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第3章・刺客急襲暗殺計画 編
051:大事件
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051:大事件
佳子の話をしている天日王は、自分で刺した鉄の棒の傷跡を見つめながら喋る。
天日王が国境を超えた辺りで、失ったと思っていた五感が全て戻っていたのである。
懐かしそうに話している天日王の隣で、真白は涙と鼻水で顔中を汚くしながら泣いている。
「まさか佳子の話をするなんてな。一生他人に話す事なんてないと思ってたんだが………」
「では、どうして話して下さったのですか?」
「どうしてだろうなぁ。また俺の中で、俺の何かが変わって来ているのかもしれないな」
天日王は佳子の事を自分の胸の内だけに、隠しておこうと考えていたみたいだ。
しかし自分の中の何かが変わった。
だから佳子の話を真白に話したのかもしれない。
まぁとりあえず悪い事では無いだろう。
話し終えた天日王は、微笑みながら窓の外に見える月をジッと優しい顔で見つめるのである。
~~~~~~~~~~
京阪公国・丹波領(旧兵庫県)淡路島。
淡路島にある割と豪華な民家の脱衣場で、190センチでロン毛の男が風呂に入る為に着替える。
上の服を脱ぐとビシッと入った刺青が目に入る。
どんな刺青かと言うと阿修羅の刺青である。
「うぅ……寒い季節になって来たなぁ」
男は服を脱いで寒さから震えながら浴室に入ろうとすると、そこに口元を隠した男が入って来た。
そして直ぐに膝を地面について頭を下げる。
刺青の男が、ただの人間には思えない。
何者なのかと思っていると、口元を隠した男が刺青の男に報告するのである。
「百夜法王、主要幹部の全員が外に揃っています。こんな時ではありますが、どうか顔をお出し下さい」
「なっ!? 今から風呂に入ろうとしてんだぞ。新しく教典に風呂に入る時は、何人も邪魔をしちゃいけないっていうのを追加しておこうかなぁ………」
この刺青の男は淡路島を中心に、布教活動をしている宗教団体〈大和桃源教〉の第2代教祖《百夜 伊織》という男である。
「とりあえず服も脱いじまったから、15分後に再集合という事で良いよな? 次に風呂場に来たら、たとえ神でも殺すからな? 肝に銘じておけ」
「わかりました。それではゆっくりと浸かって下さい」
百夜は服を着るのも億劫なので、とりあえず風呂に入ってから行くと言って風呂の中に入る。
あまりの気持ちよさにフゥと声が漏れる。
さすがに待っているのに、これ以上の長風呂をするわけにはいかないと、百夜は風呂を上がる。
そして湯冷めをしてしまわないように、ある程度の厚着をしてから民家の外に出る。
するとそこには数十人の人間が待機していた。
そして百夜が姿を合わせると、その人間たちは深々と頭を下げて挨拶するのである。
それに対して百夜は手で挨拶した。
数十人の前に立った百夜は、ゴホンッと咳払いをしてからスッと良い表情を作って喋り始める。
「えぇと同志の諸君、わざわざ集まってくれて助かる。今日という日は、大公のこれまでの行いについて我慢の限界という事で神罰を与えるものとする」
百夜が大和桃源教の幹部を集めたのは、京阪公国の大公と呼ばれるトップの政策に不満を持ち、トップを排斥する為に革命を起こそうとしているからだ。
この京阪公国は防衛戦では、ある程度の勝利を収めているが、国外への侵攻に関してはことごとく負ける。
多くの市民兵や軍人が戦死しており、また無謀な戦争を仕掛けて無駄死にさせたりと、大公の責任が大きく問われる問題が多い。
しかしそれだけなら、まだギリギリで許せる。
だが革命を起こすのに問題となっているのが、豊栄共和国との戦争を避ける為に、領土の一部を割譲するという事を決定したのだ、
これによって国内でも人気度の高い百夜のところに、この話がやって来て実現する事もなった。
「良いか? もう1度確認させて貰うが、我々が革命を起こす理由は、現大公である《五百川 猛》が打ち出した、豊栄共和国への領土一部割譲に関してだ! もちろんただ五百川を大公の地位から降りたとしても、また五百川派の人間が新たな大公となって国を腐らせる………そんな事を許してはならない!」
百夜の言う通りで、現大公の五百川を地位から引き摺り下ろしたとしても同じ派閥の人間が後釜につく。
そうなってしまったら、この国の現状は変わらない。
この国を変える為には派閥の人間たちを排除して、新たな派閥の人間が大公に就く必要がある。
ここで言うところの排除とは、クーデターの際に殺して回ると言うわけである。
昔の歴史で言うところの二二六事件や五一五事件のようなものと考えれば分かりやすいだろう。
そして全員を殺した後にトップに立つのは、この反乱軍を指揮する教祖の百夜だ。
「これから革命を起こすにあたって協力してくれるのは信者だけではなく、反対派の軍人に市民の人たちだ。これらは我々と同じ志を持つ人間たちだ。その数、約5000人にも昇ると思われる!」
この革命に加担する人間たちは、大和桃源教の信者だけではなく軍人や一般市民たちだ。
その数は驚異の5000人である。
作戦は日が落ちてからで、ここに集まっている幹部たちが直接の指揮をとって動き始める。
すると話は、こんなところまでにして時間が勿体無いからと作戦を開始させる。
百夜の号令と共に作戦がスタートする。
まず先陣を切って動いたのは、さっき百夜を浴室まで呼びに行った口元を隠している男だ。
この男は大幹部クラスの男で《那賀浜 虎之助》と言い、見た目はナヨナヨしている感じだが兵士としても軍師としても優秀だ。
「はーい、それじゃあ作戦を開始します。まず我々が狙うのは大公派の筆頭である《末雄 伝之助》首相を狙いますので覚悟して下さい」
『はいっ!!!!』
那賀浜が最初に狙うのは、大公派閥の筆頭であり大公に認められている首相の《末雄 伝之助》だ。
船に乗って淡路島を出発して、国都である難波領(旧大阪府)の堺市に向かうのである。
百夜たちが決起した事を誰かが漏らしたのか、首相官邸には数多くの護衛が居た。
「那賀浜隊長、これはどうしますか? さすがに交戦するのは時間が無いような………」
「普通なら面倒な事だよねぇ。だけど、百夜さまを舐めちゃダメだよぉ」
普通の状況ならば交戦をして、倒してから中に入る事になるのだろうが百夜は既に手を打っていた。
どうやるのだろうと副隊長の男が思っていると、那賀浜は普通に歩いて行って護衛隊長に話しかける。
「こら那賀浜さんっ! もう既に準備は整うてますが、作戦を開始しまっか?」
「時間が勿体無いし作戦を始めようか。君たちは誰も近づかないように、ここで周りを見張っておいてよ」
「了解した! ほなお気ぃつけて!」
もう既に護衛の人間たちを買収してた。
ここで交戦する事なく、革命派の人間たちはドサドサと首相官邸の中に入っていくのである。
直ぐに隊員たちを官邸の中で別れさせ時間短縮する。
那賀浜は欠伸をしながら玄関で待っている。
首相官邸の中は阿鼻叫喚という感じではあるが、今回の革命は関係のない人は絶対に殺してはいけないと、百夜が念を押しているので女子供だけじゃなく中立派の人間たちも殺さずに見逃すのである。
佳子の話をしている天日王は、自分で刺した鉄の棒の傷跡を見つめながら喋る。
天日王が国境を超えた辺りで、失ったと思っていた五感が全て戻っていたのである。
懐かしそうに話している天日王の隣で、真白は涙と鼻水で顔中を汚くしながら泣いている。
「まさか佳子の話をするなんてな。一生他人に話す事なんてないと思ってたんだが………」
「では、どうして話して下さったのですか?」
「どうしてだろうなぁ。また俺の中で、俺の何かが変わって来ているのかもしれないな」
天日王は佳子の事を自分の胸の内だけに、隠しておこうと考えていたみたいだ。
しかし自分の中の何かが変わった。
だから佳子の話を真白に話したのかもしれない。
まぁとりあえず悪い事では無いだろう。
話し終えた天日王は、微笑みながら窓の外に見える月をジッと優しい顔で見つめるのである。
~~~~~~~~~~
京阪公国・丹波領(旧兵庫県)淡路島。
淡路島にある割と豪華な民家の脱衣場で、190センチでロン毛の男が風呂に入る為に着替える。
上の服を脱ぐとビシッと入った刺青が目に入る。
どんな刺青かと言うと阿修羅の刺青である。
「うぅ……寒い季節になって来たなぁ」
男は服を脱いで寒さから震えながら浴室に入ろうとすると、そこに口元を隠した男が入って来た。
そして直ぐに膝を地面について頭を下げる。
刺青の男が、ただの人間には思えない。
何者なのかと思っていると、口元を隠した男が刺青の男に報告するのである。
「百夜法王、主要幹部の全員が外に揃っています。こんな時ではありますが、どうか顔をお出し下さい」
「なっ!? 今から風呂に入ろうとしてんだぞ。新しく教典に風呂に入る時は、何人も邪魔をしちゃいけないっていうのを追加しておこうかなぁ………」
この刺青の男は淡路島を中心に、布教活動をしている宗教団体〈大和桃源教〉の第2代教祖《百夜 伊織》という男である。
「とりあえず服も脱いじまったから、15分後に再集合という事で良いよな? 次に風呂場に来たら、たとえ神でも殺すからな? 肝に銘じておけ」
「わかりました。それではゆっくりと浸かって下さい」
百夜は服を着るのも億劫なので、とりあえず風呂に入ってから行くと言って風呂の中に入る。
あまりの気持ちよさにフゥと声が漏れる。
さすがに待っているのに、これ以上の長風呂をするわけにはいかないと、百夜は風呂を上がる。
そして湯冷めをしてしまわないように、ある程度の厚着をしてから民家の外に出る。
するとそこには数十人の人間が待機していた。
そして百夜が姿を合わせると、その人間たちは深々と頭を下げて挨拶するのである。
それに対して百夜は手で挨拶した。
数十人の前に立った百夜は、ゴホンッと咳払いをしてからスッと良い表情を作って喋り始める。
「えぇと同志の諸君、わざわざ集まってくれて助かる。今日という日は、大公のこれまでの行いについて我慢の限界という事で神罰を与えるものとする」
百夜が大和桃源教の幹部を集めたのは、京阪公国の大公と呼ばれるトップの政策に不満を持ち、トップを排斥する為に革命を起こそうとしているからだ。
この京阪公国は防衛戦では、ある程度の勝利を収めているが、国外への侵攻に関してはことごとく負ける。
多くの市民兵や軍人が戦死しており、また無謀な戦争を仕掛けて無駄死にさせたりと、大公の責任が大きく問われる問題が多い。
しかしそれだけなら、まだギリギリで許せる。
だが革命を起こすのに問題となっているのが、豊栄共和国との戦争を避ける為に、領土の一部を割譲するという事を決定したのだ、
これによって国内でも人気度の高い百夜のところに、この話がやって来て実現する事もなった。
「良いか? もう1度確認させて貰うが、我々が革命を起こす理由は、現大公である《五百川 猛》が打ち出した、豊栄共和国への領土一部割譲に関してだ! もちろんただ五百川を大公の地位から降りたとしても、また五百川派の人間が新たな大公となって国を腐らせる………そんな事を許してはならない!」
百夜の言う通りで、現大公の五百川を地位から引き摺り下ろしたとしても同じ派閥の人間が後釜につく。
そうなってしまったら、この国の現状は変わらない。
この国を変える為には派閥の人間たちを排除して、新たな派閥の人間が大公に就く必要がある。
ここで言うところの排除とは、クーデターの際に殺して回ると言うわけである。
昔の歴史で言うところの二二六事件や五一五事件のようなものと考えれば分かりやすいだろう。
そして全員を殺した後にトップに立つのは、この反乱軍を指揮する教祖の百夜だ。
「これから革命を起こすにあたって協力してくれるのは信者だけではなく、反対派の軍人に市民の人たちだ。これらは我々と同じ志を持つ人間たちだ。その数、約5000人にも昇ると思われる!」
この革命に加担する人間たちは、大和桃源教の信者だけではなく軍人や一般市民たちだ。
その数は驚異の5000人である。
作戦は日が落ちてからで、ここに集まっている幹部たちが直接の指揮をとって動き始める。
すると話は、こんなところまでにして時間が勿体無いからと作戦を開始させる。
百夜の号令と共に作戦がスタートする。
まず先陣を切って動いたのは、さっき百夜を浴室まで呼びに行った口元を隠している男だ。
この男は大幹部クラスの男で《那賀浜 虎之助》と言い、見た目はナヨナヨしている感じだが兵士としても軍師としても優秀だ。
「はーい、それじゃあ作戦を開始します。まず我々が狙うのは大公派の筆頭である《末雄 伝之助》首相を狙いますので覚悟して下さい」
『はいっ!!!!』
那賀浜が最初に狙うのは、大公派閥の筆頭であり大公に認められている首相の《末雄 伝之助》だ。
船に乗って淡路島を出発して、国都である難波領(旧大阪府)の堺市に向かうのである。
百夜たちが決起した事を誰かが漏らしたのか、首相官邸には数多くの護衛が居た。
「那賀浜隊長、これはどうしますか? さすがに交戦するのは時間が無いような………」
「普通なら面倒な事だよねぇ。だけど、百夜さまを舐めちゃダメだよぉ」
普通の状況ならば交戦をして、倒してから中に入る事になるのだろうが百夜は既に手を打っていた。
どうやるのだろうと副隊長の男が思っていると、那賀浜は普通に歩いて行って護衛隊長に話しかける。
「こら那賀浜さんっ! もう既に準備は整うてますが、作戦を開始しまっか?」
「時間が勿体無いし作戦を始めようか。君たちは誰も近づかないように、ここで周りを見張っておいてよ」
「了解した! ほなお気ぃつけて!」
もう既に護衛の人間たちを買収してた。
ここで交戦する事なく、革命派の人間たちはドサドサと首相官邸の中に入っていくのである。
直ぐに隊員たちを官邸の中で別れさせ時間短縮する。
那賀浜は欠伸をしながら玄関で待っている。
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