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第2章
強制
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それから、毎日のように家の前で、爆音を鳴らすバイクが、止まる日々が続いた。
時には、仕事を手伝ったり、時には、僕の家でゲームをしたり。
あと三日で、夏休みが終わる頃だった。
「おっ邪魔しまーす!!あっ、こんちわ!!」
「こんにちわ。」
ばぁちゃんも、ニコニコしながら向かい入れる。
見慣れた、ゴリラの客人。
「今日は、南瓜の煮付けと、鮭も焼くからね。」
「いつも、すみません。いただきます!!」
デカイ足音が階段を壊す勢いで、僕の部屋までやってくる。
「おう、ソラ!!買ってきたぞ!!」
コンビニ袋をぶら下げ、にっこりしている顔を見たとき、僕の危険信号が点滅した。
もう、やりとりを話すのは面倒臭いが、只今、髪を染められている途中である。
嫌だ。と逃げ回ったが、見かけ通りの馬鹿力に勝てる訳も無く、強制的に座らされ。
目に入らないようにと、目を閉じていたが、薄目で開いてみると、ビニール袋の中に、まだ変な物が入っているではないか!!
「せ、星矢!!それ、それ!!」
薄目どころか、見開いたじゃないか!!
「あ?あー、ピアサー?」
…こいつ。
そう言えば、アホだった。
時には、仕事を手伝ったり、時には、僕の家でゲームをしたり。
あと三日で、夏休みが終わる頃だった。
「おっ邪魔しまーす!!あっ、こんちわ!!」
「こんにちわ。」
ばぁちゃんも、ニコニコしながら向かい入れる。
見慣れた、ゴリラの客人。
「今日は、南瓜の煮付けと、鮭も焼くからね。」
「いつも、すみません。いただきます!!」
デカイ足音が階段を壊す勢いで、僕の部屋までやってくる。
「おう、ソラ!!買ってきたぞ!!」
コンビニ袋をぶら下げ、にっこりしている顔を見たとき、僕の危険信号が点滅した。
もう、やりとりを話すのは面倒臭いが、只今、髪を染められている途中である。
嫌だ。と逃げ回ったが、見かけ通りの馬鹿力に勝てる訳も無く、強制的に座らされ。
目に入らないようにと、目を閉じていたが、薄目で開いてみると、ビニール袋の中に、まだ変な物が入っているではないか!!
「せ、星矢!!それ、それ!!」
薄目どころか、見開いたじゃないか!!
「あ?あー、ピアサー?」
…こいつ。
そう言えば、アホだった。
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