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第4章:交易都市ペルトーセ
第37話:山脈を越えて
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「せいっ!」
イーニッドの拳が迫る。ナハトは聖桜剣を盾にしてそのガントレットの一撃を受け止めた。
「甘いぞ、ナハト殿!」
そこにグレースのハルバードが振るわれる。
イーニッドを押し退けるとナハトは聖桜剣を振るい、ハルバードの刃とぶつかり合わせる。
ギリギリ、と刃と刃が噛み合い、押し合いになる。「こん……のぉ……!」とナハトは思いっきり聖桜剣を押し出し、ハルバードを押しのけた。
「次はこっちだ!」とイーニッドが連続して拳を繰り出して来て、ナハトは聖桜剣を振るい、その連撃をしのぎ切る。
最後に聖桜剣とガントレットが真っ向からぶつかり合った際に「覚悟!」とグレースのハルバードが振るわれる。
このままではナハトの首を直撃する。ナハトは聖桜剣の想力を解放した。黄金の光刃と化した聖桜剣がイーニッドを蹴散らし、ふっ飛ばした。
振るわれたハルバードも受け止め、押し返す。その勢いでグレースに攻撃を仕掛け、圧倒する。そのまま続けていれば勝てるが……。
「はい! そこまでです!」
イヴの声が響き、戦いは中断した。ナハトの判定勝ちだ。
聖桜剣から黄金の光が晴れ、薄紅色の刀身があらわになる。
後に残ったのは荒い息を吐いているナハトとグレース、地面に尻もちをついているイーニッドだった。
場所はフランベル山脈。一日中歩き通した後、日が沈んだため、野宿をするためにとどまった簡易の野営地だ。
ここで一晩を明かすことになり、その際に、ラグリアを出る際に言ったように模擬戦をしようという話になって、最初は一対一の戦いにしようという話だったのだが、ナハトが修行のために二対一の戦いでいいと言い出したため、イーニッドとグレースの二人を同時に相手をすることになったのだ。
三人とも大した怪我はしていないのだが、念のためイヴが治癒杖キュアで各人を治療して回る。
それにしても二人相手は流石にきつかった。通常の状態では聖桜剣であっても負けていただろう。
勝てたのは想力を解放した聖桜剣の、黄金の光刃の圧倒的な力のおかげだ。
「二人がかりでもかなわんとはな……」と悔しげな声を出して、イーニッドが立ち上がる。「全く。ナハト殿は大したお方だ」と言いながらグレースも口調の端々に悔しげな感情を滲ませていた。
「俺がすごいんじゃないよ、聖桜剣のおかげさ」
そう言って照れ隠しをするが、「それも含めてナハトの力だと思う」とドラセナが言う。「そういうもんかな?」とナハトはドラセナの方を見た。
「うん。ナハトは凄いよ。ずっとわたしを守ってくれている。どんどん強くなっていってる」
「そうかな?」
自分ではあまり自覚はないことだった。しかし、たしかに最初に聖桜剣を手にした時、ゴルドニアース傭兵団の連中を蹴散らし、ドラセナを助けた時と比べれば少しくらいは剣の腕も戦いの技術も上達したかもしれない。
そんなことをナハトが思っていると「ふふふ……」と不穏な笑い声が響く。アイネだった。
「それじゃあナハト、次はアタシと勝負よ! 氷雪剣でけちょんけちょんにしてやるわ!」
自信満々にそんなことを言ってのけるが周りは呆れた目でアイネを見た。「な、何よ……何か文句でもあるの?」とアイネは慌てた声を出す。イヴが「あのですね……」と苦言を呈するように言う。
「ナハト様は今までイーニッドさんとグレースさんと戦っていたんですよ? 治癒杖で傷は治っても体力までは戻りません」
「そんな消耗した状態のところに戦いを仕掛けようというのは卑怯ではないか? アイネアス殿」
冷たい目で見られ「う……」とアイネが言葉に詰まる。「アイネ、卑怯」とドラセナも追い打ちをかけた。
「俺は別にアイネとも勝負していいけど。これも修行になるし……」
ナハトがそう言うと「そうよね!」とアイネが表情を輝かせる。だが、「ダメです」とイヴが言った。
「無理をすれば上達するというものでもありません。ナハト様はイーニッドさんとグレースさんとの戦いで疲れているんですから、今は大人しくしてください」
有無を言わせぬ口調だった。言われる通り、あまり無茶をするのも厳禁か、とナハトは思ったので「分かった」と頷く。アイネも渋々了承したようだった。
野宿のために焚き火をしているところの周りにみんなで集まり、専用のセットを用いてグレースとアイネが晩餐の支度をする。
こういうことは旅慣れしているアイネが得意とのことで本人は得意げに語っていたが、今回に限ってはその通りなので素直にナハトも褒めた。すると何故か、
「な、なによ……アンタがアタシのこと素直に褒めるなんて……何か裏でもある訳?」
という謎の反応が帰ってきたが。
なんにせよ旅で野宿というのはナハトには初めての経験になる。
イヴの家からカウニカまでは日が暮れる前にたどり着けたし、カウニカからラグリアまでは途中で村に寄って安宿に泊まることができた。
想獣もいるし、もしかしたら盗賊の類も出るかもしれないということで睡眠の際には交代式で起きていて見張りをする人間が必要だという。
最初はグレースとイーニッドとアイネが起きていて、時間が来たらナハトとイヴを起こし交代するという話だった。
ドラセナにはじっくり休んでもらうことになった。ただでさえ険しい山道の旅で疲れているのだ。無理はさせられない。
みんなが見張りをするのに自分だけ眠るのは悪いよ、とドラセナは言ったが、みんなして気にしないでいいと言ったので多少の気後れはあったようだが、そのことに納得してくれた。
何晩も野宿が続くのは流石につらいかな、と思っていたナハトだったが、今日一日だけで後は明日には山を越えられるというアイネの話を聞いて安心した。アイネは流石に旅事情に詳しい。
そうして一晩の野宿を終えて、日が昇った。
一日目同様、険しい山道をみんなして進んで行く。
途中で何度も想獣たちと遭遇したがナハトたちの敵ではなかった。そして、想獣はいるが人間とは誰一人として遭遇しない。勿論、ゴルドニアース傭兵団の連中が待ち伏せしているなんてこともなかった。
険しい山道はきついし、ドラセナにも辛い思いをさせてしまっている、と少しの後ろめたさを覚えていたナハトだったが、こちらの道を選んで正解だったかな、と思う。
そんなことを思いながら山道を歩いていると「ねぇねぇ、ナハト」とアイネが声をかけてくる。
「この山を降りたらアタシと勝負よ?」
「ん?」
何故か不敵な笑みを浮かべてアイネがそう提案する。
修行のために勝負をすること自体に異論はないナハトだったが、何故そんなに楽しげなのかは分からなかった。「ああ、別に構わないけど」と答えると「よっし!」と気力満面でアイネが笑う。
「話を聞く限り、ナハトはイーニッドやグレースとは最初に会った時に戦ったって話じゃない。アタシだけナハトと戦っていないからね」
「ああ、そういうことか……」
そういうことか、と答えつつも、どういうことだ、とナハトは思った。
イーニッドとグレースはナハトと戦ったから自分も戦う? その思考回路がよく分からない。
少し困惑しているナハトに「天才のアタシが桜の勇者様より上ってことを教えてあげるわ」と言ってアイネはニッコリと笑う。
よくは分からないが妙な対抗意識を燃やしているようだった。
まぁ、アイネは強いし、色んな相手と戦うことも自分の力量を上達させるのに役立つか、とナハトは自分を納得させた。
そうしている内に上り道が下り道に変わっていき、もう少しで山も抜けられる、と思った時だった。
――――アオオオオオオオオオン!!
天を裂くような絶叫が響き渡る。この絶叫には覚えが合った。想獣……それもただの想獣じゃない。「想獣王か!」とナハトが言うとイヴが「そのようですね」と慌てた様子で肯定する。
「そんな想獣王が住み着いていたなんて……」
「どうする? 遭遇しないように道を変えるか?」
アイネが呆然とした様子で呟き、グレースが焦った様子で言う。しかし、それらは全て、遅かった。
「来たぞ!」と気配を察したのかイーニッドが叫ぶ。
茂みの中を突き破り巨大な四足獣型の想獣王が姿を見せる。
「想獣……王……」とドラセナが呆然と呟く。見かけは巨大な銀色の狼。だが、その瞳は四つあり、どれも真っ赤に染まっている。
想獣王に間違いなかった。想獣王はナハトたちを見ると「グルルルル……」と吠える。
捕捉された。どうやら山を越える前にこの化け物を倒す必要があるようだった。
想獣王。厄介な敵だが、ナハトはそれほど絶望感は抱いていなかった。自分はこれまで、想獣王と称される想獣を二匹倒してきている。
そして今は自分たちはフルメンバーでいるのだ。決して倒せない敵ではないと思う。「みんな! 行くぞ!」と周りを鼓舞する声をかける。
「この想獣王を倒して、この山を抜けることにしよう! 大丈夫さ! 勝てない相手じゃない!」
ナハトの言葉にイーニッドは「そうだな!」と楽しげですらある笑みを見せ、「傷を負った際の治療はお任せください!」とイヴが言い、「想獣王相手にも遅れは取らん!」とグレースが意気込みを見せ、「天才のアタシにとって想獣王なんて敵じゃないのよ!」とアイネが自信を見せる。「みんな……気を付けて……」とドラセナが祈るように呟く。
そして、想獣王との戦いが始まった。
イーニッドの拳が迫る。ナハトは聖桜剣を盾にしてそのガントレットの一撃を受け止めた。
「甘いぞ、ナハト殿!」
そこにグレースのハルバードが振るわれる。
イーニッドを押し退けるとナハトは聖桜剣を振るい、ハルバードの刃とぶつかり合わせる。
ギリギリ、と刃と刃が噛み合い、押し合いになる。「こん……のぉ……!」とナハトは思いっきり聖桜剣を押し出し、ハルバードを押しのけた。
「次はこっちだ!」とイーニッドが連続して拳を繰り出して来て、ナハトは聖桜剣を振るい、その連撃をしのぎ切る。
最後に聖桜剣とガントレットが真っ向からぶつかり合った際に「覚悟!」とグレースのハルバードが振るわれる。
このままではナハトの首を直撃する。ナハトは聖桜剣の想力を解放した。黄金の光刃と化した聖桜剣がイーニッドを蹴散らし、ふっ飛ばした。
振るわれたハルバードも受け止め、押し返す。その勢いでグレースに攻撃を仕掛け、圧倒する。そのまま続けていれば勝てるが……。
「はい! そこまでです!」
イヴの声が響き、戦いは中断した。ナハトの判定勝ちだ。
聖桜剣から黄金の光が晴れ、薄紅色の刀身があらわになる。
後に残ったのは荒い息を吐いているナハトとグレース、地面に尻もちをついているイーニッドだった。
場所はフランベル山脈。一日中歩き通した後、日が沈んだため、野宿をするためにとどまった簡易の野営地だ。
ここで一晩を明かすことになり、その際に、ラグリアを出る際に言ったように模擬戦をしようという話になって、最初は一対一の戦いにしようという話だったのだが、ナハトが修行のために二対一の戦いでいいと言い出したため、イーニッドとグレースの二人を同時に相手をすることになったのだ。
三人とも大した怪我はしていないのだが、念のためイヴが治癒杖キュアで各人を治療して回る。
それにしても二人相手は流石にきつかった。通常の状態では聖桜剣であっても負けていただろう。
勝てたのは想力を解放した聖桜剣の、黄金の光刃の圧倒的な力のおかげだ。
「二人がかりでもかなわんとはな……」と悔しげな声を出して、イーニッドが立ち上がる。「全く。ナハト殿は大したお方だ」と言いながらグレースも口調の端々に悔しげな感情を滲ませていた。
「俺がすごいんじゃないよ、聖桜剣のおかげさ」
そう言って照れ隠しをするが、「それも含めてナハトの力だと思う」とドラセナが言う。「そういうもんかな?」とナハトはドラセナの方を見た。
「うん。ナハトは凄いよ。ずっとわたしを守ってくれている。どんどん強くなっていってる」
「そうかな?」
自分ではあまり自覚はないことだった。しかし、たしかに最初に聖桜剣を手にした時、ゴルドニアース傭兵団の連中を蹴散らし、ドラセナを助けた時と比べれば少しくらいは剣の腕も戦いの技術も上達したかもしれない。
そんなことをナハトが思っていると「ふふふ……」と不穏な笑い声が響く。アイネだった。
「それじゃあナハト、次はアタシと勝負よ! 氷雪剣でけちょんけちょんにしてやるわ!」
自信満々にそんなことを言ってのけるが周りは呆れた目でアイネを見た。「な、何よ……何か文句でもあるの?」とアイネは慌てた声を出す。イヴが「あのですね……」と苦言を呈するように言う。
「ナハト様は今までイーニッドさんとグレースさんと戦っていたんですよ? 治癒杖で傷は治っても体力までは戻りません」
「そんな消耗した状態のところに戦いを仕掛けようというのは卑怯ではないか? アイネアス殿」
冷たい目で見られ「う……」とアイネが言葉に詰まる。「アイネ、卑怯」とドラセナも追い打ちをかけた。
「俺は別にアイネとも勝負していいけど。これも修行になるし……」
ナハトがそう言うと「そうよね!」とアイネが表情を輝かせる。だが、「ダメです」とイヴが言った。
「無理をすれば上達するというものでもありません。ナハト様はイーニッドさんとグレースさんとの戦いで疲れているんですから、今は大人しくしてください」
有無を言わせぬ口調だった。言われる通り、あまり無茶をするのも厳禁か、とナハトは思ったので「分かった」と頷く。アイネも渋々了承したようだった。
野宿のために焚き火をしているところの周りにみんなで集まり、専用のセットを用いてグレースとアイネが晩餐の支度をする。
こういうことは旅慣れしているアイネが得意とのことで本人は得意げに語っていたが、今回に限ってはその通りなので素直にナハトも褒めた。すると何故か、
「な、なによ……アンタがアタシのこと素直に褒めるなんて……何か裏でもある訳?」
という謎の反応が帰ってきたが。
なんにせよ旅で野宿というのはナハトには初めての経験になる。
イヴの家からカウニカまでは日が暮れる前にたどり着けたし、カウニカからラグリアまでは途中で村に寄って安宿に泊まることができた。
想獣もいるし、もしかしたら盗賊の類も出るかもしれないということで睡眠の際には交代式で起きていて見張りをする人間が必要だという。
最初はグレースとイーニッドとアイネが起きていて、時間が来たらナハトとイヴを起こし交代するという話だった。
ドラセナにはじっくり休んでもらうことになった。ただでさえ険しい山道の旅で疲れているのだ。無理はさせられない。
みんなが見張りをするのに自分だけ眠るのは悪いよ、とドラセナは言ったが、みんなして気にしないでいいと言ったので多少の気後れはあったようだが、そのことに納得してくれた。
何晩も野宿が続くのは流石につらいかな、と思っていたナハトだったが、今日一日だけで後は明日には山を越えられるというアイネの話を聞いて安心した。アイネは流石に旅事情に詳しい。
そうして一晩の野宿を終えて、日が昇った。
一日目同様、険しい山道をみんなして進んで行く。
途中で何度も想獣たちと遭遇したがナハトたちの敵ではなかった。そして、想獣はいるが人間とは誰一人として遭遇しない。勿論、ゴルドニアース傭兵団の連中が待ち伏せしているなんてこともなかった。
険しい山道はきついし、ドラセナにも辛い思いをさせてしまっている、と少しの後ろめたさを覚えていたナハトだったが、こちらの道を選んで正解だったかな、と思う。
そんなことを思いながら山道を歩いていると「ねぇねぇ、ナハト」とアイネが声をかけてくる。
「この山を降りたらアタシと勝負よ?」
「ん?」
何故か不敵な笑みを浮かべてアイネがそう提案する。
修行のために勝負をすること自体に異論はないナハトだったが、何故そんなに楽しげなのかは分からなかった。「ああ、別に構わないけど」と答えると「よっし!」と気力満面でアイネが笑う。
「話を聞く限り、ナハトはイーニッドやグレースとは最初に会った時に戦ったって話じゃない。アタシだけナハトと戦っていないからね」
「ああ、そういうことか……」
そういうことか、と答えつつも、どういうことだ、とナハトは思った。
イーニッドとグレースはナハトと戦ったから自分も戦う? その思考回路がよく分からない。
少し困惑しているナハトに「天才のアタシが桜の勇者様より上ってことを教えてあげるわ」と言ってアイネはニッコリと笑う。
よくは分からないが妙な対抗意識を燃やしているようだった。
まぁ、アイネは強いし、色んな相手と戦うことも自分の力量を上達させるのに役立つか、とナハトは自分を納得させた。
そうしている内に上り道が下り道に変わっていき、もう少しで山も抜けられる、と思った時だった。
――――アオオオオオオオオオン!!
天を裂くような絶叫が響き渡る。この絶叫には覚えが合った。想獣……それもただの想獣じゃない。「想獣王か!」とナハトが言うとイヴが「そのようですね」と慌てた様子で肯定する。
「そんな想獣王が住み着いていたなんて……」
「どうする? 遭遇しないように道を変えるか?」
アイネが呆然とした様子で呟き、グレースが焦った様子で言う。しかし、それらは全て、遅かった。
「来たぞ!」と気配を察したのかイーニッドが叫ぶ。
茂みの中を突き破り巨大な四足獣型の想獣王が姿を見せる。
「想獣……王……」とドラセナが呆然と呟く。見かけは巨大な銀色の狼。だが、その瞳は四つあり、どれも真っ赤に染まっている。
想獣王に間違いなかった。想獣王はナハトたちを見ると「グルルルル……」と吠える。
捕捉された。どうやら山を越える前にこの化け物を倒す必要があるようだった。
想獣王。厄介な敵だが、ナハトはそれほど絶望感は抱いていなかった。自分はこれまで、想獣王と称される想獣を二匹倒してきている。
そして今は自分たちはフルメンバーでいるのだ。決して倒せない敵ではないと思う。「みんな! 行くぞ!」と周りを鼓舞する声をかける。
「この想獣王を倒して、この山を抜けることにしよう! 大丈夫さ! 勝てない相手じゃない!」
ナハトの言葉にイーニッドは「そうだな!」と楽しげですらある笑みを見せ、「傷を負った際の治療はお任せください!」とイヴが言い、「想獣王相手にも遅れは取らん!」とグレースが意気込みを見せ、「天才のアタシにとって想獣王なんて敵じゃないのよ!」とアイネが自信を見せる。「みんな……気を付けて……」とドラセナが祈るように呟く。
そして、想獣王との戦いが始まった。
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