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第4章・ロリっ子な吸血鬼の女の子
177:舌舐めずり
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重症で気を失っている俺を連れて、ルイちゃんはローズちゃんを探して砦内を走り回っている。出血多量で気を失ったのならば、血の事に詳しいヴァンパイア族のローズちゃんに聞こうと考えたからだ。
「こんなに深傷を負いながらも、敵に勝つなんて凄い人でござる………とにかく早くローズ殿を探さなければ」
ルイちゃんが砦内をひたすらに探していると、笑顔でノースカリクッパ王国の兵士をボコボコにしているのを見つけたのである。それにしても笑顔で、兵士をボコボコにしていたのでルイちゃんは引いてしまう。
「ろ ローズ殿? その兵士は、既に気を失っているでごぞるよ………さすがに、そこまでにしておいた方が」
「ん? ドラゴンニュートのルイか。こやつらが、何度も向かってくるからのぉ………それよりも後ろに背負っているのは、ミナトでは無いのか?」
「そうだったでござる!! さっき廊下で、大量の血を流したミナト殿が倒れていたんでござる!!」
ルイちゃんは、さすがに気を失っている人間を何度も殴るのは可哀想だという。ローズちゃんは笑みを浮かべながら、ついついと言って兵士を離した。
するとローズちゃんは、ルイちゃんの背中にいる俺に気がついて、どうしたのかと聞いたのである。そういわれるとルイちゃんは、俺の事を背負っているのを思い出して地面に寝かす。
「ほぉ血を大量に流して倒れていたんじゃな? 確かに血の気が引いていて元気がなさそうじゃのぉ………でも止血がされていて、傷も既に塞がっていると」
「これは、どうすれば良いでござるか? 血の事に関しては、ローズ殿が詳しいと思ったでござる」
「それで妾のところに運んできたんじゃな? それは良い判断じゃったな」
ルイちゃんは全ての説明をしたところで、ローズちゃんは傷跡を確認する。確かに酷い傷が付いていて、たくさんの出血があったのだろうと予想が立てられる。
しかし既に出血が止められているので現段階で失血死は無いだろうが、このままでは体力の方が保たなくなって死亡してしまう可能性がある。助ける為には血を輸血しなければいけないとローズちゃんはいう。
「輸血って、どうしたら良いんでござるか!?」
「どうしたら良いって、妾にどうにかして欲しいと思って来たんじゃ無いのかのぉ?」
「そうでござる!! ローズ殿だったら、この状況を何とかできるでござるか!!」
輸血と聞いて何をしたら良いのかと、ルイちゃんがアタフタしている。それをローズちゃんが落ち着くようにと促すと、ルイちゃんは輸血をどうにかできるのかと、目をキラキラさせて聞くのである。
するとローズちゃんは、ふんぞり返って自分なら簡単にできると鼻を広がせてムフーッとしている。ルイちゃんは凄いとピョンピョンッと飛んで喜んでいると、さらに胸をドンッと叩いてドヤ顔をしている。
「まぁちょっと見てれば分かるぞ。ここにカプッと噛みつけば………最も簡単に輸血はできるんじゃよ」
「凄いでござる!! 凄いでござる!!」
ローズちゃんは俺の頭付近に、しゃがみ込むと俺の首元にカプッと噛みついた。そして口を離したところでペロッと舌舐めずりをした。
すると俺の顔色は段々と良くなっていた。これはローズちゃんが俺の血液に触れた事で、俺の血液を自由に操れるようになったので、体内の血の量を増やして俺の顔色を元に戻したのである。
「まぁこれで死ぬ事は無さそうじゃが、ミナトがこんな状態なら砦探索も終わりかのぉ?」
「確かにミナト殿がいなければ、ここからの作戦会議もできないでござるからな。それならミナト殿を近くの街に運んで、目を覚ますのを待った方が良さそうでござるなぁ」
俺の顔色が戻ったところでルイちゃんは、死ぬ事は無さそうだ聞いて安心した。しかし2人は俺の意識が無いのならば、このまま砦探索は続行できないのでは無いだろうかと思っている。それなら近くの街に行って俺の回復を待った方が良いのではないかと話している。
「2人とも合流していたんだね………ん? ミナトが倒れてるじゃない!! どうかしたの?」
「血まみれで倒れていたんでござるよ。それでもローズ殿が、何とか助けてくれたので命の心配はないでござるよ!!」
「それなら良かったわ………でも、それなら砦探索は続行できないさそうじゃない?」
「その話をしていたところですよ!!」
ルイちゃんたちのところに、イローナちゃんは合流する事ができた。そして倒れている俺に気がついて、どうしたのかと走ってかけるって、ルイちゃんとローズちゃんから話を聞いて安心する。
そしてイローナちゃん的にも、俺の意識が無いのならば砦攻略は難しいのではないかと言った。3人とも意見が合致したので、砦攻略よりも俺の介護の方を優先する事を決めたのである。
俺には申し訳ないと思いながらも、3人は俺を抱えて砦の外に出て近くの街に運ぶ。
* * *
ギルド・ボガードの拠点にて、ボスであるブギーマンと幹部の中でも古株であるストレガが、2人でギルド・ボガードに関する会議を行なっていたのである。
「例の薬は、どれだけ仕入れられるんだ?」
「それでしたら、ある程度の仕入れは可能だとドクターは言っていましたが、奴の事なので詳しい量は把握しきれませんね………」
「そうか。あのドクターが、俺たちの命綱だと言ってもおかしくはない………あの人への支払いが滞りでもしたならば、俺たちの首は簡単に刎ねられるぞ」
「それもそうですね。あの人は、1日でも支払いが遅れれば島1つでも壊してしまいますからね。どうにか私たちが、ドクターのやる気を引き出させて、薬の売買効率を上げさせますので」
俺としては全くもって興味はない事ではあるが、ギルド・ボガードにも大変な事はあるみたいだ。ギルド・ボガードでも世界的に働く為には、それなりのケツモチ又は傘下・隷属する必要があるのだと分かる。
そしてギルド・ボガードが、ケツモチとして毎月決まった金額を支払っているみたいだ。その金を払う為に、ドクターと呼ばれる人に、いわゆるところの違法薬物のようなものを作らせて売り捌いているらしい。それでもドクターというのは、気分屋らしいが為に薬の作成数が少ない日があったりする。
そんなブギーマンとストレガのいる会議室の扉が勢い良く開いて、息切れしているギルド・ボガード所属の若い男が報告しにやってくるのである。
「どうしたんだ、そんなに焦って!! ブギーマン様の前だ、少し落ち着いてきたらどうなんだ」
「ま 誠に申し訳ありません!! しかしストレガ様に、伝えておかなければいけないと思いまして………」
「私に伝えなければいけない事? それは何だ」
ブギーマンの前で無礼な態度をとるなと、ストレガは叱るのであるが男は伝えなきゃいけない事があるんだと言って、真剣そうなのを見て話を聞く。
「そ それがストレガ様の四本刀が、全滅して死亡したと報告が来ました!!」
「な なんだと!? 私の四本刀が全滅した上に、死亡しただと!?」
ストレガの四本刀が、俺たちによって倒された上に死亡した事が伝えられたのである。
「こんなに深傷を負いながらも、敵に勝つなんて凄い人でござる………とにかく早くローズ殿を探さなければ」
ルイちゃんが砦内をひたすらに探していると、笑顔でノースカリクッパ王国の兵士をボコボコにしているのを見つけたのである。それにしても笑顔で、兵士をボコボコにしていたのでルイちゃんは引いてしまう。
「ろ ローズ殿? その兵士は、既に気を失っているでごぞるよ………さすがに、そこまでにしておいた方が」
「ん? ドラゴンニュートのルイか。こやつらが、何度も向かってくるからのぉ………それよりも後ろに背負っているのは、ミナトでは無いのか?」
「そうだったでござる!! さっき廊下で、大量の血を流したミナト殿が倒れていたんでござる!!」
ルイちゃんは、さすがに気を失っている人間を何度も殴るのは可哀想だという。ローズちゃんは笑みを浮かべながら、ついついと言って兵士を離した。
するとローズちゃんは、ルイちゃんの背中にいる俺に気がついて、どうしたのかと聞いたのである。そういわれるとルイちゃんは、俺の事を背負っているのを思い出して地面に寝かす。
「ほぉ血を大量に流して倒れていたんじゃな? 確かに血の気が引いていて元気がなさそうじゃのぉ………でも止血がされていて、傷も既に塞がっていると」
「これは、どうすれば良いでござるか? 血の事に関しては、ローズ殿が詳しいと思ったでござる」
「それで妾のところに運んできたんじゃな? それは良い判断じゃったな」
ルイちゃんは全ての説明をしたところで、ローズちゃんは傷跡を確認する。確かに酷い傷が付いていて、たくさんの出血があったのだろうと予想が立てられる。
しかし既に出血が止められているので現段階で失血死は無いだろうが、このままでは体力の方が保たなくなって死亡してしまう可能性がある。助ける為には血を輸血しなければいけないとローズちゃんはいう。
「輸血って、どうしたら良いんでござるか!?」
「どうしたら良いって、妾にどうにかして欲しいと思って来たんじゃ無いのかのぉ?」
「そうでござる!! ローズ殿だったら、この状況を何とかできるでござるか!!」
輸血と聞いて何をしたら良いのかと、ルイちゃんがアタフタしている。それをローズちゃんが落ち着くようにと促すと、ルイちゃんは輸血をどうにかできるのかと、目をキラキラさせて聞くのである。
するとローズちゃんは、ふんぞり返って自分なら簡単にできると鼻を広がせてムフーッとしている。ルイちゃんは凄いとピョンピョンッと飛んで喜んでいると、さらに胸をドンッと叩いてドヤ顔をしている。
「まぁちょっと見てれば分かるぞ。ここにカプッと噛みつけば………最も簡単に輸血はできるんじゃよ」
「凄いでござる!! 凄いでござる!!」
ローズちゃんは俺の頭付近に、しゃがみ込むと俺の首元にカプッと噛みついた。そして口を離したところでペロッと舌舐めずりをした。
すると俺の顔色は段々と良くなっていた。これはローズちゃんが俺の血液に触れた事で、俺の血液を自由に操れるようになったので、体内の血の量を増やして俺の顔色を元に戻したのである。
「まぁこれで死ぬ事は無さそうじゃが、ミナトがこんな状態なら砦探索も終わりかのぉ?」
「確かにミナト殿がいなければ、ここからの作戦会議もできないでござるからな。それならミナト殿を近くの街に運んで、目を覚ますのを待った方が良さそうでござるなぁ」
俺の顔色が戻ったところでルイちゃんは、死ぬ事は無さそうだ聞いて安心した。しかし2人は俺の意識が無いのならば、このまま砦探索は続行できないのでは無いだろうかと思っている。それなら近くの街に行って俺の回復を待った方が良いのではないかと話している。
「2人とも合流していたんだね………ん? ミナトが倒れてるじゃない!! どうかしたの?」
「血まみれで倒れていたんでござるよ。それでもローズ殿が、何とか助けてくれたので命の心配はないでござるよ!!」
「それなら良かったわ………でも、それなら砦探索は続行できないさそうじゃない?」
「その話をしていたところですよ!!」
ルイちゃんたちのところに、イローナちゃんは合流する事ができた。そして倒れている俺に気がついて、どうしたのかと走ってかけるって、ルイちゃんとローズちゃんから話を聞いて安心する。
そしてイローナちゃん的にも、俺の意識が無いのならば砦攻略は難しいのではないかと言った。3人とも意見が合致したので、砦攻略よりも俺の介護の方を優先する事を決めたのである。
俺には申し訳ないと思いながらも、3人は俺を抱えて砦の外に出て近くの街に運ぶ。
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ギルド・ボガードの拠点にて、ボスであるブギーマンと幹部の中でも古株であるストレガが、2人でギルド・ボガードに関する会議を行なっていたのである。
「例の薬は、どれだけ仕入れられるんだ?」
「それでしたら、ある程度の仕入れは可能だとドクターは言っていましたが、奴の事なので詳しい量は把握しきれませんね………」
「そうか。あのドクターが、俺たちの命綱だと言ってもおかしくはない………あの人への支払いが滞りでもしたならば、俺たちの首は簡単に刎ねられるぞ」
「それもそうですね。あの人は、1日でも支払いが遅れれば島1つでも壊してしまいますからね。どうにか私たちが、ドクターのやる気を引き出させて、薬の売買効率を上げさせますので」
俺としては全くもって興味はない事ではあるが、ギルド・ボガードにも大変な事はあるみたいだ。ギルド・ボガードでも世界的に働く為には、それなりのケツモチ又は傘下・隷属する必要があるのだと分かる。
そしてギルド・ボガードが、ケツモチとして毎月決まった金額を支払っているみたいだ。その金を払う為に、ドクターと呼ばれる人に、いわゆるところの違法薬物のようなものを作らせて売り捌いているらしい。それでもドクターというのは、気分屋らしいが為に薬の作成数が少ない日があったりする。
そんなブギーマンとストレガのいる会議室の扉が勢い良く開いて、息切れしているギルド・ボガード所属の若い男が報告しにやってくるのである。
「どうしたんだ、そんなに焦って!! ブギーマン様の前だ、少し落ち着いてきたらどうなんだ」
「ま 誠に申し訳ありません!! しかしストレガ様に、伝えておかなければいけないと思いまして………」
「私に伝えなければいけない事? それは何だ」
ブギーマンの前で無礼な態度をとるなと、ストレガは叱るのであるが男は伝えなきゃいけない事があるんだと言って、真剣そうなのを見て話を聞く。
「そ それがストレガ様の四本刀が、全滅して死亡したと報告が来ました!!」
「な なんだと!? 私の四本刀が全滅した上に、死亡しただと!?」
ストレガの四本刀が、俺たちによって倒された上に死亡した事が伝えられたのである。
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