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父の軌跡 17
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帰りの馬車の中、俺は流れていく景色を、ただ見ていた。
西に道を繋げたら、拠点村からあの村へは、一日程で向かえるように、なると思う。
父上のことや……母に何が起こっていたのかや……二年前の出来事や…………。
色々調べなければならないことができた。忙しい最中に、少々厄介だなと思う。
けれど……もう、同じ過ちは、繰り返したくない。
父上に会えないまま、終わりにしたくない。
父上が病ではなく、なにがしかの事情で監禁されているというならば、救い出さなければ……。
「いったい、どういうことなのでしょうね……。
領主様を監禁して、レイシール様を呼び戻して……目的が、よく分かりません……」
ポツリと呟かれたサヤの呟きに、しばらくの沈黙。
「……正直、俺も全く見当がつかない……」
そう答えることしかできなかった。
二年前にここに戻され、今までただ、父の代わりを務めてきた。
疑問を挟む余地もなく、ただ現実に追われて、気付けば今日まで……。
「二年前からのことなのか……十五年前も絡むのか……正直一体、何がどうなってるのだか……」
「どうでも良いです。領主様を救い出せば、全てが白日の下に晒されるでしょうし、レイシール様も解放される。重要なのはそこだけですから」
スパッと切って捨てたハインの言に、サヤと顔を見合わせて、ハハハ……と、乾いた笑いが漏れた。
……父上を、救い出せば……か。
もし、ジェスル伯爵家が絡んでいるなら、ただ自領の問題では済まないことになる……。
当然異母様も思惑に絡んでいるのだろうし、そうなると兄上も…………無関係では、通らないことになるだろう……。
何かが……少なくとも、二年前から起こっていることになる。なのに、前を知らない俺には、何も判断ができない。それがとても歯痒く、心を乱した。
「……ここ二年の変化らしい変化といえば……異母様趣味の無駄に馬鹿高い調度品が増えていることくらいですか」
同じことを考えていたらしいハインが、俺の思い浮かばなかった変化を口にする。
まあ……それも変化といえば、変化なのかな……。
ジェスルは北方にある。
スヴェトランと隣接しており、一番あの国の被害を受けている領地だろう。
北は基本的には山脈が連なっており、その山脈がフェルドナレンとスヴェトランの国境となっているのだが、部分的に途切れた箇所がある。ジェスルは、正にそのひとつに位置しているのだ。
ジェスルは、元々伯爵家ではなく、公爵家であったと記憶している。けれど、何かの思惑か、失策故か、爵位を返上して一つ位を下げ、伯爵家となった歴史がある。
外交手腕の優れた人材を多く輩出してきた領地なのだが、最近は陰りも見せている。まあ……でなければ、伯爵家の令嬢が降嫁して田舎の男爵家になど嫁ぎはしないだろう。そうなった理由の一つは確実に、資金的な問題であると思う。
セイバーンは……男爵家としては破格なほどに、豊かであるのだ。とはいえ、ただ恵まれている立地というわけではない。代々の領主が、麦の生産に力を注いできた結果がそこに結びついたというだけだ。
セイバーンでは、農地には必ず水路がある。麦の生産にはあまり必要だとは思われていないにも関わらずだ。
今回、サヤによって、山から流れる水には、作物に大切な栄養分が豊富に含まれているのだと聞かされた。つまり、代々の領主は、経験則からそれを感じ、賭けともいえる出費を重ねて水路を設置した。それが現代で身を結んでいるということなのだ。
異母様との政略結婚には、この潤沢な収入が、大きく絡んでいるのだろうと思う……。何故なら、異母様の購入される高級な家具や調度品は、全てジェスルから取り寄せられたものだからだ。
故郷を懐かしんで、ジェスル風の室内装飾に拘っている……と、見せかけているが、多分…………資金源として、使われていると思う。
十も年の離れた父上との婚姻。
父は成人前に事故で両親……俺にとっての祖父母を亡くしている。
許嫁であった方も、成人前に亡くしてしまったと、今回知った。
それからは、ずっと政務にのみ明け暮れていたらしい。そして、政略結婚という形で二人は結ばれた……。
…………多分、断ることのできないものであったのだと思う。身分的にも、状況的にも……。
その後兄上を授かって、そこからはずっと、二子に恵まれず、十年近く……。その間に母と出会い……俺が…………っ⁉︎
「どうしたっ⁉︎」
急に馬車が急停車した。
前につんのめりそうになったのを、必死でこらえてそう声を張り上げると、隣のハインが「犬笛です!」と答えをくれる。
「出てくんなよ! 少し待ってろ!」
それに被せるように、ジェイドの声。
緊張の中、すぐにでも動けるようにと気持ちだけも身構えていると、そのうちサヤが口を開いた。
「……忍の方がいらっしゃってます…………何か報告…………襲撃? 違う、兇手が潜んでいたから、先手を打って、攻撃した……」
「っ⁉︎」
サヤの耳が拾った内容に驚愕した。
兇手⁉︎ 慌てて外に出ようとしたら、扉が押さえられて開かない。その窓には、黒い影。
「シザー⁉︎」
「今、駄目」
簡潔にその返事だけがあり、開けてもらえなかった。じゃあ逆からと思ったのだが、今度はハインに止められてしまう。
「待てと言われたでしょう」
「けっ、けど、襲撃なら、怪我人とか、状況とか!」
「貴方が今出たら、それが増えてしまう可能性が否めませんが」
そう言われ、動けなくなった…………。
サヤも不安そうに、膝の上に拳を握っている。そして耳に入った状況を、ぽつぽつと口にしてくれる。
「……応戦中…………あ、かたがついたと。……八人……全員、絶命……組名を、確認中?」
じりじりとしつつ待っていると、程なくして扉が開いた。
ジェイドだ。馬車の中に入ってきて、どかりと席に座った。周りは現在、吠狼とシザーで警戒中とのこと。
「まあ大体聞こえてそうだけどな、報告する。
あんた狙いっぽい、兇手が八人始末された。言っとくが、あんたの命じゃねぇンだから、不殺とかはとやかく言うなよ。こっちだって身を守る必要あンだから」
そんな風に念を押され、それは勿論と頷く。
八人……八人も? なんで、急に狙われた? バクバクと早鐘を打つ心臓が煩い……。
「所属不明……。まあ、不明っつうことは、どこかの子飼いだろうよ。その場限りで雇われているわけじゃない。飼われた連中ってこった。
つまり有力なのはどっかの貴族だな。可能性としては他国絡みって場合もある」
貴族? 他国⁉︎ 正直、全く理由が浮かばなかった。
俺、誰かの怨みを買うようなことをしたか? 命を狙われるほどのことを?
「順当に、一番怪しいとしたらジェスルですね」
「オーストということは? 先日、マルさんが領地交渉しましたよね? もしくは、ブンカケンかもしれません。秘匿権絡みでの脅しとか…………」
「どっちでもいいだろ。憶測をどれだけ広げたって意味ねぇンだし。じゃ、とりあえず戻るぞ。旦那に情報収集してもらうのが一番確実だ」
「ま、待て! 怪我人は⁉︎ まさか、命を落としたりなんてことには…………っ」
「ねぇよ。流石に怪我人は数人な。命取られるほどじゃねぇとよ」
そう聞いて、ほっとした途端、全身の力が抜けた。
ぐらりと傾いた俺を、ハインが支えてくれる。
「大丈夫ですか」
「……お、俺は、大丈夫だけど……怪我人……とにかく、治療を。重症者は……」
「そンなン、言われるまでもねぇンだよ。ほっとけ。あっちで適当にやる。じゃ、帰るぞ」
さらっと流され、ジェイドが御者台に戻る。
程なく、馬車は進み出したけれど、俺は焦燥に駆られたまま、馬車の中でただ沈黙を守ることしかできなかった。
狙われた。俺が、また? 言い知れない不安が広がって、怖い。今回は事なきを得たけれど、もしまた狙われたら……ハインやサヤ、吠狼の皆を危険に晒してしまうことに……っ!
「また、いらないことを考えているでしょう……」
そんな中、ハインにそう言われた。
「貴方は守られる立場なのですよ。当然、周りは命を賭けるのです。慣れてください」
「そんなこと!」
「慣れるしかないのですよ。貴方が失われれば、吠狼は兇手に逆戻りとなり、下手をしたら交易路計画も、ブンカケンでやろうとしていることも、全て水の泡です。
優先されるべきは明らかでしょう。それが分かっているから、吠狼は動いたし、貴方の敵と判断した者を滅したのです」
淡々と諭され、ぐうの音も出ない……。
それは……確かに俺は、もう、責任を担う立場になってしまったけれど、でも……っ!
「街に着いたら、怪我の具合を確認しましょう? 重症者がいれば、お医者様を呼ぶなり、手を打てます。
それから、まずはセイバーンに帰って、安全を確認しましょう。
レイシール様だけを狙ったのなら、今対処できましたけど……もしあちらにも何かあれば……心配です」
サヤの言葉に、拠点村や、マルにも何かが及んでいるかもしれない可能性に気付き、いてもたってもいられなくなった。
けれど、セイバーンまでは、まだ日にちもかかる。
俺たちは、じりじりと募る不安を押し殺して、帰路を急ぐしかなかった。
西に道を繋げたら、拠点村からあの村へは、一日程で向かえるように、なると思う。
父上のことや……母に何が起こっていたのかや……二年前の出来事や…………。
色々調べなければならないことができた。忙しい最中に、少々厄介だなと思う。
けれど……もう、同じ過ちは、繰り返したくない。
父上に会えないまま、終わりにしたくない。
父上が病ではなく、なにがしかの事情で監禁されているというならば、救い出さなければ……。
「いったい、どういうことなのでしょうね……。
領主様を監禁して、レイシール様を呼び戻して……目的が、よく分かりません……」
ポツリと呟かれたサヤの呟きに、しばらくの沈黙。
「……正直、俺も全く見当がつかない……」
そう答えることしかできなかった。
二年前にここに戻され、今までただ、父の代わりを務めてきた。
疑問を挟む余地もなく、ただ現実に追われて、気付けば今日まで……。
「二年前からのことなのか……十五年前も絡むのか……正直一体、何がどうなってるのだか……」
「どうでも良いです。領主様を救い出せば、全てが白日の下に晒されるでしょうし、レイシール様も解放される。重要なのはそこだけですから」
スパッと切って捨てたハインの言に、サヤと顔を見合わせて、ハハハ……と、乾いた笑いが漏れた。
……父上を、救い出せば……か。
もし、ジェスル伯爵家が絡んでいるなら、ただ自領の問題では済まないことになる……。
当然異母様も思惑に絡んでいるのだろうし、そうなると兄上も…………無関係では、通らないことになるだろう……。
何かが……少なくとも、二年前から起こっていることになる。なのに、前を知らない俺には、何も判断ができない。それがとても歯痒く、心を乱した。
「……ここ二年の変化らしい変化といえば……異母様趣味の無駄に馬鹿高い調度品が増えていることくらいですか」
同じことを考えていたらしいハインが、俺の思い浮かばなかった変化を口にする。
まあ……それも変化といえば、変化なのかな……。
ジェスルは北方にある。
スヴェトランと隣接しており、一番あの国の被害を受けている領地だろう。
北は基本的には山脈が連なっており、その山脈がフェルドナレンとスヴェトランの国境となっているのだが、部分的に途切れた箇所がある。ジェスルは、正にそのひとつに位置しているのだ。
ジェスルは、元々伯爵家ではなく、公爵家であったと記憶している。けれど、何かの思惑か、失策故か、爵位を返上して一つ位を下げ、伯爵家となった歴史がある。
外交手腕の優れた人材を多く輩出してきた領地なのだが、最近は陰りも見せている。まあ……でなければ、伯爵家の令嬢が降嫁して田舎の男爵家になど嫁ぎはしないだろう。そうなった理由の一つは確実に、資金的な問題であると思う。
セイバーンは……男爵家としては破格なほどに、豊かであるのだ。とはいえ、ただ恵まれている立地というわけではない。代々の領主が、麦の生産に力を注いできた結果がそこに結びついたというだけだ。
セイバーンでは、農地には必ず水路がある。麦の生産にはあまり必要だとは思われていないにも関わらずだ。
今回、サヤによって、山から流れる水には、作物に大切な栄養分が豊富に含まれているのだと聞かされた。つまり、代々の領主は、経験則からそれを感じ、賭けともいえる出費を重ねて水路を設置した。それが現代で身を結んでいるということなのだ。
異母様との政略結婚には、この潤沢な収入が、大きく絡んでいるのだろうと思う……。何故なら、異母様の購入される高級な家具や調度品は、全てジェスルから取り寄せられたものだからだ。
故郷を懐かしんで、ジェスル風の室内装飾に拘っている……と、見せかけているが、多分…………資金源として、使われていると思う。
十も年の離れた父上との婚姻。
父は成人前に事故で両親……俺にとっての祖父母を亡くしている。
許嫁であった方も、成人前に亡くしてしまったと、今回知った。
それからは、ずっと政務にのみ明け暮れていたらしい。そして、政略結婚という形で二人は結ばれた……。
…………多分、断ることのできないものであったのだと思う。身分的にも、状況的にも……。
その後兄上を授かって、そこからはずっと、二子に恵まれず、十年近く……。その間に母と出会い……俺が…………っ⁉︎
「どうしたっ⁉︎」
急に馬車が急停車した。
前につんのめりそうになったのを、必死でこらえてそう声を張り上げると、隣のハインが「犬笛です!」と答えをくれる。
「出てくんなよ! 少し待ってろ!」
それに被せるように、ジェイドの声。
緊張の中、すぐにでも動けるようにと気持ちだけも身構えていると、そのうちサヤが口を開いた。
「……忍の方がいらっしゃってます…………何か報告…………襲撃? 違う、兇手が潜んでいたから、先手を打って、攻撃した……」
「っ⁉︎」
サヤの耳が拾った内容に驚愕した。
兇手⁉︎ 慌てて外に出ようとしたら、扉が押さえられて開かない。その窓には、黒い影。
「シザー⁉︎」
「今、駄目」
簡潔にその返事だけがあり、開けてもらえなかった。じゃあ逆からと思ったのだが、今度はハインに止められてしまう。
「待てと言われたでしょう」
「けっ、けど、襲撃なら、怪我人とか、状況とか!」
「貴方が今出たら、それが増えてしまう可能性が否めませんが」
そう言われ、動けなくなった…………。
サヤも不安そうに、膝の上に拳を握っている。そして耳に入った状況を、ぽつぽつと口にしてくれる。
「……応戦中…………あ、かたがついたと。……八人……全員、絶命……組名を、確認中?」
じりじりとしつつ待っていると、程なくして扉が開いた。
ジェイドだ。馬車の中に入ってきて、どかりと席に座った。周りは現在、吠狼とシザーで警戒中とのこと。
「まあ大体聞こえてそうだけどな、報告する。
あんた狙いっぽい、兇手が八人始末された。言っとくが、あんたの命じゃねぇンだから、不殺とかはとやかく言うなよ。こっちだって身を守る必要あンだから」
そんな風に念を押され、それは勿論と頷く。
八人……八人も? なんで、急に狙われた? バクバクと早鐘を打つ心臓が煩い……。
「所属不明……。まあ、不明っつうことは、どこかの子飼いだろうよ。その場限りで雇われているわけじゃない。飼われた連中ってこった。
つまり有力なのはどっかの貴族だな。可能性としては他国絡みって場合もある」
貴族? 他国⁉︎ 正直、全く理由が浮かばなかった。
俺、誰かの怨みを買うようなことをしたか? 命を狙われるほどのことを?
「順当に、一番怪しいとしたらジェスルですね」
「オーストということは? 先日、マルさんが領地交渉しましたよね? もしくは、ブンカケンかもしれません。秘匿権絡みでの脅しとか…………」
「どっちでもいいだろ。憶測をどれだけ広げたって意味ねぇンだし。じゃ、とりあえず戻るぞ。旦那に情報収集してもらうのが一番確実だ」
「ま、待て! 怪我人は⁉︎ まさか、命を落としたりなんてことには…………っ」
「ねぇよ。流石に怪我人は数人な。命取られるほどじゃねぇとよ」
そう聞いて、ほっとした途端、全身の力が抜けた。
ぐらりと傾いた俺を、ハインが支えてくれる。
「大丈夫ですか」
「……お、俺は、大丈夫だけど……怪我人……とにかく、治療を。重症者は……」
「そンなン、言われるまでもねぇンだよ。ほっとけ。あっちで適当にやる。じゃ、帰るぞ」
さらっと流され、ジェイドが御者台に戻る。
程なく、馬車は進み出したけれど、俺は焦燥に駆られたまま、馬車の中でただ沈黙を守ることしかできなかった。
狙われた。俺が、また? 言い知れない不安が広がって、怖い。今回は事なきを得たけれど、もしまた狙われたら……ハインやサヤ、吠狼の皆を危険に晒してしまうことに……っ!
「また、いらないことを考えているでしょう……」
そんな中、ハインにそう言われた。
「貴方は守られる立場なのですよ。当然、周りは命を賭けるのです。慣れてください」
「そんなこと!」
「慣れるしかないのですよ。貴方が失われれば、吠狼は兇手に逆戻りとなり、下手をしたら交易路計画も、ブンカケンでやろうとしていることも、全て水の泡です。
優先されるべきは明らかでしょう。それが分かっているから、吠狼は動いたし、貴方の敵と判断した者を滅したのです」
淡々と諭され、ぐうの音も出ない……。
それは……確かに俺は、もう、責任を担う立場になってしまったけれど、でも……っ!
「街に着いたら、怪我の具合を確認しましょう? 重症者がいれば、お医者様を呼ぶなり、手を打てます。
それから、まずはセイバーンに帰って、安全を確認しましょう。
レイシール様だけを狙ったのなら、今対処できましたけど……もしあちらにも何かあれば……心配です」
サヤの言葉に、拠点村や、マルにも何かが及んでいるかもしれない可能性に気付き、いてもたってもいられなくなった。
けれど、セイバーンまでは、まだ日にちもかかる。
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