27 / 38
重症(トラウママシマシ)でも頑張る。(さすがにちょっと気まずい)
引き籠れども~今度は普通(希望)に派遣組?11
しおりを挟む
勘弁して下さい。本当に、切実に。
さっきから何見せられてるんだろう?
「だから駄目です!駄目なんです!」
いや、分かるんだよ?親が子供を思う事はおかしくないし、だからこそ今この状況になっているんだろうし?
「いや!あたしが行くんだ!」
そんな、恐らくは自分を犠牲にしようとしている母親の為に何とかなるかもしれない子供が代わろうとする。それも分からないでもない。
「駄目です!」
「行くの!」
しかし、この子供同士の喧嘩は何なんだろうか?
「あのー?」
「「何!」」
「ひっ!」
両方一緒に涙目で睨まないでください。
「あのですね。つかぬ事をお二方にお聞きしたいのですが、これまでこのようになって、双方が感情的に言い合って決着がつくまでどれ位掛りましたか?」
その答えは長い、永い時間だった。
「長くても二百年です。」
死んでしまうのでは?
「そんな顔をしなくても大丈夫です。すぐに分からせてあげますから大丈夫です!」
そう言って「すぅ」と息を吸う
「い、言う事、聞かない、と、き、っき、きら、嫌い゛ぃ、に、なっちゃいますよぅ?」
弱い!信憑性が弱い!片腕を胸に当てながら、もう片方の腕で自分を抱いて、崩れ落ちながら言い切った雰囲気で聞い(効い)てる。
さすがに信じる人はいないだろうと思ったが、顔を向けると、
「い、いやです母上、じゃなくて、それがなんなのですか!こちらこそ母上が行って、いって、いっ、行っちゃやだよ~!ははうえ~!嫌いにならないで~!」
両方共顔面蒼白で、プルプルしている状況だが、そんな状況で、抱きつく大人の女性と、苦しそうにしながら抱きかかえられるちびっ子(なんかぐ!ってしてる)がいた。
これを連れてくのか?いや、確かにはったりが切れる程度のメンタルがあるだけ親の方がマシだろうけども、これはきつすぎるんじゃ?
そんな心配をしていると、子供の方の神様が、驚きの行動に出た。
「なら、一緒に行く!」
「こら!やめ」
すると、神様の間で光が発生し、それが収まると、
「ふぅ、あの子ったら、こうなってしまうともう一度分かれる事は出来ないかもしれないのに・・・。もう、どうしようもない事、ですね。」
そこに居たのは、子供の方の神様よりも、もっと年上の、濃い緑色の髪の女性だった。
「あの、もしかして、」
「あ、はい、私がシャリエです。」
そう言われてもピンと来ていない。
「え、あ、はい、シャリエさん?」
その様子を見てシャリエさんが補足する。
「そういえば自己紹介が出来ていませんでしたね?私達は知っていたのと、色々とあって忘れていました。私は、先程までの二柱の神が混ざった存在ですね。そして、この名前は二柱の神が名乗ろうとしていたシャーリーと、リーエの合わさったモノです。」
と、三柱の自己紹介が入った。
「あ、ご親切にどうも?って、お二方にお名前があったのですか?」
「ええ。しかし、仕方が無い事です。あなたには名前に無頓着になって頂いていたので。」
はい?
「それは、どうゆう?」
その質問にシャリエさんは困ったように、
「そうですね。そう言えば、あなたは私達の以前の名前を知っていますか?」
そんな事を聞いてくる。
「いえ、そういえば知らずに来てしまいました。」
今更ながら非常に失礼だった。
「そうですか。もしかしたらと思いましたが、やはり知らなかったのですね。」
やはり?
「こちら側の話です。私達の以前の名前は、シャリエです。」
「おんなじ?」
「そうです。しかし、以前は十代の少女程度の見た目でした。力を得たことによる変化ですね。しかし、名を名乗るならこの名前と決めていましたから。こうなるような気がしていたので。一人になる事よりも、居なくなってしまう方が寂しいモノなのですから。」
「では、行きましょう。」
※急に現れたら驚くよねそりゃぁね?
さっきから何見せられてるんだろう?
「だから駄目です!駄目なんです!」
いや、分かるんだよ?親が子供を思う事はおかしくないし、だからこそ今この状況になっているんだろうし?
「いや!あたしが行くんだ!」
そんな、恐らくは自分を犠牲にしようとしている母親の為に何とかなるかもしれない子供が代わろうとする。それも分からないでもない。
「駄目です!」
「行くの!」
しかし、この子供同士の喧嘩は何なんだろうか?
「あのー?」
「「何!」」
「ひっ!」
両方一緒に涙目で睨まないでください。
「あのですね。つかぬ事をお二方にお聞きしたいのですが、これまでこのようになって、双方が感情的に言い合って決着がつくまでどれ位掛りましたか?」
その答えは長い、永い時間だった。
「長くても二百年です。」
死んでしまうのでは?
「そんな顔をしなくても大丈夫です。すぐに分からせてあげますから大丈夫です!」
そう言って「すぅ」と息を吸う
「い、言う事、聞かない、と、き、っき、きら、嫌い゛ぃ、に、なっちゃいますよぅ?」
弱い!信憑性が弱い!片腕を胸に当てながら、もう片方の腕で自分を抱いて、崩れ落ちながら言い切った雰囲気で聞い(効い)てる。
さすがに信じる人はいないだろうと思ったが、顔を向けると、
「い、いやです母上、じゃなくて、それがなんなのですか!こちらこそ母上が行って、いって、いっ、行っちゃやだよ~!ははうえ~!嫌いにならないで~!」
両方共顔面蒼白で、プルプルしている状況だが、そんな状況で、抱きつく大人の女性と、苦しそうにしながら抱きかかえられるちびっ子(なんかぐ!ってしてる)がいた。
これを連れてくのか?いや、確かにはったりが切れる程度のメンタルがあるだけ親の方がマシだろうけども、これはきつすぎるんじゃ?
そんな心配をしていると、子供の方の神様が、驚きの行動に出た。
「なら、一緒に行く!」
「こら!やめ」
すると、神様の間で光が発生し、それが収まると、
「ふぅ、あの子ったら、こうなってしまうともう一度分かれる事は出来ないかもしれないのに・・・。もう、どうしようもない事、ですね。」
そこに居たのは、子供の方の神様よりも、もっと年上の、濃い緑色の髪の女性だった。
「あの、もしかして、」
「あ、はい、私がシャリエです。」
そう言われてもピンと来ていない。
「え、あ、はい、シャリエさん?」
その様子を見てシャリエさんが補足する。
「そういえば自己紹介が出来ていませんでしたね?私達は知っていたのと、色々とあって忘れていました。私は、先程までの二柱の神が混ざった存在ですね。そして、この名前は二柱の神が名乗ろうとしていたシャーリーと、リーエの合わさったモノです。」
と、三柱の自己紹介が入った。
「あ、ご親切にどうも?って、お二方にお名前があったのですか?」
「ええ。しかし、仕方が無い事です。あなたには名前に無頓着になって頂いていたので。」
はい?
「それは、どうゆう?」
その質問にシャリエさんは困ったように、
「そうですね。そう言えば、あなたは私達の以前の名前を知っていますか?」
そんな事を聞いてくる。
「いえ、そういえば知らずに来てしまいました。」
今更ながら非常に失礼だった。
「そうですか。もしかしたらと思いましたが、やはり知らなかったのですね。」
やはり?
「こちら側の話です。私達の以前の名前は、シャリエです。」
「おんなじ?」
「そうです。しかし、以前は十代の少女程度の見た目でした。力を得たことによる変化ですね。しかし、名を名乗るならこの名前と決めていましたから。こうなるような気がしていたので。一人になる事よりも、居なくなってしまう方が寂しいモノなのですから。」
「では、行きましょう。」
※急に現れたら驚くよねそりゃぁね?
0
あなたにおすすめの小説
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜
タナん
ファンタジー
オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。
その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。
モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。
温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。
それでも戦わなければならない。
それがこの世界における男だからだ。
湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。
そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。
挿絵:夢路ぽに様
https://www.pixiv.net/users/14840570
※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる