ある夏の思い出

shoichi

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第3章

宜しく

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下駄箱で靴を履き替えていると、タイミング悪く、イジメられていた同級生の四人組と鉢合わせた。

「…どけよ。」

特に、何をする訳ではないが、軽く体を外へやった。

「調子に乗るなよ。」

決して調子に乗った訳じゃないし、忘れようとしていたのに、

「何なんだよ!!」

身体中が熱くなる前に、その内の一人の胸ぐらを掴んでいた。

「どした?」
「あ?」

暇になったのか、校内へ入ってきた星矢と、興奮して星矢を睨んでしまった僕がいた。

「あー。」

そういうこと?みたいな顔をした星矢がいたけれど、冷静でいられるほど大人になんてなっていない。

まぁまぁ。と、止めてくれる星矢がいて、

「誰だ、このゴリラ!!」

と三人は、赤髪のゴリラを止めようとしていた。

ちょうどそこへ、靴を履き終えた桐崎くんたちが僕を迎えに来てくれ、

「た、橘さん!!」

僕よりも、感動に浸り、立ち尽くしていた。

「き、桐崎さん!!」

目の前の奴らは、桐崎くんたちを見て、震えながら立ち尽くしていた。



場所を変えようと、体育館の裏へと桐崎くんたちに連れて行かれる四人組。

同じ場所へ、星矢に抱きかかえられたように連れて行かれる、頭に血が上った僕がいた。
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