魔法騎士 マジーア・ドルチェ慶輔

里見ケイシロウ

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 入学式直前に姿を見せた魔界獣「スフレーラ」は、スフレの姿をして、謎の液体を口から発射して着弾した対象物の身動きを封じてしまうという能力を持った恐ろしい敵である。
 慶輔はミラージュナイトに乗り込んだルーネスとアルクゥに力を合わせてスフレーラの討伐に挑むのであった。

「慶輔。俺の『戦車騎士ザンダー』は防御力に優れているから、シールド代わりになる事が可能だ。危なくなったら俺の後ろに避難してくれ」
「あと僕の『教皇騎士ジェダ』は連続攻撃が強力だよ。援護は任せて!」
「ありがとう、頼りにさせてもらうね!」

 そう言った慶輔であったが、スフレーラは慶輔達の姿を見かけたのか、いきなり特攻を仕掛けてくるが、ルーネスのザンダーの武器である巨大な斧で弾き返されるのであった。

「おっと、こういうタイプの相手だったら、俺の斧で弾き返せるぜ」
「助かったよ、ルーネス君」
「ルーネスでいいよ。その代わり君を慶輔って呼ばせてもらうからいいだろ?」
「わかったよ、ルーネス」
「二人とも、まだ雑談している場合じゃないよ!」

 アルクゥの言うとおり、スフレーラは口から強力なネバネバを慶輔達に向かって発射してきた。

「こうなったら、僕も負けていられないね! 守備だったら、僕に任せてもらうよ!」

 慶輔のアルカードが、背中のウィングパーツから剣の形をしたピットが射出されて、レーザーを発射する。そしてレーザーは星の海を描くように動き回り、シールドとなってスフレーラのネバネバを防いだのである。

「やるじゃん! ここで一気に俺の斧裁きとアルクゥの薙刀の出番だな!」

 そこでルーネスは斧で、アルクゥは薙刀の連続攻撃でスフレーラの胴体を連続攻撃でダメージを与えてゆく。しかし、スフレーラはまだ倒れる気配が全くない。

「この魔界獣、なかなかしぶとい!」
「じゃあ、うちの強力な攻撃を見せたるで! リディア、準備はええな?」
「分かったよ、セシル!」

 するとセシルは懐からカードを取り出せば、リディアはミニスカ失禁して、そのおしっこで蔦や花びらを生成させてゆく。

「慶輔君、うちらが必殺魔法でこの魔界獣の体力を削るから……」
「とどめはお願い!」

 セシルはカードをスフレーラに向かって投げつければ、リディアは、その花びらと蔦をスフレーラに対して特攻をさせる。そして、それらがスフレーラに着弾すると、大きな爆発を起こしてしまった。

「よし、これで僕がとどめを刺す! いでよ、アルティメット・エクスカリバー!」

 すると慶輔のアルカードの懐に、金色に光輝く巨大な聖剣が天から降臨してきた。

「慶輔、もしかして、君はこの聖剣をいつからイメージしていたムニ?」
「うん、ロボットに乗るんなら、これだけは最低でも習得したかったんだ! こんなふうに、かっこよく決めるためにね!」

 慶輔は、アルティメット・エクスカリバーを取ってスフレーラに向かって猛ダッシュした後に、豪快に切りつける。

「受けてみろ、これが僕の愛と義のブレイブハートだあああああああ!」

 そして、最後の一閃を炸裂させた瞬間にスフレーラは大爆発を起こして、この地で儚く散っていくのであった。
 この瞬間、慶輔達の勝利であった。

「やった! 私達の勝利だね!」
「入学式までの時間はまだあるって時に魔界獣との戦闘になるんだからな~。参ったね」

 リディアとルーネスの安堵を見せる表情をしていると、アルクゥが時計を見て、驚いた表情をしている。

「みんな、もう入学式まで一時間だよ!」
「何だって!? 早く学校行かなきゃ、遅刻になる!」
「こうしちゃいられない。みんな、大急ぎで学校に行こう!」
「せやな、いきなり遅刻になったらかっこ悪いからな~!」

 ミラージュドールを降りた慶輔達はすぐさま学校へ向かうのであった。

---to be continued---
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