25 / 87
第2章:アグド山道
第24話:新たな仲間、アイネ
しおりを挟む
想獣王の本体に食い込んだ黄金の光刃は想獣王の絶叫と共にその体を真っ二つに引き裂いた。
何分、巨大な相手である。全てを一刀両断する、という訳にはいかなかったが体の大半は黄金の光刃の前に割れ、開き、植物のような見かけに似合わぬ中の臓物らしきものと赤色のラプラニウム鉱石を露出させている。
仕留めたか……? ナハトは聖桜剣を握る両手に確かな感触を感じつつも冷静に想獣王の様子を観察する。
体の大部分を引き裂かれた想獣王は再び動き出す気配はなく、辺りに展開されていた触手の群れも地面に落下し、その動きを止める。
どうやら仕留めることに成功したようだ。
聖桜剣を纏う黄金の輝きを解除する。薄紅色の刀身に戻った聖桜剣を鞘に収め、「なんとかなったな」と後ろを振り返る。
得意げな顔のイーニッドと少し気まずそうな顔のアイネの姿がそこにはあった。アイネにしては珍しい、と思った。出会ったばかりだが、彼女は常に自信満々だった。
その自信が今のアイネからはあまり感じられない。
どうしたんだろうと思いながらもナハトは「助かったよ、イーニッド」とイーニッドに声をかけた。得意満面な顔をニッと笑みに染めて「何、大したことはない」とイーニッドは言う。
「わたしもこの付近で想獣狩りをしていたのだがな。この洞窟から尋常ではない絶叫が聞こえてきたので様子を伺いに来たのだ。そしたら、ナハトたちが想獣王と戦っているではないか。ビックリしたぞ」
「そりゃ、驚かせて悪かったな。俺たちもまさか想獣王がいるなんてのはビックリだったよ」
とはいえその想獣王もこうして無事に倒せてしまったのだから今となってしまっては笑い話だ。二人して笑い合う。その輪に入れないでいるアイネが「ちょっと……」とナハトを呼び寄せた。
「その子は誰? ナハトの知り合いってことは分かるけど、紹介して欲しいんだけど」
「ん? ああ、そういえばそうだな。すまん」
アイネとイーニッドは初対面だ。それを失念していた。
「彼女はイーニッド・アディンセル。俺の旅の仲間の一人でイシュプリンガーの戦士だ」
「イシュプリンガーって……あのイシュプリンガー……?」
「ああ、それで間違いないと思うぞ」
ナハトの言葉にアイネは得心したように頷く。「なるほど。イシュプリンガーの戦士ならその年であれだけ強いのも納得だわ」などと呟いていた。それを聞いたイーニッドは得意気に「うむ! わたしは誇り高きイシュプリンガーの戦士だ!」と声を上げる。
「それでナハト、そっちの女剣士は誰だ? イヴ並に大きいおっぱいをしているな」
純粋無垢な黄色い瞳がアイネを見る。アイネは「お、おっぱ……」と顔を紅潮させた。それに構うのもヤブヘビな気がしたのでナハトはそこには触れず、「彼女はアイネアス・ハミルトン」と紹介する。
「天才傭兵剣士だそうだ」
「ほー、天才かー。すごいな~!」
天才という言葉の響きを疑うこともなくイーニッドは純粋に尊敬の眼差しでアイネを見る。それを受けてアイネは何故か気まずそうに視線をそらした。
「天才、ね……」と自嘲するように呟く。どうしたんだろう、と思っているとアイネは想獣王の遺骸を見ながら「今回はごめん」とらしくなくしおらしい言葉を述べた。
「アタシ、足を引っ張っちゃって……」
その言葉にナハトはイーニッドと顔を合わせる。そして、ああ、そういうことか、と納得した。
想獣王の触手を斬り払うのに彼女の剣は少し力不足だった。結果としてナハトとイーニッドが彼女を守るような形になってしまった。アイネはそれを恥じているのだ。
「天才の名が泣くわね。自分から強力な想獣の元に乗り込んでおいて、ほとんど何もできずに守られるだけなんだから」
自嘲の言葉を述べてアイネはうつむく。「そんなことはない」とナハトはアイネに声をかけていた。
「アイネも十分戦力になっていたよ」
「世辞はいいわよ。アタシがいなければもっと楽に勝てたでしょ?」
「いや、アイネの氷の攻撃のおかげで想獣王の触手の動きは鈍っていた。それもあってこその勝利だ」
それは間違いのないことだった。ナハトにそう断言され、アイネは照れたようにそっぽを向く。イーニッドも頷く。
「うむ! 三人の力あっての勝利だ! おっぱいの大きい天才のお姉ちゃん!」
「だからおっぱい大きいとか言わないでよ!」
アイネはイーニッドの方を睨み、怒声を放つ。そして、腕を組み、「ふん」と呟く。
「まぁいいわよ。アタシの氷雪剣が勝利に貢献していたっていうのならそうなんでしょう。アタシは天才だからね。それくらいはできて当然よ」
どうやらいつもの調子を取り戻したようだ。そんなアイネの様子にナハトはイーニッドと顔を突き合わせて笑い合う。
イーニッドも出会ったばかりとはいえ、こちらのアイネが素だと言うことは分かっているのだろう。
「イーニッド。アタシはアイネアス。アイネって呼んでちょうだい」
「わかった! わたしはイーニッドだ! よろしくな、アイネ!」
お互いの自己紹介が終わる。微笑ましい光景だとそれを見守っていたナハトはアイネの怒り心頭の顔をいきなり向けられて仰天する羽目になった。
「ちょっと、ナハト!」と怒りに満ちた声を向けられては自分は何かまずいことをしたり、言ったりしてしまっただろうか、と思い返してみるが、何も思い当たることはない。
なんだなんだ、と思いながら、怒り心頭のアイネの次の言葉を待つ。
「アンタ、さっき自分の幻想具を使いこなせていないとか言ってたけど、どこがよ! 光の刃を出して想獣王を真っ二つにしちゃうんだから、十分使いこなせているじゃない!」
「あ、ああ……それか……」
なるほど。たしかに自分は彼女に対して自分の幻想具を使いこなせていないと悩んでいると相談したし、励ましても貰った。それなのに実際には使いこなせているのでは怒るのも当たり前だろう。
だが、それは誤解だ。自分はまだまだこの幻想具を、聖桜剣キルシェを使いこなせてはいない。
「使いこなせているってのは誤解だよ、アイネ。この剣の真髄は光の刃を出す程度のことじゃない」
「あれが真髄じゃない!? どれだけ凄いのよ、その幻想具は……?」
驚愕の表情でアイネは口にする。「凄いのも当たり前だ!」とイーニッドが口を挟んだ。
「なんたって伝説の聖剣、聖桜剣キルシェだからな!」
そのイーニッドの言葉にアイネはさらにエメラルドの目を丸くし、口をあんぐりと開ける。その末に、「嘘……」と呟いた。
「聖桜剣って、あの聖桜剣!? 四大至宝の!? ナハト、アンタ、桜の勇者だったの!?」
「ま、まぁ、一応、そういうことになるな……」
面と向かって桜の勇者だの言われるとやはり照れ臭くなってしまうナハトは言葉を濁したが、アイネは衝撃を受けているようだった。
「そんな……伝説の桜の勇者が、こんなんだなんて……」
「こんなんはひどいな、おい」
思わず突っ込みを入れてしまう。「あ、ごめん」とアイネは言った。
「まぁ、ともかく目当ての想獣も倒したし、これで一件落着だな」
場を取りまとめるようにナハトは言う。想獣王は倒され報酬としてその体内の大量のラプラニウム鉱石もバラ撒かれたあれを全部運ぶのは少し手間だろうが。
「これで解散ってことでいいか? それとも、俺とイーニッドもこのラプラニウム鉱石を運ぶの手伝った方がいいか?」
自分とアイネの協力関係はあくまでこの山道に巣食った強大な想獣の打倒が目的だったのだ。
ならば、それが達せられた今、彼女とは別れるのが筋だと思って言った言葉だったのだが、その言葉にアイネは愕然としたような顔をし、「い、いや、よ……!」と言った。「へ……?」と意味が分からなかったナハトは聞き返す。
「アタシもアンタたちの旅についていくわ!」
「は……? あ、傭兵として雇ってくれ、ってことか? でも、俺たちある程度の金を得られるメドはあるけど、あまり金持ちって訳じゃ……」
「傭兵としてじゃないわよ!」
アイネは何故か怒声を上げる。
「旅の仲間としてついていくってことよ! でも、勘違いしないでよね。別にアンタが桜の勇者だからどうこうとか、アンタのことをほっとけないとか思った訳じゃないんだからね!? アンタには助けられた借りもあるし、それも返しておかないとすわりが悪いってだけなんだから!」
「お、おう……」
いきなりまくし立てられ、生返事をしてしまう。彼女を旅の仲間に加える……? 勢いで頷いてしまったが、いいのだろうか? ナハトはイーニッドの方を見る。イーニッドはナハトの意図など察していると言うように頷いた。
「いいんじゃないのか? 腕の立つ仲間は一人でも多い方がいいだろう? わたしは反対しないぞ。多分、ドラセナやイヴたちも反対はしないと思う」
「……分かった」
イーニッドの言葉にナハトも決断する。
「アイネ、お前を俺たちの旅の仲間に迎えるよ。これから、よろしく頼む」
握手のための手を差し出す。それを見てアイネは照れたように顔を赤くしたが、自らも手を出し、ナハトの手を握ってくれた。
「ふんっだ。勘違いしないでよね。アタシがアンタたちと一緒にいると面白そうだからついていくってだけなんだからね」
そんなつっけどんなことを言いながらもアイネの口元は微笑みの形になっていた。
何分、巨大な相手である。全てを一刀両断する、という訳にはいかなかったが体の大半は黄金の光刃の前に割れ、開き、植物のような見かけに似合わぬ中の臓物らしきものと赤色のラプラニウム鉱石を露出させている。
仕留めたか……? ナハトは聖桜剣を握る両手に確かな感触を感じつつも冷静に想獣王の様子を観察する。
体の大部分を引き裂かれた想獣王は再び動き出す気配はなく、辺りに展開されていた触手の群れも地面に落下し、その動きを止める。
どうやら仕留めることに成功したようだ。
聖桜剣を纏う黄金の輝きを解除する。薄紅色の刀身に戻った聖桜剣を鞘に収め、「なんとかなったな」と後ろを振り返る。
得意げな顔のイーニッドと少し気まずそうな顔のアイネの姿がそこにはあった。アイネにしては珍しい、と思った。出会ったばかりだが、彼女は常に自信満々だった。
その自信が今のアイネからはあまり感じられない。
どうしたんだろうと思いながらもナハトは「助かったよ、イーニッド」とイーニッドに声をかけた。得意満面な顔をニッと笑みに染めて「何、大したことはない」とイーニッドは言う。
「わたしもこの付近で想獣狩りをしていたのだがな。この洞窟から尋常ではない絶叫が聞こえてきたので様子を伺いに来たのだ。そしたら、ナハトたちが想獣王と戦っているではないか。ビックリしたぞ」
「そりゃ、驚かせて悪かったな。俺たちもまさか想獣王がいるなんてのはビックリだったよ」
とはいえその想獣王もこうして無事に倒せてしまったのだから今となってしまっては笑い話だ。二人して笑い合う。その輪に入れないでいるアイネが「ちょっと……」とナハトを呼び寄せた。
「その子は誰? ナハトの知り合いってことは分かるけど、紹介して欲しいんだけど」
「ん? ああ、そういえばそうだな。すまん」
アイネとイーニッドは初対面だ。それを失念していた。
「彼女はイーニッド・アディンセル。俺の旅の仲間の一人でイシュプリンガーの戦士だ」
「イシュプリンガーって……あのイシュプリンガー……?」
「ああ、それで間違いないと思うぞ」
ナハトの言葉にアイネは得心したように頷く。「なるほど。イシュプリンガーの戦士ならその年であれだけ強いのも納得だわ」などと呟いていた。それを聞いたイーニッドは得意気に「うむ! わたしは誇り高きイシュプリンガーの戦士だ!」と声を上げる。
「それでナハト、そっちの女剣士は誰だ? イヴ並に大きいおっぱいをしているな」
純粋無垢な黄色い瞳がアイネを見る。アイネは「お、おっぱ……」と顔を紅潮させた。それに構うのもヤブヘビな気がしたのでナハトはそこには触れず、「彼女はアイネアス・ハミルトン」と紹介する。
「天才傭兵剣士だそうだ」
「ほー、天才かー。すごいな~!」
天才という言葉の響きを疑うこともなくイーニッドは純粋に尊敬の眼差しでアイネを見る。それを受けてアイネは何故か気まずそうに視線をそらした。
「天才、ね……」と自嘲するように呟く。どうしたんだろう、と思っているとアイネは想獣王の遺骸を見ながら「今回はごめん」とらしくなくしおらしい言葉を述べた。
「アタシ、足を引っ張っちゃって……」
その言葉にナハトはイーニッドと顔を合わせる。そして、ああ、そういうことか、と納得した。
想獣王の触手を斬り払うのに彼女の剣は少し力不足だった。結果としてナハトとイーニッドが彼女を守るような形になってしまった。アイネはそれを恥じているのだ。
「天才の名が泣くわね。自分から強力な想獣の元に乗り込んでおいて、ほとんど何もできずに守られるだけなんだから」
自嘲の言葉を述べてアイネはうつむく。「そんなことはない」とナハトはアイネに声をかけていた。
「アイネも十分戦力になっていたよ」
「世辞はいいわよ。アタシがいなければもっと楽に勝てたでしょ?」
「いや、アイネの氷の攻撃のおかげで想獣王の触手の動きは鈍っていた。それもあってこその勝利だ」
それは間違いのないことだった。ナハトにそう断言され、アイネは照れたようにそっぽを向く。イーニッドも頷く。
「うむ! 三人の力あっての勝利だ! おっぱいの大きい天才のお姉ちゃん!」
「だからおっぱい大きいとか言わないでよ!」
アイネはイーニッドの方を睨み、怒声を放つ。そして、腕を組み、「ふん」と呟く。
「まぁいいわよ。アタシの氷雪剣が勝利に貢献していたっていうのならそうなんでしょう。アタシは天才だからね。それくらいはできて当然よ」
どうやらいつもの調子を取り戻したようだ。そんなアイネの様子にナハトはイーニッドと顔を突き合わせて笑い合う。
イーニッドも出会ったばかりとはいえ、こちらのアイネが素だと言うことは分かっているのだろう。
「イーニッド。アタシはアイネアス。アイネって呼んでちょうだい」
「わかった! わたしはイーニッドだ! よろしくな、アイネ!」
お互いの自己紹介が終わる。微笑ましい光景だとそれを見守っていたナハトはアイネの怒り心頭の顔をいきなり向けられて仰天する羽目になった。
「ちょっと、ナハト!」と怒りに満ちた声を向けられては自分は何かまずいことをしたり、言ったりしてしまっただろうか、と思い返してみるが、何も思い当たることはない。
なんだなんだ、と思いながら、怒り心頭のアイネの次の言葉を待つ。
「アンタ、さっき自分の幻想具を使いこなせていないとか言ってたけど、どこがよ! 光の刃を出して想獣王を真っ二つにしちゃうんだから、十分使いこなせているじゃない!」
「あ、ああ……それか……」
なるほど。たしかに自分は彼女に対して自分の幻想具を使いこなせていないと悩んでいると相談したし、励ましても貰った。それなのに実際には使いこなせているのでは怒るのも当たり前だろう。
だが、それは誤解だ。自分はまだまだこの幻想具を、聖桜剣キルシェを使いこなせてはいない。
「使いこなせているってのは誤解だよ、アイネ。この剣の真髄は光の刃を出す程度のことじゃない」
「あれが真髄じゃない!? どれだけ凄いのよ、その幻想具は……?」
驚愕の表情でアイネは口にする。「凄いのも当たり前だ!」とイーニッドが口を挟んだ。
「なんたって伝説の聖剣、聖桜剣キルシェだからな!」
そのイーニッドの言葉にアイネはさらにエメラルドの目を丸くし、口をあんぐりと開ける。その末に、「嘘……」と呟いた。
「聖桜剣って、あの聖桜剣!? 四大至宝の!? ナハト、アンタ、桜の勇者だったの!?」
「ま、まぁ、一応、そういうことになるな……」
面と向かって桜の勇者だの言われるとやはり照れ臭くなってしまうナハトは言葉を濁したが、アイネは衝撃を受けているようだった。
「そんな……伝説の桜の勇者が、こんなんだなんて……」
「こんなんはひどいな、おい」
思わず突っ込みを入れてしまう。「あ、ごめん」とアイネは言った。
「まぁ、ともかく目当ての想獣も倒したし、これで一件落着だな」
場を取りまとめるようにナハトは言う。想獣王は倒され報酬としてその体内の大量のラプラニウム鉱石もバラ撒かれたあれを全部運ぶのは少し手間だろうが。
「これで解散ってことでいいか? それとも、俺とイーニッドもこのラプラニウム鉱石を運ぶの手伝った方がいいか?」
自分とアイネの協力関係はあくまでこの山道に巣食った強大な想獣の打倒が目的だったのだ。
ならば、それが達せられた今、彼女とは別れるのが筋だと思って言った言葉だったのだが、その言葉にアイネは愕然としたような顔をし、「い、いや、よ……!」と言った。「へ……?」と意味が分からなかったナハトは聞き返す。
「アタシもアンタたちの旅についていくわ!」
「は……? あ、傭兵として雇ってくれ、ってことか? でも、俺たちある程度の金を得られるメドはあるけど、あまり金持ちって訳じゃ……」
「傭兵としてじゃないわよ!」
アイネは何故か怒声を上げる。
「旅の仲間としてついていくってことよ! でも、勘違いしないでよね。別にアンタが桜の勇者だからどうこうとか、アンタのことをほっとけないとか思った訳じゃないんだからね!? アンタには助けられた借りもあるし、それも返しておかないとすわりが悪いってだけなんだから!」
「お、おう……」
いきなりまくし立てられ、生返事をしてしまう。彼女を旅の仲間に加える……? 勢いで頷いてしまったが、いいのだろうか? ナハトはイーニッドの方を見る。イーニッドはナハトの意図など察していると言うように頷いた。
「いいんじゃないのか? 腕の立つ仲間は一人でも多い方がいいだろう? わたしは反対しないぞ。多分、ドラセナやイヴたちも反対はしないと思う」
「……分かった」
イーニッドの言葉にナハトも決断する。
「アイネ、お前を俺たちの旅の仲間に迎えるよ。これから、よろしく頼む」
握手のための手を差し出す。それを見てアイネは照れたように顔を赤くしたが、自らも手を出し、ナハトの手を握ってくれた。
「ふんっだ。勘違いしないでよね。アタシがアンタたちと一緒にいると面白そうだからついていくってだけなんだからね」
そんなつっけどんなことを言いながらもアイネの口元は微笑みの形になっていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました
まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。
その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。
理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。
……笑えない。
人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。
だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!?
気づけば――
記憶喪失の魔王の娘
迫害された獣人一家
古代魔法を使うエルフの美少女
天然ドジな女神
理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ
などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕!
ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに……
魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。
「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」
これは、追放された“地味なおっさん”が、
異種族たちとスローライフしながら、
世界を救ってしまう(予定)のお話である。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
最強すぎて無職になりましたが、隣国の姫が勝手に嫁入りしてきました
eringi
ファンタジー
平凡なサラリーマン・佐藤亮は、満員電車で謎の光に包まれ異世界へ転移する。神様から「世界最強の力」を授かったはずが、本人はただの無職ニートとしか思っていない。冒険者ギルドで雑用を請け負う日々。そんな亮の周囲に、冷徹な騎士姫、天才魔導士、元盗賊の少女、竜人族の戦士など個性豊かな美少女たちが自然と集まってくる。一方、彼を「ただの運のいい凡人」と侮る貴族や悪徳商人たちは次々と痛快なざまぁ展開に。亮は「俺なんて大したことないのに」と呟きながら、気づけば国を揺るがす陰謀を解決し、世界を救うことに――。無自覚最強主人公による、爽快ハーレムファンタジー開幕!
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる