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第2章・モフモフで可愛いケモノっ子
053:劣等感
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エッタさんは俺に変わって情報収集を行なっていると、その一部始終を見ていた、バラドンカンパニーのシャドー課長と戦闘に発展している。
「アンタたちは、故意に多くの人間を殺している………しかも自分から手を下す事はなく、戦争という三大厄災の1つを用いて」
「それが何だというんだ? 俺たちは戦争の火種を作っているだけで、戦争自体を引き起こしているのは当事者たちだ」
「それでも大金を払わせて、たくさんの人たちを不幸にしているのは変わりないじゃない………」
「社長も言っているが、この世は金が全てだ………大金を払ってでも起こしたい戦争がある。俺たちは、その要望に応えてやってるんだよ」
エッタさんはバラドンカンパニーが、戦争を引き起こしている為に多くの子どもたちや罪のない人たちが苦しんでいると話す。
しかしバラドンカンパニーのシャドーたちは、戦争をやっているのは当事者たちであって、自分たちは金を貰って理由付けをしているだけだと笑いながら話す。
「金金金金………うるさいなっ!! 死んだら、お金は天国まで持っていけない………重要なのは、お金の量じゃない!!」
「金さっ!! 金が無きゃ明日、飢え死にして終わりだ………そんな経験をしてないから分からないんだろうな」
「なら貴方は知っているの? お金に囚われて人間を辞めた人たちを………その1人が、貴方たちの社長よ」
エッタさんが主張するのは、幸せとは金の量ではなく夢や好きな人たちとの暮らし、つまりは人間としての幸福何だと話す。
しかしシャドーたちはエッタさんとは反対の意見で、小さい時から貧困に悩まされており、金が全てなんだと話すのである。
「貴方とは話が合わないみたい。それなら、これ以上の話し合いは時間の無駄………私たちの邪魔をしないで!!」
「邪魔をするに決まってんだろうがよ。お前たちは、俺たちの商売を邪魔してんだからな!!」
「突風に、ご注意を……」
・オリジナルスキル『神風(ゴッド・ストーム)』
「くっ!! この風、鬱陶しいなっ!!」
向かってくるシャドーに対して、エッタさんは常にオリジナルスキルを発動させて動きを制限させる。
そのままエッタさんはシャドーとの距離を潰すと、古武術のようは綺麗な正拳突きでシャドーにダメージを与えた。
エッタさんは前衛はできないと思っていたが、まさか綺麗な正拳突きを出せるくらいに前衛ができるらしい。
「うっ!? 正拳突きだと……エルフが近接戦闘をするなんて、そんな話聞いた事ねぇぞ!!」
「そんな古い知識は改めた方が良いかと……最近のエルフは、バリバリ近接戦闘をやります!!」
「それなら俺も楽しめそうじゃねぇか……バリバリ近接でやってやるよ!!」
エルフが前衛をやるなんて俺でも信じられない。
しかし最近のエルフでは援護しかできないでは、話にならないと近接戦闘の先生を呼んで鍛えているらしい。
それならば近接戦闘で楽しめると、シャドーは懐からクナイを出してエッタさんに向けて投げつけた。
「そっちだってクナイを投げるなんて!! 私の事、言えないじゃない!!」
「他人の文句を言うが、自分の事は別だ!!」
「なんて自分勝手な考え方………やっぱり大嫌い!!」
エッタさんとシャドーでは価値観が違い過ぎて、互いに嫌悪するレベルなんだと他人でも察せられる。
* * *
カエデちゃんたちは、バラドンカンパニーの社長であるエルマーと戦闘を行なっていた。
「女のガキにしては、中々に骨があるじゃないか。しかし、そんなもんじゃあ獣人共は助けられねぇぞ」
「絶対に助け出してやるわん……シュナちゃんっ!!」
「分かったにゃ……」
・氷魔法Level1《アイスボール》
「俺は冷たいのは、大嫌いなんだよっ!!」
―――爆風―――
カエデちゃんはシュナちゃんに頼んで、エルマーに向かってアイスボールを打ってもらう。
それをエルマーはオリジナルスキルの爆風で、最も簡単に撃ち落としてしまった。
しかしカエデちゃんは、目眩しになっていれば良いとエルマーの爆風に突っ込んでいくと、エルマーに殴りかかる。
「まだまだ甘いな!! 後衛は優秀だが、前衛が甘過ぎる………後衛には氷魔法や雷魔法を使う子がいる。だが、君に何の取り柄があるんだい?」
「わ 私には………」
「カエデの事を悪く言わないで!!」
・氷魔法Level5《氷姫の槍》
エルマーはカエデちゃんのパンチを手で受けると、思い切りカエデちゃんの腹に膝を入れて地面に倒させる。
そしてカエデちゃんには、シュナちゃんやイローナちゃんのような個性がなく、単純に弱いのだと混乱させるような事をいう。
それに対してカエデちゃんよりもシュナちゃんが怒り、最大級の魔法をエルマーに向かって放った。
「ほらな? こんな攻撃を打てる奴に比べて、お前は劣ってるんだよ………足を引っ張ってる自覚も無しかよ」
「高威力の魔法を、片手であしらわれたにゃ………」
シュナちゃんの高威力な魔法を、エルマーは爆発1つで無効化して、さらにはカエデちゃんへの罵倒をやめないのである。
その事を聞いて自覚はしていたが、他者から言われた事で実感が、さらに湧いて顔色がだんだんと青ざめていく。
その為にカエデちゃんの動きが鈍くなって、エルマーの爆破が直撃し吹き飛ぶ。
「エルマー社長っ!! お忙しいところ伝えたい事が!!」
「いや、良いさ。退屈だったところだからな………それで報告というのは何だ?」
戦闘中に関わらず、エルマーのところにバラドンカンパニーの平社員がやってきて報告だと話す。
戦闘中ではあるが退屈だったところだからと、その社員の報告を受ける事にした。
「獣人たちの遺体を、全て他国に高く売り飛ばせました!!」
「そうか!! それは良かった良かった!!」
「な なんて言ったわん………今、何て言ったわん!!」
社員の口から出た言葉は、その場に来た人間たちの耳を疑わせるような内容だった。
あまりにも衝撃的な内容だった為に、カエデちゃんの思考が止まり口を開けたまま動けなくなっている。
カエデちゃんの両親を含んだ獣人たちは既に殺されており、遺体は他国に売り飛ばしたと言った。
「どうして…な 何が起きてるわん………」
「残念だったねぇ。君たちが弱いせいで、君の両親は命を落とし遺体すらも他国に行ってしまった………そもそも獣人じゃなければ、死なずにも済んだんだけどねぇ」
「クソ野郎にゃ!!」
カエデちゃんは地面を見つめ状況が理解できない為に、目から涙すらも出ないで放心状態になっている。
そんなカエデちゃんにエルマーは、まだ追い詰めるような発言をして大笑いしているのである。
そんな下衆でクソ野郎なエルマーに、シュナちゃんは苦虫を噛み潰したような顔で見てる。
「ゔわぁあああああ!!!!!!!」
「カエデっ!?」
「なんだ?」
遂にカエデちゃんの目から涙が流れると、そのまま泣き叫び目は白目を剥いている。
するとカエデちゃんの体は電気を帯びているのかと思うくらいに電流を放っており、近くにいるシュナちゃんや雷魔法使いのイローナちゃんも近づけない程である。
「アンタたちは、故意に多くの人間を殺している………しかも自分から手を下す事はなく、戦争という三大厄災の1つを用いて」
「それが何だというんだ? 俺たちは戦争の火種を作っているだけで、戦争自体を引き起こしているのは当事者たちだ」
「それでも大金を払わせて、たくさんの人たちを不幸にしているのは変わりないじゃない………」
「社長も言っているが、この世は金が全てだ………大金を払ってでも起こしたい戦争がある。俺たちは、その要望に応えてやってるんだよ」
エッタさんはバラドンカンパニーが、戦争を引き起こしている為に多くの子どもたちや罪のない人たちが苦しんでいると話す。
しかしバラドンカンパニーのシャドーたちは、戦争をやっているのは当事者たちであって、自分たちは金を貰って理由付けをしているだけだと笑いながら話す。
「金金金金………うるさいなっ!! 死んだら、お金は天国まで持っていけない………重要なのは、お金の量じゃない!!」
「金さっ!! 金が無きゃ明日、飢え死にして終わりだ………そんな経験をしてないから分からないんだろうな」
「なら貴方は知っているの? お金に囚われて人間を辞めた人たちを………その1人が、貴方たちの社長よ」
エッタさんが主張するのは、幸せとは金の量ではなく夢や好きな人たちとの暮らし、つまりは人間としての幸福何だと話す。
しかしシャドーたちはエッタさんとは反対の意見で、小さい時から貧困に悩まされており、金が全てなんだと話すのである。
「貴方とは話が合わないみたい。それなら、これ以上の話し合いは時間の無駄………私たちの邪魔をしないで!!」
「邪魔をするに決まってんだろうがよ。お前たちは、俺たちの商売を邪魔してんだからな!!」
「突風に、ご注意を……」
・オリジナルスキル『神風(ゴッド・ストーム)』
「くっ!! この風、鬱陶しいなっ!!」
向かってくるシャドーに対して、エッタさんは常にオリジナルスキルを発動させて動きを制限させる。
そのままエッタさんはシャドーとの距離を潰すと、古武術のようは綺麗な正拳突きでシャドーにダメージを与えた。
エッタさんは前衛はできないと思っていたが、まさか綺麗な正拳突きを出せるくらいに前衛ができるらしい。
「うっ!? 正拳突きだと……エルフが近接戦闘をするなんて、そんな話聞いた事ねぇぞ!!」
「そんな古い知識は改めた方が良いかと……最近のエルフは、バリバリ近接戦闘をやります!!」
「それなら俺も楽しめそうじゃねぇか……バリバリ近接でやってやるよ!!」
エルフが前衛をやるなんて俺でも信じられない。
しかし最近のエルフでは援護しかできないでは、話にならないと近接戦闘の先生を呼んで鍛えているらしい。
それならば近接戦闘で楽しめると、シャドーは懐からクナイを出してエッタさんに向けて投げつけた。
「そっちだってクナイを投げるなんて!! 私の事、言えないじゃない!!」
「他人の文句を言うが、自分の事は別だ!!」
「なんて自分勝手な考え方………やっぱり大嫌い!!」
エッタさんとシャドーでは価値観が違い過ぎて、互いに嫌悪するレベルなんだと他人でも察せられる。
* * *
カエデちゃんたちは、バラドンカンパニーの社長であるエルマーと戦闘を行なっていた。
「女のガキにしては、中々に骨があるじゃないか。しかし、そんなもんじゃあ獣人共は助けられねぇぞ」
「絶対に助け出してやるわん……シュナちゃんっ!!」
「分かったにゃ……」
・氷魔法Level1《アイスボール》
「俺は冷たいのは、大嫌いなんだよっ!!」
―――爆風―――
カエデちゃんはシュナちゃんに頼んで、エルマーに向かってアイスボールを打ってもらう。
それをエルマーはオリジナルスキルの爆風で、最も簡単に撃ち落としてしまった。
しかしカエデちゃんは、目眩しになっていれば良いとエルマーの爆風に突っ込んでいくと、エルマーに殴りかかる。
「まだまだ甘いな!! 後衛は優秀だが、前衛が甘過ぎる………後衛には氷魔法や雷魔法を使う子がいる。だが、君に何の取り柄があるんだい?」
「わ 私には………」
「カエデの事を悪く言わないで!!」
・氷魔法Level5《氷姫の槍》
エルマーはカエデちゃんのパンチを手で受けると、思い切りカエデちゃんの腹に膝を入れて地面に倒させる。
そしてカエデちゃんには、シュナちゃんやイローナちゃんのような個性がなく、単純に弱いのだと混乱させるような事をいう。
それに対してカエデちゃんよりもシュナちゃんが怒り、最大級の魔法をエルマーに向かって放った。
「ほらな? こんな攻撃を打てる奴に比べて、お前は劣ってるんだよ………足を引っ張ってる自覚も無しかよ」
「高威力の魔法を、片手であしらわれたにゃ………」
シュナちゃんの高威力な魔法を、エルマーは爆発1つで無効化して、さらにはカエデちゃんへの罵倒をやめないのである。
その事を聞いて自覚はしていたが、他者から言われた事で実感が、さらに湧いて顔色がだんだんと青ざめていく。
その為にカエデちゃんの動きが鈍くなって、エルマーの爆破が直撃し吹き飛ぶ。
「エルマー社長っ!! お忙しいところ伝えたい事が!!」
「いや、良いさ。退屈だったところだからな………それで報告というのは何だ?」
戦闘中に関わらず、エルマーのところにバラドンカンパニーの平社員がやってきて報告だと話す。
戦闘中ではあるが退屈だったところだからと、その社員の報告を受ける事にした。
「獣人たちの遺体を、全て他国に高く売り飛ばせました!!」
「そうか!! それは良かった良かった!!」
「な なんて言ったわん………今、何て言ったわん!!」
社員の口から出た言葉は、その場に来た人間たちの耳を疑わせるような内容だった。
あまりにも衝撃的な内容だった為に、カエデちゃんの思考が止まり口を開けたまま動けなくなっている。
カエデちゃんの両親を含んだ獣人たちは既に殺されており、遺体は他国に売り飛ばしたと言った。
「どうして…な 何が起きてるわん………」
「残念だったねぇ。君たちが弱いせいで、君の両親は命を落とし遺体すらも他国に行ってしまった………そもそも獣人じゃなければ、死なずにも済んだんだけどねぇ」
「クソ野郎にゃ!!」
カエデちゃんは地面を見つめ状況が理解できない為に、目から涙すらも出ないで放心状態になっている。
そんなカエデちゃんにエルマーは、まだ追い詰めるような発言をして大笑いしているのである。
そんな下衆でクソ野郎なエルマーに、シュナちゃんは苦虫を噛み潰したような顔で見てる。
「ゔわぁあああああ!!!!!!!」
「カエデっ!?」
「なんだ?」
遂にカエデちゃんの目から涙が流れると、そのまま泣き叫び目は白目を剥いている。
するとカエデちゃんの体は電気を帯びているのかと思うくらいに電流を放っており、近くにいるシュナちゃんや雷魔法使いのイローナちゃんも近づけない程である。
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