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自覚 6
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「サヤ、弁当はもう出来上がっていますか?」
「あっ、今仕上げです。でももう直ぐに、できますから!」
「そうですか。では私は厩に行って参りますので、レイシール様は中でお待ち下さい」
弁当の完成を食堂で待つことにした。
調理場から、ふんわりと良い香りが漂っている。ハーブの香りだな。
サンドイッチを作るのに、ハーブの香りがするのは何故だろうかと考え、また新しい料理かもしれないなと思うと、楽しみが増えた気がして心が躍る。
異母様に威圧されずに済んだことが、俺の気持ちを随分と軽くしていた。
調理場から、サヤの作業する音が、かすかに聞こえる。
なんだかその静かで平和な時間を、ああ、こんなのが良いなぁと、漠然と感じた。
恋人の料理が出来上がるのを、こうやってのんびり待つなんて、凄く、普通の生活みたいだ。これが本当に、サヤが望んで行っていることであるならば、これほど嬉しいことはない。
だけど……やはりそうは思えないんだ。
そんな簡単に、切り替えられるはずがない。心に刻まれた傷というものは、本人の意思なんて関係なしに、勝手に開き、血を流す、あかぎれの様に塞がりにくい傷なのだと、俺はよく知っている。
何を思ってあんなことを言ったのか、いまだに分からないけれど、こんな無理は長続きしない。必ず近いうちに、サヤの心は疲れてしまう。
だから、どこかでちゃんと、やめさせなければ……。こんな望外な夢を、ひと時でも見せてもらえた。それで俺はもう、充分だ。
「レイシール様、ちょっとよろしいですか?」
そんな決意を固めていたら、食堂からひょこりとサヤが、顔をのぞかせた。
「ん? どうした?」
人手が必要な作業でもあるのだろうか。
席を立ってそちらに行くと、ちょいちょいと手招きされる。
少し腰を屈めると。
「はい、あーん」
ニコニコと笑顔で、何かを口元に突き出される。
なんの気負いもてらいもなく、そんな風に言うので、とっさに言われるまま、口を開いたら、それが口の中に突っ込まれた。
じゅわりと肉汁と、爽やかな風味。そして香りが鼻に抜ける。
鶏肉?少し濃い目の味付けだ。だけどとても美味。
「美味しいですか?」
「ん。凄く……」
そう言うと、とても魅力的な笑顔で微笑むものだから……心臓を、思い切り握り締められた様な心地になった。
や、やばい……。やばいやばい。駄目だ、なんかこれは……俺の身がもたない……。
「もう出来上がりますから。ハインさんも戻られたみたいですよ」
音を聞きつけたらしいサヤがそう言うので、じゃあと玄関に向かう。
顔の熱を、両手のひらで必死に吸い取って、なんとか表情を取り繕う。
「弁当はもう出来上がるみたいだぞ」
顔を伏せ気味にそう伝えて、連れてこられた三頭のうちの一頭を受け取った。
それを壁の馬繋ぎに括り付けて、暫く戯れる。やっとそれで、平常心を取り戻せた。
ハインもそれぞれを繋ぎ、自身の馬とサヤの馬に荷物を括り付けようとしたので、それをやんわりと遮る。
「ハイン、サヤはまだ慣れてないと思うから、荷物は俺の馬に載せよう」
荷物はそう多くない。主には敷物と、弁当。あとは茶器くらいか。
その作業を終える頃には、サヤが裏口より手提げ籠を持ってやって来た。
「裏口の戸締りは済んでます」
「そうですか。ではサヤはこの馬に。行きますよ」
ハインが玄関に鍵をかけ、三人で馬に跨り、ゆるい坂道を下って、橋を渡る。
川沿いの道は土嚢壁で潰れているから、そのまま村を南へ突っ切る。
村を通り抜ける間に、幾人かの村人に出会い、挨拶をされたり礼を言われたりした。
村を抜け、西に伸びる道に入り、そこからは馬の速度を上げる。
サヤは問題なくついて来た。
はじめのうちはまだ、少々緊張した表情であったものの、次第にそれも薄れ、風景を楽しむゆとりを持つまでに至る。
ハインが選んできた馬も、温厚な良い馬であった様子だ。
途中から、道も逸れた。北の方に草原を進む。
ハインが先頭に出て、サヤが後方に回った。目的地が彼にしか分からないからだ。
道ではない場所なので、石もゴロゴロしている。馬の速度も速歩程度に落とす。
一時間くらいを馬上で過ごしたら、目的地に到着したのだと思う。ハインが馬を止めた。
「ここです」
緩やかな坂の上だった。
そこから先を見下ろすと、さほど大きくはないが泉があり、草原が広がっていた。
不思議なくらい平坦な大地は、今まで何度も水に洗い流された証拠なのかもしれない。
「ここは、どのあたりなんですか?」
「サヤが初めて馬車に乗った時、休憩した場所を覚えていますか?
あそこからさほど離れていません。林に遮られていますが」
つまり、長老一派が潜伏していた付近……ということか?
内心でそう思ったけれど、口には出さない。何故ハインがここに来ようと思ったのか、それが分からなかったから、俺は多少彼の機微に集中していた。
ゆっくりと馬を進ませて、ほど近くにある大きな木に近寄っていく。あまり背は高くないのに、広く枝を広げて心地良さげな木陰を作っている。
「荷物はここに下ろしましょう。
馬は、泉の辺りへ放しておきますか。勝手に草を食べて、水を飲むでしょうし」
……あれ?
特に何か思惑がある風でもなく、そう言って、さっさと自身の馬から荷物を下ろす。
木陰に敷物が敷かれ、俺たちはそこに腰を下ろした。とても涼しくて心地よい木陰だなと、なんとなく思う。
「ハイン、ここへ何をしに来たんだ?」
「は? 遠出ですが」
「……いや、そうだけど。ここを選んだ理由は?」
「見るからに心地良い感じだからですよ」
……そ、それだけ?
ハインと二人で、一旦馬を水辺まで連れて行き、放す。
慣らされているから、そう遠くへ行きはしない。口笛の合図で戻ってくるだろうから、好きにさせる。
ほどほど距離を取ったし、サヤにも会話は聞こえないだろうと思ったから、ハインの思惑を確認することにした。
「……なあ、本当に、ただの遠出?」
「そうですよ。……まあ、拠点候補の一つにどうかとは思いましたが、それだけです。
あと、サヤが草原を見たことがないと言っていたので」
「草原を見たことがない⁉︎」
「らしいですよ。
そもそも山や森ばかりの島国らしく、更にひらけた場所には小さな隙間まで家や道が密集しているらしいです」
どれだけごっちゃりしてるんだろう……。
途方もない風景すぎて、曖昧にしか想像できない。王都みたいなのが、みっしり敷き詰まってる感じか?……いやいや、そんなに人が密集してたら、食料とかどうするんだ……畑とかが無ければ困るんだから、ある筈だし。
「ここは道もありませんし、視界も良好です。兇手に狙われる心配をする必要もないでしょうから、暫くここでくつろげば良いのでは?
サヤにとっては、この世界に来て初めての……何もしなくて良い時間でしょう。
レイシール様に任せますから、労ってやってはどうです。
荷物番がてら、私は馬の世話でもしておきますので」
水を飲む馬に視線を落としたまま、そんな風に言われた。
ああ……サヤを、休ませてやりに来たのか。そして多分、俺のことも……。
道もない場所だ、人はまず通らないし、通れば遠目からでも見えるだろう。
俺たちにとってはさして珍しくもない風景だけれど、サヤにとっては新鮮なものであるようだし、きっと楽しめると考えたんだな……。
人の目など気にせず、ただの一人になって、休めば良い。そう言ってくれているのだ。
「……ありがとう」
不器用だけど、ちゃんと優しい。
ハインはこんな奴だ。だから好きなんだよなと、実感する。
嫌味ばかりだし、目つきも口も悪い。だけど本当は、誰よりも優しいのだ。さんざん傷付けられたから、傷付くのが怖くて、硬い棘のついた殻を纏っているだけで……。
っと……⁉︎
絹を裂くような、悲鳴が聞こえた。
「あっ、今仕上げです。でももう直ぐに、できますから!」
「そうですか。では私は厩に行って参りますので、レイシール様は中でお待ち下さい」
弁当の完成を食堂で待つことにした。
調理場から、ふんわりと良い香りが漂っている。ハーブの香りだな。
サンドイッチを作るのに、ハーブの香りがするのは何故だろうかと考え、また新しい料理かもしれないなと思うと、楽しみが増えた気がして心が躍る。
異母様に威圧されずに済んだことが、俺の気持ちを随分と軽くしていた。
調理場から、サヤの作業する音が、かすかに聞こえる。
なんだかその静かで平和な時間を、ああ、こんなのが良いなぁと、漠然と感じた。
恋人の料理が出来上がるのを、こうやってのんびり待つなんて、凄く、普通の生活みたいだ。これが本当に、サヤが望んで行っていることであるならば、これほど嬉しいことはない。
だけど……やはりそうは思えないんだ。
そんな簡単に、切り替えられるはずがない。心に刻まれた傷というものは、本人の意思なんて関係なしに、勝手に開き、血を流す、あかぎれの様に塞がりにくい傷なのだと、俺はよく知っている。
何を思ってあんなことを言ったのか、いまだに分からないけれど、こんな無理は長続きしない。必ず近いうちに、サヤの心は疲れてしまう。
だから、どこかでちゃんと、やめさせなければ……。こんな望外な夢を、ひと時でも見せてもらえた。それで俺はもう、充分だ。
「レイシール様、ちょっとよろしいですか?」
そんな決意を固めていたら、食堂からひょこりとサヤが、顔をのぞかせた。
「ん? どうした?」
人手が必要な作業でもあるのだろうか。
席を立ってそちらに行くと、ちょいちょいと手招きされる。
少し腰を屈めると。
「はい、あーん」
ニコニコと笑顔で、何かを口元に突き出される。
なんの気負いもてらいもなく、そんな風に言うので、とっさに言われるまま、口を開いたら、それが口の中に突っ込まれた。
じゅわりと肉汁と、爽やかな風味。そして香りが鼻に抜ける。
鶏肉?少し濃い目の味付けだ。だけどとても美味。
「美味しいですか?」
「ん。凄く……」
そう言うと、とても魅力的な笑顔で微笑むものだから……心臓を、思い切り握り締められた様な心地になった。
や、やばい……。やばいやばい。駄目だ、なんかこれは……俺の身がもたない……。
「もう出来上がりますから。ハインさんも戻られたみたいですよ」
音を聞きつけたらしいサヤがそう言うので、じゃあと玄関に向かう。
顔の熱を、両手のひらで必死に吸い取って、なんとか表情を取り繕う。
「弁当はもう出来上がるみたいだぞ」
顔を伏せ気味にそう伝えて、連れてこられた三頭のうちの一頭を受け取った。
それを壁の馬繋ぎに括り付けて、暫く戯れる。やっとそれで、平常心を取り戻せた。
ハインもそれぞれを繋ぎ、自身の馬とサヤの馬に荷物を括り付けようとしたので、それをやんわりと遮る。
「ハイン、サヤはまだ慣れてないと思うから、荷物は俺の馬に載せよう」
荷物はそう多くない。主には敷物と、弁当。あとは茶器くらいか。
その作業を終える頃には、サヤが裏口より手提げ籠を持ってやって来た。
「裏口の戸締りは済んでます」
「そうですか。ではサヤはこの馬に。行きますよ」
ハインが玄関に鍵をかけ、三人で馬に跨り、ゆるい坂道を下って、橋を渡る。
川沿いの道は土嚢壁で潰れているから、そのまま村を南へ突っ切る。
村を通り抜ける間に、幾人かの村人に出会い、挨拶をされたり礼を言われたりした。
村を抜け、西に伸びる道に入り、そこからは馬の速度を上げる。
サヤは問題なくついて来た。
はじめのうちはまだ、少々緊張した表情であったものの、次第にそれも薄れ、風景を楽しむゆとりを持つまでに至る。
ハインが選んできた馬も、温厚な良い馬であった様子だ。
途中から、道も逸れた。北の方に草原を進む。
ハインが先頭に出て、サヤが後方に回った。目的地が彼にしか分からないからだ。
道ではない場所なので、石もゴロゴロしている。馬の速度も速歩程度に落とす。
一時間くらいを馬上で過ごしたら、目的地に到着したのだと思う。ハインが馬を止めた。
「ここです」
緩やかな坂の上だった。
そこから先を見下ろすと、さほど大きくはないが泉があり、草原が広がっていた。
不思議なくらい平坦な大地は、今まで何度も水に洗い流された証拠なのかもしれない。
「ここは、どのあたりなんですか?」
「サヤが初めて馬車に乗った時、休憩した場所を覚えていますか?
あそこからさほど離れていません。林に遮られていますが」
つまり、長老一派が潜伏していた付近……ということか?
内心でそう思ったけれど、口には出さない。何故ハインがここに来ようと思ったのか、それが分からなかったから、俺は多少彼の機微に集中していた。
ゆっくりと馬を進ませて、ほど近くにある大きな木に近寄っていく。あまり背は高くないのに、広く枝を広げて心地良さげな木陰を作っている。
「荷物はここに下ろしましょう。
馬は、泉の辺りへ放しておきますか。勝手に草を食べて、水を飲むでしょうし」
……あれ?
特に何か思惑がある風でもなく、そう言って、さっさと自身の馬から荷物を下ろす。
木陰に敷物が敷かれ、俺たちはそこに腰を下ろした。とても涼しくて心地よい木陰だなと、なんとなく思う。
「ハイン、ここへ何をしに来たんだ?」
「は? 遠出ですが」
「……いや、そうだけど。ここを選んだ理由は?」
「見るからに心地良い感じだからですよ」
……そ、それだけ?
ハインと二人で、一旦馬を水辺まで連れて行き、放す。
慣らされているから、そう遠くへ行きはしない。口笛の合図で戻ってくるだろうから、好きにさせる。
ほどほど距離を取ったし、サヤにも会話は聞こえないだろうと思ったから、ハインの思惑を確認することにした。
「……なあ、本当に、ただの遠出?」
「そうですよ。……まあ、拠点候補の一つにどうかとは思いましたが、それだけです。
あと、サヤが草原を見たことがないと言っていたので」
「草原を見たことがない⁉︎」
「らしいですよ。
そもそも山や森ばかりの島国らしく、更にひらけた場所には小さな隙間まで家や道が密集しているらしいです」
どれだけごっちゃりしてるんだろう……。
途方もない風景すぎて、曖昧にしか想像できない。王都みたいなのが、みっしり敷き詰まってる感じか?……いやいや、そんなに人が密集してたら、食料とかどうするんだ……畑とかが無ければ困るんだから、ある筈だし。
「ここは道もありませんし、視界も良好です。兇手に狙われる心配をする必要もないでしょうから、暫くここでくつろげば良いのでは?
サヤにとっては、この世界に来て初めての……何もしなくて良い時間でしょう。
レイシール様に任せますから、労ってやってはどうです。
荷物番がてら、私は馬の世話でもしておきますので」
水を飲む馬に視線を落としたまま、そんな風に言われた。
ああ……サヤを、休ませてやりに来たのか。そして多分、俺のことも……。
道もない場所だ、人はまず通らないし、通れば遠目からでも見えるだろう。
俺たちにとってはさして珍しくもない風景だけれど、サヤにとっては新鮮なものであるようだし、きっと楽しめると考えたんだな……。
人の目など気にせず、ただの一人になって、休めば良い。そう言ってくれているのだ。
「……ありがとう」
不器用だけど、ちゃんと優しい。
ハインはこんな奴だ。だから好きなんだよなと、実感する。
嫌味ばかりだし、目つきも口も悪い。だけど本当は、誰よりも優しいのだ。さんざん傷付けられたから、傷付くのが怖くて、硬い棘のついた殻を纏っているだけで……。
っと……⁉︎
絹を裂くような、悲鳴が聞こえた。
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