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33 新しい部屋の心地
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その建物はアジトで、そこにFOCクルーの住居があった。表向きはトロピカルバイスのホテルで、ちゃんと営業もしているが、その面積は実は少なくて、本当はその裏に、アジトがあった。
緑色のランプで照らされた、潰れたジュース缶やチラシの転がる汚い廊下を歩いて、我々の部屋に着いた。ドアには謎のうんこの絵がスプレーで描かれていて、何ともお下劣な風貌だった。
私とイオリはそこにぶち込まれた。ちょっと広めのワンルームで、白い壁紙は殆ど剥げていてコンクリートの灰色が見えている。床もラグも何もなく、コンクリートだ。
綿が飛び出ている三人がけソファ、角の毛羽立った木製のコーヒーテーブル、それから使えるのかどうか分からない冷蔵庫があった。
一応シンクやキャビネットもあるが、キャビネットの二つは木製の扉が取れていた。他には何もない。
ぼんやりと暖色のライトが部屋を照らしている。キャビネットの隣の壁にはスプレーで口に出すのも恥ずかしいような、お下劣なワードがグラフィティで描かれていた。
そして部屋の奥の片隅に正方形の檻があった。鉄格子は床から天井に伸びていて堅そうだった。中にはもう既にサラが入っていて、座り込んで、涙を流している。イオリは勿論すぐに彼女に駆け寄って、檻越しに彼女を軽く抱きしめた。
檻の内部にはボロボロのトイレと壁についた剥き出しのシャワーがあった。ご飯はこちらで用意するみたいだ。なるほどね、そうですか、何このアウェーな感じ。
私は玄関近くにある小部屋のドアを開けた。その中にはユニットバスがあって、便座の蓋が取れていた。シャワーはかろうじて無事で、蛇口をひねるとちゃんとお湯が出た。
私のトレーラーよりかはいい点が一つでもあって良かった。そう思ってお湯を止めて、その部屋を後にした。
ソファにはイオリが置いたゴルフバッグがある。私もその隣に自分のリュックを置いた。ゴルフバッグにはもう、ライフルもショットガンも入っていない。それらはさっき、取り上げられたのだ。
でもイオリはリボルバーを持っている。仕事に必要だからって、それだけは許してくれた。私のリュックも、ラジオも、これだけは無事だった。
あとはあの二人をどうしようか……。「イオリ、怪我はない?」「俺は大丈夫だ、お前は?」「私も別に、無理やり連れてこられただけだから。」と囁いては、チュッチュキスをしている。
何これ。オリオンめ……今に見ておれ。そしてイオリめ……いいんですよ?昨日のことを言っても。
でもきっと、言ってもさ、ゴーストが相手なら別にって感じで気にしないに違いない。あーあ。やけ食いしたくなった私は、冷蔵庫を開けた。
気が利くことに、炭酸ジュースの瓶とチョコレートの箱が入っていた。私はそれを取り出して、足で冷蔵庫のドアを閉めた。
ソファに座ってチョコレートの箱を開けた。南国お土産なのか島の絵が描かれた箱の中には、十個の小さいチョコが入っていて、どれも美味しそうだった。
食べようと一つ摘むと、急に私の腕が誰かに掴まれた。
顔を上げると、イオリだった。
「ど、どうしたの?」
「リア、食料は、貴重だ。」
「うん……。」
イオリの目が泳いだ。
「出来れば、サラを優先して欲しい。それから俺も。」
「あ、ああ……まあ、確かにそう、だよね。」
私はチョコレートの箱をイオリに渡した。彼は礼も言わずに、それをサラのところに持って行き、一つ摘んでサラに食べさせた。
「美味しい……ありがとう、イオリ。」
イオリも一つ摘んで食べた。久々の甘いものだからか、彼はすごい勢いで噛んで、喉にゴクリと流した。イオリはサラの頭を撫でて、彼女に聞いた。
「食事は取っていたか?」
「いいえ。一昨日からずっと、私は暗い部屋にいて……水は与えられたけど食事は無かった。でもお腹が空かなかった。それ程にとても怖かったの、イオリ。」
「かわいそうに、ほら全部食べて。今はチョコしかないが、後で誰かに食料の入手方法を聞くから。」
「イオリ、私達どうなるの?このままここで暮らすの?」
「大丈夫だ。俺がどうにかこの組織で手柄を立てて、お前をここから出してやる。それまでの辛抱だ。絶対にお前を見捨てない。分かったな?」
「分かった……夜は一緒に、この檻のところで寝てくれる?」
「ああ、そのつもりだったよ。」
「ああイオリ。大好き。」
そして二人はまたキスをした。もう二度と会えないから忘れるとはなんだったのか。まあ、それがまた会えたのだから、嬉しいに決まってるか……。
私はソファから立ち上がった。そして手を取り合い、見つめ合う二人に言った。
「どこまで行けるか分からないけど、玄関の外に行ってくる。」
「え?イオリから離れて行動は出来ないの?」とサラが聞いてきた。私は答えた。
「そうみたい。……。」
「あまり俺から離れて行動出来ないらしい。そういう仕組みなのだろう、ゴーストは。」
代わりにイオリが説明をしてくれた。この部屋に来てから、彼は全然私を見てくれない。それが結構辛くて、私は足早に玄関の外に出た。
扉を閉めて、一歩進もうとしたら見えない壁に阻まれた。ならここにいるしかない。私はその場でドアを背に、しゃがみ込んだ。
辛いものよ。でも私は死んでる。イオリは生きている。サラだって生きてる。誰と誰を優先するべきかなんて、誰にでも分かる。
ぽろっと目からこぼれた。廊下の緑のライトで、私の手がエイリアンみたいに染まってる。エイリアンだった方が可能性があったかもね、なんてちょっと羨ましく思った。
「あ、すげえゴシックだ。」
「え?」
顔を上げると、片方のサイドがコーンロウになっている、黒くてさらりとした長い前髪の、金縁グラサンの男が私を見下ろしていた。
背が高い。白いタンクトップを着ているので、スリムだけど筋肉がしっかりついているのが分かる。
背には大きな黒いバッグを背負っていた。右腕には全面に六角形のタトゥーが入っていて、それが鱗っぽく見えた。もう片方の腕にはドクロとオリオン座のタトゥーが入ってる。
「お前、見たことない顔だな。ここに引っ越してきたの?」
「そうです……。」私は人見知りを発動した。
なんだ、それしか言わないのかと諦めて通り過ぎてくれるに違いない。そう思ったが、予想と反して彼は私の隣にどさっと勢いよく座ってきた。
しかも初対面なのに肩と肩が触れる距離だった。私が見つめていると彼がサングラスを外した。目鼻立ちのしっかり整った顔をしていて、ブラウンの瞳にはまつ毛がかかっている。意外にも綺麗な目を持っている人だった。
そして彼は、にっと笑った。
「俺さぁ、あまり知らない人に話しかけないんだよね。」
「そ、そうなんだ。私も……。」
「えー!?そうなの!?じゃあ同じじゃん!俺、レイヴって言うんだー。そっちは?」
すごい社交的だけど、本当に知らない人に話しかけないんだろうか。
「私は、リア……。」
「リアちゃんか!可愛い名前だねー、親御さんのセンスがいいんだな、俺と違って。あっはっは!」
「レイヴって本名?」
「えー違うよ。オリオン様からもらった、なんていうの?アレ。」
「コードネーム?」
「そう!それそれ!よくぱっと言われて覚えられるなー。俺なんかさ、この組織に来て結構経つけど、今だに下っ端の仕事ばかりなんだよね。って言っても小隊を束ねるぐらいにはなってるけど。ねえ俺のことほんとーに知らない?」
「し、知らない……。」
「ふーん。まあいいけど。なんだつまんねー。」
彼は正直なのだろう。そして結構社交的だと思う。初めて遭遇するタイプに戸惑いが隠せないけど、私は聞いてみた。
「この辺に住んでる?」
「うん!この階の一番端に住んでる!ってかこの階の奴らはみんな、実は俺の小隊のメンバーなんだよな。ねえねえ、リアちゃんの他にも誰かいるの?この部屋に。」
「いるよ。二人ほど。」
「へえ!それってどっちも女の子?」
「男女だよ。そしてカップル。」
「あーじゃあいいや、興味無くした。」
何その反応。少し笑うと、レイヴも笑ってくれた。
「ねえリアちゃん、ノアフォン持ってる?」
「まだ貰ってない。」
「じゃあ貰ったらさ、俺とメッセージやりとりしてよ!俺すっごくリアちゃんに興味あるからさー。いいでしょ?」
「い、いいよ……だって上司だし。」
「いやいやいや!」と彼が大袈裟に照れながら立ち上がった。「リアちゃんには上司だと思われたくないかも。言ってる意味わかる?」
「い、いや、あまり……。」
「可愛いー……やっば。ちょっと俺、今度本気でメッセージ送るわ。今度一緒にご飯行こうね!じゃあね!」
「あっ」
ご飯に行くにはイオリが一緒に来ないといけないんですって言う前に、彼はスタスタと廊下の奥に向かって進んで行ってしまった。
でも、ちょっとだけだったけど話せて良かった。じっと彼の後ろ姿を見ていると、予想外なことに彼が振り向いて私に微笑んで、手を振ってくれた。私は手を振り返した。
彼の純粋な笑顔を見て、いい人だと思った。しかも根っからの組織の人間となると、どこか少しくらいはダークな過去も持ってるはず、共通点がありそうだと少し嬉しくなった。
緑色のランプで照らされた、潰れたジュース缶やチラシの転がる汚い廊下を歩いて、我々の部屋に着いた。ドアには謎のうんこの絵がスプレーで描かれていて、何ともお下劣な風貌だった。
私とイオリはそこにぶち込まれた。ちょっと広めのワンルームで、白い壁紙は殆ど剥げていてコンクリートの灰色が見えている。床もラグも何もなく、コンクリートだ。
綿が飛び出ている三人がけソファ、角の毛羽立った木製のコーヒーテーブル、それから使えるのかどうか分からない冷蔵庫があった。
一応シンクやキャビネットもあるが、キャビネットの二つは木製の扉が取れていた。他には何もない。
ぼんやりと暖色のライトが部屋を照らしている。キャビネットの隣の壁にはスプレーで口に出すのも恥ずかしいような、お下劣なワードがグラフィティで描かれていた。
そして部屋の奥の片隅に正方形の檻があった。鉄格子は床から天井に伸びていて堅そうだった。中にはもう既にサラが入っていて、座り込んで、涙を流している。イオリは勿論すぐに彼女に駆け寄って、檻越しに彼女を軽く抱きしめた。
檻の内部にはボロボロのトイレと壁についた剥き出しのシャワーがあった。ご飯はこちらで用意するみたいだ。なるほどね、そうですか、何このアウェーな感じ。
私は玄関近くにある小部屋のドアを開けた。その中にはユニットバスがあって、便座の蓋が取れていた。シャワーはかろうじて無事で、蛇口をひねるとちゃんとお湯が出た。
私のトレーラーよりかはいい点が一つでもあって良かった。そう思ってお湯を止めて、その部屋を後にした。
ソファにはイオリが置いたゴルフバッグがある。私もその隣に自分のリュックを置いた。ゴルフバッグにはもう、ライフルもショットガンも入っていない。それらはさっき、取り上げられたのだ。
でもイオリはリボルバーを持っている。仕事に必要だからって、それだけは許してくれた。私のリュックも、ラジオも、これだけは無事だった。
あとはあの二人をどうしようか……。「イオリ、怪我はない?」「俺は大丈夫だ、お前は?」「私も別に、無理やり連れてこられただけだから。」と囁いては、チュッチュキスをしている。
何これ。オリオンめ……今に見ておれ。そしてイオリめ……いいんですよ?昨日のことを言っても。
でもきっと、言ってもさ、ゴーストが相手なら別にって感じで気にしないに違いない。あーあ。やけ食いしたくなった私は、冷蔵庫を開けた。
気が利くことに、炭酸ジュースの瓶とチョコレートの箱が入っていた。私はそれを取り出して、足で冷蔵庫のドアを閉めた。
ソファに座ってチョコレートの箱を開けた。南国お土産なのか島の絵が描かれた箱の中には、十個の小さいチョコが入っていて、どれも美味しそうだった。
食べようと一つ摘むと、急に私の腕が誰かに掴まれた。
顔を上げると、イオリだった。
「ど、どうしたの?」
「リア、食料は、貴重だ。」
「うん……。」
イオリの目が泳いだ。
「出来れば、サラを優先して欲しい。それから俺も。」
「あ、ああ……まあ、確かにそう、だよね。」
私はチョコレートの箱をイオリに渡した。彼は礼も言わずに、それをサラのところに持って行き、一つ摘んでサラに食べさせた。
「美味しい……ありがとう、イオリ。」
イオリも一つ摘んで食べた。久々の甘いものだからか、彼はすごい勢いで噛んで、喉にゴクリと流した。イオリはサラの頭を撫でて、彼女に聞いた。
「食事は取っていたか?」
「いいえ。一昨日からずっと、私は暗い部屋にいて……水は与えられたけど食事は無かった。でもお腹が空かなかった。それ程にとても怖かったの、イオリ。」
「かわいそうに、ほら全部食べて。今はチョコしかないが、後で誰かに食料の入手方法を聞くから。」
「イオリ、私達どうなるの?このままここで暮らすの?」
「大丈夫だ。俺がどうにかこの組織で手柄を立てて、お前をここから出してやる。それまでの辛抱だ。絶対にお前を見捨てない。分かったな?」
「分かった……夜は一緒に、この檻のところで寝てくれる?」
「ああ、そのつもりだったよ。」
「ああイオリ。大好き。」
そして二人はまたキスをした。もう二度と会えないから忘れるとはなんだったのか。まあ、それがまた会えたのだから、嬉しいに決まってるか……。
私はソファから立ち上がった。そして手を取り合い、見つめ合う二人に言った。
「どこまで行けるか分からないけど、玄関の外に行ってくる。」
「え?イオリから離れて行動は出来ないの?」とサラが聞いてきた。私は答えた。
「そうみたい。……。」
「あまり俺から離れて行動出来ないらしい。そういう仕組みなのだろう、ゴーストは。」
代わりにイオリが説明をしてくれた。この部屋に来てから、彼は全然私を見てくれない。それが結構辛くて、私は足早に玄関の外に出た。
扉を閉めて、一歩進もうとしたら見えない壁に阻まれた。ならここにいるしかない。私はその場でドアを背に、しゃがみ込んだ。
辛いものよ。でも私は死んでる。イオリは生きている。サラだって生きてる。誰と誰を優先するべきかなんて、誰にでも分かる。
ぽろっと目からこぼれた。廊下の緑のライトで、私の手がエイリアンみたいに染まってる。エイリアンだった方が可能性があったかもね、なんてちょっと羨ましく思った。
「あ、すげえゴシックだ。」
「え?」
顔を上げると、片方のサイドがコーンロウになっている、黒くてさらりとした長い前髪の、金縁グラサンの男が私を見下ろしていた。
背が高い。白いタンクトップを着ているので、スリムだけど筋肉がしっかりついているのが分かる。
背には大きな黒いバッグを背負っていた。右腕には全面に六角形のタトゥーが入っていて、それが鱗っぽく見えた。もう片方の腕にはドクロとオリオン座のタトゥーが入ってる。
「お前、見たことない顔だな。ここに引っ越してきたの?」
「そうです……。」私は人見知りを発動した。
なんだ、それしか言わないのかと諦めて通り過ぎてくれるに違いない。そう思ったが、予想と反して彼は私の隣にどさっと勢いよく座ってきた。
しかも初対面なのに肩と肩が触れる距離だった。私が見つめていると彼がサングラスを外した。目鼻立ちのしっかり整った顔をしていて、ブラウンの瞳にはまつ毛がかかっている。意外にも綺麗な目を持っている人だった。
そして彼は、にっと笑った。
「俺さぁ、あまり知らない人に話しかけないんだよね。」
「そ、そうなんだ。私も……。」
「えー!?そうなの!?じゃあ同じじゃん!俺、レイヴって言うんだー。そっちは?」
すごい社交的だけど、本当に知らない人に話しかけないんだろうか。
「私は、リア……。」
「リアちゃんか!可愛い名前だねー、親御さんのセンスがいいんだな、俺と違って。あっはっは!」
「レイヴって本名?」
「えー違うよ。オリオン様からもらった、なんていうの?アレ。」
「コードネーム?」
「そう!それそれ!よくぱっと言われて覚えられるなー。俺なんかさ、この組織に来て結構経つけど、今だに下っ端の仕事ばかりなんだよね。って言っても小隊を束ねるぐらいにはなってるけど。ねえ俺のことほんとーに知らない?」
「し、知らない……。」
「ふーん。まあいいけど。なんだつまんねー。」
彼は正直なのだろう。そして結構社交的だと思う。初めて遭遇するタイプに戸惑いが隠せないけど、私は聞いてみた。
「この辺に住んでる?」
「うん!この階の一番端に住んでる!ってかこの階の奴らはみんな、実は俺の小隊のメンバーなんだよな。ねえねえ、リアちゃんの他にも誰かいるの?この部屋に。」
「いるよ。二人ほど。」
「へえ!それってどっちも女の子?」
「男女だよ。そしてカップル。」
「あーじゃあいいや、興味無くした。」
何その反応。少し笑うと、レイヴも笑ってくれた。
「ねえリアちゃん、ノアフォン持ってる?」
「まだ貰ってない。」
「じゃあ貰ったらさ、俺とメッセージやりとりしてよ!俺すっごくリアちゃんに興味あるからさー。いいでしょ?」
「い、いいよ……だって上司だし。」
「いやいやいや!」と彼が大袈裟に照れながら立ち上がった。「リアちゃんには上司だと思われたくないかも。言ってる意味わかる?」
「い、いや、あまり……。」
「可愛いー……やっば。ちょっと俺、今度本気でメッセージ送るわ。今度一緒にご飯行こうね!じゃあね!」
「あっ」
ご飯に行くにはイオリが一緒に来ないといけないんですって言う前に、彼はスタスタと廊下の奥に向かって進んで行ってしまった。
でも、ちょっとだけだったけど話せて良かった。じっと彼の後ろ姿を見ていると、予想外なことに彼が振り向いて私に微笑んで、手を振ってくれた。私は手を振り返した。
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