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「慶輔君とエッジ君が世話になったね。そこのお返しはさせてもらうよ!」
突如ミラージュナイトに乗って慶輔とエッジを助けたアーヴァインは、すぐさま持っていた銃で、オーガに連続射撃を高速で食らわせて、大きなダメージを与える。疾風の如く放たれるアーヴァインの射撃の腕前は、まさに神業と言ってもいいくらいだ。
「凄いなアーヴァイン君……。こんなに早く連続射撃ができるなんて……」
「まるで俺達も、って感心している場合じゃないぜ慶輔君!」
エッジの言う通り、慶輔の周りには、複数のオーガが集まって来て、慶輔達の方向へと迫って来ていた。
この数では立ち向かうのは無謀だと考える慶輔であったが、希望を告げるかのように、聞き覚えのある4人分の声が、この戦場に響いてきた。
「お待たせ! アーシェ・ブルグシュタラーと人馬騎士グラリス、ただいま出陣だよ!」
「リノア・ノルトベイトと金牛騎士レッドアイ、参上!」
「レフィア・キリケシュと巨蟹騎士トゥインクルスターが助太刀いたしますわ!」
「オヴェリア・ミハイロフと天蝎騎士リリィも慶輔君を助けに来たよ!」
慶輔の目の前に映っているのは、アーシェとリノア、レフィアにオヴェリアの声が出てきている4機のミラージュナイトだった。その光景はまさに、慶輔達にとって大きな希望であった。
「アーシェさん、どうやってここまで来たの!?」
「あなた達が神栖市で戦っている事はベアトリクス学園長から聞いたわ。あのオーガ達はパワーもあるみたいだから私達の失禁魔法で対抗するわ!」
「マジで!?」
「オーガは慶輔君とエッジ君の二人でも倒せなかったんでしょ? だったら魔法力ならいけるはずよ!」
いわれてみれば、エッジと協力しているにも関わらず、オーガを倒す事は出来なかったため、4人の魔法力ならば倒せるはずだと考える慶輔。もう迷っている場合じゃない。
「じゃあ、アーシェさん。無数のオーガを僕達で倒そう!」
「いいえ、この連中は私達4人で大丈夫よ!」
「え!?」
「速攻で終わらせるわ」
アーシェはそう言うと、レフィア達と一緒にミラージュナイトから降りて、オーガの群れに歩いて行った。するとアーシェはリノアと、レフィアはオヴェリアと向き合って……。
「ちょっと、アーシェさん!?」
「いったい何をしてるんだよ!?」
その瞬間に、慶輔とエッジは目を疑った。なんと彼女達はお互いの胸をもみ合い、百合キスをしながらミニスカ失禁しているではないか!
しかも戦場のど真ん中で。しかし、この光景の信じられない展開はこれだけではなかった。
「彼女達のおしっこが……」
「核爆弾に変わった!?」
なんと彼女達の足元に流れてきたおしっこが核爆弾にチェンジして、オーガの群れに特攻をしてきたのである。それがオーガの群れまで届くと……。
「ブラックホールだって!?」
爆発したと思いきや、ブラックホールに変身して、オーガ達を一人残らず、吸い込んでしまったのだ。まさにびっくり仰天のトンデモ勝利であった。
「慶輔君、もう大丈夫だよ。あいつらは魔法空間に弾き飛ばされて100億分の1に分解されているはずよ」
「100億分の1!?」
その言葉を聞いた慶輔とエッジは顔が真っ青になってしまっている頃、アーヴァインが戻ってきた。
「その通り、魔法力が高まった彼女達の失禁魔法は強力だからね。優秀な戦力だっただろ?」
「確かにそうだね……」
もう彼女達を怒らせるわけにはいかない、そう感じている慶輔であった。
---to be continued---
突如ミラージュナイトに乗って慶輔とエッジを助けたアーヴァインは、すぐさま持っていた銃で、オーガに連続射撃を高速で食らわせて、大きなダメージを与える。疾風の如く放たれるアーヴァインの射撃の腕前は、まさに神業と言ってもいいくらいだ。
「凄いなアーヴァイン君……。こんなに早く連続射撃ができるなんて……」
「まるで俺達も、って感心している場合じゃないぜ慶輔君!」
エッジの言う通り、慶輔の周りには、複数のオーガが集まって来て、慶輔達の方向へと迫って来ていた。
この数では立ち向かうのは無謀だと考える慶輔であったが、希望を告げるかのように、聞き覚えのある4人分の声が、この戦場に響いてきた。
「お待たせ! アーシェ・ブルグシュタラーと人馬騎士グラリス、ただいま出陣だよ!」
「リノア・ノルトベイトと金牛騎士レッドアイ、参上!」
「レフィア・キリケシュと巨蟹騎士トゥインクルスターが助太刀いたしますわ!」
「オヴェリア・ミハイロフと天蝎騎士リリィも慶輔君を助けに来たよ!」
慶輔の目の前に映っているのは、アーシェとリノア、レフィアにオヴェリアの声が出てきている4機のミラージュナイトだった。その光景はまさに、慶輔達にとって大きな希望であった。
「アーシェさん、どうやってここまで来たの!?」
「あなた達が神栖市で戦っている事はベアトリクス学園長から聞いたわ。あのオーガ達はパワーもあるみたいだから私達の失禁魔法で対抗するわ!」
「マジで!?」
「オーガは慶輔君とエッジ君の二人でも倒せなかったんでしょ? だったら魔法力ならいけるはずよ!」
いわれてみれば、エッジと協力しているにも関わらず、オーガを倒す事は出来なかったため、4人の魔法力ならば倒せるはずだと考える慶輔。もう迷っている場合じゃない。
「じゃあ、アーシェさん。無数のオーガを僕達で倒そう!」
「いいえ、この連中は私達4人で大丈夫よ!」
「え!?」
「速攻で終わらせるわ」
アーシェはそう言うと、レフィア達と一緒にミラージュナイトから降りて、オーガの群れに歩いて行った。するとアーシェはリノアと、レフィアはオヴェリアと向き合って……。
「ちょっと、アーシェさん!?」
「いったい何をしてるんだよ!?」
その瞬間に、慶輔とエッジは目を疑った。なんと彼女達はお互いの胸をもみ合い、百合キスをしながらミニスカ失禁しているではないか!
しかも戦場のど真ん中で。しかし、この光景の信じられない展開はこれだけではなかった。
「彼女達のおしっこが……」
「核爆弾に変わった!?」
なんと彼女達の足元に流れてきたおしっこが核爆弾にチェンジして、オーガの群れに特攻をしてきたのである。それがオーガの群れまで届くと……。
「ブラックホールだって!?」
爆発したと思いきや、ブラックホールに変身して、オーガ達を一人残らず、吸い込んでしまったのだ。まさにびっくり仰天のトンデモ勝利であった。
「慶輔君、もう大丈夫だよ。あいつらは魔法空間に弾き飛ばされて100億分の1に分解されているはずよ」
「100億分の1!?」
その言葉を聞いた慶輔とエッジは顔が真っ青になってしまっている頃、アーヴァインが戻ってきた。
「その通り、魔法力が高まった彼女達の失禁魔法は強力だからね。優秀な戦力だっただろ?」
「確かにそうだね……」
もう彼女達を怒らせるわけにはいかない、そう感じている慶輔であった。
---to be continued---
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