191 / 201
第4章・ロリっ子な吸血鬼の女の子
187:正体
しおりを挟む
俺の拳とブギーマンの拳は、互いに引く事なく殴り飛ばしてやろうという気持ちが込められている。しかしほんの少し微かな綻びをブギーマンから感じた。
それはローズちゃんの攻撃と、俺が使ったシャドーアニマルによるダメージで痛みを感じた時に、顔を歪めた瞬間だった。俺はここを逃してしまったら、当分の間はチャンスなんて来ないと思った。
「この野郎っ!!」
「なっ!パワーが上がった!?」
違うパワーが上がったのではない。ブギーマンは気付かぬうちに、体が自然と体を守っているから意識できないうちに力が落ちている。その為、俺の方が力が上がっているとブギーマンは錯覚するのである。
そんな事を伝えてやる義理もないので、俺は思い切り全身に力を込めてオーラの流れも意識した。するとこの状態からでも、鉄拳に似たようなマーシャルアーツを使う事が、この土壇場でできるようになった。
そして俺はブギーマンを殴り飛ばす事ができた。ブギーマンは王座の後ろにある壁まで、目で追うので精一杯なくらいの速度で飛んでいった。そのまま壁に衝突すると、地面にバタンッと落ちてきた。
「さ さすがはブギーマンだ………まさか、ここまで手こずるとは思ってなかった」
俺は尻餅をついて地面に倒れて、白目を剥いているブギーマンを見てから決着がついたのだと分かった。ここまで強いとは思っていなかったので、俺は少し休みたいところだがローズちゃんの心臓の在処を聞かなければいけないので、ブギーマンを起こそうと立ち上がる。
「おいっ!! 寝るのはローズちゃんの心臓の在処を話してからにしろよ!!」
「………」
「これは完璧に伸びてやがるなぁ………どうしたもんかなぁ。このまま縛り上げて起きるのを待つか?」
完璧に気を失っているので、今直ぐに心臓の在処を聞くのは難しそうだ。それならロープで縛り上げて、起きたところで聞き出そうかと考えた。それしかないだろうとロープを探しに行こうとする。
「ありゃりゃ。まさかストレガまでやられちゃうとは思わなかったなぁ………さすがは期待のルーキーだ」
「だ 誰だ!?」
俺がブギーマンから背を向けた瞬間に、そのブギーマンの方から声が聞こえて見てみる。するとブギーマンと同じ仮面を付けた人間の姿があって、俺は誰だと疑問に思った瞬間、その人間から異様なオーラを感じる。
そのオーラを感じた時に後ろに飛んで距離を取る。そしてその男はブギーマンだと思っていた人間を、ストレガだと言ったのである。
「す ストレガだと? そいつはブギーマンな筈じゃないのか………」
「やっぱり僕のスキルは良い感じだねぇ。ヴァンパイア族の目や感覚を騙せるなんてねぇ」
「まさか!? お前が本物のブギーマン………」
「正解だよぉ~。君たちが相手してたのは、四本刀を失って悔しがっていたストレガ君だよぉ」
こんな地獄があるのかというくらいだ。
俺たちが倒したのは、四本刀のボスであるストレガという男だった。そして目の前に元気に現れた男こそが、本物のブギーマンだと分かった。明らかにストレガとは比べ物にならないくらいの化け物だ。
俺は直ぐに身構えてブギーマンに拳を構える。この状況で、これからブギーマンとやり合うなんて生き残れれば勝利くらいな感じだろう。
「別に身構えなくても良いよ。今の君たちを、倒したところで僕の株が下がるだけだからねぇ」
「な なに……そうやって俺たちを下に見てるのか」
「残念ながら僕たちが見下してるんじゃなくて、君たちが見上げてるんだ………まぁそんなに戦いたいっていうなら、ほんの少しだけ遊んであげるよ」
俺が舐めているのかと、本物のブギーマンに言ったところ少し遊んであげると言ってきた。遊びだと舐めてるのかと思った瞬間、ブギーマンは俺に向かって無詠唱でファイヤーボールを打ってきた。
この世界でも無詠唱で魔法を使うなんて聞いた事がない。そう考えれば何らかのオリジナルスキルだと思いたいが、もしもこれが本当に無詠唱で発動させているとするのならば俺に勝ち目はない。
急いでイローナちゃんたちを起こして、俺以外は避難するように指示を出す。その間もブギーマンは、俺に向かってファイヤーボールやウォーターボールといった魔法を打ってくるが、もちろん無詠唱でだ。
「どんなカラクリでやってるんだよ………無詠唱で、魔法を打つなんてあり得ない!!」
「その通りだよ。この世に無詠唱で魔法を打てる人間は存在しないさぁ………という事は、僕の無詠唱で魔法を発動させていたのは、魔法の力ではなくオリジナルスキルのおかげと言えるかなぁ」
「やっぱり無詠唱なのは、オリジナルスキルの影響か」
やはり無詠唱で魔法を打てていたのは、ブギーマンのオリジナルスキルによるものだと分かった。しかし魔法を無詠唱にできるオリジナルスキルとは、一体何なのだろうと疑問を覚えた。
「もっと面白いものを見せてあげよぉ」
「なっ!? 消えた!?」
「消えてないよ。これもオリジナルスキルさ」
「ゔっ!?」
ブギーマンは、もっと面白いものを見せてあげると言って俺の目の前から姿を消した。そして次の瞬間には、俺の背後から声が聞こえて振り返る。
何が起きたのかと思って後ろを見た瞬間、俺はブギーマンに腹を殴られて地面に倒れる。魔法を無詠唱で打てたり、目の前から姿を消してみたりとオリジナルスキルの全容が見えて来ないのである。
「そんな不思議そうな顔して、これこそ僕のオリジナルスキルの真骨頂ってところだろうねぇ」
「お前の………オリジナルスキルは何だ…………」
「まぁどうせ知ったところで、君たちに何かするのは不可能だから教えてあげるよ。僕のオリジナルスキルっていうのは《手品師》だよ」
ブギーマンのオリジナルスキルは、マジシャンである事が明かされた。しかしマジシャンになるスキルなのかと、どんなスキルなのかはピンッと来ない。
「さっきの無詠唱は、事前に詠唱していたモノを僕のオリジナルスキルの効果で隠しておいたんだよ。そして任意のタイミングで、その魔法を出せるわけだよ」
「そういう事だったのか。前に詠唱させていたのをストックして、そこから出してたのかよ………」
「その通りさ。さっきの瞬間移動もオリジナルスキルの1つで、あれはミスディレクションと呼ばれる技だよ」
やっとブギーマンのオリジナルスキルの効果が理解できるようになった。ブギーマンのオリジナルスキルは、マジシャンが使う手品の技を実際にタネも仕掛けも大有りで使用する事ができる能力だと分かった。
その中でも事前に詠唱しておいた魔法を、任意のタイミングで使用する事ができるなんて、コスパも最強レベルのオリジナルスキルで、まさしく使い方次第では俺のオリジナルスキルと同等レベルのチート級なのでは無いだろうかと思ったのである。
「とにかく、そこのヴァンパイアの心臓を返して欲しいなら隣国のトゥンシム王国においで」
「トゥンシム王国だと………」
「そこで僕たちは逃げずに待っているからさ」
ブギーマンとストレガは、それを言い残して俺たちの前から姿を消したのである。
それはローズちゃんの攻撃と、俺が使ったシャドーアニマルによるダメージで痛みを感じた時に、顔を歪めた瞬間だった。俺はここを逃してしまったら、当分の間はチャンスなんて来ないと思った。
「この野郎っ!!」
「なっ!パワーが上がった!?」
違うパワーが上がったのではない。ブギーマンは気付かぬうちに、体が自然と体を守っているから意識できないうちに力が落ちている。その為、俺の方が力が上がっているとブギーマンは錯覚するのである。
そんな事を伝えてやる義理もないので、俺は思い切り全身に力を込めてオーラの流れも意識した。するとこの状態からでも、鉄拳に似たようなマーシャルアーツを使う事が、この土壇場でできるようになった。
そして俺はブギーマンを殴り飛ばす事ができた。ブギーマンは王座の後ろにある壁まで、目で追うので精一杯なくらいの速度で飛んでいった。そのまま壁に衝突すると、地面にバタンッと落ちてきた。
「さ さすがはブギーマンだ………まさか、ここまで手こずるとは思ってなかった」
俺は尻餅をついて地面に倒れて、白目を剥いているブギーマンを見てから決着がついたのだと分かった。ここまで強いとは思っていなかったので、俺は少し休みたいところだがローズちゃんの心臓の在処を聞かなければいけないので、ブギーマンを起こそうと立ち上がる。
「おいっ!! 寝るのはローズちゃんの心臓の在処を話してからにしろよ!!」
「………」
「これは完璧に伸びてやがるなぁ………どうしたもんかなぁ。このまま縛り上げて起きるのを待つか?」
完璧に気を失っているので、今直ぐに心臓の在処を聞くのは難しそうだ。それならロープで縛り上げて、起きたところで聞き出そうかと考えた。それしかないだろうとロープを探しに行こうとする。
「ありゃりゃ。まさかストレガまでやられちゃうとは思わなかったなぁ………さすがは期待のルーキーだ」
「だ 誰だ!?」
俺がブギーマンから背を向けた瞬間に、そのブギーマンの方から声が聞こえて見てみる。するとブギーマンと同じ仮面を付けた人間の姿があって、俺は誰だと疑問に思った瞬間、その人間から異様なオーラを感じる。
そのオーラを感じた時に後ろに飛んで距離を取る。そしてその男はブギーマンだと思っていた人間を、ストレガだと言ったのである。
「す ストレガだと? そいつはブギーマンな筈じゃないのか………」
「やっぱり僕のスキルは良い感じだねぇ。ヴァンパイア族の目や感覚を騙せるなんてねぇ」
「まさか!? お前が本物のブギーマン………」
「正解だよぉ~。君たちが相手してたのは、四本刀を失って悔しがっていたストレガ君だよぉ」
こんな地獄があるのかというくらいだ。
俺たちが倒したのは、四本刀のボスであるストレガという男だった。そして目の前に元気に現れた男こそが、本物のブギーマンだと分かった。明らかにストレガとは比べ物にならないくらいの化け物だ。
俺は直ぐに身構えてブギーマンに拳を構える。この状況で、これからブギーマンとやり合うなんて生き残れれば勝利くらいな感じだろう。
「別に身構えなくても良いよ。今の君たちを、倒したところで僕の株が下がるだけだからねぇ」
「な なに……そうやって俺たちを下に見てるのか」
「残念ながら僕たちが見下してるんじゃなくて、君たちが見上げてるんだ………まぁそんなに戦いたいっていうなら、ほんの少しだけ遊んであげるよ」
俺が舐めているのかと、本物のブギーマンに言ったところ少し遊んであげると言ってきた。遊びだと舐めてるのかと思った瞬間、ブギーマンは俺に向かって無詠唱でファイヤーボールを打ってきた。
この世界でも無詠唱で魔法を使うなんて聞いた事がない。そう考えれば何らかのオリジナルスキルだと思いたいが、もしもこれが本当に無詠唱で発動させているとするのならば俺に勝ち目はない。
急いでイローナちゃんたちを起こして、俺以外は避難するように指示を出す。その間もブギーマンは、俺に向かってファイヤーボールやウォーターボールといった魔法を打ってくるが、もちろん無詠唱でだ。
「どんなカラクリでやってるんだよ………無詠唱で、魔法を打つなんてあり得ない!!」
「その通りだよ。この世に無詠唱で魔法を打てる人間は存在しないさぁ………という事は、僕の無詠唱で魔法を発動させていたのは、魔法の力ではなくオリジナルスキルのおかげと言えるかなぁ」
「やっぱり無詠唱なのは、オリジナルスキルの影響か」
やはり無詠唱で魔法を打てていたのは、ブギーマンのオリジナルスキルによるものだと分かった。しかし魔法を無詠唱にできるオリジナルスキルとは、一体何なのだろうと疑問を覚えた。
「もっと面白いものを見せてあげよぉ」
「なっ!? 消えた!?」
「消えてないよ。これもオリジナルスキルさ」
「ゔっ!?」
ブギーマンは、もっと面白いものを見せてあげると言って俺の目の前から姿を消した。そして次の瞬間には、俺の背後から声が聞こえて振り返る。
何が起きたのかと思って後ろを見た瞬間、俺はブギーマンに腹を殴られて地面に倒れる。魔法を無詠唱で打てたり、目の前から姿を消してみたりとオリジナルスキルの全容が見えて来ないのである。
「そんな不思議そうな顔して、これこそ僕のオリジナルスキルの真骨頂ってところだろうねぇ」
「お前の………オリジナルスキルは何だ…………」
「まぁどうせ知ったところで、君たちに何かするのは不可能だから教えてあげるよ。僕のオリジナルスキルっていうのは《手品師》だよ」
ブギーマンのオリジナルスキルは、マジシャンである事が明かされた。しかしマジシャンになるスキルなのかと、どんなスキルなのかはピンッと来ない。
「さっきの無詠唱は、事前に詠唱していたモノを僕のオリジナルスキルの効果で隠しておいたんだよ。そして任意のタイミングで、その魔法を出せるわけだよ」
「そういう事だったのか。前に詠唱させていたのをストックして、そこから出してたのかよ………」
「その通りさ。さっきの瞬間移動もオリジナルスキルの1つで、あれはミスディレクションと呼ばれる技だよ」
やっとブギーマンのオリジナルスキルの効果が理解できるようになった。ブギーマンのオリジナルスキルは、マジシャンが使う手品の技を実際にタネも仕掛けも大有りで使用する事ができる能力だと分かった。
その中でも事前に詠唱しておいた魔法を、任意のタイミングで使用する事ができるなんて、コスパも最強レベルのオリジナルスキルで、まさしく使い方次第では俺のオリジナルスキルと同等レベルのチート級なのでは無いだろうかと思ったのである。
「とにかく、そこのヴァンパイアの心臓を返して欲しいなら隣国のトゥンシム王国においで」
「トゥンシム王国だと………」
「そこで僕たちは逃げずに待っているからさ」
ブギーマンとストレガは、それを言い残して俺たちの前から姿を消したのである。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
異世界に転生した社畜は調合師としてのんびりと生きていく。~ただの生産職だと思っていたら、結構ヤバい職でした~
夢宮
ファンタジー
台風が接近していて避難勧告が出されているにも関わらず出勤させられていた社畜──渡部与一《わたべよいち》。
雨で視界が悪いなか、信号無視をした車との接触事故で命を落としてしまう。
女神に即断即決で異世界転生を決められ、パパっと送り出されてしまうのだが、幸いなことに女神の気遣いによって職業とスキルを手に入れる──生産職の『調合師』という職業とそのスキルを。
異世界に転生してからふたりの少女に助けられ、港町へと向かい、物語は動き始める。
調合師としての立場を知り、それを利用しようとする者に悩まされながらも生きていく。
そんな与一ののんびりしたくてものんびりできない異世界生活が今、始まる。
※2話から登場人物の描写に入りますので、のんびりと読んでいただけたらなと思います。
※サブタイトル追加しました。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる