16 / 25
第3章
5.まるで女神
しおりを挟む
「それにしても急なご訪問で、驚きましたわ。私たちはみな、皇女殿下がいらっしゃった理由が気になっておりますの」
ラモット公爵のひとり娘であるカリーナが言った。
ラーラと同じように、王太子妃になるべく努力を重ねている令嬢だ。瞳に不満げな光をきらめかせている。彼女はエリシアを上から下までじろじろ見た。
護衛としてうしろに控えていたシャレドとローリックが、エリシアを守ろうとするかのようにカリーナの前に立ちはだかる。
「詮索するとは無礼だろう。いくら公爵家の令嬢とはいえ、ふとどきな行為だ」
ローリックがカリーナを鋭く睨んだ。シャレドは静かに身構えている。
「し、失礼いたしました。皇女様、どうかお気を悪くなさらないでください」
口ではエリシアに謝りつつも、カリーナはせつない眼差しをアラスターに向ける。彼は思いっきり無視した。
(うん。なんかもういいかな)
すべての人から見下されていたエリシアが、すべての人を見下している。楽しくないわけではないが、なんだかもう、お腹がいっぱいになってきた。
永遠に皇女のふりをするなんて不可能だ。だったら現実に戻るその日まで、意趣返しを満喫してもいいのかもしれない。
(でも。そんな私を見て、天国のお父様とお母様が喜ぶわけがないし)
エリシアは周囲の人々を見回した。
それからすっと前に出て、カリーナの目を見つめる。先ほどの無礼などまったく気にしていないそぶりで。
「先ほどの質問にお答えします。本来ならば縁のない場所で、滅多に出来ない経験をするためです。友人を作ることもそのひとつ」
「皇女様……」
「カリーナさん。あなたとお知り合いになれて、とても嬉しいです。普段の私は自由な立場にありませんから。このありがたき出会いに感謝を」
もしも『恥知らずなアラスター家』の末裔でなかったら。普通の伯爵令嬢だったら。カリーナとも仲良くなれたかもしれない。
「なんてお優しい……」
誰かが小さく言った。
そのときお仕着せの制服を着たメイドが、銀のトレーにグラスを乗せて近づいてきた。彼女が向かってくる先がエリシアであることは明らかだ。
たいていの貴族は、使用人には目もくれない。必要があれば呼びつけるし、そうでなければ手を振って追い払うだけだ。
(グラスがいっぱい載ったトレーを、水平に持ちながら歩くのって難しいのよね)
エリシアは付添人としてこき使われていたので、使用人の仕事が見た目よりもはるかに難しいことを知っている。
ラーラと同じテーブルで食事をすることは禁じられていたので、いつも使用人部屋の端っこで残り物を食べていた。使用人たちの愚痴も、ずいぶんと耳にしたものだ。
メイドは泳ぐように人ごみの間を進んだ。皇女エリーに群がる人々を避けるために、右に左に方向転換している。中々の身体能力だ。
「エリー、ワインがほしいかい?」
アラスターが耳元でささやく。エリシアは「ええ」と答えた。
これでアラスターがワイングラスを取り、エリシアに手渡せば、あのメイドの仕事は終わる。
「一杯飲んだら退散するとしよう。君の兄である皇太子からも、無理をさせないように釘を刺されているから」
アラスターの言葉に、大勢の若い紳士が「皇女様と踊る栄誉を与えてほしい」と懇願した。
「駄目だ。エリーは人並み以上に乗り物酔いしやすいんだ。くるくると回るワルツなどもってのほかだ」
男性陣の顔に、落胆の色が鮮明に浮かんだ。
次の瞬間、ちょっとした事故が起こった。大げさに残念がった若き伯爵がよろめき、トレイを運んでいるメイドにぶつかったのだ。
トレイがメイドの手から離れ、宙を飛ぶ。
不運だったのはエリシアだった。アラスターが「エリー!」と鋭く叫んだときには、頭からワインをひっかぶっていた。
貴族たちは極限まで目を見開き、驚きに口をぽかんと開けている。
「あ……ああ……」
メイドは床に倒れ込み、小さくうめいた。顔は気の毒なほど真っ青だ。叱りつけられるか、即刻解雇されるか、もしかしたら牢獄に繋がれるかもしれない。
エリシアはメイドを不憫に思った。悪いのは彼女にぶつかった伯爵なのに。
「気にすることはありません。わざとやったのではないことはわかりますから」
前髪からワインを滴らせながら、メイドを励ますように微笑みかける。
「失敗をしない人など滅多にいません。大切なのは反省する心です」
エリシアはちらりと若い伯爵を見た。彼は身を縮こまらせ、顔を真っ赤にした。
どっこいしょと腰を折り、エリシアはメイドに手を差し伸べた。
「怪我はありませんか? さあ、お立ちなさい」
見上げてくるメイドの目には感嘆の色が溢れている。慈悲深い女神を見るような目だ。
周囲の驚きをよそに、エリシアはメイドの手を掴んで立ち上がらせた。どこからか「天使そのものだ」という声が聞こえる。
「心広き皇女様は、たいていの貴婦人とはまるで違うね」
アラスターが自分のジャケットを脱ぎ、エリシアの肩にかけてくれた。
「それでは諸君、僕たちはこれで失礼する。皇女様に風邪をひかせるわけにはいかないのでね!」
アラスターが出口へと導いてくれる。貴族たちの声がだんだんと遠くなっていく。切れ切れの会話から、皇女エリーに対する賞賛の声が飛び交っているのがわかった。
「上手くいきましたかね?」
エリシアは小声で尋ねた。
「完璧だよ。君は経験不足を補って余りあるほど優秀だ。いやはや、何人悩殺したかわからないくらいだよ。明日にでも王太子妃になれるんじゃないか?」
アラスターが上機嫌なのは明らかだった。王太子妃になる気はないし、そもそもなれないと返事をしたが、彼は無視して鼻歌を歌っていた。
<お知らせ>
オーバーラップ様の公式サイトで「婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる」の書影が公開されました。
(とても美麗です!)
ラモット公爵のひとり娘であるカリーナが言った。
ラーラと同じように、王太子妃になるべく努力を重ねている令嬢だ。瞳に不満げな光をきらめかせている。彼女はエリシアを上から下までじろじろ見た。
護衛としてうしろに控えていたシャレドとローリックが、エリシアを守ろうとするかのようにカリーナの前に立ちはだかる。
「詮索するとは無礼だろう。いくら公爵家の令嬢とはいえ、ふとどきな行為だ」
ローリックがカリーナを鋭く睨んだ。シャレドは静かに身構えている。
「し、失礼いたしました。皇女様、どうかお気を悪くなさらないでください」
口ではエリシアに謝りつつも、カリーナはせつない眼差しをアラスターに向ける。彼は思いっきり無視した。
(うん。なんかもういいかな)
すべての人から見下されていたエリシアが、すべての人を見下している。楽しくないわけではないが、なんだかもう、お腹がいっぱいになってきた。
永遠に皇女のふりをするなんて不可能だ。だったら現実に戻るその日まで、意趣返しを満喫してもいいのかもしれない。
(でも。そんな私を見て、天国のお父様とお母様が喜ぶわけがないし)
エリシアは周囲の人々を見回した。
それからすっと前に出て、カリーナの目を見つめる。先ほどの無礼などまったく気にしていないそぶりで。
「先ほどの質問にお答えします。本来ならば縁のない場所で、滅多に出来ない経験をするためです。友人を作ることもそのひとつ」
「皇女様……」
「カリーナさん。あなたとお知り合いになれて、とても嬉しいです。普段の私は自由な立場にありませんから。このありがたき出会いに感謝を」
もしも『恥知らずなアラスター家』の末裔でなかったら。普通の伯爵令嬢だったら。カリーナとも仲良くなれたかもしれない。
「なんてお優しい……」
誰かが小さく言った。
そのときお仕着せの制服を着たメイドが、銀のトレーにグラスを乗せて近づいてきた。彼女が向かってくる先がエリシアであることは明らかだ。
たいていの貴族は、使用人には目もくれない。必要があれば呼びつけるし、そうでなければ手を振って追い払うだけだ。
(グラスがいっぱい載ったトレーを、水平に持ちながら歩くのって難しいのよね)
エリシアは付添人としてこき使われていたので、使用人の仕事が見た目よりもはるかに難しいことを知っている。
ラーラと同じテーブルで食事をすることは禁じられていたので、いつも使用人部屋の端っこで残り物を食べていた。使用人たちの愚痴も、ずいぶんと耳にしたものだ。
メイドは泳ぐように人ごみの間を進んだ。皇女エリーに群がる人々を避けるために、右に左に方向転換している。中々の身体能力だ。
「エリー、ワインがほしいかい?」
アラスターが耳元でささやく。エリシアは「ええ」と答えた。
これでアラスターがワイングラスを取り、エリシアに手渡せば、あのメイドの仕事は終わる。
「一杯飲んだら退散するとしよう。君の兄である皇太子からも、無理をさせないように釘を刺されているから」
アラスターの言葉に、大勢の若い紳士が「皇女様と踊る栄誉を与えてほしい」と懇願した。
「駄目だ。エリーは人並み以上に乗り物酔いしやすいんだ。くるくると回るワルツなどもってのほかだ」
男性陣の顔に、落胆の色が鮮明に浮かんだ。
次の瞬間、ちょっとした事故が起こった。大げさに残念がった若き伯爵がよろめき、トレイを運んでいるメイドにぶつかったのだ。
トレイがメイドの手から離れ、宙を飛ぶ。
不運だったのはエリシアだった。アラスターが「エリー!」と鋭く叫んだときには、頭からワインをひっかぶっていた。
貴族たちは極限まで目を見開き、驚きに口をぽかんと開けている。
「あ……ああ……」
メイドは床に倒れ込み、小さくうめいた。顔は気の毒なほど真っ青だ。叱りつけられるか、即刻解雇されるか、もしかしたら牢獄に繋がれるかもしれない。
エリシアはメイドを不憫に思った。悪いのは彼女にぶつかった伯爵なのに。
「気にすることはありません。わざとやったのではないことはわかりますから」
前髪からワインを滴らせながら、メイドを励ますように微笑みかける。
「失敗をしない人など滅多にいません。大切なのは反省する心です」
エリシアはちらりと若い伯爵を見た。彼は身を縮こまらせ、顔を真っ赤にした。
どっこいしょと腰を折り、エリシアはメイドに手を差し伸べた。
「怪我はありませんか? さあ、お立ちなさい」
見上げてくるメイドの目には感嘆の色が溢れている。慈悲深い女神を見るような目だ。
周囲の驚きをよそに、エリシアはメイドの手を掴んで立ち上がらせた。どこからか「天使そのものだ」という声が聞こえる。
「心広き皇女様は、たいていの貴婦人とはまるで違うね」
アラスターが自分のジャケットを脱ぎ、エリシアの肩にかけてくれた。
「それでは諸君、僕たちはこれで失礼する。皇女様に風邪をひかせるわけにはいかないのでね!」
アラスターが出口へと導いてくれる。貴族たちの声がだんだんと遠くなっていく。切れ切れの会話から、皇女エリーに対する賞賛の声が飛び交っているのがわかった。
「上手くいきましたかね?」
エリシアは小声で尋ねた。
「完璧だよ。君は経験不足を補って余りあるほど優秀だ。いやはや、何人悩殺したかわからないくらいだよ。明日にでも王太子妃になれるんじゃないか?」
アラスターが上機嫌なのは明らかだった。王太子妃になる気はないし、そもそもなれないと返事をしたが、彼は無視して鼻歌を歌っていた。
<お知らせ>
オーバーラップ様の公式サイトで「婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝国の皇弟殿下と結ばれる」の書影が公開されました。
(とても美麗です!)
35
あなたにおすすめの小説
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。
物置部屋に追いやられた伯爵令嬢ですが、公爵様に見初められて人生逆転しました〜妹の引き立て役だったのに、今では社交界の花と呼ばれています〜
丸顔ちゃん。
恋愛
伯爵家の令嬢セレナは、実母の死後、継母と義妹に虐げられて育った。
与えられた部屋は使用人以下の物置、食事は残飯、服はボロ。
専属侍女も与えられず、家の運営や帳簿管理まで押し付けられ、
失敗すれば鞭打ち――それが彼女の日常だった。
そんなある日、世間体のためだけに同行させられた夜会で、
セレナは公爵家の跡取りレオンと出会う。
「あなたの瞳は、こんな場所に閉じ込めていいものではない」
彼はセレナの知性と静かな強さに一瞬で心を奪われ、
彼女の境遇を知ると激怒し、家族の前で堂々と求婚する。
嫁ぎ先の公爵家で、セレナは初めて“人として扱われ”、
広い部屋、美味しい食事、優しい侍女たちに囲まれ、
独学で身につけた知識を活かして家の運営でも大活躍。
栄養と愛情を取り戻したセレナは、
誰もが振り返るほどの美しさを開花させ、
社交界で注目される存在となる。
一方、セレナを失った伯爵家は、
彼女の能力なしでは立ち行かず、
ゆっくりと没落していくのだった――。
虐げられた令嬢が、公爵の愛と自分の才能で幸せを掴む逆転物語。
「君は有能すぎて可愛げがない」と婚約破棄されたので、一晩で全ての魔法結界を撤去して隣国へ行きます。あ、維持マニュアルは燃やしました。
しょくぱん
恋愛
「君の完璧主義には反吐が出る」――婚約者の第一王子にそう告げられ、国外追放を命じられた聖女エルゼ。彼女は微笑み、一晩で国中の魔法結界を撤去。さらに「素人でも直せる」と嘘を吐かれた維持マニュアルを全て焼却処分した。守護を失いパニックに陥る母国を背に、彼女は隣国の軍事帝国へ。そこでは、彼女の「可愛くない」技術を渇望する皇帝が待っていた。
聖女に負けた侯爵令嬢 (よくある婚約解消もののおはなし)
蒼あかり
恋愛
ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。
聖女として国民に、そしてクリストファーから愛されるローズ。クリストファーとともに並ぶ聖女ローズは美しく眩しいほどだ。そんな二人を見せつけられ、いつしかティアナの中に諦めにも似た思いが込み上げる。
愛する人のために王子妃として支える覚悟を持ってきたのに、それが叶わぬのならその立場を辞したいと願うのに、それが叶う事はない。
いつしか公爵家のアシュトンをも巻き込み、泥沼の様相に……。
ラストは賛否両論あると思います。納得できない方もいらっしゃると思います。
それでも最後まで読んでいただけるとありがたいです。
心より感謝いたします。愛を込めて、ありがとうございました。
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
公爵家の家政を10年回した私が出ていったら、3ヶ月で領地が破綻しました
歩人
ファンタジー
エレナは公爵家に嫁いで10年、夫は愛人に入れ込み、義母には「家政婦代わり」と
罵られた。だが領地の財務も、商会との交渉も、使用人の管理も、全部エレナが
やっていた。ある日、義母から「あなたの代わりなんていくらでもいる」と言われ、
エレナは静かに離縁届を出した。「では、代わりの方にお任せください」
辺境の町で小さな商会を開いたエレナ。10年間の実務経験は伊達ではなかった。
商会はたちまち繁盛する。一方、エレナがいなくなった公爵家は3ヶ月で経営破綻。
元夫が「戻ってこい」と泣きつくが——
「お断りです。あと、10年分の未払い給金を請求いたしますね」
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる