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二枚目 前半
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二枚目だね。今回は彼女と旅に出るまでを書こうと思う。え?まだ物語に入らないのかって?
まぁまぁ、もう少し待ってくれないか。順番通りに書かないとおかしくなるからさ。
詐欺じゃないって!だからちぎらないで!
僕は指で水滴をすくった。
すくっても、すくっても次々溢れてくる涙は止まらない。
彼女はいそいそとポケットから花柄のハンカチをを取り出し、僕に差し出した。
「...ありがとうございます。」
目にハンカチを当て、抑えながら止まるのを待った。
ようやく涙が収まり、僕は布を下に下ろした。
スーーハー
一呼吸着いてから今までの行動全てがもう一度頭の中を巡る。
彼女の前で情けなくも泣いてしまい、困らせてしまった挙げ句、ハンカチを借りる状況にしてしまった自分の不甲斐なさが一気に押し寄せてくる。
耳が熱い。羞恥で顔が紅潮するのが分かる。
と、とにかく謝罪しなければ。
「す、すみません!取り乱してしまって。しかも、ハンカチまで」
彼女は首を横に振った。
「いえ、大丈夫ですよ。貴方は醜い人ではなさそうですから。」
体の動きがピタッと止まる。僕は言葉の意味がよく分からなかった。
「え?あ?醜くない?僕が?」
彼女は真顔で頷いた。
ふざけているのか?それともからかっているのか?しかしとてもそんな風には見えない。恐る恐る彼女に尋ねる。
「えっと...ちゃんと僕が見えてますか?」
僕の反応に不思議がる彼女は
「しっかり見ました。貴方は醜くないです」
と自信ありげに指を僕に突き立てる。
ますます訳が分からない。
「あの...その...どこがですが?」
彼女は指を戻し、僕にもう一歩歩み寄る。
「貴方に何らかの影があるのは分かります。でも、本質的な部分は全く醜くありません。寧ろ、綺麗ですよ。」
どうして?僕は天の川で頭を冷やそうとして、そこでたまたま彼女を見つけて、拍手して。僕が彼女に慰められているのは一体どういうことだろうか。
「...そんな...なんでそんなこと...」
「あの、迷惑でしたか?」
彼女の心配する声がする。
「違う...違うんですよ...そんなこと生まれて初めて...」
やがて声は嗚咽に変わる。さっきの涙は序章だったのか。その場にしゃがみ、吐き出すように泣く僕の背中を彼女は泣き止むまでずっとずっとさすってくれた。
いやぁ、恥ずかしい。普通なら美女が落ち込む姿を逞しい男が励ます。そんなシチュエーションだろうけど、僕は思っていた以上に弱い人だった。
今度の今度こそ涙が止まった。
もしかして一生分泣いたのではなかろうか。
「もう...大丈夫です。すみません。」
ゆっくり立ち上がり、彼女から一歩離れる。
「あぁ、良かったで」
彼女が言い終わる前に早口で
「ごめんなさい。僕はただ、貴方を褒めたかっただけなんです。それなのに急に泣き出したりなんかして、ほんと情けないですよね。」
彼女は少し驚き、すぐに優しい微笑みを浮かべた。
「とんでもない。今まで泣けなかった分を今泣くことが出来たのなら、幸いです。」
あぁ、本当に。
「...また僕を泣かせる気ですか?」
至って真面目に彼女は答えた。
「そんなつもり初めからありませんよ?」
正直、嘘でも嬉しかった。誰かが僕を、僕の存在を認めてくれるだけで良かった。
簡単に見えて難解なことをたった一夜で彼女はやってのけたのだ。
アルマジロのように丸まった礼を深深とし、別れを告げる。
「僕、帰ります。月が帰り始めてるので。こんな時間まで付き合わせて本当にすみませんでした。」
頭を上げ、泣き腫らした目で何処までも深く透き通った彼女の二つの目を見た。
まともに他人の目を見れない僕は、この目だけは絶対に忘れないようにしよう。そう固く心に誓った。
「では、さよなら。」
浅い一礼をして走り出す。あぁ、彼女と出会えてよかった。可憐で儚げで優しさを秘めた美しい彼女に。こうやって直接話すことはもう、ないだろう。その代わりに、彼女の上がる舞台には必ず行こう。こっそりと彼女を応援したかった。
彼女が叫んだ。
「待ってください!」
走りかけていた足が止まる。
彼女は僕が止まったの確認し、
「明日また、来てくださいませんか?」
と言った。
何かの冗談か?え?
「え?」
「貴方に興味があります。貴方と話したいです。
明日!は過ぎてるから今日、昨夜と同じくらいの時間に来て貰えませんか?」
おかしい。彼女が僕に興味?何の?
「僕はこんな時間まで貴方に沢山の迷惑をかけた。何に興味を持つと言うんですか?」
「貴方の過去、現在、全ての記憶に興味があります。」
???これは...告白?
「は、はぁ」
腑抜けた返事しかできない。
「図々しいのは分かります。ですがお願いします。」
「どうして僕?」
彼女は言うか迷っているようだったが、キッパリと言った。
「すみません。私、"物体"に対してほんの少しばかり素性が分かるのです。」
ここに来て超能力展開かよ!って思っただろ?僕も思ったよ。これには流石に納得できなかったし、すぐには飲み込めなかった。
「素性...?」
少々訝しげに彼女を見た。
可能な限りは信じたいが...
彼女は慌てて
「えっと、説明しなければ...あぁ、空が赤らみ始めましたわ。詳しくは明日必ず来てくだされば話しますので。」と言った。
時間をかなり気にしているようである。
一先ず僕は、礼を言い彼女の元から去った。
星が消え、日が昇り始めた空を越えた。それからかなりの時間をかけて星々のあいまを飛んだ。蒸れるような暑さからじんわりとした暖かい気候になってきたかと思えば、そこはからす座であった。
もう着いたのか?
変身した身体がベタつく。汗と涙で臭うカッターシャツを一刻も早く脱ぎ捨てたかった。
あの倉庫には風呂はなく、入りたい場合は銭湯に行かなければならない。
僕はかび臭い倉庫に戻り、着替えを取りに帰った。
着替えを持ち、何時もの銭湯に飛んで行く。
桜風呂には幸運にも誰も居なかったため、急かされずゆったりと浸かった。桜が散るように湯船に花弁が揺らめいている。
僕は彼女に、会いに行くと決めていた。
自分だけの憂さを晴らし、彼女の頼みを聞かないというのは筋が通らない。
何より、彼女に会いたかった。また会ってもいいと言うのなら会わない以外はない。
それに気になることもある。
湯船から出て、髪を洗う。相変わらず軋んだ髪
は指通りが悪く、絡まった。
思えば昨日はかなり色々なことがあった。
改めて実感が湧いてくる。
面倒な上司の飲み会に付き合い、彼女と出会った。一目見て恋をして、泣いたり嬉しがったりほんと、僕らしくなく情緒不安定だったよなぁ。
泡を洗い流し、再び湯船に浸かった。
彼女の能力は本当なのだろうか。仮に本当だったとして一体僕の何を見たのか。彼女は僕を醜くないと言ってくれた。どこを見て醜くないと言ったのか。うーん、駄目だ。考えても埒が明かない。
僕は湯船を出て、脱衣場へ向かった。
真新しい服を着て、目の前にある鏡で自分の姿を見た。
やはり、醜い。赤く充血した目。ホコリを被ったような灰色がかった髪。肌は継ぎ接ぎのまだら模様。それに、顔や腕は傷だらけ。
本当に彼女はどこを見て言ったんだ..
早朝に銭湯に行ったので、出た時、まだ日は高々と昇っていた。さっぱりした所で眠気が僕を誘う。一眠りしたい所だが、彼女に昨日のお礼の品を買いたい。本当は行きたくないが、僕は街に繰り出すことにした。
何を買うかはもう決めていた。僕がびしょ濡れにしたハンカチを買おうと決めていた。
街随一のショッピングモールに赴き、店を選ぶ。スポーツ店、服屋、ゲーム売り場。僕は勇気を出してピンクの可愛らしい雑貨屋を選び、中に入った。
入るなり、周りの人が冷たい目で僕を見たのが分かる。そしてわざと聞こえるような声で
「あの人、気持ち悪くない?」
「わかるー!こんな店になんの用だろうね」
「それはね、普通に会ったってあんな見た目じゃ相手にされないからもので釣るつもりなのよ」
「えー!行動も気持ち悪いー」
と陰口を叩く。普段ならとっくに逃げ出しているだろう。けど、彼女の為だ。ハンカチ選びだけに集中する。彼女が渡してくれたのは可愛らしい花柄だった。だったら、花柄を選ぶより他ないだろう。彼女に似合いそうな花柄は...これだ。
薄水色に百合の模様が施されているハンカチを見つけた。
ハンカチを店員に渡し、ラッピングするように頼む。店員は汚いものを包むかのような手つきでラッピングをした。僕はそれを素早く受け取り、早足に店を出た。
これで彼女と会う用意ができた。今は午の一刻、まだまだ時間はある。万全な状態で彼女に会うため、僕は倉庫へ帰ることにした。
人通りが少ない場所を目指し、歩き出した。
彼女、喜んでくれるといいけど。
まぁまぁ、もう少し待ってくれないか。順番通りに書かないとおかしくなるからさ。
詐欺じゃないって!だからちぎらないで!
僕は指で水滴をすくった。
すくっても、すくっても次々溢れてくる涙は止まらない。
彼女はいそいそとポケットから花柄のハンカチをを取り出し、僕に差し出した。
「...ありがとうございます。」
目にハンカチを当て、抑えながら止まるのを待った。
ようやく涙が収まり、僕は布を下に下ろした。
スーーハー
一呼吸着いてから今までの行動全てがもう一度頭の中を巡る。
彼女の前で情けなくも泣いてしまい、困らせてしまった挙げ句、ハンカチを借りる状況にしてしまった自分の不甲斐なさが一気に押し寄せてくる。
耳が熱い。羞恥で顔が紅潮するのが分かる。
と、とにかく謝罪しなければ。
「す、すみません!取り乱してしまって。しかも、ハンカチまで」
彼女は首を横に振った。
「いえ、大丈夫ですよ。貴方は醜い人ではなさそうですから。」
体の動きがピタッと止まる。僕は言葉の意味がよく分からなかった。
「え?あ?醜くない?僕が?」
彼女は真顔で頷いた。
ふざけているのか?それともからかっているのか?しかしとてもそんな風には見えない。恐る恐る彼女に尋ねる。
「えっと...ちゃんと僕が見えてますか?」
僕の反応に不思議がる彼女は
「しっかり見ました。貴方は醜くないです」
と自信ありげに指を僕に突き立てる。
ますます訳が分からない。
「あの...その...どこがですが?」
彼女は指を戻し、僕にもう一歩歩み寄る。
「貴方に何らかの影があるのは分かります。でも、本質的な部分は全く醜くありません。寧ろ、綺麗ですよ。」
どうして?僕は天の川で頭を冷やそうとして、そこでたまたま彼女を見つけて、拍手して。僕が彼女に慰められているのは一体どういうことだろうか。
「...そんな...なんでそんなこと...」
「あの、迷惑でしたか?」
彼女の心配する声がする。
「違う...違うんですよ...そんなこと生まれて初めて...」
やがて声は嗚咽に変わる。さっきの涙は序章だったのか。その場にしゃがみ、吐き出すように泣く僕の背中を彼女は泣き止むまでずっとずっとさすってくれた。
いやぁ、恥ずかしい。普通なら美女が落ち込む姿を逞しい男が励ます。そんなシチュエーションだろうけど、僕は思っていた以上に弱い人だった。
今度の今度こそ涙が止まった。
もしかして一生分泣いたのではなかろうか。
「もう...大丈夫です。すみません。」
ゆっくり立ち上がり、彼女から一歩離れる。
「あぁ、良かったで」
彼女が言い終わる前に早口で
「ごめんなさい。僕はただ、貴方を褒めたかっただけなんです。それなのに急に泣き出したりなんかして、ほんと情けないですよね。」
彼女は少し驚き、すぐに優しい微笑みを浮かべた。
「とんでもない。今まで泣けなかった分を今泣くことが出来たのなら、幸いです。」
あぁ、本当に。
「...また僕を泣かせる気ですか?」
至って真面目に彼女は答えた。
「そんなつもり初めからありませんよ?」
正直、嘘でも嬉しかった。誰かが僕を、僕の存在を認めてくれるだけで良かった。
簡単に見えて難解なことをたった一夜で彼女はやってのけたのだ。
アルマジロのように丸まった礼を深深とし、別れを告げる。
「僕、帰ります。月が帰り始めてるので。こんな時間まで付き合わせて本当にすみませんでした。」
頭を上げ、泣き腫らした目で何処までも深く透き通った彼女の二つの目を見た。
まともに他人の目を見れない僕は、この目だけは絶対に忘れないようにしよう。そう固く心に誓った。
「では、さよなら。」
浅い一礼をして走り出す。あぁ、彼女と出会えてよかった。可憐で儚げで優しさを秘めた美しい彼女に。こうやって直接話すことはもう、ないだろう。その代わりに、彼女の上がる舞台には必ず行こう。こっそりと彼女を応援したかった。
彼女が叫んだ。
「待ってください!」
走りかけていた足が止まる。
彼女は僕が止まったの確認し、
「明日また、来てくださいませんか?」
と言った。
何かの冗談か?え?
「え?」
「貴方に興味があります。貴方と話したいです。
明日!は過ぎてるから今日、昨夜と同じくらいの時間に来て貰えませんか?」
おかしい。彼女が僕に興味?何の?
「僕はこんな時間まで貴方に沢山の迷惑をかけた。何に興味を持つと言うんですか?」
「貴方の過去、現在、全ての記憶に興味があります。」
???これは...告白?
「は、はぁ」
腑抜けた返事しかできない。
「図々しいのは分かります。ですがお願いします。」
「どうして僕?」
彼女は言うか迷っているようだったが、キッパリと言った。
「すみません。私、"物体"に対してほんの少しばかり素性が分かるのです。」
ここに来て超能力展開かよ!って思っただろ?僕も思ったよ。これには流石に納得できなかったし、すぐには飲み込めなかった。
「素性...?」
少々訝しげに彼女を見た。
可能な限りは信じたいが...
彼女は慌てて
「えっと、説明しなければ...あぁ、空が赤らみ始めましたわ。詳しくは明日必ず来てくだされば話しますので。」と言った。
時間をかなり気にしているようである。
一先ず僕は、礼を言い彼女の元から去った。
星が消え、日が昇り始めた空を越えた。それからかなりの時間をかけて星々のあいまを飛んだ。蒸れるような暑さからじんわりとした暖かい気候になってきたかと思えば、そこはからす座であった。
もう着いたのか?
変身した身体がベタつく。汗と涙で臭うカッターシャツを一刻も早く脱ぎ捨てたかった。
あの倉庫には風呂はなく、入りたい場合は銭湯に行かなければならない。
僕はかび臭い倉庫に戻り、着替えを取りに帰った。
着替えを持ち、何時もの銭湯に飛んで行く。
桜風呂には幸運にも誰も居なかったため、急かされずゆったりと浸かった。桜が散るように湯船に花弁が揺らめいている。
僕は彼女に、会いに行くと決めていた。
自分だけの憂さを晴らし、彼女の頼みを聞かないというのは筋が通らない。
何より、彼女に会いたかった。また会ってもいいと言うのなら会わない以外はない。
それに気になることもある。
湯船から出て、髪を洗う。相変わらず軋んだ髪
は指通りが悪く、絡まった。
思えば昨日はかなり色々なことがあった。
改めて実感が湧いてくる。
面倒な上司の飲み会に付き合い、彼女と出会った。一目見て恋をして、泣いたり嬉しがったりほんと、僕らしくなく情緒不安定だったよなぁ。
泡を洗い流し、再び湯船に浸かった。
彼女の能力は本当なのだろうか。仮に本当だったとして一体僕の何を見たのか。彼女は僕を醜くないと言ってくれた。どこを見て醜くないと言ったのか。うーん、駄目だ。考えても埒が明かない。
僕は湯船を出て、脱衣場へ向かった。
真新しい服を着て、目の前にある鏡で自分の姿を見た。
やはり、醜い。赤く充血した目。ホコリを被ったような灰色がかった髪。肌は継ぎ接ぎのまだら模様。それに、顔や腕は傷だらけ。
本当に彼女はどこを見て言ったんだ..
早朝に銭湯に行ったので、出た時、まだ日は高々と昇っていた。さっぱりした所で眠気が僕を誘う。一眠りしたい所だが、彼女に昨日のお礼の品を買いたい。本当は行きたくないが、僕は街に繰り出すことにした。
何を買うかはもう決めていた。僕がびしょ濡れにしたハンカチを買おうと決めていた。
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入るなり、周りの人が冷たい目で僕を見たのが分かる。そしてわざと聞こえるような声で
「あの人、気持ち悪くない?」
「わかるー!こんな店になんの用だろうね」
「それはね、普通に会ったってあんな見た目じゃ相手にされないからもので釣るつもりなのよ」
「えー!行動も気持ち悪いー」
と陰口を叩く。普段ならとっくに逃げ出しているだろう。けど、彼女の為だ。ハンカチ選びだけに集中する。彼女が渡してくれたのは可愛らしい花柄だった。だったら、花柄を選ぶより他ないだろう。彼女に似合いそうな花柄は...これだ。
薄水色に百合の模様が施されているハンカチを見つけた。
ハンカチを店員に渡し、ラッピングするように頼む。店員は汚いものを包むかのような手つきでラッピングをした。僕はそれを素早く受け取り、早足に店を出た。
これで彼女と会う用意ができた。今は午の一刻、まだまだ時間はある。万全な状態で彼女に会うため、僕は倉庫へ帰ることにした。
人通りが少ない場所を目指し、歩き出した。
彼女、喜んでくれるといいけど。
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