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264、気になる言葉
しおりを挟む「何こんなところでプロポーズしてるんだよマック。せめてもっとロマンチックなところでしろよ」
「ロマンチックなところって高橋どんだけ乙女なんだよ。ここでしたくなったんだから仕方ないだろ。俺は出し惜しみしないんだよ」
雄太の言葉と俺の返しに、海里とブレイブが吹き出す。
「何かマックが一番男前に見えてきた」
ブレイブが呟き、海里が頷く。すると、そっと俺の首にヴィデロさんの腕が回った。
「マックが男前じゃなくて、一体誰が男前だろうな。俺は、マックのこういうところにも惚れたんだ。マック。もちろん、ずっと一緒にいよう。たとえマックが嫌がっても俺はもうマックを離してやれない」
俺を抱きしめたまま一瞬だけふふんと得意げな顔をしたヴィデロさんは、さりげなく俺の髪にちゅっとキスをして、蕩けるような笑顔を浮かべた。う、可愛い。
雄太以外の三人が「わあ」と照れたように声をあげる。こういう行動はヴィデロさんの方がよっぽど男前だよね。好き。
でも雄太たちがここに着くのは明日以降だと思ってたよ、と暴露すると、雄太がそれな、と種明かししてくれた。
雄太たちもクマの獣人さんのクエストをクリアして、獣人さんたちと仲良くなったらしい。そしたら偶然が重なってクマさんの所からジャル・ガーさんの所までケインさんに送ってもらったらしい。
その際、ちゃっかり一緒にいたユイルをとうとう抱っこしたんだとユイと海里が顔を蕩けさせた。
「ほんとに可愛くてね、ユイルちゃん。もうほんと、ふわふわで小っちゃくてあったかくてほんと可愛いの!」
ユイルのあまりの可愛さに、ユイは語彙力が低下してるみたいだった。でもわかる。すごくわかるよ。ユイルを見てると可愛いしか出てこないもん。
「そういえばユイルちゃんからマック君に伝言でね、「次は僕たちと遊ぼうね。やくしょくね」って」
「もちろん。ありがとうユイ」
「全然いいよお。マック君のおかげでユイルちゃんも私たちに心を開いてくれたようなものだから」
えへへ、とユイが幸せそうに笑う。その周りにお花の飛んでそうな柔らかい笑顔が一瞬だけユイルの笑顔と重なった気がしたのは、俺だけじゃないはず。
「お客様は今日はどういったご用件でしょうか」
レガロさんが雄太に話しかけたことで、雄太はようやくここに来た理由を思い出したらしい。
きりっとした顔をして、「情報を」と答えていた。
もしかして俺、ここにいたら邪魔かな? そろそろお暇した方がいいのかな。そう思って席を立とうとすると、レガロさんが雄太たちに席を勧めてからヴィデロさんの方に向き直った。
「ヴィデロ君、何があっても、君の心の指し示すままに進んでください。足を止めるのは得策ではありません。足を止めたらその時点で、君はその背負った光に押しつぶされてしまいます」
レガロさんは、まるで何かの暗示の様に、声を抑えて囁いた。
まるでなんかじゃなくて、きっと何かが見えているんだと思う。
でも、どうしてそんなことをヴィデロさんに言うんだろう。これから先、何かが起こるってこと? それともただ単に俺たちを後押ししてくれる言葉?
その言葉がなぜか耳から離れず、ちょっとだけ不安が沸き上がる。足を止めるってどういうことだろ。ヴィデロさんは強いから、光になんて押しつぶされないよね。でも。
その不安を取り除こうと、俺は隣のヴィデロさんの腕に自分の腕を絡めて密着した。
皆に別れを告げてトレの工房に帰り着いても、さっきのレガロさんの言葉はいまだ心のどこかに引っかかって忘れられそうもなかった。
工房に帰ってきた俺は、なんとなくヴィデロさんと離れがたくて、ヴィデロさんが文句を言わないのをいいことにヴィデロさんの胸筋をひたすら堪能した。
ヴィデロさんもくっついて離れない俺を、ただ愛しそうに見降ろして、髪を梳いたり背中を撫でたりしてくれる。好き。
「ヴィデロさん好き」
「俺もマックを愛してる」
独り言のように漏れた呟きに、一段階上の返事が返ってきて、さらに引っ付く腕の力を込める。好き。
離れないよね。離さないって言ったもんね。
でも、まるで、さっきのレガロさんの言葉は、「離れても先に進め」って言ってるみたいで。気のせいだといいんだけど。
溜め息を呑み込んで、もやもやを払しょくしようとヴィデロさんの胸に頭をぐりぐり擦り付けると、上からくぐもった笑いが零れてきた。
よし。こういうときはヴィデロさんをひたすら愛して不安な気持ちを上書きしよう。
そう思い立った俺は、胸筋から顔を上げてぐっと背伸びをした。そしてヴィデロさんの顎にちゅ、とキスをした。届かなかったわけじゃないからね。ただ単に狙いが外れただけだから。
容赦なくヴィデロさんの整った顔にキスをし続け、ヴィデロさんを寝室に追い詰めた俺は、時間ギリギリまでヴィデロさんと愛し合うのだった。
大あくびをしながら教室に入ると、雄太は既に来ていた。
自分の机にカバンを置いた瞬間、雄太が話しかけてきた。
「ようやくクエストの意味が分かった。健吾が言ってた通りだった」
「おー。よかったな」
「でもなんで健吾はあそこにいたんだ?」
「俺も情報集め。今情報集めてレベル上げてパーセンテージ伸ばしてんの」
「ふうん。で、プロポーズでパーセンテージ伸びたか?」
ニヤリと笑って雄太が揶揄う。でも残念でした。ちゃんと伸びてるよ、ヴィデロさんとの愛情パーセンテージが。だって天井がないから。いくらでも伸びるよ。
そう返した瞬間、雄太が吹き出した。
「健吾ってかなり情熱的だったのな。もっと恋愛方面あっさりしてるのかと思ってたけど」
「俺もそう思ってたけど。人生わからないもんだね。雄太だってユイにベタ惚れじゃん。そのうち雄太の家に遊びに行ったらユイが奥様として出迎えてくれたりして」
「それはそのうちな」
ユイのことで揶揄ったつもりが、思わぬ反撃を受けた。
あっさりとそのうちとか言われるなんて、雄太の中ではもうすっかりユイを奥さんにすることは決まってるんだ。頑張れ。頑張って爆発しろよ。応援する。
「俺はいいよ。でも昨日のあの言葉、すげえ本気に聞こえたんだけど。本気なのか」
「俺がああいうこと冗談で言えるようなタイプだと思ってんの?」
「無理だからこそだ。……何かな、昨日ふと思ったんだけど、健吾、将来ふらっとどこかに消えそうな気がしてな」
ふっと真顔に戻った雄太の言葉にどきっとする。
だって本気で向こうの世界に行く気満々だったから。多分行くときは雄太には隠さず言うと思うから、黙っていなくなることはないだろうけど。
「大丈夫だろ。それに俺がここからいなくなったとしても生きてさえすればどこかで会えるだろうし」
ゲームにログインしたらこの姿の俺がいました、なんて、どっきりものだよな。それはそれで楽しそうだけど。
でもまあまさか本気でゲームの中に移住を考えてるなんては思ってないんだろうなあ。
ははは、と笑いながら、チャイムの音と共に前を向く。
入ってきた担任に目を向けていた俺は、そのとき雄太がどんな顔で俺を見ていたのかはわからなかった。
「今日は麻婆茄子とポテトサラダとほうれん草とおあげの味噌汁」
予算と照らし合わせて必死で頭を捻って作った献立表を覗きながら、手を動かす。
キッチンにはいい匂いが充満していて、学校からまっすぐここに来た俺の胃も刺激する。
ほうれん草が余りそうだからナムルを付け足すのもいいな。お浸しとどっちがいいかな。
茄子をたっぷりの油で炒めながら考える。
週三回の夜食作りは、確実に俺の料理の腕を上げていった。だって賃金発生してるし、家でやる様に適当には出来ないじゃん。
俺も一緒に食べてから帰るから、大体三人、たまに助っ人も来るのでたまに人数も増えるからそれは臨機応変に、と夜食作りのバイトをこなす。
「出来ましたけど」
そこまで時間のかからない料理ばかりだから、出来上がりも早い。今日は日暮さんもいるから、4人前。この間はヴィデロさんのお母さんの秘書さんとかいう人が来ていて、俺が雇われてるのを見て「雇用最低年齢を守ってますか」なんてヴィルさんを追い詰めていた。その言葉に俺が追い詰められたのは秘密だ。大丈夫、もうすぐアダルト関連も解禁される年齢だから。信じてもらえないかもしれないけど!
俺の呼び声に、ぞろぞろと大きな人たちが移動してくる。いちいち応接テーブルに運ぶのは面倒だから、とヴィルさんはキッチンの開いているスペースにテーブルと椅子を設置したんだ。そこでみんなでご飯を食べる。
「今日のも美味いな。茄子は向こうの世界にはあるのか?」
「見たことはないですけど、似たようなのはありました。薬品の素材としてしか使ったことはないんですけど」
「なあ健吾。ごまだれねえ? ほうれん草ともやしと言ったらごまだれだろ」
「このナムルもう味ついてますよ。それにかけちゃうんですか? 次はごまだれにしますから」
「郷野郷野。味噌汁おかわりある?」
「まだまだありますよ。よそいましょうか?」
いつも家でなかなか一緒にご飯を食べられない両親だったせいか、ここまで毎回騒がしい食事は俺にとってとても新鮮だったりする。
だから、このアルバイト時間は実はなかなか楽しかったりする。ヴィデロさんに会えないのがちょっとだけ寂しいけど。でもヴィデロさんも仕事後にいつも俺に時間を取られちゃって自由な時間がなかっただろうから、空いた時間でゆっくりできてるといいな。ほんの少しだけ寂しいと思ってくれたら嬉しい、なんて口が裂けても言えないけど。
「健吾、片付けを終えたら、ちょっとだけ手伝ってもらえるか? 打ち込みなんだけど」
「わかりました」
ごちそうさま、と全員で手を合わせて、各自が流しに皿を片付ける。大まかな汚れを取って食器洗浄機に詰め込むと、俺は掛けていたエプロンを外した。
キッチンから移動すると、たくさんのモニターの前から、ヴィルさんがこっちこっちと手招きした。
横の机に載っているまとめられた紙を手に持ち、これを、と渡される。
もう何度かやってる作業だから何も言わずに受け取って、いつも打ち込みに使うパソコン前に座った。
カタカタとキーボードを叩く音と、機器類の音が部屋に響いている。
俺が打つキーボードもその仲間入りをしているんだと思うとなんだか不思議だった。
一時間くらいかけて頼まれた打ち込みを終わらせると、もういつもは終わる時間が少しだけ過ぎていた。
「出来ました。そろそろ俺は上がりますね」
ギアを被って手を動かしていたヴィルさんにそう声を掛けると、ヴィルさんが手を止めてバイザー越しに目を合わせてきた。フッと目元を緩める。その表情はやっぱり兄弟なんだなって納得する程ヴィデロさんに似ていた。
「すまない、余計な仕事を頼んだばっかりに遅くなってしまった」
「全然大丈夫です」
じゃあお先します、とカバンを持って出口に向かう。途中で陣取っていた佐久間さんも「明後日が楽しみだ」なんて言いながら見送ってくれた。
自転車を飛ばして家に帰り、取り敢えず少しだけでもログインをしようと思って、着替えてすぐにギアを被る。
工房にログインすると、チャット欄にビックリマークが付いていた。
誰だろ、と開けて見ると、輪廻からのメッセージが届いていた。
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