これは報われない恋だ。

朝陽天満

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410、『細胞補正剤』

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 長光さんの工房に跳ぶと、長光さんとヴィデロさんが間近で抱き合っていた。

 思わず目をまん丸にすると、ヴィデロさんの胸からするりと何かが外された。

 メジャーだった。



「……なあんだ、胸囲測ってたのか……ちょっと焦った」



 ホッと息を吐くと、ヴィデロさんと長光さんが怪訝な顔をしてこっちを見ていた。



「なに焦ってんだよマック君」

「二人が抱き合ってるように見えて」



 長光さんの問いに答えた瞬間、今度はヴィデロさんが目をまん丸にした。



「なんでマック以外と抱き合わないといけないんだ……?」



 呆然と呟くヴィデロさんが可愛くて思わず頽れそうになるけれど、エルフの秘薬を思い出してハッとする。



「そうだ、ヴィデロさん、もしかしたらオランさんの手が生えるかもしれない!」

「手が、生える……?」

「……にょきっとか?」



 俺の叫び声に二人がそんな反応をした。

 にょきっと生えるかはわからないけど、でも、補正剤ってくらいだから、何かしらあると思う。使いすぎると逆効果っていうのがちょっと怖いけど。



「オランさんの所に行こうよ!」

「あ、ああ」



 勢い込んでヴィデロさんの腕に抱き着くと、ヴィデロさんはわけが分からないという顔をしながらも頷いてくれた。



「長光さん、ヴィデロさんを連れて行ってもいいですか?!」

「ああ。サイズは測り終わったから、次に来た時には出来てると思うぜ、新しい鎧」

「しかし長光、他の奴の製作もあるんじゃないか?」

「こういう時は製作者特権でな、一番インスピレーションの湧く鎧から手掛けるのが製作を楽しむミソなんだよ。だから、大丈夫。俺の中で今一番熱いのは門番さんとマック君だ」

「ヴィデロだ。長光」



 ニヤリと笑う長光さんに、ヴィデロさんがフッと表情を緩めた。

 そして俺の腰に手を回し、長光さんに手を振る。

 ちょっと嫉妬したのは気のせいかな。すっかりヴィデロさんが長光さんと仲良くなってる。名前まで教えちゃったよ。



 一番近い熊さんの洞窟に出た俺は、隣にいるヴィデロさんに思わずぴったりとくっついた。



「……なんか、仲良くなっててちょっとだけ嫉妬しちゃった」



 自己申告すると、ヴィデロさんが表情を緩めて、そのまま俺の頭にチュッとキスを降らせてくる。



「俺が一番愛してるのはマックだからな」



 一番が付いたことで顔を上げると、目が合ったヴィデロさんは補足するように口を開いた。



「二番目以降はほら、母親とか、肉親……」



 言った瞬間照れて目を逸らすヴィデロさんは、暗にヴィルさんもちゃんと肉親として愛してるってことを言いたいんだということが伝わってきて、さっきの嫉妬も忘れてついついにやけてしまった。そんな家族想いなヴィデロさんが好き。

 今の言葉をヴィルさんが聞いたら絶対に暴走しそうな気がするから、俺は黙っておこう。ヴィルさんの弟大好きが昂じて取られちゃったらやだし。





 俺は熊さんを石像から戻して、挨拶をした。



「よう。調子はどうだ?」

「絶好調です。ところでオランさんに会いに行きたいんですがいいですか?」

「もちろん。と言いたいところだが、あいつ、手をどうしたんだ? ケインもオランも何も教えてくれねえんだよ。それなのに獣人と人族の交流を再開する宣言するしよ。わけわかんねえ」



 熊さんが首を傾げる。

 オランさん、そこら辺を説明してなかったんだ。ケインさんは多分今頃各街の冒険者ギルドを転々としているだろうし。

 俺が言っても大丈夫かな。難しい問題だ。

 でもそんなことよりも。



「その手が、もしかしたら再生可能かもしれないんで、オランさんに会いに来たんです」

「……おもしれえことになってんな。俺も村に顔を出すかな」

「ここの見張りは大丈夫なんですか?」

「大丈夫だろ。座標を知ってんのは俺らとマックだけだからな。無理やり押し通ろうとすると、とんでもなく魔力を食うことになるから、並の奴らじゃ行けねえだろ。異邦人で行けそうなのはいるが、そこらへんはまあ、今度は転移を覚えてねえだろ。大丈夫大丈夫」



 お気楽にそんなことを言いながら台座を降りてきた熊さんが、俺とヴィデロさんを片手で掬いあげて、魔法陣を描いた。

 途端に景色が変わって獣人の村の中に立っている。もちろん、クマさんに2人そろって抱えられたまま。

 ちょうど近くにいたヴィデロさんの友達獣人が俺たちの姿を見て指さして笑っている。



「なにモロウ様に抱えられてるんだよ。色々台無しだぜヴィデロ」

「いや、結構抱かれ心地は悪くないぞ。シムもされてみろよ」

「そうか、俺に抱っこされたかったのかシム」



 俺たちをサッと下ろした熊さんが、ニヤリと笑って驚いている獣人さんを凄いスピードで捕獲して抱える。そのまま「やめろ、離してくれ」と焦っているのも気にせずにのっしのっしと村を歩いた。

 皆、熊さんに注目したついでにぶら下げられた獣人さんに笑いを零す。



 オランさんの住んでいる家に着くと、ようやく獣人さんは熊さんから解放された。

 下ろされた獣人さんは「穴掘って潜りたい……」と膝を抱えている。強さ重視の獣人さんにとって、あの抱っこは結構屈辱的だったらしい。



「これに懲りたら人を笑いものにするなよ」



 ニヤッと笑った熊さんに注意されて、獣人さんはげっそりしながら「お、おう……」と反省していた。



 ノックもせずにオランさんの家のドアを蹴り開けると、熊さんはそのまま「邪魔するぜー」と入っていった。

 オランさんは大きな椅子に座り、後ろに倒された背もたれにゆったりと身を預けていた。

 その姿はどうしても憔悴しているようにしか見えなかった。

 ゆっくりと目を開けたオランさんは、熊さんの姿を確認して、その後ろにいた俺たちの姿が目に入った途端ハッと身を起こした。



「こいつら、お前に用があるんだとよ。その手が再生可能かもしれねえって」

「いや、遠慮しておこう」



 オランさんは即座に断ってきた。

 そう言われるんじゃないかとは思ってたよ。

 俺はインベントリから、ロウさんから託された『細胞補正剤』を取り出した。



「これはエルフの里でロウさんに託された薬です。もしもの時にと渡してくれたものです。今がその時だと思うんです。だから、これを使って貰えませんか。オランさんの手がなくなったままの状態でエルフの里に報告なんて、出来ないです。きっと長老様は悲しみます」

「決めたことだ。俺は人族をもう傷つけることはしないと誓ったんだ」



 オランさんは椅子から立ち上がると、いつものようにまっすぐ立った。

 でも、片腕はやっぱり服がブランとしているだけ。



「腕があろうがなかろうが、人族を傷つける時は傷つけるぞ。お前は強いんだ。吼えりゃそれだけで心臓が止まるやつだっている。手のありなしなんてあんまり関係ないだろ」

「それでもだ。この腕を治す気はない」



 頑固なオランさんに、熊さんも呆れたような顔をした。

 そして、溜め息を一つついて、ガリガリと頭を掻いた。



「お前のはアレだ。魂が委縮してるんだろ。おびえてんだろ。人族を許したくないけど手がないから攻撃できない。そんな言い訳を自分でしてるんじゃねえか? お前とっくに人族許してんだろ。この兄ちゃんたちと関わって、許しちまう自分が怖いんだろ」

「……」



 熊さんの言葉を、オランさんはただ静かに聞いていた。



「あいつがあんな殺され方をしたのは、俺ら全員が怒ってるし、お前自身もあんな辛い思いをしてたのは俺ら全員感じてる。だからこそ、お前がこいつらに救われたのも、それで絆されたのも、そしてだからって人族を許しちまっていいのか悩んでるのも、気付いてるつもりだ。もうそろそろ素直になれよ。俺らにだって利口な奴はいるし、バカな奴もいる。人族だってそれだ。こいつらみたいに底抜けにいい奴もいれば、くそ野郎もいる。それでいいじゃねえか。お前の腕が治ろうがどうだろうが、もう交流は始まっちまったんだろ。だったら、ラッキーとでも思って腕治して貰えよ」



 フン、と言いたいことを言って胸を張った熊さんに、オランさんはただじっと視線を向けていた。

 説得してくれるのは嬉しいし、考えているってことはもしかしたらエルフの秘薬を飲んでくれるのかもしれない。

 でも待って。

 これの効果。

 どれくらい飲めばどれくらい効くのかがいまいちわからない。

 これで、飲んでみても手は治らなかったってなったら、どうしよう。

 一気に冷静になった俺は、あの、と無言で見つめ合っている二人にそっと割って入った。



「これ、使い方がわからないので、どういう風に治るのかは、全然わからないんです。壊死した細胞を他の細胞を増殖させて治す物らしいんですけど。しかも使いすぎると副作用があるみたいだし。俺の経験上、これの瓶一本一気飲みは絶対にやめて下さい。ちょっと飲んで、効果を見て、またちょっと飲んで、ってやらないと恐ろしいことになる気がするんで」



 何せ『細胞活性剤』を多めに飲んじゃったときは、まさかのヴィデロさんより年上状態になっちゃったから。あの時の視線は魅力的だったけれども!

 手だけなのに増殖しすぎてもう一つ身体が生えてきちゃったとか、錬金物だとありえないとは言い切れないから。



 そっと薬を差しだすと、オランさんは今度こそ拒否もせずに受け取ってくれた。

 そして、その瓶を視線まで持ち上げてじっと中身を見る。

 そして口で瓶の蓋を抑えて、器用にポンと蓋を開けた。

 まず液体の匂いを嗅いで首を傾げたオランさんは、チロリと液体をひと舐めした。

 そして首を傾げる。

 見た目にはどこも変わりないし、傷口の閉じた腕は、やっぱり変わりなかった。



 自分の腕を見下ろしたオランさんは、もう一度瓶に口をつけた。

 今度はコクッと一口分くらいを口に含んだ。

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