84 / 85
第二章
82 風の魔将軍ルセリア視点
しおりを挟む
私の名はルセリア・フォン・メルカトル。
メルカトル家の次女であり、風の魔将軍の地位にいる者。姉妹には姉や妹がいるが、将軍になれたのは私だけだ。剣技に置いては姉が上、知略に置いては妹が上。中途半端な能力しかない私は、ただ一つ、常人をはるかに超える風の魔力があった。その力は、長いメルカトル家の歴史の中で、随一だ。
その力は王国の空を支配するといっても過言ではない。
ゆえにその力を買われ、私は現在将軍の地位にいる。
★★★
「殿下。ただいま戻りました」
私は跪き、王女殿下に挨拶をする。
「あぁルセリア。私のルセリア。無事でよかったわ」
殿下はベッドから起き上がり、私の顔を撫でまわす。
「本当によかったわ。神殿師団長のハインツが捕まったと聞いたから、心配したのよ」
「この通り、無事でございます。それとハインツは処刑されました」
「しょ、処刑? そ、そうなんだ。あの男もようやく死んだのね」
「はい。情報を引き出したのち、斬首しました」
私は奴の最後を見届けた。何せ、私が奴の介錯をしたのだから。その場にはアルテア様や貴族の重鎮が多くおられ、奴は悲鳴を上げながら最後を迎えた。
「分かったわ。あの男が死んだのなら、枢機卿も動くはず。貴方だけが頼りよ。それで密会はどうなったの?」
「はい。滞りなく終わりました。これより、クーデターの準備に入ります。よろしいでしょうか?」
お許しをいただくべく、私は頭を下げる。
「もちろんよ。動けない私に代わって、お願いするわ。…………それと、あの子、アルテアは元気だった?」
「はい。とても。殿下を助けるために頑張っておいでです」
「フフ。よかったわ。ようやく、国を取り戻す戦いが始められるのね」
豪華なベッドに座る、王女殿下。彼女を見ると目にクマができ、ひどくやつれていた。長い幽閉生活で運動もまともにできず、水魔法を使わされ続けているからだ。このままでは、王女殿下は衰弱死する。
私は料理長からもらった食事を王女殿下に渡し、しっかり食べるよう促す。
「今日のメニューはフォアグラの香草焼きだそうです」
湯気の立つおいしそうなフォアグラだ。市井の者からすればフォアグラなど超高級品だが、実はこのフォアグラは残飯だ。王や枢機卿が食べ残し、それを再び調理しなおしたものである。
「少しでも精をつけるため、お食べになってください」
私が食べるように勧めるが、殿下は眉間にしわを寄せる。
「持ってきてもらって悪いけど、最近、食事がのどを通らないの。貴方が食べてくれる?」
「それは出来ません。殿下、少しでも食べて力を付けてください」
やせ細った殿下が痛ましい。腕や足など、皮と骨しかない。
「いいの。私はもう長くないわ。水の魔法を使うのも辛いの。近いうちに用無しとして処分されるわ」
「それは………」
殿下を元気づけたいが、なんと声をかけて良いか分からない。これまでに何度も食べてください、頑張ってくださいと言ってきたが、殿下の体はもう限界だ。
「私よりも貴方の家族を心配して。牢屋に入れられてるんでしょ?」
「今のところ大丈夫です。食事はきちんと出ており、健康状態は医者が管理しています。牢屋に入れられて苦痛でしょうが、元気です」
私の家族は人質として捕まっている。国外逃亡しないように、牢屋に入れられている。だから、私が帰る家には家族がいない。屋敷に私、一人だけだ。
「あなたの家族が無事ならばいいのだけど、用心して。貴方が裏切り者だとバレれば、すぐに処刑だわ」
それは分かっているが、対処法が無い。これは推測だが、枢機卿は私が裏切り者だと感づいている節がある。遅かれ早かれ家族は処刑される。この戦争は起きるべくして起きている。枢機卿にとっては、戦争に乗じて王族を抹殺することしか頭にないはずだ。私は、その捨て駒の一人でしかない。
今の今まで家族の為にねばってきたが、もう限界だ。それに時は来たのだ。ダーナ教会派に、真の水魔法使いが現れたのだから。
「ではルセリア。密会の内容を聞かせて。噂の御使い様は来られたのよね? どんな方だった? 本物だった?」
「はい。初めてお会いしたとき、内心は驚きました。まだ年端もいかない少年でしたから」
「子供なのね。で? その子はどんな感じ?」
殿下が身を乗り出して聞いてくる。よほど興味があるのだろう。
「素晴らしい方です。見た目は子供ですが、すでに大人の考えを持っておいでです。それになによりも、けた外れに強い」
アオ様の水魔法は、殿下の水魔法とは違う。殿下の水魔法は応用力を利かせた素晴らしい技だが、アオ様の水魔法は正直だ。まだ粗削りだが、単純に、威力が高い。
「そうなのね。我らにもようやく光が……」
殿下が涙を流し始めた。久しぶりに、殿下の嬉し泣きを見た気がする。
「殿下。食事の後にお渡しするつもりでしたが、お食べにならないというのなら、これを飲んでもらえませんか?」
私は腰の革袋から小さな小瓶を取り出し、殿下に渡す。
「これは?」
「アオ様がお作りになった聖水です」
「…………え? アオ様の聖水? 今なんて?」
殿下の目が点になっている。よほど驚いたようだ。
「ですので、聖水です。体にいいとのことで、お飲みになってください」
「聖水って、ちょっと信じられないけど……」
殿下は聖水を近くにあったグラスに注ぐ。すると、小瓶からは青く輝いた聖水が流れ出た。
「ウ、ウソでしょ。この水、光ってる。それに冷たいわ。まるで氷魔法を使って冷やしたみたい」
「はい。どういうわけか、アオ様の聖水は温度が低く、常温では腐りません」
「ルセリア。アオ様っていうのは、御使い様の名前よね?」
「その通りでございます。水瀬アオと名乗っておられました。さぁ、遠慮せずお飲みになってください。体が楽になるはずです」
「う、うん」
殿下は恐る恐るその聖水を口元に持って行き、喉を鳴らして飲んだ。殿下は声を上げて驚いた。
「な、なにこれ。すごくおいしいじゃないの。まるで果実酒みたいな甘さよ。これが聖水なの?」
「はい」
私は頭を下げるが、殿下は急に私の肩を掴んできた。なんだか、肩を掴む力が、かなり強い。
「ルセリア。申し訳ないけど、もう少しだけその聖水、もらえないかしら? なんだか、久しぶりにお腹が空いてきたの。力が戻ってきたみたいに感じるのよ」
「えぇ構いません。ただ、今は水筒一杯分しかありません」
私は自分用にもらってきた聖水を全て、殿下に渡す。殿下は喜んで聖水をグラスいっぱいに注ぎ、ゴクゴクと飲み始めた。
「すごい。この聖水、しゅごい」
しゅごい? 殿下のろれつがおかしくなっている。そんなに驚いたのだろうか?
「アオ様はどんな方なの? 死ぬ前にぜひともお会いしたいわ」
「死ぬ前などと、ご冗談を言わないでください。そうですね、アオ様はすごく大人びている少年でしたね。見た目はアルテア様と同じか、それ以上に可愛らしい子でした」
「え? 可愛いの? てっきり私、巌のような子かと思ったのだけど」
「いえ、失礼かもしれませんが、男らしいとは無縁の少年です。痩せていて、女の子のような体つきをした少年でした」
「……………それはぜひともお会いしたいわね。水神リル様も相当お美しい方だと聞いているし、もしかしたらアオ様はリル様の生まれ変わりなのでは……」
殿下が珍しく生き生きとしている。そんなに聖水の力が凄かったのだろうか? 確かに素晴らしい水だったが、魔力が充実している私にとっては、そこまで感動するものではなかった。
「きっとすぐに会えますよ。アオ様はこの国を救う気でいらっしゃいますから、必ず会えます」
「そ、そうなの。この国を救ってくださるのね?」
「はい。アオ様は救国の英雄かと思います」
「…………きゅ、救国の英雄…………」
殿下が若干顔を赤くして、ウットリしている。初めてこんな殿下を見た。普段は優しい方だが、実はとても厳しい方なのだ。戦いになると口調も変わるほど苛烈で、恋愛などはあまり聞いたことが無い。それがアオ様のことを考えてウットリしている。これはかなり珍しい光景だ。
「ならば殿下。アオ様にお会いするためにも、精を付けて元気にならなければ。そのようなお体では、アオ様も心を痛めるだけではありませんか?」
私は遠まわしに、飯を食えと言ったつもりだったが、どうやらかなり効いたらしい。
「そ、そうね。こんな骸骨みたいな体じゃ、嫌われるわよね。よし、ルセリア。そのフォアグラ、私が食べるわ」
殿下はそう言ってフォークとナイフを握り、ゆっくりとだが食べ始めた。普段は食べ物を食べるとすぐに吐き戻していたが、今はもぐもぐと食べている。聖水を飲んだからだろうか? 瞳に光が戻っている。
「殿下。あとは我々がなんとかします。決起の際には、逃げられるように体を整えてください。よろしくお願いします」
「大丈夫よ、もぐもぐ。なんとかしておくわ、もぐもぐ」
先ほどとは打って変わった態度で、私もびっくりする。そんなに聖水の力はすごいのだろうか?
とにかく殿下が元気になられたようで一安心だ。いざという時に動けない、逃げられないでは話にならない。
私はその後、静かに殿下の部屋を退出し、味方の騎士達に密書を渡した。密書の内容は、「時は来た」。たった一文だけだが、私に仕える2000人の騎士達は了解の意を示したのだった。
メルカトル家の次女であり、風の魔将軍の地位にいる者。姉妹には姉や妹がいるが、将軍になれたのは私だけだ。剣技に置いては姉が上、知略に置いては妹が上。中途半端な能力しかない私は、ただ一つ、常人をはるかに超える風の魔力があった。その力は、長いメルカトル家の歴史の中で、随一だ。
その力は王国の空を支配するといっても過言ではない。
ゆえにその力を買われ、私は現在将軍の地位にいる。
★★★
「殿下。ただいま戻りました」
私は跪き、王女殿下に挨拶をする。
「あぁルセリア。私のルセリア。無事でよかったわ」
殿下はベッドから起き上がり、私の顔を撫でまわす。
「本当によかったわ。神殿師団長のハインツが捕まったと聞いたから、心配したのよ」
「この通り、無事でございます。それとハインツは処刑されました」
「しょ、処刑? そ、そうなんだ。あの男もようやく死んだのね」
「はい。情報を引き出したのち、斬首しました」
私は奴の最後を見届けた。何せ、私が奴の介錯をしたのだから。その場にはアルテア様や貴族の重鎮が多くおられ、奴は悲鳴を上げながら最後を迎えた。
「分かったわ。あの男が死んだのなら、枢機卿も動くはず。貴方だけが頼りよ。それで密会はどうなったの?」
「はい。滞りなく終わりました。これより、クーデターの準備に入ります。よろしいでしょうか?」
お許しをいただくべく、私は頭を下げる。
「もちろんよ。動けない私に代わって、お願いするわ。…………それと、あの子、アルテアは元気だった?」
「はい。とても。殿下を助けるために頑張っておいでです」
「フフ。よかったわ。ようやく、国を取り戻す戦いが始められるのね」
豪華なベッドに座る、王女殿下。彼女を見ると目にクマができ、ひどくやつれていた。長い幽閉生活で運動もまともにできず、水魔法を使わされ続けているからだ。このままでは、王女殿下は衰弱死する。
私は料理長からもらった食事を王女殿下に渡し、しっかり食べるよう促す。
「今日のメニューはフォアグラの香草焼きだそうです」
湯気の立つおいしそうなフォアグラだ。市井の者からすればフォアグラなど超高級品だが、実はこのフォアグラは残飯だ。王や枢機卿が食べ残し、それを再び調理しなおしたものである。
「少しでも精をつけるため、お食べになってください」
私が食べるように勧めるが、殿下は眉間にしわを寄せる。
「持ってきてもらって悪いけど、最近、食事がのどを通らないの。貴方が食べてくれる?」
「それは出来ません。殿下、少しでも食べて力を付けてください」
やせ細った殿下が痛ましい。腕や足など、皮と骨しかない。
「いいの。私はもう長くないわ。水の魔法を使うのも辛いの。近いうちに用無しとして処分されるわ」
「それは………」
殿下を元気づけたいが、なんと声をかけて良いか分からない。これまでに何度も食べてください、頑張ってくださいと言ってきたが、殿下の体はもう限界だ。
「私よりも貴方の家族を心配して。牢屋に入れられてるんでしょ?」
「今のところ大丈夫です。食事はきちんと出ており、健康状態は医者が管理しています。牢屋に入れられて苦痛でしょうが、元気です」
私の家族は人質として捕まっている。国外逃亡しないように、牢屋に入れられている。だから、私が帰る家には家族がいない。屋敷に私、一人だけだ。
「あなたの家族が無事ならばいいのだけど、用心して。貴方が裏切り者だとバレれば、すぐに処刑だわ」
それは分かっているが、対処法が無い。これは推測だが、枢機卿は私が裏切り者だと感づいている節がある。遅かれ早かれ家族は処刑される。この戦争は起きるべくして起きている。枢機卿にとっては、戦争に乗じて王族を抹殺することしか頭にないはずだ。私は、その捨て駒の一人でしかない。
今の今まで家族の為にねばってきたが、もう限界だ。それに時は来たのだ。ダーナ教会派に、真の水魔法使いが現れたのだから。
「ではルセリア。密会の内容を聞かせて。噂の御使い様は来られたのよね? どんな方だった? 本物だった?」
「はい。初めてお会いしたとき、内心は驚きました。まだ年端もいかない少年でしたから」
「子供なのね。で? その子はどんな感じ?」
殿下が身を乗り出して聞いてくる。よほど興味があるのだろう。
「素晴らしい方です。見た目は子供ですが、すでに大人の考えを持っておいでです。それになによりも、けた外れに強い」
アオ様の水魔法は、殿下の水魔法とは違う。殿下の水魔法は応用力を利かせた素晴らしい技だが、アオ様の水魔法は正直だ。まだ粗削りだが、単純に、威力が高い。
「そうなのね。我らにもようやく光が……」
殿下が涙を流し始めた。久しぶりに、殿下の嬉し泣きを見た気がする。
「殿下。食事の後にお渡しするつもりでしたが、お食べにならないというのなら、これを飲んでもらえませんか?」
私は腰の革袋から小さな小瓶を取り出し、殿下に渡す。
「これは?」
「アオ様がお作りになった聖水です」
「…………え? アオ様の聖水? 今なんて?」
殿下の目が点になっている。よほど驚いたようだ。
「ですので、聖水です。体にいいとのことで、お飲みになってください」
「聖水って、ちょっと信じられないけど……」
殿下は聖水を近くにあったグラスに注ぐ。すると、小瓶からは青く輝いた聖水が流れ出た。
「ウ、ウソでしょ。この水、光ってる。それに冷たいわ。まるで氷魔法を使って冷やしたみたい」
「はい。どういうわけか、アオ様の聖水は温度が低く、常温では腐りません」
「ルセリア。アオ様っていうのは、御使い様の名前よね?」
「その通りでございます。水瀬アオと名乗っておられました。さぁ、遠慮せずお飲みになってください。体が楽になるはずです」
「う、うん」
殿下は恐る恐るその聖水を口元に持って行き、喉を鳴らして飲んだ。殿下は声を上げて驚いた。
「な、なにこれ。すごくおいしいじゃないの。まるで果実酒みたいな甘さよ。これが聖水なの?」
「はい」
私は頭を下げるが、殿下は急に私の肩を掴んできた。なんだか、肩を掴む力が、かなり強い。
「ルセリア。申し訳ないけど、もう少しだけその聖水、もらえないかしら? なんだか、久しぶりにお腹が空いてきたの。力が戻ってきたみたいに感じるのよ」
「えぇ構いません。ただ、今は水筒一杯分しかありません」
私は自分用にもらってきた聖水を全て、殿下に渡す。殿下は喜んで聖水をグラスいっぱいに注ぎ、ゴクゴクと飲み始めた。
「すごい。この聖水、しゅごい」
しゅごい? 殿下のろれつがおかしくなっている。そんなに驚いたのだろうか?
「アオ様はどんな方なの? 死ぬ前にぜひともお会いしたいわ」
「死ぬ前などと、ご冗談を言わないでください。そうですね、アオ様はすごく大人びている少年でしたね。見た目はアルテア様と同じか、それ以上に可愛らしい子でした」
「え? 可愛いの? てっきり私、巌のような子かと思ったのだけど」
「いえ、失礼かもしれませんが、男らしいとは無縁の少年です。痩せていて、女の子のような体つきをした少年でした」
「……………それはぜひともお会いしたいわね。水神リル様も相当お美しい方だと聞いているし、もしかしたらアオ様はリル様の生まれ変わりなのでは……」
殿下が珍しく生き生きとしている。そんなに聖水の力が凄かったのだろうか? 確かに素晴らしい水だったが、魔力が充実している私にとっては、そこまで感動するものではなかった。
「きっとすぐに会えますよ。アオ様はこの国を救う気でいらっしゃいますから、必ず会えます」
「そ、そうなの。この国を救ってくださるのね?」
「はい。アオ様は救国の英雄かと思います」
「…………きゅ、救国の英雄…………」
殿下が若干顔を赤くして、ウットリしている。初めてこんな殿下を見た。普段は優しい方だが、実はとても厳しい方なのだ。戦いになると口調も変わるほど苛烈で、恋愛などはあまり聞いたことが無い。それがアオ様のことを考えてウットリしている。これはかなり珍しい光景だ。
「ならば殿下。アオ様にお会いするためにも、精を付けて元気にならなければ。そのようなお体では、アオ様も心を痛めるだけではありませんか?」
私は遠まわしに、飯を食えと言ったつもりだったが、どうやらかなり効いたらしい。
「そ、そうね。こんな骸骨みたいな体じゃ、嫌われるわよね。よし、ルセリア。そのフォアグラ、私が食べるわ」
殿下はそう言ってフォークとナイフを握り、ゆっくりとだが食べ始めた。普段は食べ物を食べるとすぐに吐き戻していたが、今はもぐもぐと食べている。聖水を飲んだからだろうか? 瞳に光が戻っている。
「殿下。あとは我々がなんとかします。決起の際には、逃げられるように体を整えてください。よろしくお願いします」
「大丈夫よ、もぐもぐ。なんとかしておくわ、もぐもぐ」
先ほどとは打って変わった態度で、私もびっくりする。そんなに聖水の力はすごいのだろうか?
とにかく殿下が元気になられたようで一安心だ。いざという時に動けない、逃げられないでは話にならない。
私はその後、静かに殿下の部屋を退出し、味方の騎士達に密書を渡した。密書の内容は、「時は来た」。たった一文だけだが、私に仕える2000人の騎士達は了解の意を示したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
成瀬一
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3)
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
インターネットで異世界無双!?
kryuaga
ファンタジー
世界アムパトリに転生した青年、南宮虹夜(ミナミヤコウヤ)は女神様にいくつものチート能力を授かった。
その中で彼の目を一番引いたのは〈電脳網接続〉というギフトだ。これを駆使し彼は、ネット通販で日本の製品を仕入れそれを売って大儲けしたり、日本の企業に建物の設計依頼を出して異世界で技術無双をしたりと、やりたい放題の異世界ライフを送るのだった。
これは剣と魔法の異世界アムパトリが、コウヤがもたらした日本文化によって徐々に浸食を受けていく変革の物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる