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最後の秋 7
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「うん。……特別、ここ最近顔を合わせてはいないけれど、何かあったか?」
そう言うと、アイルはそれに瞳を見開く。困惑したように表情を少し動かした。
「……今日もか?」
「? うん。別段接触してない……。確かにセイバーン村には行ったけれど、吠狼で言葉を交わしたのは、アーロンとマレクだけだよ」
「……姿も現さなかった?」
「うん……俺は気付かなかったし、ハインも何も言わなかったし……。
オブシズも、何かあれば気配くらいは察したと思うけど、特に何も無かった……」
その返答にまた、考え込むアイルだったが……。
困惑した様子の俺に気付き、困ったように眉を寄せた。
「いや……やはり……」
「気になるから、言ってほしい。聞けば何か思い浮かぶかもしれない」
そう言うと、また少し、逡巡してから……。
「いや、単に……主に何か相談するつもりなのだと、思っていただけだ。
二日ほど前、主の来訪日を確認に来たから、てっきり……」
そう言ってからまた、少し言い淀み、更に言葉を続けた。
「……婚姻の儀からウォルテールは……少し、塞ぎがちに見えた。
職務を疎かにはしていないが、何か考え込んでいるのは、何人もが目にしている。
そのうえであれは……奥方を好ましく思っていたことも、あり……婚姻の儀が少々堪えたのかと考えていた。
けれど今回、確認に来たのは主人の来訪だったから……問題は無かったか気になったから、確認した」
それは俺も、返答に困る内容……。
うん……いや、知ってたけど、敢えて言われると……うん。そりゃ言いにくいよな。
ウォルテールがサヤに好意を寄せていたのは知っている。
けれど、サヤはウォルテールを警戒しなかったし、恋愛感情としてではなく、遠く離れた姉とサヤを重ねての思慕なのだと、俺も考えていたのだ。
初めの、まだここに慣れていなかった時は色々あったけれど、今の彼はしっかりと自分を律するようになっていたし、用もなく俺たちに接触しようともしない。
たまに顔を合わせ、サヤや俺と言葉を交わすことはあっても、サヤ一人を呼び出したりなどは無く、供のいる時だけと、分をわきまえている風だった。
それに婚姻の儀からだって……ひと月近く、経っているのだ。
「サヤが共に来ると思っていたけどいなかったからとか……そういうことかな?」
そう言葉にしてみたが、アイルはスッキリしない顔。
アイルの感覚的に、ウォルテールが気にしていたのは、あくまで俺だったのだろう。
「うーん……言いづらいことなのかな……一度、確認を取ってみるほうが良いなら、時間を作ろう。
とりあえず近日中に……あー……セイバーン村に行くの、次はいつだったか……」
ヘイスベルトに相談して、時間作らないとな……。
そう思いつつ日程を思い出していたのだけど、慌てたアイルの声が割って入る。
「いや! 主の手を煩わせることではない。
用があるなら、自ら申し出て然るべきだし、主に告げる前に、こちらへ通すべきだ」
「でも気になったんだろう?」
「今である必要は無い。
もしあれが個人的なことを言っていたなら諌めようと、確認を取っただけだから、気にしないでほしい」
どうやら、忙しいこちらを気遣っての心配りであったよう。
そっちだって人手不足だろうに……わざわざこうして、時間を作ってくれてる。
「ありがとうなアイル。でも……ウォルテールはもう、そんな我儘を言ったりなんてしないさ。
あぁ……今回も、それで自重したのかもしれないな」
そう言うと、腑に落ちたという風に、アイルの表情が和らいだから、俺もなんとなく、そういうことだったのではないかという考えが、とてもしっくりとなじんだ気がした。
うん。話そうかどうしようか悩み……今じゃなくて良いと思ったのかもな。
それならば、敢えて突くことはないのかもしれない。
でも、もし良い機会が巡ってきたならば、聞いてやろう。俺も兄役をするって、ウォルテールに約束してるし。
「時間を取らせてすまなかった。持ち場に戻る」
「息抜きついでだから大丈夫。ありがとうな」
そう言いアイルと別れ、執務室に戻った。
すると、一足先に戻っていたハインが怒り顔で待っており、ちゃんともう一人伴ってくださいとお叱りの声。
「貴方は未だにご自分の立場を理解しておられないのですか⁉︎」
「皆やることがたまってる忙しい時期なんだから……そこまで目くじら立てるなよ……」
「いついかなる時も例外などありませんが⁉︎」
「だってアイルに会うだけじゃないか、アイルがもう一人って考えろよ」
「じゃあアイルを連れて戻ってくるべきでしょう!」
細かいっ! あぁもう、分かったから!
はいはい次は気をつけます! 全然声音に反省の気配がありませんね⁉︎ と、そんな風に暫く言い合いつつ書類仕事をこなし……本日も恙無く、忙しく過ごした。
◆
父上の容態が安定したと伝えられたのは、それから三日後。
サヤも前日に完全復活しており、半月ぶりに面会が許された。
ただ、これは特例。まだ父上の面会制限は続いており、サヤの同伴を許されるのも今回限りとのこと。
そう言った時のナジェスタの表情は……職務遂行のために引き締められていた。
「半時間だけよ。それ以上は負担になっちゃうと思うし……」
「うん」
サヤは純粋に喜んでくれた。父上の体調をずっと気遣ってくれていたから。
念のためにマスクをして、衣服を改め、手も消毒を施してから面会に。
父上は寝台に横たわっていたけれど、瞳は開いており、俺たちを見ると「よく来た」と、微笑み、言葉をくださった。
「お加減、よろしくなってホッとしました」
寝台の横に膝をつきそう言ったサヤの頭に、枯れた手がポンと置かれる……。
「サヤ……婚姻早々にすまぬな。おちおち逢瀬も楽しめぬ忙しさと耳にしている」
「……あの、普段から一緒なので、逢瀬は別に気にしておりませんよ?」
「ならちゃんと部屋で睦み合っているのかな?」
「父上っ」
早速揶揄いに来た父上。
サヤはやっと昨日、部屋に戻って来たばかりだ。
睦み合うもなにも……病み上がりにそんな無体はしないよっ!
だが俺の言葉に父上はクックと笑う。
「せっかく手に入れた高嶺の花を、まだ眺めておるとはな」
こっちにも筒抜けかよっ⁉︎
サヤと契っていないことを言外に揶揄われ、慌ててしまったけれど、父上は別段責める様子は無い。
「もうセイバーンの長はお前だ。
必要だと思うことは、お前の心で判断して良いのだから、そんな顔はしなくて良い」
「…………はい……」
「だからその代わり、少々突くくらいのことは許せ。初々しい若夫婦は、ついいじりたくなるものだ」
「父上っ」
こんな時に茶目っ気出さないでくださいよ……。
赤くなったサヤと、困った顔の俺を優しい瞳で見て微笑む父上は、健やかそうに見えた……。
勿論、俺には理解できていた。父上が、そう演じていることが。
そうして、いくつか言葉を交わし、近況を伝えたりしているうちに、父上がそういえば……と、俺たちを見て。
「そろそろ、種拾いの時期ではないか?」
もう二年行っているのだから、今年もこの時期だと覚えていらっしゃったよう。
だが現状、その時間の確保は難しそうで、二人とも口にはしないようにしていたことだった。
「まぁ、もう少し落ち着いたら考えます」
「行って来なさい。毎年と約束したのなら、違えるべきではない」
「ですが今は……」
「ルフスとヘイスベルトはそのつもりで予定を調整しているようだが?」
そう言われ、まさかと顔を見合わせる。
二人には何も言っていない……。何より今は、本当に忙しいのだ。どれだけ急いだとしても半日は潰してしまうだろうし、今行くべきではないことくらい、俺たちにだって分かっている。
なのに、父上は更に言葉を重ねた。
「行きなさい。この約束は、積み重ねるべきだ。
皆がそのつもりでいるのに、お前たちだけ乗り気でないなど、時間を工面しているあれらにも悪いと思いなさい」
結局、残りの面会時間を説得に費やされ、俺たちは種拾いに向かうことになった……。
婚姻を結んでから、初めての逢瀬だ。
そう言うと、アイルはそれに瞳を見開く。困惑したように表情を少し動かした。
「……今日もか?」
「? うん。別段接触してない……。確かにセイバーン村には行ったけれど、吠狼で言葉を交わしたのは、アーロンとマレクだけだよ」
「……姿も現さなかった?」
「うん……俺は気付かなかったし、ハインも何も言わなかったし……。
オブシズも、何かあれば気配くらいは察したと思うけど、特に何も無かった……」
その返答にまた、考え込むアイルだったが……。
困惑した様子の俺に気付き、困ったように眉を寄せた。
「いや……やはり……」
「気になるから、言ってほしい。聞けば何か思い浮かぶかもしれない」
そう言うと、また少し、逡巡してから……。
「いや、単に……主に何か相談するつもりなのだと、思っていただけだ。
二日ほど前、主の来訪日を確認に来たから、てっきり……」
そう言ってからまた、少し言い淀み、更に言葉を続けた。
「……婚姻の儀からウォルテールは……少し、塞ぎがちに見えた。
職務を疎かにはしていないが、何か考え込んでいるのは、何人もが目にしている。
そのうえであれは……奥方を好ましく思っていたことも、あり……婚姻の儀が少々堪えたのかと考えていた。
けれど今回、確認に来たのは主人の来訪だったから……問題は無かったか気になったから、確認した」
それは俺も、返答に困る内容……。
うん……いや、知ってたけど、敢えて言われると……うん。そりゃ言いにくいよな。
ウォルテールがサヤに好意を寄せていたのは知っている。
けれど、サヤはウォルテールを警戒しなかったし、恋愛感情としてではなく、遠く離れた姉とサヤを重ねての思慕なのだと、俺も考えていたのだ。
初めの、まだここに慣れていなかった時は色々あったけれど、今の彼はしっかりと自分を律するようになっていたし、用もなく俺たちに接触しようともしない。
たまに顔を合わせ、サヤや俺と言葉を交わすことはあっても、サヤ一人を呼び出したりなどは無く、供のいる時だけと、分をわきまえている風だった。
それに婚姻の儀からだって……ひと月近く、経っているのだ。
「サヤが共に来ると思っていたけどいなかったからとか……そういうことかな?」
そう言葉にしてみたが、アイルはスッキリしない顔。
アイルの感覚的に、ウォルテールが気にしていたのは、あくまで俺だったのだろう。
「うーん……言いづらいことなのかな……一度、確認を取ってみるほうが良いなら、時間を作ろう。
とりあえず近日中に……あー……セイバーン村に行くの、次はいつだったか……」
ヘイスベルトに相談して、時間作らないとな……。
そう思いつつ日程を思い出していたのだけど、慌てたアイルの声が割って入る。
「いや! 主の手を煩わせることではない。
用があるなら、自ら申し出て然るべきだし、主に告げる前に、こちらへ通すべきだ」
「でも気になったんだろう?」
「今である必要は無い。
もしあれが個人的なことを言っていたなら諌めようと、確認を取っただけだから、気にしないでほしい」
どうやら、忙しいこちらを気遣っての心配りであったよう。
そっちだって人手不足だろうに……わざわざこうして、時間を作ってくれてる。
「ありがとうなアイル。でも……ウォルテールはもう、そんな我儘を言ったりなんてしないさ。
あぁ……今回も、それで自重したのかもしれないな」
そう言うと、腑に落ちたという風に、アイルの表情が和らいだから、俺もなんとなく、そういうことだったのではないかという考えが、とてもしっくりとなじんだ気がした。
うん。話そうかどうしようか悩み……今じゃなくて良いと思ったのかもな。
それならば、敢えて突くことはないのかもしれない。
でも、もし良い機会が巡ってきたならば、聞いてやろう。俺も兄役をするって、ウォルテールに約束してるし。
「時間を取らせてすまなかった。持ち場に戻る」
「息抜きついでだから大丈夫。ありがとうな」
そう言いアイルと別れ、執務室に戻った。
すると、一足先に戻っていたハインが怒り顔で待っており、ちゃんともう一人伴ってくださいとお叱りの声。
「貴方は未だにご自分の立場を理解しておられないのですか⁉︎」
「皆やることがたまってる忙しい時期なんだから……そこまで目くじら立てるなよ……」
「いついかなる時も例外などありませんが⁉︎」
「だってアイルに会うだけじゃないか、アイルがもう一人って考えろよ」
「じゃあアイルを連れて戻ってくるべきでしょう!」
細かいっ! あぁもう、分かったから!
はいはい次は気をつけます! 全然声音に反省の気配がありませんね⁉︎ と、そんな風に暫く言い合いつつ書類仕事をこなし……本日も恙無く、忙しく過ごした。
◆
父上の容態が安定したと伝えられたのは、それから三日後。
サヤも前日に完全復活しており、半月ぶりに面会が許された。
ただ、これは特例。まだ父上の面会制限は続いており、サヤの同伴を許されるのも今回限りとのこと。
そう言った時のナジェスタの表情は……職務遂行のために引き締められていた。
「半時間だけよ。それ以上は負担になっちゃうと思うし……」
「うん」
サヤは純粋に喜んでくれた。父上の体調をずっと気遣ってくれていたから。
念のためにマスクをして、衣服を改め、手も消毒を施してから面会に。
父上は寝台に横たわっていたけれど、瞳は開いており、俺たちを見ると「よく来た」と、微笑み、言葉をくださった。
「お加減、よろしくなってホッとしました」
寝台の横に膝をつきそう言ったサヤの頭に、枯れた手がポンと置かれる……。
「サヤ……婚姻早々にすまぬな。おちおち逢瀬も楽しめぬ忙しさと耳にしている」
「……あの、普段から一緒なので、逢瀬は別に気にしておりませんよ?」
「ならちゃんと部屋で睦み合っているのかな?」
「父上っ」
早速揶揄いに来た父上。
サヤはやっと昨日、部屋に戻って来たばかりだ。
睦み合うもなにも……病み上がりにそんな無体はしないよっ!
だが俺の言葉に父上はクックと笑う。
「せっかく手に入れた高嶺の花を、まだ眺めておるとはな」
こっちにも筒抜けかよっ⁉︎
サヤと契っていないことを言外に揶揄われ、慌ててしまったけれど、父上は別段責める様子は無い。
「もうセイバーンの長はお前だ。
必要だと思うことは、お前の心で判断して良いのだから、そんな顔はしなくて良い」
「…………はい……」
「だからその代わり、少々突くくらいのことは許せ。初々しい若夫婦は、ついいじりたくなるものだ」
「父上っ」
こんな時に茶目っ気出さないでくださいよ……。
赤くなったサヤと、困った顔の俺を優しい瞳で見て微笑む父上は、健やかそうに見えた……。
勿論、俺には理解できていた。父上が、そう演じていることが。
そうして、いくつか言葉を交わし、近況を伝えたりしているうちに、父上がそういえば……と、俺たちを見て。
「そろそろ、種拾いの時期ではないか?」
もう二年行っているのだから、今年もこの時期だと覚えていらっしゃったよう。
だが現状、その時間の確保は難しそうで、二人とも口にはしないようにしていたことだった。
「まぁ、もう少し落ち着いたら考えます」
「行って来なさい。毎年と約束したのなら、違えるべきではない」
「ですが今は……」
「ルフスとヘイスベルトはそのつもりで予定を調整しているようだが?」
そう言われ、まさかと顔を見合わせる。
二人には何も言っていない……。何より今は、本当に忙しいのだ。どれだけ急いだとしても半日は潰してしまうだろうし、今行くべきではないことくらい、俺たちにだって分かっている。
なのに、父上は更に言葉を重ねた。
「行きなさい。この約束は、積み重ねるべきだ。
皆がそのつもりでいるのに、お前たちだけ乗り気でないなど、時間を工面しているあれらにも悪いと思いなさい」
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