【完結】死の運命を変えたい吸血鬼令嬢は、幸せな結末をあきらめない

気がつくと私は、乙女ゲームの世界で、最後に死ぬ悪役の“吸血令嬢”になっていた。

私が生き残るルートは、ヒロインを吸血鬼にして仲間に引き入れるエンドだけ。
そして、今まで通り吸血鬼が支配する王国を続けていく。

でも、それで本当に“みんな幸せ”って言えるの?

ゲームのストーリーでは救えないはずの登場人物たちと向き合いながら、吸血鬼の私が目指すのは、バッドエンドの先にある「みんなが幸せになれるエンディング」。
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