実にデカい。というか、今のでデカくしてしまった。
「お、まっ!そんなかわいくない子には仕返しだな。たしか……ここがイイんだ、ろっ!」
「んうっ!やっ……そこは、だめっあぁ、んっ!ひあっ、あっやぁっ……!ゆ、いち、やだ……っ」
「嘘つき。お前のイイところはもう覚えているんだ。は、あっ……こういう時くらい、デレろ。見たい。シオンが俺で感じて、乱れる様を……もっと見せろ……」
ずるい。普段はヘタレなくせに、こんな時ばっか格好いいなんて。
俺のイイ所を的確に、何度も突き上げながらささやいた。耳元で艶っぽく、熱い息を吐きながら俺の耳を犯す媚薬の言葉。
ビリビリ痺れる、全身が。デカくなる前は届かなかった奥を打ちつけられるたびに、目の前がチカチカ星が舞って嬌声が飛び出す。
その声ごと食うように大きく口を開け、貪るようなキスを繰り返す。マジで食われてんじゃねぇかってくらい唇も舌も甘噛みされて、気持ち良すぎて涙が出る。
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