魔法騎士 マジーア・ドルチェ慶輔

里見ケイシロウ

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 突如慶輔達の耳に入ってきた魔界獣の出現情報に、セシルとリディアは緊張感を感じながら真剣な表情を見せる。どうやら彼女達も危機感が迫ってきているみたいと判断した慶輔は、すぐさまセシルとリディアに避難するよう言った。

「魔界獣による被害が大きくなる前に僕が止めるから、セシルさんとリディアさんは避難して!」
「いいえ、私達もミラージュナイト持ってるから戦うわ!」
「何だって!?」

 突如リディアから聞かされた衝撃な事実。まさか彼女もミラージュドールを持っていたなんて思いもよらなかった慶輔は、心の中で驚いてしまった。

「うちらもな、慶輔君と同じミラージュナイトの操縦ライセンスを持ってるんよ。後失禁魔法もあるから十分戦えるで」
「ちなみに私は磨羯騎士ロザリオ、セシルは獅子騎士シャローンと言う名前のミラージュナイトなの。だから慶輔君、私達にも魔界獣を倒すの一緒にやらせて?」
「そうだったんだ……。ミラージュナイトを操縦できるのは僕だけじゃないんだね……」

 リディアの言葉を耳にした慶輔は何かを決断したかのように言葉を発する。

「じゃあ、僕と一緒に戦おう! セシルさんとリディアさんと一緒なら魔界獣の脅威をこの町から守れそうだよ。なんとしても無事に入学式を迎えたいしね!」
「ありがとう慶輔君!」

 リディアの感謝の気持ちの後に、後ろの方向から男子の声が聞こえてきた。

「大細田慶輔君だったっけ? 悪いけど今回の魔界獣退治、俺も混ぜてくれないか?」
「君達はいったい何者?」

 慶輔が振り向くと、そこには銀髪の一本結びと、水色のアホ毛の少年二人が立っていた。しかもガルドリース学園の制服を着ているから、慶輔と同じ学校に通う生徒みたいである。

「俺はルーネス・バンダノビッチ。斧による格闘戦術を得意とする人間だ。それから水色の髪の奴はアルクゥ・ヤルモレンコ。薙刀の達人だから戦力にはなるぜ?」
「初めまして大細田君。僕はアルクゥと言います。よろしくね」
「こちらこそです。ルーネス君にアルクゥ君」

 アルクゥと名乗った少年が頭を下げると同時に挨拶する慶輔。そんな彼らに対してセシルが訪ねてくる。

「ルーネスにアルクゥ! あんた達、いつ幕張に戻って来たんや? 北海道で別任務だから入学式は欠席やなかったの?」
「ベアトリクス学園長から大至急任務ができたから幕張に戻ってこいって言ったから、大急ぎで幕張に帰って来たんだよ。しかもいきなり魔界獣が姿を見せたってゆうから参ったな」
「でもこの大細田慶輔って人が初任務で魔界獣を撃破したんだよね?」

 アルクゥの言葉の後に軽く首を縦に振ったセシル。しかし、こんな事をしている暇はないと気づくのがすぐこの後だった。

「やばいよセシル! もう既に魔界獣が暴走してるよ!」
「ここまで暴れるんやったら上等やないの! うちらの力で成仏させたるわ!」

 セシルの言葉の後にルーネスがこぶしを握り締めて、慶輔に言葉を発する。

「それじゃあ、頼むぜ! 大細田慶輔!」
「わかった! みんなであの魔界獣を倒そう!」 

---to be continued---
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