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18.月璃とルイリ
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「ーーおまえ、髪の毛の色は?」
「ああ」
俺はカツラを取って頭をかく。緊張したのか汗をかいてるぞ、早く髪の毛を洗わないと。
「黒、かーー……」
目を細めて俺の頭に手を伸ばしたルイリが、そのまま髪の毛に触れる。ーー冷たいのに、優しい手だ……。
「……ルイリと一緒だな」
撫でるなよ、カツラで蒸れてるから臭いだろーー?恥ずかしくなった俺は、ルイリの手をさっとはらった。
「そうだな。きっと魔力も強いのだろう」
彼は気にした様子もなく会話を続けてくれる。本当に冷酷なのか?良いヤツなのになーー。
「色って関係あるの?」
じゃあ何か、アジアのひとはみんな魔力が強いの?
「ある。魔法の世界において黒は最強の魔力宝庫だ」
髪の毛に魔力がーー?じゃ、じゃあさ、ハゲてなくなったり白髪になったら魔法が使えなくなるのか?染めるのはどうなんだろうな?
「そ、そっか。お互いハゲないように気をつけないとな」
あんたも大変だなーー、と言った俺に、ルイリが含み笑いをもらした。笑うと若く見えるっていうか、かわいく見えるよ。
「なんだよ……。俺は心配してーー」
「……そうか」
まだ笑ってる、そんなにおもしろかったかなーー?
「なあ、魔法を使う練習をしたら、外でも職に困らないかな?」
「ここにいろ」
「いや、だからーー」
俺みたいなのがいるなんて、他の3人に申し訳ない。こいつは気楽でいいのかもしれないけどさ……。
「いてくれ」
自然に肩を抱かれた。声のトーンは変わらないのに、肩に置かれた手がちょっとだけ熱く感じる。
「……」
やだな……。
澄んだアイスブルーの真摯な目に見つめられると、俺の心がゾワゾワして、ちゃんとした答えが出せなくなってくるよ。
ーーどうするべきかなんて俺にはわからない。けどーー、けど、そう言われても俺なんか邪魔でしかないだろ……?
「……次の候補探せよーー」
言葉を身体からしぼりだすように発した。自分のだした言葉なのに、後ろ髪を引かれるような気持ちになるのはなんでなんだろう……。
「いない」
「探せって。ーーーそれまでは、ここで世話になるからさ……」
それが精一杯の返事だ。それまでの仲だ、男同士仲良くやろうぜ。
「そうか……」
俺の言葉を聞いて、なんだかうれしそうなルイリの顔が、ちょっとグッときた。きっとこいつも同性の友達がほしかったんだろうな。だから、俺みたいなのに興味をもつんだよ……。
「では、これまで通り、セラフィナとして私に仕えよ。他の妃には男だとばれないように」
「はあ?何をさせる気なんだ?」
「これまで通りと言ったが?ーーその自信満々な女装で、妃候補達をしっかりと騙してこい」
「疑われてるのに!?」
楽しそうな表情をするルイリは、俺の抗議なんかへとも思わないのか、それ以上文句を言っても結論を変えることはなかった。
無茶だーー……。服装で疑われているのに、どうするべきなんだーー……?どうする?どうするよ、俺ーー……。
それからもルイリは、毎晩のようにロウバイ宮殿にやってきた。まめに字の練習に付き合ってくれるし、助かってはいるんだけどさ……。
「ツキリ、ライチをもってきた。食べるか?」
自分の書類に目を通しながら教えてくれてるんだよ、忙しいひとなんだろうけど本当にいいのかな?
「チョコレートもある」
「……」
なんか、餌付けでもしたいのか?
「それはもらっとくけどさ、城の外を案内してくれよ」
「それはできない」
濃い茶色のかなりビターなチョコレートだ。ひさしぶりに嗅いだけど、良い匂いだよな。
「なんで?」
「………妃候補である間は、行事以外は城からは出られない」
「前に出たじゃん」
「私がいたからな」
あっ、そっか。カメリアが顔色変えてたもんな。何がそんなにだめなんだろ?
「ーーふうん、やな決まり。パパッと改善してほしいもんだね」
軽口を叩きながら、俺は練習した書を片付ける。ルイリが書類をまとめてクラメンに渡したからだ。一段落ついたんだろうけど、毎日夜遅くまで仕事してるなんて、こいつも社畜ってやつか?
「改善すれば、おまえがどこに行くかわからないーー」
「え?」
「………」
声が小さくてよく聞こえなかったけど、なんて言ったんだろーー……。俺はもらったチョコレートを口の中にポイッといれる。
「うわぁ、にが~~。なんで甘くしないんだよ」
「苦い……?こういうものだろう」
ごく自然な動作で、ルイリがその美麗な顔を俺に近づけ、拒む間もなく口の中に自分の舌を突っ込んできた。
「!」
驚いて目を白黒させている俺を気にせずに、したい放題口の中を舐めてくる。動きたくても抑え込まれた肩はびくともしないし、ホントこのばか力!離せよ!!
ーーこいつはホントに、なんで俺にこんなことばっかりするんだよ!実はキス魔なんじゃないのかーー!?
「~~~~ッ」
い、息が続かないーー。ひぇーん、苦しくてめまいがして、いまにも気を失ってしまいそうだよ。鼻呼吸にだって、限界があるんじゃないかーーー?
……ぴちゃっ。
「………」
ハァハァハァーーーッ。
俺の息がおかしくなったからか、ようやく唇を離してくれたんだけど、ルイリの目が変なんだよ。俺を見る目が優しい、っていうのかな……?ーーそんな目で見られても……、俺は何もしてやれないのにーー………。
「ーーいや……、いつもより甘く感じるな……」
ポカンと開いてる俺のマヌケな口から、垂れていた唾液を指で拭われ、恥ずかしさに顔が熱くなってくる。ーー何垂らしてるんだよな、幼児じゃあるまいし!
「ば、ばかか!」
心臓がバクバクしすぎて痛いぐらいだ。こんなにバクンバクンと動いたら、俺はこのまま死ぬんじゃないか?
「ーーおまえの思うチョコレートは、もっと甘いのか?」
ルイリが自分の唇を舐める。エロいやつだなーー、なんかエロすぎて見てられない。……なんで毎回、俺に、……キ、キスなんてするんだ?
ーー聞きたいのに、なんか聞けない……。
俺は何も言えないまま、そっぽを向くしかできなかった。
「………甘いよ。ーーそうだ、砂糖とかないの?もしくは甘い調味料…」
ルイリの顔を見ないように、ふてくされながら答える。チョコレートって自然に甘くはないんだな、これに砂糖をいれたらいけそうな気がするけど。
「蜜糖の木の果実からシロップが採れる」
「へぇー、子供に教えちゃだめな木だ」
「なぜだ?」
「ほら、子供って甘い物が好きだろ?好きなだけ食べてたら虫歯ができ放題になる」
おどけたように言うと、ルイリがくすりと笑った。どこから見ても上品だよな……、こいつって変なやつだけど、付き合いづらいとかじゃない。ただ、行動にびっくりはするけどさ………。
ーーもっとはっきり嫌って言わない俺が悪いのかなーー?
「ああ」
俺はカツラを取って頭をかく。緊張したのか汗をかいてるぞ、早く髪の毛を洗わないと。
「黒、かーー……」
目を細めて俺の頭に手を伸ばしたルイリが、そのまま髪の毛に触れる。ーー冷たいのに、優しい手だ……。
「……ルイリと一緒だな」
撫でるなよ、カツラで蒸れてるから臭いだろーー?恥ずかしくなった俺は、ルイリの手をさっとはらった。
「そうだな。きっと魔力も強いのだろう」
彼は気にした様子もなく会話を続けてくれる。本当に冷酷なのか?良いヤツなのになーー。
「色って関係あるの?」
じゃあ何か、アジアのひとはみんな魔力が強いの?
「ある。魔法の世界において黒は最強の魔力宝庫だ」
髪の毛に魔力がーー?じゃ、じゃあさ、ハゲてなくなったり白髪になったら魔法が使えなくなるのか?染めるのはどうなんだろうな?
「そ、そっか。お互いハゲないように気をつけないとな」
あんたも大変だなーー、と言った俺に、ルイリが含み笑いをもらした。笑うと若く見えるっていうか、かわいく見えるよ。
「なんだよ……。俺は心配してーー」
「……そうか」
まだ笑ってる、そんなにおもしろかったかなーー?
「なあ、魔法を使う練習をしたら、外でも職に困らないかな?」
「ここにいろ」
「いや、だからーー」
俺みたいなのがいるなんて、他の3人に申し訳ない。こいつは気楽でいいのかもしれないけどさ……。
「いてくれ」
自然に肩を抱かれた。声のトーンは変わらないのに、肩に置かれた手がちょっとだけ熱く感じる。
「……」
やだな……。
澄んだアイスブルーの真摯な目に見つめられると、俺の心がゾワゾワして、ちゃんとした答えが出せなくなってくるよ。
ーーどうするべきかなんて俺にはわからない。けどーー、けど、そう言われても俺なんか邪魔でしかないだろ……?
「……次の候補探せよーー」
言葉を身体からしぼりだすように発した。自分のだした言葉なのに、後ろ髪を引かれるような気持ちになるのはなんでなんだろう……。
「いない」
「探せって。ーーーそれまでは、ここで世話になるからさ……」
それが精一杯の返事だ。それまでの仲だ、男同士仲良くやろうぜ。
「そうか……」
俺の言葉を聞いて、なんだかうれしそうなルイリの顔が、ちょっとグッときた。きっとこいつも同性の友達がほしかったんだろうな。だから、俺みたいなのに興味をもつんだよ……。
「では、これまで通り、セラフィナとして私に仕えよ。他の妃には男だとばれないように」
「はあ?何をさせる気なんだ?」
「これまで通りと言ったが?ーーその自信満々な女装で、妃候補達をしっかりと騙してこい」
「疑われてるのに!?」
楽しそうな表情をするルイリは、俺の抗議なんかへとも思わないのか、それ以上文句を言っても結論を変えることはなかった。
無茶だーー……。服装で疑われているのに、どうするべきなんだーー……?どうする?どうするよ、俺ーー……。
それからもルイリは、毎晩のようにロウバイ宮殿にやってきた。まめに字の練習に付き合ってくれるし、助かってはいるんだけどさ……。
「ツキリ、ライチをもってきた。食べるか?」
自分の書類に目を通しながら教えてくれてるんだよ、忙しいひとなんだろうけど本当にいいのかな?
「チョコレートもある」
「……」
なんか、餌付けでもしたいのか?
「それはもらっとくけどさ、城の外を案内してくれよ」
「それはできない」
濃い茶色のかなりビターなチョコレートだ。ひさしぶりに嗅いだけど、良い匂いだよな。
「なんで?」
「………妃候補である間は、行事以外は城からは出られない」
「前に出たじゃん」
「私がいたからな」
あっ、そっか。カメリアが顔色変えてたもんな。何がそんなにだめなんだろ?
「ーーふうん、やな決まり。パパッと改善してほしいもんだね」
軽口を叩きながら、俺は練習した書を片付ける。ルイリが書類をまとめてクラメンに渡したからだ。一段落ついたんだろうけど、毎日夜遅くまで仕事してるなんて、こいつも社畜ってやつか?
「改善すれば、おまえがどこに行くかわからないーー」
「え?」
「………」
声が小さくてよく聞こえなかったけど、なんて言ったんだろーー……。俺はもらったチョコレートを口の中にポイッといれる。
「うわぁ、にが~~。なんで甘くしないんだよ」
「苦い……?こういうものだろう」
ごく自然な動作で、ルイリがその美麗な顔を俺に近づけ、拒む間もなく口の中に自分の舌を突っ込んできた。
「!」
驚いて目を白黒させている俺を気にせずに、したい放題口の中を舐めてくる。動きたくても抑え込まれた肩はびくともしないし、ホントこのばか力!離せよ!!
ーーこいつはホントに、なんで俺にこんなことばっかりするんだよ!実はキス魔なんじゃないのかーー!?
「~~~~ッ」
い、息が続かないーー。ひぇーん、苦しくてめまいがして、いまにも気を失ってしまいそうだよ。鼻呼吸にだって、限界があるんじゃないかーーー?
……ぴちゃっ。
「………」
ハァハァハァーーーッ。
俺の息がおかしくなったからか、ようやく唇を離してくれたんだけど、ルイリの目が変なんだよ。俺を見る目が優しい、っていうのかな……?ーーそんな目で見られても……、俺は何もしてやれないのにーー………。
「ーーいや……、いつもより甘く感じるな……」
ポカンと開いてる俺のマヌケな口から、垂れていた唾液を指で拭われ、恥ずかしさに顔が熱くなってくる。ーー何垂らしてるんだよな、幼児じゃあるまいし!
「ば、ばかか!」
心臓がバクバクしすぎて痛いぐらいだ。こんなにバクンバクンと動いたら、俺はこのまま死ぬんじゃないか?
「ーーおまえの思うチョコレートは、もっと甘いのか?」
ルイリが自分の唇を舐める。エロいやつだなーー、なんかエロすぎて見てられない。……なんで毎回、俺に、……キ、キスなんてするんだ?
ーー聞きたいのに、なんか聞けない……。
俺は何も言えないまま、そっぽを向くしかできなかった。
「………甘いよ。ーーそうだ、砂糖とかないの?もしくは甘い調味料…」
ルイリの顔を見ないように、ふてくされながら答える。チョコレートって自然に甘くはないんだな、これに砂糖をいれたらいけそうな気がするけど。
「蜜糖の木の果実からシロップが採れる」
「へぇー、子供に教えちゃだめな木だ」
「なぜだ?」
「ほら、子供って甘い物が好きだろ?好きなだけ食べてたら虫歯ができ放題になる」
おどけたように言うと、ルイリがくすりと笑った。どこから見ても上品だよな……、こいつって変なやつだけど、付き合いづらいとかじゃない。ただ、行動にびっくりはするけどさ………。
ーーもっとはっきり嫌って言わない俺が悪いのかなーー?
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