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120 純白の制服
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ノアズの本社で色々な手続きをしてから、イルザ様が与えてくれたレイヴの新居へと移動した。本社から程近い住宅街にあるマンションの二階で、壁がレンガで出来ているアンティークな感じだった。
部屋の中もレンガ壁で、私は結構気に入った。レイヴも色んなポスターが似合いそうだ!とテンション高めだったけど、イオリはあまり嬉しそうじゃなかった。
それもそうなのかもしれない。彼ももう生きていないのだ。そうだよね、と心配していると、彼は窓をすり抜けてベランダに行き、上を見上げてから部屋の中に戻ってきて、我々に言った。
「六階建だ。五階の部屋が空いているように思えるが、本当にこの部屋しか空きがなかったのか?」
「え?」レイヴがノアズから支給された新品の大きなバッグを床に置いて、備え付けの黒い革製のソファにドスンと座った。「五階も空いてるって言ってたけど、俺って下の階の方が好きなんだよね。入り口から近いし。大地をそばに感じたいからさ。」
するとイオリがムッとした。
「この部屋からだと天体観測が出来ない。何故ならば、目の前にある四階建の住居が邪魔だからだ!五階以上だったら何も文句は無かったのに、どうして……!」
それが理由だったんだ。私はちょっと笑った。するとレイヴが私が笑ってるのに気づいた。
「えーなんでリアちゃんそんなに笑ってんの?」
「だって、イオリが元気ないのは、ゴーストになっちゃったからだって、心配してたから、違ってちょっと面白かったの。」
イオリは少し照れた顔をした。因みにまだ白いワンピース姿である。レイヴが備え付けのテレビをオンにして、言った。
「でもまー、ここでもいいじゃん?見たかったらすり抜けて屋上まで行って見なよ。」
「一理ある。」
「それに兄ちゃんの服は灯の雪原の衛兵……じゃない、職員か。彼らが明日トレーラーをノアズ本社に持ってきてくれるから、そこで着替えればいいし。リアちゃんもその血塗れの服のままだから、一緒に着替えた方がいいよ。」
私は自分の黒いブラウスと、黒いショートパンツを見た。あの時のイオリの血が滲んで、黒くパリパリに変色していた。
気がつくと、目の前にイオリが来ていた。足音を消しているから、本当に気づかなかった。そして彼は私の更に黒く染まった服を触った。
「すまないアリシア、汚してしまったな。」
「そんなことない。イオリは私を守った。でももうそんなことしないで。もう私を庇わないで。どれだけ心配したか……。」
「分かった。酷い心配を与えて、申し訳なかった。しかしお前も、俺を庇ったりするな。銀の銃弾だけは、俺たちにとって最大の弱点だ。その時はレイヴを盾にしよう。」
「おいー!」レイヴがすぐに反応した。「それで俺が死んだらどうすんの!?お前らも消えるんだぞばーか!」
するとイオリが笑いつつ、彼に言った。
「ノアズの防弾チョッキは質がいいから何発か体で受け止めても肋骨が折れるくらいで死なない。俺は市販のチョッキもそれ同等の耐久性があると勘違いして、彼女の盾になった、馬鹿な男だ。」
「そうだったんだ。」私は言った。「じゃあとても怖かったよね、大丈夫だと思ったら違ったから。」
「ああ、とても怖かった。でも俺の腕の中にはアリシアがいた。」彼は私を見つめて微笑んだ。「とても安心した。それに守らなくてはいけないと勇気を持ったまま、息絶えることが出来た。アリシアのおかげだ。」
「でもまー、」と、レイヴがノアズからもらったカバンを膝に乗せて、中から新品の制服を取り出しながら言った。「これからは俺に感謝してもらわないとな!俺のおかげで存在出来てるようなものなんだから!」
「……。」
「なんだよ?」
イオリは何も答えずに、ふわっと体を宙に浮かせてくつろぐ姿勢を取り、ノアズから支給された新しいノアフォンで、何か本を読み始めた。
レイヴは制服の入った袋をバリバリと豪快に破いて、白くてスタイリッシュな上下の制服を見て、目を輝かせた。良かったねと思いながら眺めていると、彼が突然立ち上がって、なんたることか、ベルトをカチャカチャと外して、黒いデニムをスポッと下ろした。
私は見てしまった。彼の黒いボクサーパンツを。
「どああああああ!?」とイオリがぷかぷかリラックス状態から降りてきて、慌ててレイヴの前に両手を広げて立った。「急にここで着替えるなばか!」
「え!だって、この家ってこの部屋しかないじゃん。キッチンもこの部屋、ワンルームだから仕方なくね!?じゃあ何?わざわざお風呂場で着替えろって言ってんの?」
「至極その通りだばか!」
イオリがベシッとレイヴを叩いた。しかしレイヴは「ここまで着替えたから」と着替えを続行した。
白いスラックスに白いシャツ。上には白いノアズ特有の幾何学模様のコートだった。それをレイヴが着ている。
コートのフロントボタンは変わったデザインをしていて、レイヴはどうやって留めるのか分からなくなった。するとイオリが彼を手伝ってあげた。なんか微笑ましかった。
レイヴは新しい制服に身を包み、両手を広げたりその場でランニングした。
「よーし!どおだ!なんかすごい着心地いいな……一生この会社で働きたくなった。」
「はっはっは、」イオリがレイヴを見て笑った。「そんな理由だけで一生を捧げるとは、哀れだな。」
「ハァー!?うるせえよ俺は純粋な男なんだ。お前は違うみたいだけどな。で?リアちゃんのこと愛してるんだっけ?」
「……。」
イオリは腕を組んで、何も答えなかった。何でよ。あの時言ってくれたのが最後だ。まあまだ当日だけど。
「……サラダでも作るか。アリシア、何味がいい?」
「帰りにマカロニも買ったっけ?」
「ああ、」イオリはキッチンに行き、白いワンピースの長い袖をまくり上げて、新しい茶色の戸棚からマカロニの袋を出した。「じゃあマカロニサラダにしよう。」
「サラダと言えば、サラだけど。」
レイヴの声がしたので振り返ると、彼は制服のままソファに座って、ラップミュージック番組を見ながら、我々に言った。
「ノアズの情報だと、サラはもう一生収容施設から出られないみたいだ。」
私は頷いた。
「そうなんだ。バリーに協力したし、イオリを撃っちゃったから重罪だよね……。」
「うん。死ぬまで施設っていうのもすごいよな、スケールが壮大。でも俺も多分そうなるとこだった。ノアズに入れたのは、なんか今でも信じらんない。あ、そうだ!作りかけのギャングスタラップ、ノアズ用にアレンジしないとな!」
え。
突然それを思い出したレイヴは、新しいバッグのポケットから彼が以前から持っていた古びたメモ帳を取り出して、それにペンで色々と書き始めた。
私は聞いた。
「ノアズのラップ作るの?」
「そうだよー?俺はそういう男だからね。マニーはもう使えねえよな?兄ちゃん。」
するとイオリが野菜を切りながら答えた。
「そうだな。ノアズだから正義感や道徳感のあるワードで固めた方がいい。」
「何そのアドバイス……。」
私がそう呟いて笑うと、イオリもふふっと笑った。レイヴは真剣にそうかーと呟いてから、考え始めた。
「……ジャスティッス……ジャスティッス……あーいいかも、ジャスティッス……。」
「アーン。」
私が合いの手を入れるとイオリが「はっはっは!」と笑った。レイヴも「ちょっとリアちゃん!」と笑った。
部屋の中もレンガ壁で、私は結構気に入った。レイヴも色んなポスターが似合いそうだ!とテンション高めだったけど、イオリはあまり嬉しそうじゃなかった。
それもそうなのかもしれない。彼ももう生きていないのだ。そうだよね、と心配していると、彼は窓をすり抜けてベランダに行き、上を見上げてから部屋の中に戻ってきて、我々に言った。
「六階建だ。五階の部屋が空いているように思えるが、本当にこの部屋しか空きがなかったのか?」
「え?」レイヴがノアズから支給された新品の大きなバッグを床に置いて、備え付けの黒い革製のソファにドスンと座った。「五階も空いてるって言ってたけど、俺って下の階の方が好きなんだよね。入り口から近いし。大地をそばに感じたいからさ。」
するとイオリがムッとした。
「この部屋からだと天体観測が出来ない。何故ならば、目の前にある四階建の住居が邪魔だからだ!五階以上だったら何も文句は無かったのに、どうして……!」
それが理由だったんだ。私はちょっと笑った。するとレイヴが私が笑ってるのに気づいた。
「えーなんでリアちゃんそんなに笑ってんの?」
「だって、イオリが元気ないのは、ゴーストになっちゃったからだって、心配してたから、違ってちょっと面白かったの。」
イオリは少し照れた顔をした。因みにまだ白いワンピース姿である。レイヴが備え付けのテレビをオンにして、言った。
「でもまー、ここでもいいじゃん?見たかったらすり抜けて屋上まで行って見なよ。」
「一理ある。」
「それに兄ちゃんの服は灯の雪原の衛兵……じゃない、職員か。彼らが明日トレーラーをノアズ本社に持ってきてくれるから、そこで着替えればいいし。リアちゃんもその血塗れの服のままだから、一緒に着替えた方がいいよ。」
私は自分の黒いブラウスと、黒いショートパンツを見た。あの時のイオリの血が滲んで、黒くパリパリに変色していた。
気がつくと、目の前にイオリが来ていた。足音を消しているから、本当に気づかなかった。そして彼は私の更に黒く染まった服を触った。
「すまないアリシア、汚してしまったな。」
「そんなことない。イオリは私を守った。でももうそんなことしないで。もう私を庇わないで。どれだけ心配したか……。」
「分かった。酷い心配を与えて、申し訳なかった。しかしお前も、俺を庇ったりするな。銀の銃弾だけは、俺たちにとって最大の弱点だ。その時はレイヴを盾にしよう。」
「おいー!」レイヴがすぐに反応した。「それで俺が死んだらどうすんの!?お前らも消えるんだぞばーか!」
するとイオリが笑いつつ、彼に言った。
「ノアズの防弾チョッキは質がいいから何発か体で受け止めても肋骨が折れるくらいで死なない。俺は市販のチョッキもそれ同等の耐久性があると勘違いして、彼女の盾になった、馬鹿な男だ。」
「そうだったんだ。」私は言った。「じゃあとても怖かったよね、大丈夫だと思ったら違ったから。」
「ああ、とても怖かった。でも俺の腕の中にはアリシアがいた。」彼は私を見つめて微笑んだ。「とても安心した。それに守らなくてはいけないと勇気を持ったまま、息絶えることが出来た。アリシアのおかげだ。」
「でもまー、」と、レイヴがノアズからもらったカバンを膝に乗せて、中から新品の制服を取り出しながら言った。「これからは俺に感謝してもらわないとな!俺のおかげで存在出来てるようなものなんだから!」
「……。」
「なんだよ?」
イオリは何も答えずに、ふわっと体を宙に浮かせてくつろぐ姿勢を取り、ノアズから支給された新しいノアフォンで、何か本を読み始めた。
レイヴは制服の入った袋をバリバリと豪快に破いて、白くてスタイリッシュな上下の制服を見て、目を輝かせた。良かったねと思いながら眺めていると、彼が突然立ち上がって、なんたることか、ベルトをカチャカチャと外して、黒いデニムをスポッと下ろした。
私は見てしまった。彼の黒いボクサーパンツを。
「どああああああ!?」とイオリがぷかぷかリラックス状態から降りてきて、慌ててレイヴの前に両手を広げて立った。「急にここで着替えるなばか!」
「え!だって、この家ってこの部屋しかないじゃん。キッチンもこの部屋、ワンルームだから仕方なくね!?じゃあ何?わざわざお風呂場で着替えろって言ってんの?」
「至極その通りだばか!」
イオリがベシッとレイヴを叩いた。しかしレイヴは「ここまで着替えたから」と着替えを続行した。
白いスラックスに白いシャツ。上には白いノアズ特有の幾何学模様のコートだった。それをレイヴが着ている。
コートのフロントボタンは変わったデザインをしていて、レイヴはどうやって留めるのか分からなくなった。するとイオリが彼を手伝ってあげた。なんか微笑ましかった。
レイヴは新しい制服に身を包み、両手を広げたりその場でランニングした。
「よーし!どおだ!なんかすごい着心地いいな……一生この会社で働きたくなった。」
「はっはっは、」イオリがレイヴを見て笑った。「そんな理由だけで一生を捧げるとは、哀れだな。」
「ハァー!?うるせえよ俺は純粋な男なんだ。お前は違うみたいだけどな。で?リアちゃんのこと愛してるんだっけ?」
「……。」
イオリは腕を組んで、何も答えなかった。何でよ。あの時言ってくれたのが最後だ。まあまだ当日だけど。
「……サラダでも作るか。アリシア、何味がいい?」
「帰りにマカロニも買ったっけ?」
「ああ、」イオリはキッチンに行き、白いワンピースの長い袖をまくり上げて、新しい茶色の戸棚からマカロニの袋を出した。「じゃあマカロニサラダにしよう。」
「サラダと言えば、サラだけど。」
レイヴの声がしたので振り返ると、彼は制服のままソファに座って、ラップミュージック番組を見ながら、我々に言った。
「ノアズの情報だと、サラはもう一生収容施設から出られないみたいだ。」
私は頷いた。
「そうなんだ。バリーに協力したし、イオリを撃っちゃったから重罪だよね……。」
「うん。死ぬまで施設っていうのもすごいよな、スケールが壮大。でも俺も多分そうなるとこだった。ノアズに入れたのは、なんか今でも信じらんない。あ、そうだ!作りかけのギャングスタラップ、ノアズ用にアレンジしないとな!」
え。
突然それを思い出したレイヴは、新しいバッグのポケットから彼が以前から持っていた古びたメモ帳を取り出して、それにペンで色々と書き始めた。
私は聞いた。
「ノアズのラップ作るの?」
「そうだよー?俺はそういう男だからね。マニーはもう使えねえよな?兄ちゃん。」
するとイオリが野菜を切りながら答えた。
「そうだな。ノアズだから正義感や道徳感のあるワードで固めた方がいい。」
「何そのアドバイス……。」
私がそう呟いて笑うと、イオリもふふっと笑った。レイヴは真剣にそうかーと呟いてから、考え始めた。
「……ジャスティッス……ジャスティッス……あーいいかも、ジャスティッス……。」
「アーン。」
私が合いの手を入れるとイオリが「はっはっは!」と笑った。レイヴも「ちょっとリアちゃん!」と笑った。
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