32 / 127
32 鉄の箱の中で
しおりを挟む
薄暗い倉庫の中、イオリが椅子に座った状態で、縄で縛られている。彼は項垂れていて、憔悴した様子だった。私はその隣で立っている。
窓が一つもない部屋の四隅には重武装の人物がいて、皆イオリに銃を向けている。そしてイオリの前にはオリオン様が仁王立ちで立っていて、彼をじっと見つめている。
しかしオリオン様の額には汗が流れていた。何故なら、本当はイオリに散々ノアズへの鬱憤をぶつけようとしたが、隣にいる私がそうさせなかった。
いくら私に手錠をかけても外すし、いくら私を撃っても透けるし、いくら縄をかけようとも、ふと目を逸らした隙に床に落ちている。挙げ句の果てに、ヒュッと私が相手の体に入って、寒気を感じさせて銃を落とさせた。
結果、私はイオリに取り憑いているゴーストとして、オリオンカンパニーの人間に認められてしまった。イオリを狙うものなら私が瞬間移動で襲いかかるので、もう諦めてしまっている状態だ。
既に数人が私への恐怖心で別室で寝込んでいる。イオリは何とも言えないこの状況に、苦笑いをしながら項垂れているのだ。そんな彼に、オリオン様が呟いた。
「……困ったものだ。この世に、本当に、ゴーストがいるとは。」
「俺も困っているんだ……」イオリが答えた。「これのせいで、俺の人生が狂っている。さっきのスナイパーだって、これが勝手に俺に撃たせた。」
「これって……。」
「よし。」オリオン様が腕を組んで頷いた。「リア、お前はずっと、この男と一緒にいるのだな?」
「そうですね。」
「ふん……ならば、イオリ。お前を歓迎したい。お前はどうやら、本物のネクロマンサーだ。」
「ふふっ!」
つい笑ってしまった。オリオン様とイオリが同時に私を見てきた。私はつい肩を窄めた。
「だって、ネクロマンサーって面白かった……。」
「ああそうか。俺は全く楽しくないよ。」
「痴話喧嘩はそこまでにしろ。」オリオン様が言った。「リア、お前は俺に協力をしてくれるようだ。それは有難い。しかし、この組織に、忠誠があるのかどうか、まだ信じられない。」
「でも昔は、バリーの嫁として狙撃して働いてた。」
「ああ……バリーか。なるほど。」
知っているみたいだった。オリオン様は何度か頷いて、我々に言った。
「しかしそれは過去だ。今、忠誠があるのか、知りたい。その為には、俺は常にコントロールする側でありたいのだ。リア、お前の力は侮れない。だが俺が上に立つ以上は、お前を超えなくてはならない。どうしてもだ。」
「それは、どういうこと?」
私の問いに、オリオン様は初めて微笑んだ。
「お前の恐怖たるものを、俺は用意しなくてはならない。何だと思う?」
私は首を傾げた。
「分からない。」
「あれを連れてこい。」
彼が命令すると、ドアのところに立っていた重装備の男が一度頭を下げてから消えた。すぐに戻ってきて、頭に布袋を被せた誰か、ジャージ姿の人を連れてきた。
ジャージ姿の人は少し抵抗しているようで、いやいや連れてこられているのが分かる。何だろう、誰だろう、私はじっとその人を見つめた。
オリオン様が布袋の人物を受け取り、肘を持って、無理矢理イオリの前に立たせた。ポタポタと袋から何か落ちた。多分、その人泣いているっぽかった。
イオリはじっと目の前の謎の人物を見ている。
「イオリ、教えてくれ、こいつに価値があるのか、俺に教えてくれ。」と、オリオン様が布袋を取った。
口にガムテープを貼られた、ボサボサ頭のサラだった。涙で化粧が溶けていて、イオリを見ると、またボロボロ泣き始めた。
「サラ!」
イオリが立とうとして、椅子をガタっと揺らした。すぐに彼の椅子の近くに四つの銃弾が威嚇目的で撃たれた。イオリはサラを見たまま、静かに座った。
私は……夢中で、サラを心配そうに見つめるイオリの横顔を見ていた。胸が痛み始めた。戸惑う私の顔を見て、オリオン様は微笑んだ。
「これはいい反応だ。さあ、」と彼はサラのガムテープをバリっと取った。「うああっ」とサラが痛みに呻いた。
そして彼はサラの肩を掴んで、イオリの前に座らせて、彼女の頭をガシッと掴むと、イオリの方へ近づけさせた。私はつい、後ずさった。
「さあイオリ、この場でこの女とキスをしろ。」
「何故!?」イオリの声が響いた。
「愛し合っているのだろう?違うのなら、この女に価値はない。この場で……!」
「分かった。」イオリがサラを真っ直ぐに見つめた。少しも私を見てくれなかった。「指示に従えば、サラを解放してくれるか?」
「解放はしない。だが、痛めつけることはやめよう。彼女は……使えるからな。そうだろう、リア?」
「……。」
私はオリオンを睨んだ。これは私に対する、見せしめだ。私を支配しようとするオリオンの作戦。
でも同時にこれは、事実でもあった。イオリはサラを愛している。横顔でも分かる、彼がどれほど彼女を愛しているか、どれほど抱きしめたいのか。
昨日の行為は、ただのお遊びだったのだ。
「イオリ……私、急に、車で……!」
「いい、いい、大丈夫だ。俺がいる。さあ、」
彼の綺麗な唇が、彼女の可愛い唇で歪んだ。互いに愛を求め合うかのように、深く口が動いた。
ふとオリオン様と目が合った。彼は微笑んでいた。本当に悪魔ってこの世にいるのね。私はもう見ていられないので、ずっとオリオン様を見た。
「リア、俺に忠誠を誓うか?」
「……そうですね。」
するとオリオン様がこちらに来て、私の前に立った。
「イオリを含めて、お前に聞く。盗み、取引、襲撃、暗殺、お前に何ができる?」
「私は直接……」と、イオリの方を見た。サラが彼の頬を掴んで、まだキスをしていた。イオリも目を閉じて応じている。良かったね、また会えてさ……。「私は直接、人を手にかけることは出来ない仕組みになってる。金銭的なことしか、出来ない。」
「そうか、それでも十分だ。早速だが、お前に頼みがある。」
「私とイオリにでしょ?」
「そうだ。ラズベリーが分かるか?」
「顔は知らない。」
「顔は後ほど脱獄したノアフォンを渡し、それに画像を送る。ラズベリーを救出して欲しい。あれが今ボードンの手に渡ると厄介だ。ラズベリーを救出したら、イオリとお前の手配を下げてやる。それは、ラズベリーがしてくれることだが。」
「じゃあその人を連れてくれば、手配されなくていいのね。」
「ああ。指示があるまでは部屋を用意するから、そこで待機しろ。三人でな。」
「三人でなのね。」
「厳密には」とオリオンがサラに近づいて行き、キスをする彼女をイオリから引き剥がした。イオリがすぐに睨んだ。「この女は檻の中だ。お前らがちゃんと忠誠を誓っているかどうかで、この女の処遇が決まると思え。」
「オリオン!」イオリが叫んだ。「彼女をどこに行かせるつもりだ!」
「同じ部屋だ。同じ部屋に独房がある。そこにペットのように入れておくだけだ。世話はイオリがしてやれ。ふふっ……。」
サラは重装備のクルーに連れて行かれた。静かに、でも絶望しているような背中で、とぼとぼ歩いて行った。
イオリはずっと宙を見つめていた。すぐにオリオンによってイオリは解放されて、私とイオリは部屋に案内されることになった。
窓が一つもない部屋の四隅には重武装の人物がいて、皆イオリに銃を向けている。そしてイオリの前にはオリオン様が仁王立ちで立っていて、彼をじっと見つめている。
しかしオリオン様の額には汗が流れていた。何故なら、本当はイオリに散々ノアズへの鬱憤をぶつけようとしたが、隣にいる私がそうさせなかった。
いくら私に手錠をかけても外すし、いくら私を撃っても透けるし、いくら縄をかけようとも、ふと目を逸らした隙に床に落ちている。挙げ句の果てに、ヒュッと私が相手の体に入って、寒気を感じさせて銃を落とさせた。
結果、私はイオリに取り憑いているゴーストとして、オリオンカンパニーの人間に認められてしまった。イオリを狙うものなら私が瞬間移動で襲いかかるので、もう諦めてしまっている状態だ。
既に数人が私への恐怖心で別室で寝込んでいる。イオリは何とも言えないこの状況に、苦笑いをしながら項垂れているのだ。そんな彼に、オリオン様が呟いた。
「……困ったものだ。この世に、本当に、ゴーストがいるとは。」
「俺も困っているんだ……」イオリが答えた。「これのせいで、俺の人生が狂っている。さっきのスナイパーだって、これが勝手に俺に撃たせた。」
「これって……。」
「よし。」オリオン様が腕を組んで頷いた。「リア、お前はずっと、この男と一緒にいるのだな?」
「そうですね。」
「ふん……ならば、イオリ。お前を歓迎したい。お前はどうやら、本物のネクロマンサーだ。」
「ふふっ!」
つい笑ってしまった。オリオン様とイオリが同時に私を見てきた。私はつい肩を窄めた。
「だって、ネクロマンサーって面白かった……。」
「ああそうか。俺は全く楽しくないよ。」
「痴話喧嘩はそこまでにしろ。」オリオン様が言った。「リア、お前は俺に協力をしてくれるようだ。それは有難い。しかし、この組織に、忠誠があるのかどうか、まだ信じられない。」
「でも昔は、バリーの嫁として狙撃して働いてた。」
「ああ……バリーか。なるほど。」
知っているみたいだった。オリオン様は何度か頷いて、我々に言った。
「しかしそれは過去だ。今、忠誠があるのか、知りたい。その為には、俺は常にコントロールする側でありたいのだ。リア、お前の力は侮れない。だが俺が上に立つ以上は、お前を超えなくてはならない。どうしてもだ。」
「それは、どういうこと?」
私の問いに、オリオン様は初めて微笑んだ。
「お前の恐怖たるものを、俺は用意しなくてはならない。何だと思う?」
私は首を傾げた。
「分からない。」
「あれを連れてこい。」
彼が命令すると、ドアのところに立っていた重装備の男が一度頭を下げてから消えた。すぐに戻ってきて、頭に布袋を被せた誰か、ジャージ姿の人を連れてきた。
ジャージ姿の人は少し抵抗しているようで、いやいや連れてこられているのが分かる。何だろう、誰だろう、私はじっとその人を見つめた。
オリオン様が布袋の人物を受け取り、肘を持って、無理矢理イオリの前に立たせた。ポタポタと袋から何か落ちた。多分、その人泣いているっぽかった。
イオリはじっと目の前の謎の人物を見ている。
「イオリ、教えてくれ、こいつに価値があるのか、俺に教えてくれ。」と、オリオン様が布袋を取った。
口にガムテープを貼られた、ボサボサ頭のサラだった。涙で化粧が溶けていて、イオリを見ると、またボロボロ泣き始めた。
「サラ!」
イオリが立とうとして、椅子をガタっと揺らした。すぐに彼の椅子の近くに四つの銃弾が威嚇目的で撃たれた。イオリはサラを見たまま、静かに座った。
私は……夢中で、サラを心配そうに見つめるイオリの横顔を見ていた。胸が痛み始めた。戸惑う私の顔を見て、オリオン様は微笑んだ。
「これはいい反応だ。さあ、」と彼はサラのガムテープをバリっと取った。「うああっ」とサラが痛みに呻いた。
そして彼はサラの肩を掴んで、イオリの前に座らせて、彼女の頭をガシッと掴むと、イオリの方へ近づけさせた。私はつい、後ずさった。
「さあイオリ、この場でこの女とキスをしろ。」
「何故!?」イオリの声が響いた。
「愛し合っているのだろう?違うのなら、この女に価値はない。この場で……!」
「分かった。」イオリがサラを真っ直ぐに見つめた。少しも私を見てくれなかった。「指示に従えば、サラを解放してくれるか?」
「解放はしない。だが、痛めつけることはやめよう。彼女は……使えるからな。そうだろう、リア?」
「……。」
私はオリオンを睨んだ。これは私に対する、見せしめだ。私を支配しようとするオリオンの作戦。
でも同時にこれは、事実でもあった。イオリはサラを愛している。横顔でも分かる、彼がどれほど彼女を愛しているか、どれほど抱きしめたいのか。
昨日の行為は、ただのお遊びだったのだ。
「イオリ……私、急に、車で……!」
「いい、いい、大丈夫だ。俺がいる。さあ、」
彼の綺麗な唇が、彼女の可愛い唇で歪んだ。互いに愛を求め合うかのように、深く口が動いた。
ふとオリオン様と目が合った。彼は微笑んでいた。本当に悪魔ってこの世にいるのね。私はもう見ていられないので、ずっとオリオン様を見た。
「リア、俺に忠誠を誓うか?」
「……そうですね。」
するとオリオン様がこちらに来て、私の前に立った。
「イオリを含めて、お前に聞く。盗み、取引、襲撃、暗殺、お前に何ができる?」
「私は直接……」と、イオリの方を見た。サラが彼の頬を掴んで、まだキスをしていた。イオリも目を閉じて応じている。良かったね、また会えてさ……。「私は直接、人を手にかけることは出来ない仕組みになってる。金銭的なことしか、出来ない。」
「そうか、それでも十分だ。早速だが、お前に頼みがある。」
「私とイオリにでしょ?」
「そうだ。ラズベリーが分かるか?」
「顔は知らない。」
「顔は後ほど脱獄したノアフォンを渡し、それに画像を送る。ラズベリーを救出して欲しい。あれが今ボードンの手に渡ると厄介だ。ラズベリーを救出したら、イオリとお前の手配を下げてやる。それは、ラズベリーがしてくれることだが。」
「じゃあその人を連れてくれば、手配されなくていいのね。」
「ああ。指示があるまでは部屋を用意するから、そこで待機しろ。三人でな。」
「三人でなのね。」
「厳密には」とオリオンがサラに近づいて行き、キスをする彼女をイオリから引き剥がした。イオリがすぐに睨んだ。「この女は檻の中だ。お前らがちゃんと忠誠を誓っているかどうかで、この女の処遇が決まると思え。」
「オリオン!」イオリが叫んだ。「彼女をどこに行かせるつもりだ!」
「同じ部屋だ。同じ部屋に独房がある。そこにペットのように入れておくだけだ。世話はイオリがしてやれ。ふふっ……。」
サラは重装備のクルーに連れて行かれた。静かに、でも絶望しているような背中で、とぼとぼ歩いて行った。
イオリはずっと宙を見つめていた。すぐにオリオンによってイオリは解放されて、私とイオリは部屋に案内されることになった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
侯爵家の婚約者
やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。
7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。
その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。
カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。
家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。
だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。
17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。
そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。
全86話+番外編の予定
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
優しい雨が降る夜は
葉月 まい
恋愛
浮世離れした地味子 × 外資系ITコンサルのエリートイケメン
無自覚にモテる地味子に
余裕もなく翻弄されるイケメン
二人の恋は一筋縄ではいかなくて……
雨降る夜に心に届いた
優しい恋の物語
⟡☾·̩͙⋆☔┈┈┈ 登場人物 ┈┈┈ ☔⋆·̩͙☽⟡
風間 美月(24歳)……コミュニティセンター勤務・地味でお堅い性格
雨宮 優吾(28歳)……外資系ITコンサルティング会社勤務のエリートイケメン
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる