これは報われない恋だ。

朝陽天満

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700、俺の署名

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 この世界にはポーションなんていう優れたアイテムはない。

 ということは、このギシギシいう身体をすぐにパッと治せるアイテムはないってことだ。

 あの後、夜ご飯を作りに隣の部屋に行こうとして立ち上がった俺を待っていたのは、痛む腰、ガクガクする足、そして、ヴィデロさんの素敵な腕。その腕に縋りながら立ち上がろうとしたら、ヴィデロさんに姫だっこされるという素晴らしい状態だった。

 ヴィデロさんは心配性の塊と化し、すぐに携帯端末を出して、ヴィルさんに「夜ご飯は外で食べてみたい」という連絡を入れた。なんていうか、弟らしいわがままをいうヴィデロさん、という感じだった。でも本当は俺に夕食を作らせないための配慮なんだけど、いつの間にそんなスキルを手に入れたんだろう、なんて、間近にあるヴィデロさんの綺麗な顔を見上げてしまった。もちろん、ヴィルさんは一発オッケーな返事だった。



「明日はもっとヴィデロさんを気持ちよくさせるからね」



 腕の中そう言うと、ヴィデロさんは少しだけ険しい顔をして、首を横に振った。



「だめだ。ケンゴの体調がもとに戻らない限りはもうしない」



 その言葉に俺はちょっとだけムクれた。

 毎日すればすぐに慣れるって言ったのに。

 このままじゃしばらくは愛し合えないだろうし、これから先、ヴィデロさんは俺の負担になるとかなんとか言って、なかなか愛し合ってくれなそうな気がする。

 それじゃダメだ。

 恨むのは想像以上に小さかった俺の孔。

 自分で広げて、ヴィデロさんを夜這いするしかないかな。

 悔いの残る初夜に、俺はそう誓った。のは口に出ていたらしい。

 ヴィデロさんが困ったような苦笑した様な可愛い顔で肩を震わせていた。



「俺も手伝っていいか? ごめんな、気持ちよくさせてやれなくて。それにしても」



 ヴィデロさんの言葉に顔を赤くしていると、ヴィデロさんが俺の腰を撫でた。



「本当の身体は、傷がなくてよかった」



 そうだった。オプション傷、最初に見た時、ヴィデロさんはすごく心配してくれたんだった。

 でも、あの傷とか今はもうない刺青とかを弄られたりするとそれだけで気持ちよくなってたから、この身体だとそういうのがないから愛し合うのもこっちはハードモードなんだろうな。身体のミシミシがそう言ってる。

 ハードモードどんとこい。絶対にそのうちヴィデロさんを気持ちよくさせるから。だから、ちゃんと愛し合おうね。



「って、ヴィデロさんさ、アバターの背中、刺青できた?」

「背中……? 自分の背中は自分では見れないから、わからないけど」

「ブレイブは腕に刺青が出来てたから、もしかしたらヴィデロさんの背中にも刺青出来てるかも」

「ああ……今度、確認してくれるか?」

「うん。見たい。絶対綺麗だよ。羽根を広げたところも見たいし。ヴィデロさん滅茶苦茶かっこよくて失神するかと思ったから」



 俺のその言葉は冗談ととられたらしい。楽しそうに笑うヴィデロさんに、本当にかっこよすぎてくらっとしたんだよ、と口を尖らせる。

 と、その尖らせた口にチョン、とキスされて、俺の機嫌はマックスハッピーになった。

 ハッピーついでに「まだきっと柔らかいから、リベンジしない?」とお誘いしたら笑顔で却下された。





 夜、ヴィルさんと合流するころには、お尻の違和感も少しは減って、俺もちゃっかり夜ご飯に連れ出してもらえた。

 佐久間さん運転の車に乗せられ、俺たち4人は年長者二人のお薦めの店へ。

 車に乗り込んだヴィデロさんは、正真正銘車デビューで、流れる外の景色を見て、俺を見て、運転する佐久間さんを見て、「これほど身体に負担のかからない移動なんて、奇跡だ」と呟いた。

 着いた先は、敷居の高そうな和食亭。俺一人では絶対に入ろうとも思わないところだった。俺、ヴィデロさんに買ってもらったパーカーなんだけど大丈夫かな。

 ヴィデロさんも、俺と一緒に買った服を着ている。かっこよすぎて眩暈がする。きっとヴィルさんが同じ格好をしてもこうはいかない。サマーニットはしっかりと筋肉がついた人が着るとすごくいいと思う。特に、少しだけ腕が見える状態がベスト。ヴィデロさんのしっかりと筋肉の乗った腕がほんの10センチほど見えるのがもう。

 これ以上ガン見すると本気で卒倒しそうだったので、俺は腕から目を逸らしてヴィデロさんの顔を見た。うん。顔もかっこよかった。俺の旦那さん最高じゃないかな。欠点がひとつも見当たらないよ。



「ほら健吾。見惚れてないで早くおいで」



 ヴィルさんに呼ばれて我に返った俺は、涎が垂れてないかそっと確認してから、店のドアを潜った。









 次の日は、朝からヴィデロさんはアリッサさんに連れられて行ってしまった。

 慌ただしくやって来たアリッサさんは、まずヴィデロさんにハグし、ヴィルさんにハグして、佐久間さんに手を上げて、俺にハグした。アリッサさんの腕にすっぽりと収まってしまった俺は、ハグを返しながら戦慄した。ここにいる皆背が高い。まるで小人が人間の世界に迷い込んだみたいな錯覚に陥る。佐久間さんも巨大だから、なんていうか、なんていうか。……うん。今の感情は封印しよう。大丈夫。俺もちゃんと身長ある。囲まれなければいいだけ。囲まれそうになったらサッとヴィデロさんの背中に隠れよう。

 丁度朝ご飯を出しているところだったので、アリッサさんも誘って皆で食べることにする。



「朝から晩までこんな美味しいご飯を食べられるなんてほんと羨ましい。私もここに越してこようかしら。職場まで高速使って一時間なら通勤圏内だわ」

「やめとけよ母さん。徹夜だってざらなんだろ。そんな状態で運転して帰ってくるなんて、想像したくないな」

「……そうね。そうするわ。健吾君。ここを辞めて、私の所に来ない? もちろんヴィデロも連れて。部屋なら空いてるわよ」

「ケンゴは使用人じゃない」



 アリッサさんの提案を、ヴィルさんもヴィデロさんもばっさばっさと斬っていく。アリッサさんは残念ね、と本当に残念な顔をして肩を竦めた。



「ヴィルは大きくなってるし、ヴィデロの時はあまり抱っこ出来なかったし。健吾君ってホント可愛いんですもの。こういう可愛い息子を可愛がりたいのよ。抱きしめて撫でて色々買ってあげたくなるじゃない? それを出来るあなたたちが羨ましくてしょうがないわ」

「俺成人してますから」



 アリッサさんの独り言に思わず突っ込むと、佐久間さんがブッと吹き出した。むせる程面白いことなんて言ってないんだけど。

 そんな佐久間さんには構わずに、アリッサさんは手を合わせてごちそうさまをした後、使った食器を下げるとすぐさまヴィデロさんを連れて行ってしまった。

 茶碗はヴィルさんと佐久間さんが洗うそうなので一旦部屋に戻って身支度を整えると、時間までゆったりしてから職場にむかった。







 その日の夜、ヴィデロさんはぐったりしながら帰って来た。こんなにやつれたヴィデロさん、初めて見た。

 心配すぎて卒倒しそうになりながら何があったかを聞くと、ヴィデロさんは遠い目をしながら「母の新たな一面を見た……」と一言呟いた。



 ヴィデロさんは数種類の書類を取り出して、俺とヴィルさんの前に出した。

 戸籍の所にはしっかりとヴィデロさんの名前が載っており、ヴィデロさんは晴れてこの世界の住人として生きることになった。



「じゃあ、この書類は俺が貰う。母にもこれを俺に渡すよう言われただろ。そして、これは君が持っておけ。後々提出しないといけなくなる。これは、ここに君の名前と住所。よし、住所は俺の所だな。あと、ここには健吾の名前と住所を書いてもらう。でもその前にやることがある」

「俺の? 俺も書くものがあるの?」

「ああ。大事な物だ」



 二人に同時に頷かれて、俺は首を傾げた。ヴィデロさんの書類に、俺の署名が必要って、どうしてだろ。

 スッと目の前に差し出された書類に何気なく目を落とした俺は、そこに書かれた文字を読んだ瞬間目を見開いた。



「こ、こ、婚姻届けって書いてある!」

「婚姻届けなんだから書いてあるに決まってるだろ」

「母に、こっちでもケンゴと婚姻する方法を聞いたらその場でこれを貰った。こちらでは婚姻の儀ではなく、こういう書類だそうだな。二人が揃っていればその場で端末に署名すればよかったんだと言われたけれど、ケンゴがいなかったから。もし、その紙に名前を書いても後悔しないのであれば、名を書いて欲しい。それから、今度、ケンゴのご両親に会いに行ってもいいか?」



 も、も、もちろん後悔なんてするわけない! とどもりながら答えた俺の声は、見事に裏返っていた。

 取り敢えず署名しとけ、とヴィルさんに渡されたペンを手にしても、震えて文字が上手く書けず、重要書類の署名欄がとても残念なことになっている。

 ヴィデロさんは日本語が書けないからと、綺麗な英語ですでに記入されている。

 何とか最後まで書き終えると、ヴィデロさんはその書類を手に持ち、じっくりと俺の書いたヘロヘロ文字を目で追って、ふわっと笑った。

 なんか、怒涛の展開すぎて叫び出しそうだよ。

 昨日もマックスハッピーだったけど、マックスじゃなかった。もっと上があったよ。今日の方がより嬉しい。



「こんなに俺を喜ばせて、ヴィデロさんはどうしたいんだよ……! 毎日が最高過ぎて俺どうにかなっちゃいそう……!」



 顔を覆って本音を零したら、兄弟の楽し気な笑い声が部屋にこだました。笑い事じゃないよ。俺心臓破裂しそうなんだから!

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