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【4】解放と、対決と、決別
61.束の間の安らぎと、胸の奥の棘
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西の貴族達と女王との謁見から数日。何事も問題はなく、平和に1日1日が過ぎていた。私はアーティと過ごす時間が多くて、頭がお花畑になっていた。気づくと顔がにやけている。
「姉さん……、何で笑ってるの……」
お父様から話があるというので、また一同食堂にそろっていたところなんだけど、アーロンが引いたような顔で私を見ている。
「何でもないわ」
私は両手で両頬をたたいた。
「カミラ、話の続きをしてもいいかい?――グウェンが、辺境伯殿に外部からの武器の購入の許可と、武装の許可を与えた。王都にいる騎士団も一部周辺に移すそうだ。辺境伯殿と、フェンツ殿以外の貴族の方は、もう領地に帰ったが、両名も明後日中には自分の領地へ帰る。西部方面への霧の発生を急いでもらったから、彼らに合わせて、予定通り西部へ行って様子を見てもらってきたい」
順調に事が運んでいる。ルシアのお父様も無事だし、もう今後裏切って死ぬようなこともないし。あとは……。
お父様は私たち一人一人の顔を見回した。
「件のヴィルヘルム卿という男は、彼らがこちらに来る前に、辺境伯領地内に姿を見せていたそうだ。今戻れば接触も可能だと思う」
彼だって、会って話せば何とかならないかしら。私たちへの信頼を取り戻してくれた貴族たちの手前、人の殺生は避けたい。
「ルシアもお父さんと一緒に自分の領地へ戻るよ」
アーロンが言った。……もともと、その予定だったけれど。
この数日は、ルシアはいつもアーロンと一緒にいた。あの森の中で目撃してしまった告白風景を思い出す。それ以上深く聞くのは、野暮よね。——ああ、でも、あの後どうなったか、知りたいわ……そんなこと考えている場合じゃないんだけど。
「姉さん?」
弟はまた、変なものをみる目で私を見る。一方、お父様はじっと彼を見据えた。
「――お前は、それでいいのか? アーロン」
「僕は、場合によっては、そのままルシアの家の領地に一緒に残りたいと思うんだ、父さん」
私はびっくりした。アーロンがお父様にしっかり自分の意見を言ったのは、これが初めてだったから。お父様は少し驚いたように目を大きくして、それから細めた。
「――お前が決めたのなら、それでいいよ、私は」
解散後、玄関で外から入ってきたヤラをわしゃわしゃしていると、エリオットが横に来て聞いた。
「なあ、あの『ナタリーの霊』みたいなものってどうなった?」
「それらしい気配や何か変わったことはないわね。……グローリアはずっと調子が悪いみたいで……お父様が言うには病気じゃないっていうけど、そこだけ気にかかるけど、他はないわ」
「……何で、リアーナはおかしくなったんだろうな。彼女は、パーティーに新しい≪恋人≫を探しに来ていたんだろ、辺境伯の弟に言われて」
「ええ。辺境伯の弟さんが病気で、ずっと吸血をしていなかったって……。ひどい話よね。彼女が元に戻るまで、弟さんが持つといいけれど」
エリオットは大きくため息をついてしゃがみこんだ。よしよしとヤラをなでる。
「リアーナは長いこと、その辺境伯の弟と一緒にいたんだろ。……耐えられないだろうな、その相手が死にそうなのに、誰か別の≪恋人≫見つけろだなんて」
うっと言葉につまった。地雷だったかしら。それは、彼と、彼のかつての≪恋人≫だったサラの状況に似ている。何と返すべきか言葉を選んでいるところで、彼は床で腹を出しているヤラを見つめたまま、呟いた。
「この狼も――アーティもルシアも、そのうち死ぬんだ。よぼよぼの老人になって」
吐き捨てるような言い方にぎょっとして、エリオットを見る。彼の青い瞳と目線が合った。
「お前たちは、それでいいのか?」
「いいも何も……そんなことわかってるわよ!」
カチンときて、怒鳴った。ヤラがびくっと立ち上がる。慌てて背中を撫でて落ち着かせた。
「わかってるなら、いいんだ」
エリオットはそう言いながら立ち上がると、背を向けた。
……何が言いたいのよ。こういうところが本当に嫌。言いたいことがあるなら言えばいいのに。
***
――夜。森の中の、普段は管理用に使っているという小屋の中。私は壁に寄りかかるアーティの獣化した身体の上に裸の身を預けていた。毛並みに頭をうずめると、ほのかに暖かく、落ち着く。
腕を背中に回して、頭を押し付けごろごろとしていると急に感触が硬くなった。人間の筋肉質な皮膚に戻っている。手を伸ばしてアーティの頬を引っ張った。
「わかりましたよ……」
呆れたような声が上から降ってきて、またふさっとした毛並みが復活した。
私は上を見上げた。顔は私の要望どおり人間の状態のままだ。ごろごろするのに毛並みはいいけれど、キスするのは人間の顔の方がいいという完全な我儘を聞いてくれている。身体を起こして、彼の短い短髪を撫でると唇を重ねた。
「不思議よね。貴方は、人狼の姿と人間の姿どっちが本体なの?」
「人間じゃないですかね。――人狼状態になるのは、興奮状態の時とか……、夜間はある程度集中すれば変化させられますけど、気を抜くと人間に戻りますね」
「もさっとするの疲れる?」
「そんなに。いいんです、貴女がそっちのが好きなら。それより、俺は貴女たちの身体の方が不思議ですけどね。前から思ってたんですけど……何で身体バラバラにできるんですか」
「これのこと?」
お腹あたりで霧化して、上半身だけ分離し、浮かんでみた。アーティと目線を合わせると、彼は「うわぁ」と間の抜けた声を上げて、肩をつかんで、下半身にくっつけた。
「それですよ。止めてください」
私は声を上げて笑った。毎回こんな風に驚いてくれると、驚かしがいがある。
「私も、よくわからないのよ、どういう仕組みで、こうなってるのか」
「よくわからないんですか……」
「そうなのよ……」
「不思議ですね」
「お互い、不思議よね」
そう言って顔を見合わせて笑うと、アーティは自分の首筋を指さした。
「血を吸っときます?」
「そんな、気軽に」
――最初に吸血させてもらってから、血はもらってない。あんまり頻繁に血を吸うと、身体に良くないし。
「大丈夫?」
「もう日も空きましたし……。それに、西に発つんですよね。フェンツ子爵の領地に行かれるとか」
「そうなのよ」
「途中で、誰か別の人の血を吸われても嫌ですし。補給しといて頂いていいですよ」
私は苦笑した。
「喉が渇いたら、適当に熊でも鹿でも襲うわよ」
「ワイルドだなあ」
今度はアーティが苦笑している。
「――でも、いいなら」
広い背中に腕を回して、牙を立てた。じんわりと口内に粘った血の味が広がった。
「——大丈夫?」
「ぜんぜん」
笑うアーティを見て、私は首を傾げた。
「人狼と吸血鬼って相性が良いと思うんだけど、どうしてこの国の外だと仲が悪いのかしら」
人狼は体力があるし、吸血鬼が仲良くするにはぴったりだと思うんだけど。
「――それは、吸血鬼が俺たちを使役していたからでしょう。俺たちは、普通にしていれば人間社会に紛れて暮らせますから。食べ物だって、まあ生肉もいけますけど、雑食ですからね。俺たちが、ハンターに追われるようになったのは、吸血鬼に使役されて人を襲ったからだというふうに言われてますね」
「それはとんだとばっちりよね」
私はため息をついた。アーティは私を抱き寄せると、髪をすいた。
「いえ、カミラ様――カミラのせいではないですから」
アーティに寄りかかりながら、私はこの間の、お父様に縋りつくようなグローリアの声を思い出した。
『私は平気だわ。もう血を飲んでも大丈夫よ』
——魔女の血筋とはいえ、普通の人間のグローリアの身体は、何年も吸血されていて本当に大丈夫なのかしら。ボロボロになりながら、縋りつくような、そんな関係は、どう考えても健全じゃない。
「カミラ?」
名前を呼ばれてはっとした。アーティが私の顔を覗き込んでいる。
「俺は、行かなくていいですか。西に、一緒に」
「大丈夫、大丈夫。すぐに戻ってくるわよ。それより――、お願いがあるの。お父様と、グローリアを見ててくれる?」
「グローリア様?」
「最近寝込んでてあんまり起きてこないし、何にもないと思うんだけど――、そうだ、貴方に、私の血を入れてもいい? そうすると、私の≪血族≫になるから、何か異変があったら気づくから。――人狼族的にまずいかしら」
「全然構いませんよ」
よいしょ、とアーティは私の身体を正面に抱き直した。私はそのまま首筋に再度牙を突き立てると、自分の血を流し込んだ。
「姉さん……、何で笑ってるの……」
お父様から話があるというので、また一同食堂にそろっていたところなんだけど、アーロンが引いたような顔で私を見ている。
「何でもないわ」
私は両手で両頬をたたいた。
「カミラ、話の続きをしてもいいかい?――グウェンが、辺境伯殿に外部からの武器の購入の許可と、武装の許可を与えた。王都にいる騎士団も一部周辺に移すそうだ。辺境伯殿と、フェンツ殿以外の貴族の方は、もう領地に帰ったが、両名も明後日中には自分の領地へ帰る。西部方面への霧の発生を急いでもらったから、彼らに合わせて、予定通り西部へ行って様子を見てもらってきたい」
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お父様は私たち一人一人の顔を見回した。
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彼だって、会って話せば何とかならないかしら。私たちへの信頼を取り戻してくれた貴族たちの手前、人の殺生は避けたい。
「ルシアもお父さんと一緒に自分の領地へ戻るよ」
アーロンが言った。……もともと、その予定だったけれど。
この数日は、ルシアはいつもアーロンと一緒にいた。あの森の中で目撃してしまった告白風景を思い出す。それ以上深く聞くのは、野暮よね。——ああ、でも、あの後どうなったか、知りたいわ……そんなこと考えている場合じゃないんだけど。
「姉さん?」
弟はまた、変なものをみる目で私を見る。一方、お父様はじっと彼を見据えた。
「――お前は、それでいいのか? アーロン」
「僕は、場合によっては、そのままルシアの家の領地に一緒に残りたいと思うんだ、父さん」
私はびっくりした。アーロンがお父様にしっかり自分の意見を言ったのは、これが初めてだったから。お父様は少し驚いたように目を大きくして、それから細めた。
「――お前が決めたのなら、それでいいよ、私は」
解散後、玄関で外から入ってきたヤラをわしゃわしゃしていると、エリオットが横に来て聞いた。
「なあ、あの『ナタリーの霊』みたいなものってどうなった?」
「それらしい気配や何か変わったことはないわね。……グローリアはずっと調子が悪いみたいで……お父様が言うには病気じゃないっていうけど、そこだけ気にかかるけど、他はないわ」
「……何で、リアーナはおかしくなったんだろうな。彼女は、パーティーに新しい≪恋人≫を探しに来ていたんだろ、辺境伯の弟に言われて」
「ええ。辺境伯の弟さんが病気で、ずっと吸血をしていなかったって……。ひどい話よね。彼女が元に戻るまで、弟さんが持つといいけれど」
エリオットは大きくため息をついてしゃがみこんだ。よしよしとヤラをなでる。
「リアーナは長いこと、その辺境伯の弟と一緒にいたんだろ。……耐えられないだろうな、その相手が死にそうなのに、誰か別の≪恋人≫見つけろだなんて」
うっと言葉につまった。地雷だったかしら。それは、彼と、彼のかつての≪恋人≫だったサラの状況に似ている。何と返すべきか言葉を選んでいるところで、彼は床で腹を出しているヤラを見つめたまま、呟いた。
「この狼も――アーティもルシアも、そのうち死ぬんだ。よぼよぼの老人になって」
吐き捨てるような言い方にぎょっとして、エリオットを見る。彼の青い瞳と目線が合った。
「お前たちは、それでいいのか?」
「いいも何も……そんなことわかってるわよ!」
カチンときて、怒鳴った。ヤラがびくっと立ち上がる。慌てて背中を撫でて落ち着かせた。
「わかってるなら、いいんだ」
エリオットはそう言いながら立ち上がると、背を向けた。
……何が言いたいのよ。こういうところが本当に嫌。言いたいことがあるなら言えばいいのに。
***
――夜。森の中の、普段は管理用に使っているという小屋の中。私は壁に寄りかかるアーティの獣化した身体の上に裸の身を預けていた。毛並みに頭をうずめると、ほのかに暖かく、落ち着く。
腕を背中に回して、頭を押し付けごろごろとしていると急に感触が硬くなった。人間の筋肉質な皮膚に戻っている。手を伸ばしてアーティの頬を引っ張った。
「わかりましたよ……」
呆れたような声が上から降ってきて、またふさっとした毛並みが復活した。
私は上を見上げた。顔は私の要望どおり人間の状態のままだ。ごろごろするのに毛並みはいいけれど、キスするのは人間の顔の方がいいという完全な我儘を聞いてくれている。身体を起こして、彼の短い短髪を撫でると唇を重ねた。
「不思議よね。貴方は、人狼の姿と人間の姿どっちが本体なの?」
「人間じゃないですかね。――人狼状態になるのは、興奮状態の時とか……、夜間はある程度集中すれば変化させられますけど、気を抜くと人間に戻りますね」
「もさっとするの疲れる?」
「そんなに。いいんです、貴女がそっちのが好きなら。それより、俺は貴女たちの身体の方が不思議ですけどね。前から思ってたんですけど……何で身体バラバラにできるんですか」
「これのこと?」
お腹あたりで霧化して、上半身だけ分離し、浮かんでみた。アーティと目線を合わせると、彼は「うわぁ」と間の抜けた声を上げて、肩をつかんで、下半身にくっつけた。
「それですよ。止めてください」
私は声を上げて笑った。毎回こんな風に驚いてくれると、驚かしがいがある。
「私も、よくわからないのよ、どういう仕組みで、こうなってるのか」
「よくわからないんですか……」
「そうなのよ……」
「不思議ですね」
「お互い、不思議よね」
そう言って顔を見合わせて笑うと、アーティは自分の首筋を指さした。
「血を吸っときます?」
「そんな、気軽に」
――最初に吸血させてもらってから、血はもらってない。あんまり頻繁に血を吸うと、身体に良くないし。
「大丈夫?」
「もう日も空きましたし……。それに、西に発つんですよね。フェンツ子爵の領地に行かれるとか」
「そうなのよ」
「途中で、誰か別の人の血を吸われても嫌ですし。補給しといて頂いていいですよ」
私は苦笑した。
「喉が渇いたら、適当に熊でも鹿でも襲うわよ」
「ワイルドだなあ」
今度はアーティが苦笑している。
「――でも、いいなら」
広い背中に腕を回して、牙を立てた。じんわりと口内に粘った血の味が広がった。
「——大丈夫?」
「ぜんぜん」
笑うアーティを見て、私は首を傾げた。
「人狼と吸血鬼って相性が良いと思うんだけど、どうしてこの国の外だと仲が悪いのかしら」
人狼は体力があるし、吸血鬼が仲良くするにはぴったりだと思うんだけど。
「――それは、吸血鬼が俺たちを使役していたからでしょう。俺たちは、普通にしていれば人間社会に紛れて暮らせますから。食べ物だって、まあ生肉もいけますけど、雑食ですからね。俺たちが、ハンターに追われるようになったのは、吸血鬼に使役されて人を襲ったからだというふうに言われてますね」
「それはとんだとばっちりよね」
私はため息をついた。アーティは私を抱き寄せると、髪をすいた。
「いえ、カミラ様――カミラのせいではないですから」
アーティに寄りかかりながら、私はこの間の、お父様に縋りつくようなグローリアの声を思い出した。
『私は平気だわ。もう血を飲んでも大丈夫よ』
——魔女の血筋とはいえ、普通の人間のグローリアの身体は、何年も吸血されていて本当に大丈夫なのかしら。ボロボロになりながら、縋りつくような、そんな関係は、どう考えても健全じゃない。
「カミラ?」
名前を呼ばれてはっとした。アーティが私の顔を覗き込んでいる。
「俺は、行かなくていいですか。西に、一緒に」
「大丈夫、大丈夫。すぐに戻ってくるわよ。それより――、お願いがあるの。お父様と、グローリアを見ててくれる?」
「グローリア様?」
「最近寝込んでてあんまり起きてこないし、何にもないと思うんだけど――、そうだ、貴方に、私の血を入れてもいい? そうすると、私の≪血族≫になるから、何か異変があったら気づくから。――人狼族的にまずいかしら」
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