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開戦 4
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「姉ちゃんは……胤は同じだけど、器は違う。殆ど獣人が生まれる中で、珍しく人だった。
普通なら、姉ちゃんだって捨てられてたのに……。でも、俺たち狼で生まれた奴の世話をして、あそこにしがみついてた。
その中で俺を……自分が使える手駒にするために、きっと……」
悲しそうに眉を寄せてそう言う。分かっていたけれど……それでも、血の繋がりを求めた。慕っていたのだ……。
そうか。侍祭殿は、生きるために……。
一生懸命、組織で必要な存在になろうとしたのか。
けれどいざウォルテールが人の姿を得てしまうと……憎くてたまらなくなった……。
自分の存在を否定された心地だった。同じ胤を得ているはずなのに、こうも扱いが違う。なんで自分は、人になってしまったのか……。
彼女の心情は、実際のところ分からない……。アレクほど、関わりを持ってきていないしな……。
だけど獣人の血をあんな風に拒絶していたのは、それがあの娘の中で、大きな痼りとなっているからだろう。
じゃあ、アレクは……? 何故、彼は…………。
この一連の打ち手は、もう……アレクだと確信を持っていた。
だけど彼がこうなるに至った経緯は、全くまだ見えていない……。
アレクは、ウォルテールの姉とは違うだろう。施設生まれではなく、彼は貴族出身だ。そこには強く確信を抱いている。
彼の所作や思考。言葉の節々に、貴族であった形跡があるのだ。それはきっと、本人も自覚していない。
俺のような妾腹出ではなく、ちゃんと貴族として生を受け、その瞬間から教育を受けていた、生粋の貴族……。
本人の無意識に刷り込まれるくらい、溶け込み当然となるほどの、上位の血筋だと思う。
男爵家や子爵家じゃない。きっと……伯爵家以上。
だがそれなら何故、マルが彼の痕跡を見つけられないのだろう……。
貴族出身で神殿に身を置くことになる者は多い。事情を伏せられた者も多い。でもその程度ならば調べ上げてしまうだろうに、あのマルが、見つけられない。
何故、彼の痕跡は徹底的に消されているのだろう……。
そもそも、そんなことができるものだろうか?
人一人の存在を抹消するなんて、人にできることだとは思えない。マルも言っていたことだ。それは神の御技だと………………?
ふと、何か閃きかけた。
何か……それに近い話を、どこかで聞いた。
記憶を手繰るために、アレクのことをもっと深く、考えてみるべきか……。
そうだ、ウォルテールは、アレクのことをどこまで知っているのだろう……?
アレクに使われていた自覚はあるのだろうか?
それとも慎重な彼のことだし、ウォルテールと直接接することはしていないのだろうか……。
聞いてみたかったけれど、俺の近くに置くウォルテールに、あからさまな情報を残しているとは考えにくい。
それに施設についてを聞けば当然、彼を苦しめるだろう……。
そんなことを考えていたら、ウォルテールが身じろぎしたから、そちらに視線を移した。
狼の脚を両腕で引き寄せ、膝に顔を半分埋めるみたいにして座っていたウォルテールは……。
「あんたはいつもそれだ……。
あそこではもらえなかったものを、あんたが……あんたたちは、平然と俺にくれる……」
なんのことについて言っているのか分からず、首を傾げた。
けれどウォルテールはそれ以上を言わず、揺れる炎を見つめている……。
「あそこしか知らなかったから、あそこが全てだったんだ……」
不意にぽつりと、そう零した。
「血が濃いは、褒め言葉で、薄いは、価値の無いことで、濃い俺は、それで良いんだと思ってた。価値ある獣だ。そう思ってたのに……。
急に狭い場所に閉じ込められて、食事も貰えなくなって、なんでそうなったか分からなくて、気が狂いそうだった……。
そこを出された時はほっとした。だけど、価値が無くなったから処分されるって言われて……だから、できるとこを見せなきゃって、思って……」
……誘導されたんだろう。食事や自由を絶って、彼の自我を追い詰めて。
駒として使う者すら追い詰めるような、そのやり口……。やっぱりアレクだ。俺はそれを、何度も見てる……。
「価値を示すなんて、簡単なことだと思ってたよ。俺は血が濃いから、誰よりも優先される立場だったから。俺が言えば、皆が従うだろうって。
なのにここは、みんな変な理由で変なことをした。俺の言うことを聞いてくれなくて、血が薄いくせに偉くて、濃い俺に反抗する……なんなんだよって思ってた……。
荊縛の時だって、苦しいも痛いも自分でなんとかするしかない、死ぬやつは使えないやつだって、そう思ってた。
なのに俺もそうなって、認めるしかなかった……。俺は……使えないやつになった……価値が無くなったからだって……。
そう、思ったのにさ……」
肩に両腕を回し、自らを抱きしめる。
苦しいだろうに、それを押し殺して、言葉を語る。
「…………あ、あんな風に、優しくしてくれるなんて、夢みたいだったんだ……」
そう言いながら、顔を伏せて、表情を膝と腕で隠してしまった。
「耳も尾も脚も、気持ち悪いって言わなかった……気にせず、触ってくれた……。頑張れって、死ぬなって言ってくれた。
狼でも、俺だって分かってくれた。首を擦り付けても逃げないでくれた……。狼の姿を好きだって、言ってくれた……。
あそこが、この人を欲しいって言う理由が、分かった気がした。
俺も欲しかった。だから、なんとしてでも、持って帰りたいって……。
……いや、本当は独り占めしたかったのかな……。連れて帰ったら、きっと取られてしまうって……」
やはりサヤを欲していたのか。
神殿は、サヤを得て、かつての栄光を取り戻そうとしていたのか?
なのに何故、それを諦めた……?
今は、何を狙っているんだ……?
「ここで、色々教えてもらった……。獣じゃないとも、言ってもらった……。
いつの間にか、帰りたくない、ここにいたいって思うようになってた。
だから……本当に、大切にしたいと、思ってたんだよ。
なのに俺…………どうしても、どうしても…………どうしても…………」
どうしても、姉に逆らえなかったのだと……。
失敗すれば、主である姉が困ることになると言われた。本当は一番、愛してほしい人だった。
愛を知ってしまったからこそ余計、愛してほしいと、褒めてほしいと願ってしまった。求めてしまった。
殺されそうになっていた時だって、抵抗しようとしなかったのは、どんな形でだって良い。役に立っていると、愛していると、言ってほしかった……。
でも……。
結局最後まで、姉の愛は得られなかった。
大切なものが、姉だけではなくなったことにも、気付いてしまった……。
「俺は、本当はここに居ちゃいけないし、八つ裂きにされても文句は言えない……。
それだけのことをしたって、分かってる。
だから明日は、死なせた人たちの分、俺が働く……。償いをする。前で、戦う。
絶対にもう、裏切らない……」
決意を滲ませた硬い声。
そんなウォルテールの頭に左腕を伸ばし、ぐしゃりと撫でた。そして引き寄せ、肩を抱く。
「…………そんな風には、しなくて良い」
お前は、お前として生きるために戦ってくれ……。
「過去じゃなく、明日のために、戦おう。一人でも多くが幸せになれるように。
お前だって、そうじゃなきゃ俺は……なんのための戦いかを、忘れてしまう……」
お前を人にするための戦いなんだ。
お前たちが、今より幸せだって思えるように、するための。
誰かのために使われるのじゃなく、自分や、自分の愛する者たちのために命を使う。そんな時代を創るためだ。
「なぁ、考えておいてくれ。この戦いが終わったら、何になりたいかを。
どんな仕事に就いて、どんな場所で暮らしたいか。
この戦いが終わったら、次はそれを叶えよう」
普通なら、姉ちゃんだって捨てられてたのに……。でも、俺たち狼で生まれた奴の世話をして、あそこにしがみついてた。
その中で俺を……自分が使える手駒にするために、きっと……」
悲しそうに眉を寄せてそう言う。分かっていたけれど……それでも、血の繋がりを求めた。慕っていたのだ……。
そうか。侍祭殿は、生きるために……。
一生懸命、組織で必要な存在になろうとしたのか。
けれどいざウォルテールが人の姿を得てしまうと……憎くてたまらなくなった……。
自分の存在を否定された心地だった。同じ胤を得ているはずなのに、こうも扱いが違う。なんで自分は、人になってしまったのか……。
彼女の心情は、実際のところ分からない……。アレクほど、関わりを持ってきていないしな……。
だけど獣人の血をあんな風に拒絶していたのは、それがあの娘の中で、大きな痼りとなっているからだろう。
じゃあ、アレクは……? 何故、彼は…………。
この一連の打ち手は、もう……アレクだと確信を持っていた。
だけど彼がこうなるに至った経緯は、全くまだ見えていない……。
アレクは、ウォルテールの姉とは違うだろう。施設生まれではなく、彼は貴族出身だ。そこには強く確信を抱いている。
彼の所作や思考。言葉の節々に、貴族であった形跡があるのだ。それはきっと、本人も自覚していない。
俺のような妾腹出ではなく、ちゃんと貴族として生を受け、その瞬間から教育を受けていた、生粋の貴族……。
本人の無意識に刷り込まれるくらい、溶け込み当然となるほどの、上位の血筋だと思う。
男爵家や子爵家じゃない。きっと……伯爵家以上。
だがそれなら何故、マルが彼の痕跡を見つけられないのだろう……。
貴族出身で神殿に身を置くことになる者は多い。事情を伏せられた者も多い。でもその程度ならば調べ上げてしまうだろうに、あのマルが、見つけられない。
何故、彼の痕跡は徹底的に消されているのだろう……。
そもそも、そんなことができるものだろうか?
人一人の存在を抹消するなんて、人にできることだとは思えない。マルも言っていたことだ。それは神の御技だと………………?
ふと、何か閃きかけた。
何か……それに近い話を、どこかで聞いた。
記憶を手繰るために、アレクのことをもっと深く、考えてみるべきか……。
そうだ、ウォルテールは、アレクのことをどこまで知っているのだろう……?
アレクに使われていた自覚はあるのだろうか?
それとも慎重な彼のことだし、ウォルテールと直接接することはしていないのだろうか……。
聞いてみたかったけれど、俺の近くに置くウォルテールに、あからさまな情報を残しているとは考えにくい。
それに施設についてを聞けば当然、彼を苦しめるだろう……。
そんなことを考えていたら、ウォルテールが身じろぎしたから、そちらに視線を移した。
狼の脚を両腕で引き寄せ、膝に顔を半分埋めるみたいにして座っていたウォルテールは……。
「あんたはいつもそれだ……。
あそこではもらえなかったものを、あんたが……あんたたちは、平然と俺にくれる……」
なんのことについて言っているのか分からず、首を傾げた。
けれどウォルテールはそれ以上を言わず、揺れる炎を見つめている……。
「あそこしか知らなかったから、あそこが全てだったんだ……」
不意にぽつりと、そう零した。
「血が濃いは、褒め言葉で、薄いは、価値の無いことで、濃い俺は、それで良いんだと思ってた。価値ある獣だ。そう思ってたのに……。
急に狭い場所に閉じ込められて、食事も貰えなくなって、なんでそうなったか分からなくて、気が狂いそうだった……。
そこを出された時はほっとした。だけど、価値が無くなったから処分されるって言われて……だから、できるとこを見せなきゃって、思って……」
……誘導されたんだろう。食事や自由を絶って、彼の自我を追い詰めて。
駒として使う者すら追い詰めるような、そのやり口……。やっぱりアレクだ。俺はそれを、何度も見てる……。
「価値を示すなんて、簡単なことだと思ってたよ。俺は血が濃いから、誰よりも優先される立場だったから。俺が言えば、皆が従うだろうって。
なのにここは、みんな変な理由で変なことをした。俺の言うことを聞いてくれなくて、血が薄いくせに偉くて、濃い俺に反抗する……なんなんだよって思ってた……。
荊縛の時だって、苦しいも痛いも自分でなんとかするしかない、死ぬやつは使えないやつだって、そう思ってた。
なのに俺もそうなって、認めるしかなかった……。俺は……使えないやつになった……価値が無くなったからだって……。
そう、思ったのにさ……」
肩に両腕を回し、自らを抱きしめる。
苦しいだろうに、それを押し殺して、言葉を語る。
「…………あ、あんな風に、優しくしてくれるなんて、夢みたいだったんだ……」
そう言いながら、顔を伏せて、表情を膝と腕で隠してしまった。
「耳も尾も脚も、気持ち悪いって言わなかった……気にせず、触ってくれた……。頑張れって、死ぬなって言ってくれた。
狼でも、俺だって分かってくれた。首を擦り付けても逃げないでくれた……。狼の姿を好きだって、言ってくれた……。
あそこが、この人を欲しいって言う理由が、分かった気がした。
俺も欲しかった。だから、なんとしてでも、持って帰りたいって……。
……いや、本当は独り占めしたかったのかな……。連れて帰ったら、きっと取られてしまうって……」
やはりサヤを欲していたのか。
神殿は、サヤを得て、かつての栄光を取り戻そうとしていたのか?
なのに何故、それを諦めた……?
今は、何を狙っているんだ……?
「ここで、色々教えてもらった……。獣じゃないとも、言ってもらった……。
いつの間にか、帰りたくない、ここにいたいって思うようになってた。
だから……本当に、大切にしたいと、思ってたんだよ。
なのに俺…………どうしても、どうしても…………どうしても…………」
どうしても、姉に逆らえなかったのだと……。
失敗すれば、主である姉が困ることになると言われた。本当は一番、愛してほしい人だった。
愛を知ってしまったからこそ余計、愛してほしいと、褒めてほしいと願ってしまった。求めてしまった。
殺されそうになっていた時だって、抵抗しようとしなかったのは、どんな形でだって良い。役に立っていると、愛していると、言ってほしかった……。
でも……。
結局最後まで、姉の愛は得られなかった。
大切なものが、姉だけではなくなったことにも、気付いてしまった……。
「俺は、本当はここに居ちゃいけないし、八つ裂きにされても文句は言えない……。
それだけのことをしたって、分かってる。
だから明日は、死なせた人たちの分、俺が働く……。償いをする。前で、戦う。
絶対にもう、裏切らない……」
決意を滲ませた硬い声。
そんなウォルテールの頭に左腕を伸ばし、ぐしゃりと撫でた。そして引き寄せ、肩を抱く。
「…………そんな風には、しなくて良い」
お前は、お前として生きるために戦ってくれ……。
「過去じゃなく、明日のために、戦おう。一人でも多くが幸せになれるように。
お前だって、そうじゃなきゃ俺は……なんのための戦いかを、忘れてしまう……」
お前を人にするための戦いなんだ。
お前たちが、今より幸せだって思えるように、するための。
誰かのために使われるのじゃなく、自分や、自分の愛する者たちのために命を使う。そんな時代を創るためだ。
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