456 / 1,121
来世 4
しおりを挟む
「知っている者なのか?」
「あっ、はい……赤縄の、中で……」
あぁ……、それはそうか。
「い、今は……違います。ウォルテールと、いいます……」
少女が少々裏返った声で、目の前の狼の名を教えてくれた。
では君の名は?と、聞き返すと「フォギー……。こっちは、イェーナです……」と、足元の黄色い毛並みをした狼の名も教えてくれる。
皆がちゃんと、自身の名を持っていることに嬉しくなって微笑むと、パッと視線を逸らされてしまったが……。
「よ、よく……狼の姿なのに、分かった……ね。と、言ってます」
「髪の色がそのまま体毛の色になるのでしょう?ウォルテールさんの髪色は覚えてました」
「……お、狼……怖く、ないの?……って」
「? 怖くはないですよ。ウォルテールさんだって分かってますし。
領主様救出の時だって、たくさんの狼の方に手助けしていただきましたし」
「…………撫でてって、言ってる……」
「えっ⁉︎」
これは俺。
サヤに触ってと要求した狼に、ちょっとモヤっとした感情を抱いてしまったのだ。
サヤは、男性が苦手だ。とくに、女性だと認識されている場合、警戒心が強まる。このウォルテールという者が、赤縄の中でサヤと接したというなら、彼女の性別だって理解していることだろう。
そ、それなのに……自分の身体を触らせるって…………なんかこう……。
俺のその反応に対し、サヤはというと。
「えっ、良いんですか⁉︎」
と、なにやら嬉しそうな声を上げるものだから、更にモヤっとしてしまった。
ウォルテールに駆け寄って、その前に膝をつくサヤ。手を伸ばし、首の辺りの毛をそっと撫でる。
するとウォルテールは、伏せていた身体を起こして、サヤの首元に自身の首をグリグリと擦り付ける仕草をはじめた。
あ、なんかこれ見たことあるな……。
「ウォルテール……甘えすぎだ」
と、そこでアイルの冷めた声。
キョトンとした視線をアイルに向けるサヤ。
ウォルテールはというと、若干バツの悪そうな顔だな……。
「子供のうちならともかく、育ってまでそのように甘えるな」
アイルはウォルテールの表情など意に介さず、ぴしゃりと言い放つ。
「それにサヤは主の番だ。お前の出る幕ではない」
「えっ⁉︎」
ちょっ、それをわざわざ指摘したってことはつまり……。
「アイルさん、ウォルテールさんはまだ十三歳ですよ?」
「我々にとってはもう子供の範疇ではない。子供だと主張したいなら話は別だが……そいつはそのつもりではなかったと俺は認識している」
苦笑気味だったサヤの表情が、その言葉で若干、強張った。
それにいち早く気付いた様子のウォルテールが、項垂れ、伏せの状態に戻ってしまう……。
「ウォルテールは頭を冷やせ。
イェーナ、今日はお前が任務にあたれ」
それを見てアイルがそう支持を飛ばすと、黄色い狼が進み出てきた。
ずっと状況を静観していた感じからして、物静かな性格なのかな……。視線も何か、申し訳なさそうに見える。
気落ちしてしまった様子のウォルテールがフォギーの足元に戻り、アイルがサヤの指示のもと、犬橇をイェーナの中衣に取り付ける作業を始めた。
とはいえ、サヤにとっても初めての試みであるため、若干戸惑う様子を見せる。
「綱だけで引くのか……?
馬の輓具のように、橇とは直接繋げないで良いと?」
「う……私もあまり、知らないんです。私が見た犬橇は複数匹の犬で引いてましたし……」
「成る程……ならばとりあえずこれで、試してみよう」
二本の綱を使い、金属の輪に通し、お互いを繋ぐようにして装着が済んだ。まるで草相撲をするみたいな繋ぎ方だ。
「どうやって乗ればいい?」
「荷物を積む場所は座面部分です。騎手はこの椅子の背の、取手に捕まるようにして、板の上に立ちます」
「成る程……まずは俺が試そう。フォギー、ここに座ってくれ」
フォギーが呼ばれ、座面の部分にとりあえず座らされた。ソワソワとしているが、座りにくいわけではないらしい……。
そして犬笛を咥えたアイルが椅子の後方に立ち、音のしない笛を吹くと、イェーナはゆっくりと、歩き出した。
「始めは、騎手も足で地面を蹴ったり、走って助走をつけたり、してました」
サヤの助言のもと、アイルが板の上から足を下ろし、まずは橇を押すようにして走ると、イェーナがそれに合わせて速度を上げる。
そして、頃合いかというところで、アイルは板の上に飛び乗った。
多少負荷は掛かった様子ながら、イェーナは速度を緩めずに走る。
そして、あっという間に遠くなってしまった……。
「お、思った以上に、速くないか?」
「……私もちょっと、そう思いました…………あっ⁉︎ 体重移動で方向転換をするって、伝えてませんよね⁉︎
急に曲がるのも無理なので、ゆっくり……あっ⁉︎」
言ったそばから遠方の一団が曲がりそこね、派手に振り飛ばされる光景に、息を飲む。
慌てるサヤの横を、ウォルテールがバッと走り抜け、橇に向かったが、彼が到着するより先にむくりと身を起こす二人の影。……良かった、無事である様子だ。
そして、また橇に戻る。
そうしてそんな光景を何度か繰り返した後…………。
「これは、凄く良い、と思う!」
興奮したフォギーが、とても楽しそうに騎手となって戻ってきた。アイルと交代したらしい。
「乗り方のコツはだいたい掴んだ。今から伝える。騎手はサヤか?」
「いや、俺が乗るんだ。俺が行かないといけないから」
「えっ⁉︎ あの……わ、私は、行ってはいけない……の?」
俺の返事に、サヤが慌てて声を上げ、俺の表情に、声をどんどん、小さくしていく……。
見ていると結構危険なようだし、そもそも寒空の下を長時間寒風に晒されて移動することになるわけで、今のサヤには遠慮してもらいたい。そう思ったのだけど……。
項垂れるサヤの横に、いつの間にやらウォルテールが来ていて、まるでサヤを慰めるかのように身をすり寄せ、あまつさえ、その手をペロリと舐めたものだから、一瞬で頭が真っ白になった。
「あ、ウォルテールさん……」
「…………」
気付いたサヤが彼の首の辺りを撫で、その手に気持ち良さげに身をすり寄せたウォルテールが、何故か俺をちらりと見る。
その視線が……まるで俺を値踏みするみたいなその視線が、妙にカチンときてしまった。咄嗟にサヤに手を伸ばしそうになったのだが……。
「あー……レイシール、思ったんだがな。サヤと二人で行ってきたらどうだ?」
その前にオブシズの言葉で、我にかえった。
「サヤは、その幼子に手向ける花を、自分で用意したいんだろうし、ずっと看病で心身共に酷使したんだ。少しくらい、息抜きをしても良いんじゃないのか?
そっちのフォギーだって、数回転ける程度で操縦を覚えたのだし、そう難しくもなさそうだ。
それに、セイバーン村までは一時間以上掛かるんだぞ? 途中で操縦を交代できた方が、効率よく移動できるし……お前はその手だから、長時間ずっと操縦って、ちょっと厳しいだろう?」
と、そんな風に言われ……。
右手の握力が心許ない俺が、ずっと取手に掴まっておくのは、確かに無理かもしれないと思い至った。
「前の座席、毛皮の膝掛けと、座面置きを、用意しましょう。
そうすれば、それほど寒さも気にならないです。
狼は、休憩を特に必要としませんから、交代の時以外をずっと走れば、あの村までなら、一時間程度で到着できると、思いますよ」
フォギーがそんな風に言葉を添えてくれ、それと一緒に中衣を掴み、グイッとウォルテールをサヤから引き剥がす。
「ほら、一時間くらいなら、サヤの体調だって問題無いさ」
…………でも……と、心の中では思ったものの……。
サヤを残し、そこにウォルテールも残っているのだと考えると、心は決まった。
「分かった……。サヤも一緒に行こうか」
そう言うと、サヤの表情が、目に見えて和らぐ。
「はい……」
嬉しそうに微笑んでそう言った彼女を、腕の中に抱き込み。
「そのかわり、隠し事は無し。疲れたら正直に言って、休憩を挟むことが条件だ」
と、付け足した。
こくりと頷いた彼女に、アイルが「では操縦方法を伝える」と、言うから、俺たちは橇を引いたまま大人しく待っていたイェーナの所に向かう。
そして、俺は数度振り落とされ……サヤは落ちた一回も綺麗に受け身を取ったため、操縦の基本はサヤに任せようということで、明日の予定が決まった……。
「あっ、はい……赤縄の、中で……」
あぁ……、それはそうか。
「い、今は……違います。ウォルテールと、いいます……」
少女が少々裏返った声で、目の前の狼の名を教えてくれた。
では君の名は?と、聞き返すと「フォギー……。こっちは、イェーナです……」と、足元の黄色い毛並みをした狼の名も教えてくれる。
皆がちゃんと、自身の名を持っていることに嬉しくなって微笑むと、パッと視線を逸らされてしまったが……。
「よ、よく……狼の姿なのに、分かった……ね。と、言ってます」
「髪の色がそのまま体毛の色になるのでしょう?ウォルテールさんの髪色は覚えてました」
「……お、狼……怖く、ないの?……って」
「? 怖くはないですよ。ウォルテールさんだって分かってますし。
領主様救出の時だって、たくさんの狼の方に手助けしていただきましたし」
「…………撫でてって、言ってる……」
「えっ⁉︎」
これは俺。
サヤに触ってと要求した狼に、ちょっとモヤっとした感情を抱いてしまったのだ。
サヤは、男性が苦手だ。とくに、女性だと認識されている場合、警戒心が強まる。このウォルテールという者が、赤縄の中でサヤと接したというなら、彼女の性別だって理解していることだろう。
そ、それなのに……自分の身体を触らせるって…………なんかこう……。
俺のその反応に対し、サヤはというと。
「えっ、良いんですか⁉︎」
と、なにやら嬉しそうな声を上げるものだから、更にモヤっとしてしまった。
ウォルテールに駆け寄って、その前に膝をつくサヤ。手を伸ばし、首の辺りの毛をそっと撫でる。
するとウォルテールは、伏せていた身体を起こして、サヤの首元に自身の首をグリグリと擦り付ける仕草をはじめた。
あ、なんかこれ見たことあるな……。
「ウォルテール……甘えすぎだ」
と、そこでアイルの冷めた声。
キョトンとした視線をアイルに向けるサヤ。
ウォルテールはというと、若干バツの悪そうな顔だな……。
「子供のうちならともかく、育ってまでそのように甘えるな」
アイルはウォルテールの表情など意に介さず、ぴしゃりと言い放つ。
「それにサヤは主の番だ。お前の出る幕ではない」
「えっ⁉︎」
ちょっ、それをわざわざ指摘したってことはつまり……。
「アイルさん、ウォルテールさんはまだ十三歳ですよ?」
「我々にとってはもう子供の範疇ではない。子供だと主張したいなら話は別だが……そいつはそのつもりではなかったと俺は認識している」
苦笑気味だったサヤの表情が、その言葉で若干、強張った。
それにいち早く気付いた様子のウォルテールが、項垂れ、伏せの状態に戻ってしまう……。
「ウォルテールは頭を冷やせ。
イェーナ、今日はお前が任務にあたれ」
それを見てアイルがそう支持を飛ばすと、黄色い狼が進み出てきた。
ずっと状況を静観していた感じからして、物静かな性格なのかな……。視線も何か、申し訳なさそうに見える。
気落ちしてしまった様子のウォルテールがフォギーの足元に戻り、アイルがサヤの指示のもと、犬橇をイェーナの中衣に取り付ける作業を始めた。
とはいえ、サヤにとっても初めての試みであるため、若干戸惑う様子を見せる。
「綱だけで引くのか……?
馬の輓具のように、橇とは直接繋げないで良いと?」
「う……私もあまり、知らないんです。私が見た犬橇は複数匹の犬で引いてましたし……」
「成る程……ならばとりあえずこれで、試してみよう」
二本の綱を使い、金属の輪に通し、お互いを繋ぐようにして装着が済んだ。まるで草相撲をするみたいな繋ぎ方だ。
「どうやって乗ればいい?」
「荷物を積む場所は座面部分です。騎手はこの椅子の背の、取手に捕まるようにして、板の上に立ちます」
「成る程……まずは俺が試そう。フォギー、ここに座ってくれ」
フォギーが呼ばれ、座面の部分にとりあえず座らされた。ソワソワとしているが、座りにくいわけではないらしい……。
そして犬笛を咥えたアイルが椅子の後方に立ち、音のしない笛を吹くと、イェーナはゆっくりと、歩き出した。
「始めは、騎手も足で地面を蹴ったり、走って助走をつけたり、してました」
サヤの助言のもと、アイルが板の上から足を下ろし、まずは橇を押すようにして走ると、イェーナがそれに合わせて速度を上げる。
そして、頃合いかというところで、アイルは板の上に飛び乗った。
多少負荷は掛かった様子ながら、イェーナは速度を緩めずに走る。
そして、あっという間に遠くなってしまった……。
「お、思った以上に、速くないか?」
「……私もちょっと、そう思いました…………あっ⁉︎ 体重移動で方向転換をするって、伝えてませんよね⁉︎
急に曲がるのも無理なので、ゆっくり……あっ⁉︎」
言ったそばから遠方の一団が曲がりそこね、派手に振り飛ばされる光景に、息を飲む。
慌てるサヤの横を、ウォルテールがバッと走り抜け、橇に向かったが、彼が到着するより先にむくりと身を起こす二人の影。……良かった、無事である様子だ。
そして、また橇に戻る。
そうしてそんな光景を何度か繰り返した後…………。
「これは、凄く良い、と思う!」
興奮したフォギーが、とても楽しそうに騎手となって戻ってきた。アイルと交代したらしい。
「乗り方のコツはだいたい掴んだ。今から伝える。騎手はサヤか?」
「いや、俺が乗るんだ。俺が行かないといけないから」
「えっ⁉︎ あの……わ、私は、行ってはいけない……の?」
俺の返事に、サヤが慌てて声を上げ、俺の表情に、声をどんどん、小さくしていく……。
見ていると結構危険なようだし、そもそも寒空の下を長時間寒風に晒されて移動することになるわけで、今のサヤには遠慮してもらいたい。そう思ったのだけど……。
項垂れるサヤの横に、いつの間にやらウォルテールが来ていて、まるでサヤを慰めるかのように身をすり寄せ、あまつさえ、その手をペロリと舐めたものだから、一瞬で頭が真っ白になった。
「あ、ウォルテールさん……」
「…………」
気付いたサヤが彼の首の辺りを撫で、その手に気持ち良さげに身をすり寄せたウォルテールが、何故か俺をちらりと見る。
その視線が……まるで俺を値踏みするみたいなその視線が、妙にカチンときてしまった。咄嗟にサヤに手を伸ばしそうになったのだが……。
「あー……レイシール、思ったんだがな。サヤと二人で行ってきたらどうだ?」
その前にオブシズの言葉で、我にかえった。
「サヤは、その幼子に手向ける花を、自分で用意したいんだろうし、ずっと看病で心身共に酷使したんだ。少しくらい、息抜きをしても良いんじゃないのか?
そっちのフォギーだって、数回転ける程度で操縦を覚えたのだし、そう難しくもなさそうだ。
それに、セイバーン村までは一時間以上掛かるんだぞ? 途中で操縦を交代できた方が、効率よく移動できるし……お前はその手だから、長時間ずっと操縦って、ちょっと厳しいだろう?」
と、そんな風に言われ……。
右手の握力が心許ない俺が、ずっと取手に掴まっておくのは、確かに無理かもしれないと思い至った。
「前の座席、毛皮の膝掛けと、座面置きを、用意しましょう。
そうすれば、それほど寒さも気にならないです。
狼は、休憩を特に必要としませんから、交代の時以外をずっと走れば、あの村までなら、一時間程度で到着できると、思いますよ」
フォギーがそんな風に言葉を添えてくれ、それと一緒に中衣を掴み、グイッとウォルテールをサヤから引き剥がす。
「ほら、一時間くらいなら、サヤの体調だって問題無いさ」
…………でも……と、心の中では思ったものの……。
サヤを残し、そこにウォルテールも残っているのだと考えると、心は決まった。
「分かった……。サヤも一緒に行こうか」
そう言うと、サヤの表情が、目に見えて和らぐ。
「はい……」
嬉しそうに微笑んでそう言った彼女を、腕の中に抱き込み。
「そのかわり、隠し事は無し。疲れたら正直に言って、休憩を挟むことが条件だ」
と、付け足した。
こくりと頷いた彼女に、アイルが「では操縦方法を伝える」と、言うから、俺たちは橇を引いたまま大人しく待っていたイェーナの所に向かう。
そして、俺は数度振り落とされ……サヤは落ちた一回も綺麗に受け身を取ったため、操縦の基本はサヤに任せようということで、明日の予定が決まった……。
10
あなたにおすすめの小説
私が美女??美醜逆転世界に転移した私
鍋
恋愛
私の名前は如月美夕。
27才入浴剤のメーカーの商品開発室に勤める会社員。
私は都内で独り暮らし。
風邪を拗らせ自宅で寝ていたら異世界転移したらしい。
転移した世界は美醜逆転??
こんな地味な丸顔が絶世の美女。
私の好みど真ん中のイケメンが、醜男らしい。
このお話は転生した女性が優秀な宰相補佐官(醜男/イケメン)に囲い込まれるお話です。
※ゆるゆるな設定です
※ご都合主義
※感想欄はほとんど公開してます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる