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第2章
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「ほら。」
手渡された小さい鏡。
ばぁちゃんに買ってもらったメガネも、このゴリラに奪われ、コンタクトにされた。
僕も鼻毛が出るくらい、目が飛び出た。
「せ」
いや、もう声も出ないくらいの金髪になっていた。
僕の伸びきった天然パーマに絡む、金色。
見慣れない自分の姿に、なんとも言えない感情に覆われた。
あそこで、ビニール袋を漁っている赤い髪のゴリラは鼻歌を歌っている。
何故か、苛立ちにも似た感情が湧き出てくる。
「ちょ」
ニンマリしたゴリラが、変な物を持って向かってくるではないか!!
「落ち着こう!!落ち着こう!!ね?」
首を横に二回振って、僕の両肩を二回叩いた。
嫌だ。と首を振り続けると、
「危ねーだろ!!」
耳元で怒鳴られた声が、キーン。と脳内に響き渡り、
「一瞬だからな。静かにしてろよ。」
と言われた瞬間、バツン。の後に、ジーン。と左耳に痛みが襲った。
「まっ、慣れるまで、今のピアスを付けておけよ。」
僕は涙目になりながら、もう一度、小さな鏡を覗き込んだ。
「いっただきまーす!!」
「ばぁちゃん、ひどくない?」
最近多くなった、このスリーショット。
「とっても、似合ってるわよ。」
「ばぁちゃんは、紫色だしな!!」
「星矢!!」
いつも、ばぁちゃんに当たっていた。
食事なんて、部屋で一人で食べていた。
品は、少しも無いけれど、全部、星矢が変えてくれた。
手渡された小さい鏡。
ばぁちゃんに買ってもらったメガネも、このゴリラに奪われ、コンタクトにされた。
僕も鼻毛が出るくらい、目が飛び出た。
「せ」
いや、もう声も出ないくらいの金髪になっていた。
僕の伸びきった天然パーマに絡む、金色。
見慣れない自分の姿に、なんとも言えない感情に覆われた。
あそこで、ビニール袋を漁っている赤い髪のゴリラは鼻歌を歌っている。
何故か、苛立ちにも似た感情が湧き出てくる。
「ちょ」
ニンマリしたゴリラが、変な物を持って向かってくるではないか!!
「落ち着こう!!落ち着こう!!ね?」
首を横に二回振って、僕の両肩を二回叩いた。
嫌だ。と首を振り続けると、
「危ねーだろ!!」
耳元で怒鳴られた声が、キーン。と脳内に響き渡り、
「一瞬だからな。静かにしてろよ。」
と言われた瞬間、バツン。の後に、ジーン。と左耳に痛みが襲った。
「まっ、慣れるまで、今のピアスを付けておけよ。」
僕は涙目になりながら、もう一度、小さな鏡を覗き込んだ。
「いっただきまーす!!」
「ばぁちゃん、ひどくない?」
最近多くなった、このスリーショット。
「とっても、似合ってるわよ。」
「ばぁちゃんは、紫色だしな!!」
「星矢!!」
いつも、ばぁちゃんに当たっていた。
食事なんて、部屋で一人で食べていた。
品は、少しも無いけれど、全部、星矢が変えてくれた。
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