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すぐさまミラージュナイトに乗り出して、タイヤキンの群れに向かった慶輔とエッジ。出会って僅かな二人であったが、エッジの気の強さと、慶輔の闘志あふれる思いが、相性が合うみたいで意気投合してしまっている。
「エッジ君。この戦いが終わったら、君の事を聞かせてよ。たくましいから、君と気が合いそうなんだよ!」
「そう言ってくれてありがとうな! 俺も君の魂あふれる男に出会う事ができて幸せだよ!」
そう語り合っている間にタイヤキンが複数、彼らの目の前に進んできている。それを確認した慶輔とエッジはすぐさま攻撃に取り掛かる。
「じゃあエッジ君。ここから容赦なく突っ込んじゃおう!」
「了解! あいつらにもう好きにはさせないようにしようぜ!」
エッジは、お得意の格闘術でタイヤキンを次々と葬っていき、慶輔はルーラーソードでタイヤキンを斬り捨てていく。気迫のこもった攻撃によって、タイヤキンは次々と数を減らされてしまうのである。
「なかなかやるじゃないエッジ君! 僕とは違って素手で攻撃できるんだね!」
「そういう君も剣の扱いが凄いや! 俺もまだまだだから、君の事をよく見習いたいくらいだよ!」
お互いに力を認めつつ、襲い掛かってくる敵を次々倒していく慶輔とエッジ。このコンビネーションは初めて出会って、そして出撃した人間達とは思えないほどのいきぴったりの攻撃である。まるで、彼らの素早い攻撃は鬼神の如くであった。
「タイヤキンの数が減りつつあるからね。ここからは慎重に行こう」
「OK! 例え数が減ったとわかってても、気は抜けないからね」
彼らの攻撃によって、徐々にタイヤキンの数は減ってきているが、まだまだ安心できる状態ではなかった。一体なぜ、昼頃に襲い掛かってくるはずの魔界獣がこんな夜中に襲ってきたのか、未だわからないままであり、夜中に魔界獣と闘うのは、慶輔は未だに経験した事がなかったのだ。
「でも一体どうしてこんな時間に魔界獣が出現したんだ? 普段はお昼ごろに現れるはずなんだよな~」
「きっと、あいつらも痺れを切らせたんだと思うよ! 余程俺達の事が気に入らないんだろう!」
そんな状況の中、慶輔とエッジはタイヤキンが急に逃げ出している事に気づいた。
「あいつら、急に逃げ出したぞ? もしかして僕らの事に怖気着いたのか?」
「いや、それは違うみたいだぜ? あそこ、見てみなよ!」
慶輔の軽い期待をぶち壊すかのように、エッジが指さした方向を見てみると、オーガの姿をした魔界獣が立っていた。
「オーガ!? 一体どうして神話の魔物が!?」
「分からない……。でもこいつを倒さなきゃ、神栖町が危ない!」
エッジは素早い動きでオーガを翻弄するが、オーガの一振りの一撃を食らってしまい、後ろに大きく飛ばされる。
「ぐわあああああああ!」
「エッジ君!」
慶輔はすぐさまエッジのところへダッシュして、彼を受け止めた。
「サンキュー慶輔君。あのオーガは半端じゃないよ!」
「ああ、この様な怪力に立ち向かうのは一人じゃ危険だ。君と僕の連続攻撃で何とかしよう!」
慶輔はセイブザクイーンを取り出して、オーガに威嚇射撃で注意をそらせば、エッジがオーガの後ろに回り込んで、一撃をくらませようとする。しかし……。
「ぎゃああああああ!」
「うわああああああ!」
すぐさま失敗してしまい、二人は大きなダメージを受ける。
(マジで強いぞこいつ! やはり、俺達より強いのか?)
エッジがそう思い、後ろへ吹き飛ばされる、その時であった。
「このデカ物は僕とこの明星騎士グラン・ピュータに任せてよ!」
「この声、アーヴァイン君!?」
突如聞こえてきた声は、どうやら慶輔にとって聞き覚えがあるみたいだ。その正体はミラージュナイトに乗り込んでいたアーヴァインであった。
---to be continued---
「エッジ君。この戦いが終わったら、君の事を聞かせてよ。たくましいから、君と気が合いそうなんだよ!」
「そう言ってくれてありがとうな! 俺も君の魂あふれる男に出会う事ができて幸せだよ!」
そう語り合っている間にタイヤキンが複数、彼らの目の前に進んできている。それを確認した慶輔とエッジはすぐさま攻撃に取り掛かる。
「じゃあエッジ君。ここから容赦なく突っ込んじゃおう!」
「了解! あいつらにもう好きにはさせないようにしようぜ!」
エッジは、お得意の格闘術でタイヤキンを次々と葬っていき、慶輔はルーラーソードでタイヤキンを斬り捨てていく。気迫のこもった攻撃によって、タイヤキンは次々と数を減らされてしまうのである。
「なかなかやるじゃないエッジ君! 僕とは違って素手で攻撃できるんだね!」
「そういう君も剣の扱いが凄いや! 俺もまだまだだから、君の事をよく見習いたいくらいだよ!」
お互いに力を認めつつ、襲い掛かってくる敵を次々倒していく慶輔とエッジ。このコンビネーションは初めて出会って、そして出撃した人間達とは思えないほどのいきぴったりの攻撃である。まるで、彼らの素早い攻撃は鬼神の如くであった。
「タイヤキンの数が減りつつあるからね。ここからは慎重に行こう」
「OK! 例え数が減ったとわかってても、気は抜けないからね」
彼らの攻撃によって、徐々にタイヤキンの数は減ってきているが、まだまだ安心できる状態ではなかった。一体なぜ、昼頃に襲い掛かってくるはずの魔界獣がこんな夜中に襲ってきたのか、未だわからないままであり、夜中に魔界獣と闘うのは、慶輔は未だに経験した事がなかったのだ。
「でも一体どうしてこんな時間に魔界獣が出現したんだ? 普段はお昼ごろに現れるはずなんだよな~」
「きっと、あいつらも痺れを切らせたんだと思うよ! 余程俺達の事が気に入らないんだろう!」
そんな状況の中、慶輔とエッジはタイヤキンが急に逃げ出している事に気づいた。
「あいつら、急に逃げ出したぞ? もしかして僕らの事に怖気着いたのか?」
「いや、それは違うみたいだぜ? あそこ、見てみなよ!」
慶輔の軽い期待をぶち壊すかのように、エッジが指さした方向を見てみると、オーガの姿をした魔界獣が立っていた。
「オーガ!? 一体どうして神話の魔物が!?」
「分からない……。でもこいつを倒さなきゃ、神栖町が危ない!」
エッジは素早い動きでオーガを翻弄するが、オーガの一振りの一撃を食らってしまい、後ろに大きく飛ばされる。
「ぐわあああああああ!」
「エッジ君!」
慶輔はすぐさまエッジのところへダッシュして、彼を受け止めた。
「サンキュー慶輔君。あのオーガは半端じゃないよ!」
「ああ、この様な怪力に立ち向かうのは一人じゃ危険だ。君と僕の連続攻撃で何とかしよう!」
慶輔はセイブザクイーンを取り出して、オーガに威嚇射撃で注意をそらせば、エッジがオーガの後ろに回り込んで、一撃をくらませようとする。しかし……。
「ぎゃああああああ!」
「うわああああああ!」
すぐさま失敗してしまい、二人は大きなダメージを受ける。
(マジで強いぞこいつ! やはり、俺達より強いのか?)
エッジがそう思い、後ろへ吹き飛ばされる、その時であった。
「このデカ物は僕とこの明星騎士グラン・ピュータに任せてよ!」
「この声、アーヴァイン君!?」
突如聞こえてきた声は、どうやら慶輔にとって聞き覚えがあるみたいだ。その正体はミラージュナイトに乗り込んでいたアーヴァインであった。
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