恋人以上、永遠の主人

那月

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兄妹

8P

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「言っただろう。今は大事な親友との語らいだ。俺にも息抜きが必要なんだよ」


「無理やり拉致しておいてよく言うよ。……ふぅ、ごちそうさまだな。結構たっぷりあったから食べきれるかもと思ったけど、案外入るもんだね。久々にいっぱいしゃべったし、お開きにしましょ」


「そうだな、今日はセイについて色々聞くことができた。ほとんどが予想通りだったが、こうして顔を合わせて語らうのも良い」


「あーいいよ、片づけくらいは自分でする。戻す場所もわかってるよ。野郎としゃべるの自体、久しぶりかも、なぁんてねー」


「そうか。まぁ待て、夜が明けるまでまだ時間はたっぷりある。それにデザートも持ってきてある。これをつまみに酒でも飲もう」


「んんん!!?ちょっと待って、もうお腹いっぱい……」


「デザートと酒は別腹だろう?酒が入らなければデザートだけでも食え、これも鍋パーティーの一部だ」


「鬼だ」


「む?」


「なんでもない。はぁ………………しょうがないなぁ。じゃあ、今度はアッキーの話を聞かせてよ。最近どんな新しい技を習得したかとか、どんな新しい女の子が入隊してきたかとかさぁ……」


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