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胸がぐっと詰まるような苦しさに、花梨は薄っすらと目を開ける。
その苦しさが、胸の上で眠っているミケのせいだと分かると、無言で自分の上から落とした。
「にゃっ」
慌てるような鳴き声、実際に落とされた場所はベットの上だから問題ない。
『おはようございます!ご主人様』
朝から脳へ直接響く声は、多少うるさく感じるほどに元気がある。
「ん、おはよう。それよりもこの部屋から勝手に出てもいいと思う?」
顔を洗いたい、と思いながら立ち上がる。
『駄目だと思いますー。でも、迷ったら僕が責任持って案内するです!』
どんっと胸を叩くミケの姿に、思案するように首を傾げるがそのまま歩き出す。
「水場まで行けばいいんだし、ね?」
そう言い訳するように呟いて、扉を開けた。
「ひゃっ!」
「うぉ」
目の前には驚きのあまり、座り込んでしまったリルの姿。
その手には桶のようなものが持ってあり、中に入った水を零していないところはさすが侍女魂。
『ご主人様、声が野太かったです~』
肩に乗って、耳元で失礼なことを言うミケの耳を、引っ張りながらリルに謝る。
「え、と。それで顔を洗ったりしてよかった?」
「は、はい。遅くなってしまい、すみませんでした」
気を取り直すように一つ息を吸って、リルはにっこりと笑った。
「手紙を二通預かっております」
受け取りながらも、内心では誰だろう? と首を傾げている。封筒の裏を見れば、アルファベットに似ているけれど全然違う文字。
「ミケ、これって読める?」
そう小声で訊ねる。自分で見るのは無理みたいだ。
『大丈夫ですー』
その言葉にほっと胸を撫で下ろして、リルの方を向きなおせば何故か切なそうな顔をしたリル。
意味が分からずにぼうっとしていると、両手を掴まれた。
「ゼフィルド様が恋しゅうございますか?いえ、そうでしょう」
「え、一日会えないだけですから」
そう言って強張った笑みを見せる。
(――確かに物足りないけど、恋しいってんなわけないのに。確かに猫に話しかけたら、そう見えるかも)
花梨のその笑みに、変な勘違いをリルはしたようだ。
「花梨様!」
目の前まで近寄ってきた顔に、ひくっと口元が引きつる。
「ゼフィルド様は、鍛錬所にいらっしゃいます。会いに行かれませんか?」
「え? でも、鍛錬所って女が入っても大丈夫なんですか?」
何だか、追い出されそうなイメージがある。
「大丈夫ですとも!それでは、早速」
そう言ってリルが外に声をかければ、昨夜のようにズラズラと侍女達が入ってきた。
「ちょっと待って、その……手紙、そう!手紙を読みたいから少し時間を」
「では、扉の前におりますので、準備が整ったら御教えください」
その言葉にコクコクと頷いたら、リルが一声かけて侍女達が再び部屋から出て行った。
「では」
リルが出て行ったのを確認すると、とりあえず花梨は顔を洗った。その水で寝癖を多少直すと、ベットに座る。
「ミケ、えっと誰からか分かる?」
ぴょん、と花梨の膝にミケが乗る。
『分かります。えっと。ゼフィルドさんに、ヴィラさんです』
(――ヴィラの場合って、なんていってリルに頼んだんだろ?)
封を切り、手紙をミケの見やすいように広げる。
『じゃ、読みますねー。
余計な手間はかけさすな、後はお前の好きなように動けばいい。
これがゼフィルドさんからのです』
名前を聞かなくても分かる。それにしても、好きなようにしてもいいと言う割には、自由に動くなとも言う。良く分からない、と花梨は苦笑した。
『ヴィラさんは。
用件だけ書くことにします。花梨さんが王都へ来たという事は、ある程度考えての行動だと思ってます。
その事について、詳しい話を聞くために今夜行きます、なので今度は驚かずに窓を開けてください。最後に、なるべく部屋からは出ないでくださいね。
だそうです。うわぁ、字が綺麗ですよね~』
手紙を見て感心するミケとは違い、花梨は困ったように俯いた。なるべく出るな、と書いてあるのに、もう出るとリルに言ってしまっている。
一つため息をつくと、花梨はリルを呼んだ。
今度の侍女たちは、やはり夜とは違ってそこまでは弄られなかった。
「はぁっ!」
「たぁ!」
威勢の良い声が響き渡る。ダンダンと強く足で地を蹴る音、剣のぶつかり合う音。
「足、足だ。もっとしっかり踏ん張れ」
ゼフィルドは自分の鍛錬ではなく、兵達への指導をしているようだ。そのことに花梨は、軽く驚いてしまう。
「リルさん、ここの人たちってどこの軍なんですか?」
ツザカなのか、イガーなのか。それとも王都自体が軍を持っているのか。
「ここの方たちは、王族直下の者たちですよ」
「そうですか……すみません、王都って名前は?」
その簡単すぎることを自分が知らない事に気が付いて、花梨は少し照れたように訊ねた。
「はい? 王都に名前は必要ありません。王都は唯一つのものですから」
(――そういうことなんだ、龍さんの名前が龍みたいに)
納得するように頷けば、再び疑問。
「ねぇ、リル。でも王都って場所が変わったりしないの?」
日本だって首都は変わった、王族だって滅ぼされれば別の人間に代わる。
「そんな恐れ多い!龍様に決められたこの地、変える事など王にも不可能です!」
日本で「ねぇ、人って殺していい?」と訊ねれば、似たような反応が返ってくると思う。
絶対的な決まりごと、リルの反応は花梨の想像以上に大きなものだった。
龍の位置づけがどれほどのものなのか、訊ねようとしたら突然リルが嬉しそうに笑みを浮かべた。
「花梨様、ゼフィルド様が」
「え?」
前を向けば、無表情のままで向かってくるゼフィルド。ゼフィルドの目つきを見て、花梨は身を強張らせた。
(――怒ってる!?)
顔は何時もどおりなのだが、目つきが少し違う。何処が違う? と聞かれると、答えに困ってしまうほどの微々たる変化。
「それでは、私はここで」
気を利かしたリルが、ゼフィルドが来る前にそう言って背を向けた。
待って、と伸ばした腕を、ゼフィルドが掴む。
「ゼ、ゼフィルド。昨日ぶり!」
あはは、と笑って言えば、心底胡散臭いものを見るような目つきで見られる。
「何故、ここに」
「ゼフィルドが、私のことを奥さんだって言うから、リルさんが気を使ってくれて」
そう困ったように言えば、ゼフィルドが浅くため息をついた。それと同時に、怒りも収まったように見える。
「行くぞ」
ぐいっと腕を引かれ、花梨が兵士たちのほうを見る。
「皆は、いいの?」
「頼まれただけだ」
そう何故か吐き捨てるように、ゼフィルドが言った。
ゼフィルドが止まったのは、鍛錬所からそこまで離れていない庭。
「ねぇ、一つ聞いてもいい?」
「一つか?」
多少のからかいを含む声に、花梨は小さく唸った。
「良い、話せ」
「ん、ありがとう。龍さんって一体なんなの?」
花梨の言葉に、ゼフィルドが微かに眉を顰める。
「絶対的な存在だ。龍信仰。この地に住んでいる者が恐らくは皆信仰しているはずだ。その度合いは、王都へ近づくたびに強くなる」
(――神様みたいなものかな)
うぅん、と腕を組んで、考える。
「……じゃあ、龍の娘って」
「絶大な力を持つ」
「そっか」
思わずその場にしゃがみこんだ。重い、とは感じるが、前みたいに逃げたいとは思わなかった。
「立て、好奇の目で見られる」
冷たい声とともにゼフィルドに腕を引かれ、そのまま身を預ける形で立ち上がる。
頭を数度撫でられながら、周りを伺って思わず笑みを浮かべた。
庭には、何処を見ても人なんて居なかった。座り込んだ花梨を、じろじろと見る人間なんて居ない。
「ゼフィルドって、素直じゃないよね」
その言葉に頭を撫でる力が多少強まる。
「痛、いたたっ」
その手から逃げるように、身をよじって笑い声を上げた。
その苦しさが、胸の上で眠っているミケのせいだと分かると、無言で自分の上から落とした。
「にゃっ」
慌てるような鳴き声、実際に落とされた場所はベットの上だから問題ない。
『おはようございます!ご主人様』
朝から脳へ直接響く声は、多少うるさく感じるほどに元気がある。
「ん、おはよう。それよりもこの部屋から勝手に出てもいいと思う?」
顔を洗いたい、と思いながら立ち上がる。
『駄目だと思いますー。でも、迷ったら僕が責任持って案内するです!』
どんっと胸を叩くミケの姿に、思案するように首を傾げるがそのまま歩き出す。
「水場まで行けばいいんだし、ね?」
そう言い訳するように呟いて、扉を開けた。
「ひゃっ!」
「うぉ」
目の前には驚きのあまり、座り込んでしまったリルの姿。
その手には桶のようなものが持ってあり、中に入った水を零していないところはさすが侍女魂。
『ご主人様、声が野太かったです~』
肩に乗って、耳元で失礼なことを言うミケの耳を、引っ張りながらリルに謝る。
「え、と。それで顔を洗ったりしてよかった?」
「は、はい。遅くなってしまい、すみませんでした」
気を取り直すように一つ息を吸って、リルはにっこりと笑った。
「手紙を二通預かっております」
受け取りながらも、内心では誰だろう? と首を傾げている。封筒の裏を見れば、アルファベットに似ているけれど全然違う文字。
「ミケ、これって読める?」
そう小声で訊ねる。自分で見るのは無理みたいだ。
『大丈夫ですー』
その言葉にほっと胸を撫で下ろして、リルの方を向きなおせば何故か切なそうな顔をしたリル。
意味が分からずにぼうっとしていると、両手を掴まれた。
「ゼフィルド様が恋しゅうございますか?いえ、そうでしょう」
「え、一日会えないだけですから」
そう言って強張った笑みを見せる。
(――確かに物足りないけど、恋しいってんなわけないのに。確かに猫に話しかけたら、そう見えるかも)
花梨のその笑みに、変な勘違いをリルはしたようだ。
「花梨様!」
目の前まで近寄ってきた顔に、ひくっと口元が引きつる。
「ゼフィルド様は、鍛錬所にいらっしゃいます。会いに行かれませんか?」
「え? でも、鍛錬所って女が入っても大丈夫なんですか?」
何だか、追い出されそうなイメージがある。
「大丈夫ですとも!それでは、早速」
そう言ってリルが外に声をかければ、昨夜のようにズラズラと侍女達が入ってきた。
「ちょっと待って、その……手紙、そう!手紙を読みたいから少し時間を」
「では、扉の前におりますので、準備が整ったら御教えください」
その言葉にコクコクと頷いたら、リルが一声かけて侍女達が再び部屋から出て行った。
「では」
リルが出て行ったのを確認すると、とりあえず花梨は顔を洗った。その水で寝癖を多少直すと、ベットに座る。
「ミケ、えっと誰からか分かる?」
ぴょん、と花梨の膝にミケが乗る。
『分かります。えっと。ゼフィルドさんに、ヴィラさんです』
(――ヴィラの場合って、なんていってリルに頼んだんだろ?)
封を切り、手紙をミケの見やすいように広げる。
『じゃ、読みますねー。
余計な手間はかけさすな、後はお前の好きなように動けばいい。
これがゼフィルドさんからのです』
名前を聞かなくても分かる。それにしても、好きなようにしてもいいと言う割には、自由に動くなとも言う。良く分からない、と花梨は苦笑した。
『ヴィラさんは。
用件だけ書くことにします。花梨さんが王都へ来たという事は、ある程度考えての行動だと思ってます。
その事について、詳しい話を聞くために今夜行きます、なので今度は驚かずに窓を開けてください。最後に、なるべく部屋からは出ないでくださいね。
だそうです。うわぁ、字が綺麗ですよね~』
手紙を見て感心するミケとは違い、花梨は困ったように俯いた。なるべく出るな、と書いてあるのに、もう出るとリルに言ってしまっている。
一つため息をつくと、花梨はリルを呼んだ。
今度の侍女たちは、やはり夜とは違ってそこまでは弄られなかった。
「はぁっ!」
「たぁ!」
威勢の良い声が響き渡る。ダンダンと強く足で地を蹴る音、剣のぶつかり合う音。
「足、足だ。もっとしっかり踏ん張れ」
ゼフィルドは自分の鍛錬ではなく、兵達への指導をしているようだ。そのことに花梨は、軽く驚いてしまう。
「リルさん、ここの人たちってどこの軍なんですか?」
ツザカなのか、イガーなのか。それとも王都自体が軍を持っているのか。
「ここの方たちは、王族直下の者たちですよ」
「そうですか……すみません、王都って名前は?」
その簡単すぎることを自分が知らない事に気が付いて、花梨は少し照れたように訊ねた。
「はい? 王都に名前は必要ありません。王都は唯一つのものですから」
(――そういうことなんだ、龍さんの名前が龍みたいに)
納得するように頷けば、再び疑問。
「ねぇ、リル。でも王都って場所が変わったりしないの?」
日本だって首都は変わった、王族だって滅ぼされれば別の人間に代わる。
「そんな恐れ多い!龍様に決められたこの地、変える事など王にも不可能です!」
日本で「ねぇ、人って殺していい?」と訊ねれば、似たような反応が返ってくると思う。
絶対的な決まりごと、リルの反応は花梨の想像以上に大きなものだった。
龍の位置づけがどれほどのものなのか、訊ねようとしたら突然リルが嬉しそうに笑みを浮かべた。
「花梨様、ゼフィルド様が」
「え?」
前を向けば、無表情のままで向かってくるゼフィルド。ゼフィルドの目つきを見て、花梨は身を強張らせた。
(――怒ってる!?)
顔は何時もどおりなのだが、目つきが少し違う。何処が違う? と聞かれると、答えに困ってしまうほどの微々たる変化。
「それでは、私はここで」
気を利かしたリルが、ゼフィルドが来る前にそう言って背を向けた。
待って、と伸ばした腕を、ゼフィルドが掴む。
「ゼ、ゼフィルド。昨日ぶり!」
あはは、と笑って言えば、心底胡散臭いものを見るような目つきで見られる。
「何故、ここに」
「ゼフィルドが、私のことを奥さんだって言うから、リルさんが気を使ってくれて」
そう困ったように言えば、ゼフィルドが浅くため息をついた。それと同時に、怒りも収まったように見える。
「行くぞ」
ぐいっと腕を引かれ、花梨が兵士たちのほうを見る。
「皆は、いいの?」
「頼まれただけだ」
そう何故か吐き捨てるように、ゼフィルドが言った。
ゼフィルドが止まったのは、鍛錬所からそこまで離れていない庭。
「ねぇ、一つ聞いてもいい?」
「一つか?」
多少のからかいを含む声に、花梨は小さく唸った。
「良い、話せ」
「ん、ありがとう。龍さんって一体なんなの?」
花梨の言葉に、ゼフィルドが微かに眉を顰める。
「絶対的な存在だ。龍信仰。この地に住んでいる者が恐らくは皆信仰しているはずだ。その度合いは、王都へ近づくたびに強くなる」
(――神様みたいなものかな)
うぅん、と腕を組んで、考える。
「……じゃあ、龍の娘って」
「絶大な力を持つ」
「そっか」
思わずその場にしゃがみこんだ。重い、とは感じるが、前みたいに逃げたいとは思わなかった。
「立て、好奇の目で見られる」
冷たい声とともにゼフィルドに腕を引かれ、そのまま身を預ける形で立ち上がる。
頭を数度撫でられながら、周りを伺って思わず笑みを浮かべた。
庭には、何処を見ても人なんて居なかった。座り込んだ花梨を、じろじろと見る人間なんて居ない。
「ゼフィルドって、素直じゃないよね」
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