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蜜月 5
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ピシャリと言い放った言葉と、放たれた覇気に、ロレン殿はグッと歯を食いしばる。
女性にそんなことをしたら恐怖で泣いてしまうところだが、そこを耐えたのはさすがだと思う……が、ちょっと厳しくないですか、それ。
容赦なく発せられた覇気に、俺の方がちょっと怯んでしまった。
「動きを読まれ、先回りされていることにも気付かなかったな? だから冷静さを欠いていると、いつも言われるのだ!
動きを読まれていることに気付けていれば、レイ殿に剣術の心得があることにも気付けたろう。
だがそれは、この方の体捌きからでも読めたはずだし、経歴を知っていれば判断できて当然のこと。
お前は悉くを見落とした。その現実を受け入れろ!
だいたい……短剣相手に小剣で遅れを取る時点で、実力差は明確だぞ。負け惜しみなど見苦しい!」
よ、容赦ないなぁ……。
バンバン叩きつけられる言葉に、そこまでで良いのでは? と、擁護したくなってくる……。
しかし俺が口出しするのも宜しくないだろう……まだロレン殿は俺の部下ではないし……。
「それも全部、いつもの先入観が原因だ。男というだけで蔑む癖をいいがげん抑え込め。
おおかた、レイ殿を見た目だけで判断したのだろう?
たしかに体格的にはそなたと変わらぬし、顔も物腰も女のようだが、それを理由に侮るなど……お前は今、お前が毛嫌いする連中と同じことをしていたのだぞ?」
……若干俺もこき下ろされている気がしなくもないな……。
これは俺も怒るべきだろうか? と、考えていたら、ロレンの恨みがましい視線が俺の方を向いた。
「剣が握れないというのは嘘じゃないか……」
歯軋りしそうな顔で睨まれる……。ふぅ……。
「いや、嘘は言っていない……本当に握れないよ。
見た目には分かりづらいと思うけれど、俺は怪我で右手薬指の腱を損傷していてね、握力が幼児なみなんだ。
だから小剣程度の重みでも、三回くらい振れば手からすっぽ抜けてしまう。当然威力だって望めない……。
それで普段は、小剣を身に付けていないんだよ。あっても重いだけで邪魔だし、ただでさえ足手纏いだからね」
その言葉に、ハッとするロレン殿。
俺が剣を帯びない理由を、初めて知ったような反応だった。
聞いてなかったか……それは誤解するよな。
「だから、短剣も左で扱うよう、訓練し直した。
とはいえ、あまり高望みしてあれこれ手を出せるほど、俺は武術面の適性が高くないんだよ……。それで守りを重点的に鍛えている。
攻撃しなかったのもそれが理由。本当に、攻撃が得意じゃないんだ。
ただ……学舎では剣術が必須科目だったから、十六までの十年間は剣術を習っていた。だから正規の剣術の動きは熟知している」
「そこも侮りの影響が出ている部分だな。おおかた、十六で中退とでも考えたか……。
六歳から入学し、十年間留年無しで卒業見込みも立っていたのに中退とは、考えなかったのだな」
「普通考えないですよ……それを言うのはちょっと意地悪かな」
「馬鹿を言うな。陛下の傍に仕えているならば、レイ殿の話題は耳に入って当然だぞ」
…………いや、俺の話題がそんなに出るわけないでしょ。
無茶振りですよそれと笑っていたら、サヤが駆けてきた。
帰りの遅い俺を探しに来たのだ。
バツの悪そうな顔をするロレン殿に、怪訝そうな視線を向けるサヤ。だから慌てて、ちょっと鍛錬に付き合ってたんだと場を誤魔化す。
とりあえず突っ込まれる前に話題を変えておこう。
「あ、そうだ……。実はちょうど今、新しい料理の実験をしていたんです」
「何っ⁉︎」
即座に食い付くディート殿。ブレない……。まぁ、食いつくだろうと思って口にしたけども。
「サヤ、どうせだから鍛錬中の皆さんにも振舞ったらどうだろう」
「でも……試作ですよ?」
「上手にできたんだろう? よしって言ってた時、そんな顔してた」
そう言うと、ほわりと頬を染める。うん、可愛いっ。
「良いのか? 蜜月中だろうに……」
「蜜月ったって、普段となんら変わりませんよ、俺たちは」
なっ。と、サヤに笑いかけると、恥ずかしそうに身を縮める。
二人きりだとサヤも気を使うだろうし、皆でワイワイする時間があれば、少しは気が紛れるだろう。
「あまり量は無いですから……近衛の方達だけこっそり来てください」
そう言い、鍛錬中だった半数の近衛だけを呼ぶと、皆嬉々としてやって来た。
「味は簡素ですよ? 全然、目新しくないと思いますけど……」
「いや、だがこの食感は……」
「味は北の薄麵麭に近いが……全然違う、ふわふわだ……」
「なにこれ食感が美味しい~」
訓練にはユーロディア殿も含まれており、もちふわ食感のホットケーキを大変気に入ったよう。
この麵麭と違うフワッとした口当たりは確かに独特。なんだろう……何かに似ている気がするが……こんな弾力、人生でそうそう出会わない。
皆の様子を見ていたサヤも、満足そうだ。
「思っていた感じにはなりましたし、これならどら焼きも作れそうです」
「ドラヤキ⁉︎ この菓子はまだ進化するのか⁉︎」
皆さんの表情が更に輝いたね!
「はい。どら焼きは、小豆を甘く煮た餡を挟んだお菓子で、とっても美味しいんです」
けれどその言葉でション……と、空気感が変わる……。
「………………豆」
「豆を、甘く煮る…………?」
「豆を挟む? 豆は要らないのでは?」
「……多分、皆さんが思っているものとは全然違うかと」
くすくすと笑うサヤ。
どんなものになるのかな? 俺も甘く煮た豆は正直必要無いと思うんだが……でもサヤの国の菓子だしな……美味じゃない可能性は低いと思うけど……豆かぁ……。
満足して鍛錬に戻る近衛の方々を見送ってから、サヤと二人で残りのホットケーキをもう少し、堪能することに。
「凄くもっちりふんわり……優しい味も良いな」
味は確かに、クッキーと然程変わらないかもしれない。食感だけでこうも違うのか……。
「あちらでは定番の朝食でもあったんですよ」
「これが朝食⁉︎」
それはだいぶん幸せだな!
「シロップやクリームを添えても良いのですけど、ベーコンやスクランブルエッグを添えても合うんです」
「成る程。それはいい。どこかでやってみたいな」
他愛ないやり取りをし、ホットケーキを堪能した後は、洗い物を二人で片付けた。
俺の帰りが遅かった理由は、サヤの念頭から消え去ったようで、そのことにもホッとしつつ……。
だけどこのままじゃ、ロレン殿がここの派遣官に加わったら、結局一波乱来そうなんだよなぁ……。
サヤの同僚殿だし、もうちょっとこう……せめて喧嘩を売られないくらいの関係を、築きたいものなんだが……。
そんなことを考えながら皿を拭いていたから、少しだけ……心ここにあらずになっていたかもしれない……。
重ねた食器を運んでいったサヤが戻る気配があり、その後すぐ……背後から何か、凄い弾力が押しつけられ、一瞬頭が真っ白になった。
手から滑った皿を、なんとか空中で掴み、事なきを得たけれど⁉︎
「さっ……サヤさん?」
「…………」
俺の胸に腕が回され、更に弾力が押しつけられる。
サヤが……背後から抱き着いっ……何っ、どうしてこんな体勢を選んだ⁉︎
サヤの姿が視界に入らないせいか、背中の感触が妙に際立って、欲望を強く刺激された。
むにっとしつつ反発力のある、えも言われぬ弾力。ホットケーキもかくや……っていうか、そうか。あれはこんな弾力か。やばい、朝食が危険だ。なんて変態じみたことを考えている間も、離してくれない……っ。
ちょ…………やばいって、せっかく大人しくなってたのにっ、俺のあれが暴走したらどうしてくれるんだっ。
「サヤ、ちょっとあの……ごめんだけど、離れて……」
「…………嫌っ」
「サヤさん⁉︎」
何か、焦ったような声音の拒絶が気になった。昨日といい、今日といい……どうしてしまったんだよ……。
腕を引き剥がそうにも、力じゃ俺は、サヤに勝てない……。
対処に困っている間に、サヤの腕はさわりと動いて胸を撫で、背中をゾクゾクとしたものが走る。
「…………少しずつ、でも…………進むって、約束っ!
だから…………ふ、普段と変わらないのは、嫌……」
何を言って……?
そんなことよりも…………っ。
我慢が……っ。
「私は……ちゃんと、夫婦らしいこと……できるからっ」
…………………………っ。
女性にそんなことをしたら恐怖で泣いてしまうところだが、そこを耐えたのはさすがだと思う……が、ちょっと厳しくないですか、それ。
容赦なく発せられた覇気に、俺の方がちょっと怯んでしまった。
「動きを読まれ、先回りされていることにも気付かなかったな? だから冷静さを欠いていると、いつも言われるのだ!
動きを読まれていることに気付けていれば、レイ殿に剣術の心得があることにも気付けたろう。
だがそれは、この方の体捌きからでも読めたはずだし、経歴を知っていれば判断できて当然のこと。
お前は悉くを見落とした。その現実を受け入れろ!
だいたい……短剣相手に小剣で遅れを取る時点で、実力差は明確だぞ。負け惜しみなど見苦しい!」
よ、容赦ないなぁ……。
バンバン叩きつけられる言葉に、そこまでで良いのでは? と、擁護したくなってくる……。
しかし俺が口出しするのも宜しくないだろう……まだロレン殿は俺の部下ではないし……。
「それも全部、いつもの先入観が原因だ。男というだけで蔑む癖をいいがげん抑え込め。
おおかた、レイ殿を見た目だけで判断したのだろう?
たしかに体格的にはそなたと変わらぬし、顔も物腰も女のようだが、それを理由に侮るなど……お前は今、お前が毛嫌いする連中と同じことをしていたのだぞ?」
……若干俺もこき下ろされている気がしなくもないな……。
これは俺も怒るべきだろうか? と、考えていたら、ロレンの恨みがましい視線が俺の方を向いた。
「剣が握れないというのは嘘じゃないか……」
歯軋りしそうな顔で睨まれる……。ふぅ……。
「いや、嘘は言っていない……本当に握れないよ。
見た目には分かりづらいと思うけれど、俺は怪我で右手薬指の腱を損傷していてね、握力が幼児なみなんだ。
だから小剣程度の重みでも、三回くらい振れば手からすっぽ抜けてしまう。当然威力だって望めない……。
それで普段は、小剣を身に付けていないんだよ。あっても重いだけで邪魔だし、ただでさえ足手纏いだからね」
その言葉に、ハッとするロレン殿。
俺が剣を帯びない理由を、初めて知ったような反応だった。
聞いてなかったか……それは誤解するよな。
「だから、短剣も左で扱うよう、訓練し直した。
とはいえ、あまり高望みしてあれこれ手を出せるほど、俺は武術面の適性が高くないんだよ……。それで守りを重点的に鍛えている。
攻撃しなかったのもそれが理由。本当に、攻撃が得意じゃないんだ。
ただ……学舎では剣術が必須科目だったから、十六までの十年間は剣術を習っていた。だから正規の剣術の動きは熟知している」
「そこも侮りの影響が出ている部分だな。おおかた、十六で中退とでも考えたか……。
六歳から入学し、十年間留年無しで卒業見込みも立っていたのに中退とは、考えなかったのだな」
「普通考えないですよ……それを言うのはちょっと意地悪かな」
「馬鹿を言うな。陛下の傍に仕えているならば、レイ殿の話題は耳に入って当然だぞ」
…………いや、俺の話題がそんなに出るわけないでしょ。
無茶振りですよそれと笑っていたら、サヤが駆けてきた。
帰りの遅い俺を探しに来たのだ。
バツの悪そうな顔をするロレン殿に、怪訝そうな視線を向けるサヤ。だから慌てて、ちょっと鍛錬に付き合ってたんだと場を誤魔化す。
とりあえず突っ込まれる前に話題を変えておこう。
「あ、そうだ……。実はちょうど今、新しい料理の実験をしていたんです」
「何っ⁉︎」
即座に食い付くディート殿。ブレない……。まぁ、食いつくだろうと思って口にしたけども。
「サヤ、どうせだから鍛錬中の皆さんにも振舞ったらどうだろう」
「でも……試作ですよ?」
「上手にできたんだろう? よしって言ってた時、そんな顔してた」
そう言うと、ほわりと頬を染める。うん、可愛いっ。
「良いのか? 蜜月中だろうに……」
「蜜月ったって、普段となんら変わりませんよ、俺たちは」
なっ。と、サヤに笑いかけると、恥ずかしそうに身を縮める。
二人きりだとサヤも気を使うだろうし、皆でワイワイする時間があれば、少しは気が紛れるだろう。
「あまり量は無いですから……近衛の方達だけこっそり来てください」
そう言い、鍛錬中だった半数の近衛だけを呼ぶと、皆嬉々としてやって来た。
「味は簡素ですよ? 全然、目新しくないと思いますけど……」
「いや、だがこの食感は……」
「味は北の薄麵麭に近いが……全然違う、ふわふわだ……」
「なにこれ食感が美味しい~」
訓練にはユーロディア殿も含まれており、もちふわ食感のホットケーキを大変気に入ったよう。
この麵麭と違うフワッとした口当たりは確かに独特。なんだろう……何かに似ている気がするが……こんな弾力、人生でそうそう出会わない。
皆の様子を見ていたサヤも、満足そうだ。
「思っていた感じにはなりましたし、これならどら焼きも作れそうです」
「ドラヤキ⁉︎ この菓子はまだ進化するのか⁉︎」
皆さんの表情が更に輝いたね!
「はい。どら焼きは、小豆を甘く煮た餡を挟んだお菓子で、とっても美味しいんです」
けれどその言葉でション……と、空気感が変わる……。
「………………豆」
「豆を、甘く煮る…………?」
「豆を挟む? 豆は要らないのでは?」
「……多分、皆さんが思っているものとは全然違うかと」
くすくすと笑うサヤ。
どんなものになるのかな? 俺も甘く煮た豆は正直必要無いと思うんだが……でもサヤの国の菓子だしな……美味じゃない可能性は低いと思うけど……豆かぁ……。
満足して鍛錬に戻る近衛の方々を見送ってから、サヤと二人で残りのホットケーキをもう少し、堪能することに。
「凄くもっちりふんわり……優しい味も良いな」
味は確かに、クッキーと然程変わらないかもしれない。食感だけでこうも違うのか……。
「あちらでは定番の朝食でもあったんですよ」
「これが朝食⁉︎」
それはだいぶん幸せだな!
「シロップやクリームを添えても良いのですけど、ベーコンやスクランブルエッグを添えても合うんです」
「成る程。それはいい。どこかでやってみたいな」
他愛ないやり取りをし、ホットケーキを堪能した後は、洗い物を二人で片付けた。
俺の帰りが遅かった理由は、サヤの念頭から消え去ったようで、そのことにもホッとしつつ……。
だけどこのままじゃ、ロレン殿がここの派遣官に加わったら、結局一波乱来そうなんだよなぁ……。
サヤの同僚殿だし、もうちょっとこう……せめて喧嘩を売られないくらいの関係を、築きたいものなんだが……。
そんなことを考えながら皿を拭いていたから、少しだけ……心ここにあらずになっていたかもしれない……。
重ねた食器を運んでいったサヤが戻る気配があり、その後すぐ……背後から何か、凄い弾力が押しつけられ、一瞬頭が真っ白になった。
手から滑った皿を、なんとか空中で掴み、事なきを得たけれど⁉︎
「さっ……サヤさん?」
「…………」
俺の胸に腕が回され、更に弾力が押しつけられる。
サヤが……背後から抱き着いっ……何っ、どうしてこんな体勢を選んだ⁉︎
サヤの姿が視界に入らないせいか、背中の感触が妙に際立って、欲望を強く刺激された。
むにっとしつつ反発力のある、えも言われぬ弾力。ホットケーキもかくや……っていうか、そうか。あれはこんな弾力か。やばい、朝食が危険だ。なんて変態じみたことを考えている間も、離してくれない……っ。
ちょ…………やばいって、せっかく大人しくなってたのにっ、俺のあれが暴走したらどうしてくれるんだっ。
「サヤ、ちょっとあの……ごめんだけど、離れて……」
「…………嫌っ」
「サヤさん⁉︎」
何か、焦ったような声音の拒絶が気になった。昨日といい、今日といい……どうしてしまったんだよ……。
腕を引き剥がそうにも、力じゃ俺は、サヤに勝てない……。
対処に困っている間に、サヤの腕はさわりと動いて胸を撫で、背中をゾクゾクとしたものが走る。
「…………少しずつ、でも…………進むって、約束っ!
だから…………ふ、普段と変わらないのは、嫌……」
何を言って……?
そんなことよりも…………っ。
我慢が……っ。
「私は……ちゃんと、夫婦らしいこと……できるからっ」
…………………………っ。
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