45 / 85
第一章 伝説の水魔法使い
43 アオの計画
しおりを挟む
俺はプルウィアという、教会にいた孤児と仲良くなることに成功した。
出たとこ勝負だったが、水魔法を使えばなんとかなるもんだぜ。さすがチート魔法! ひゃっほう!
俺はこの魔法をくれたダーナ様とやらに感謝し、プルウィアに水魔石があるのか聞いてみた。
「水魔石っていうのは分からないけど、壊れた女神像なら、地下にあるよ」
地下? ほう。クーが言っていた通り、捨てずに保管していたのだ。そりゃ、大切な女神像だからな。なにやら、戦争前からある女神像は、人間が作ったものではなく、ダーナ様から与えられたものだという。誰が作ったかもわからない、不思議な女神像らしい。だから、捨てずに取って置いているとのことだ。
「今の女神像は、修理と言うより、ほとんど新しいものに交換した物なの。台座とかは使い回しみたいだけど、像自体は新しいものに交換したらしいわ」
親切にプルウィアが教えてくれる。受け答えもはっきりできるし、頭は悪くない印象だ。煤けているが、顔も可愛い。
地下へ案内してくれる時も、俺の手を握って離さない。水魔法使い様だから、きちんと連れて行くと、張り切っている。つないだ手を、ブンブン振ってくる。実に愛らしい、子供の手だった。
これは、俺のハーレムメンバー入り確定かな? まだ小さいけど、育てば美人になりそうな顔をしてる。それに幼馴染っていうのは、好感度上がりやすいから、これを使わない手はないぞ!
俺が未来のハーレム予想図を描いていると、後ろを歩いているリザが歯ぎしりをした。
「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ」
リザは手をつなぐ俺たちを見て、目を血走らせている。
おいおい。なんだ? まさか、出会ったばかりのプルウィアに嫉妬しているんじゃないだろうな? まだ子供だぞ?
「アオ君。騙されるな。女は、何歳でも女だ。気を抜くと持って行かれるぞ」
何を持って行かれるのかは分からないが、別にいいだろ。女の子に好かれて悪いことはないだろ。
俺はプルウィアと手をつないで、全員で地下に降りて行った。もちろん、他の子供たちに見つからないよう、忍び足でだ。
★★★
と、ろくでもない話を挟んでしまったが、無事教会の地下墓地へ到着。
ここは、カイトの街にあったダーナ教会同様、墓地になっていた。ただ、埋葬というより、骨壺と墓標がたくさん並んでいた。ミイラはなさそうだ。
「こっちの倉庫にあるの」
案内されて、倉庫に移動。
腐った木のドアを押すと、砂埃が舞う。何年も開けられていなかったのか、カビた匂いがしてすごく臭い。体に悪そうな胞子が舞っている。
リザとライドが炎の魔法を使って、ファイアーボールを天井に打ち上げる。炎の球が空中に浮かび、倉庫内を照らした。
「うわぁ! 炎の魔法だ!」
プルウィアが子供らしく喜んだ。魔法は、この世界で必須のものだからな。きっとプルウィアも勉強しているんだろう。
俺は照らされた倉庫内を見まわして見ると、そこには予想もしない物が置いてあった。
それは、壊れた女神像が数百体と並べられていることだった。
本来は美しい女神像だったのだろう。慈愛に満ちた表情で、全ての人を見守ってくれる像だったはずだ。それが、ほとんど砕け散り、乱雑に放置されている。
「ダーナ様が可哀そうだ」
リザがぽつりと言ったが、その問いには誰も答えられなかった。
と、いつまでも感傷に浸っていられない。
俺は壊れた女神像に近寄ると、丸い球が無いか探してみる。まっ白い球で、石膏で造られたような球だ。俺は慎重に女神像の瓦礫から、水魔石を探し出す。
すると、俺の手に触れた瞬間、魔力が抜き取られる感覚があった。
ビンゴだ。
見つけた。俺の中二病は間違っていなかった。
俺は瓦礫をどかすと、水魔石を見つけた。バレーボールサイズの、まっ白い球だ。見た目は、ただの石だ。
よし。あとは俺が首尾よくこいつを復活させれば、計画の第一段階はクリアだ。俺は見つけた石を布にくるんで持ち帰ろうとしたら、リザが驚いた声を出した。
「あ、アオ君! もしかして、これは……」
何があったんだと、俺はリザの方に近寄ると、足元には、たくさんの丸い石。
エイリアンの卵よろしく、丸い球がぎっしりと置かれていた。何かが生まれてきそうな雰囲気だ。壁の隅に、ぎっちりと積まれている。
お、おいおい。嘘だろ? なんでこんなにある?
俺とリザがびっくりしていると、プルウィアが説明してくれる。
「ここの女神像はね。各地で潰れた教会から集められた物らしいの。本部にはもっと大きな倉庫があって、女神像を保管してるみたいだけど、ここは壊れた女神像を保存してるって、司祭様が言ってたの」
どうやら、この国で潰れた教会から、わざわざ女神像を集めたらしい。いつか直してまた各地の教会に立てるためだという。
この状況を見る限り、修理に出すというのは永遠に来そうにないがな。
俺は卵のように置いてある水魔石に、一つ一つ触れてみる。
ふっと、魔力を抜かれる感覚がある。中にはただの石膏で出来た物もあったが、ほとんどが水魔石だ。ひび割れているが、きっと直せる。
なぜかは分からないが、それらの水魔石を見ると、俺が来ることをずっと待っていたかのように感じた。
「ライド。この国に、俺以外に水魔法使いはいないのか?」
「いるよ。ルドミリア教会に数人いる。この国には一人いる」
「ここにある水魔石はどうして放置されてる?」
「あ? 水魔石? これはただの石ころだろ。アオはこいつに用があったのか? いい加減、何をするのか教えろ」
そう言えばライドには詳しく教えていなかったな。だけど、俺以外の水魔法使いは気づかなかったのか? やはり、ただの石ころに見えるからか?
「アオ君。それよりもこれだけの水魔石、どうしようか? さすがに持って帰れないぞ」
リザの言うとおりだ。水魔石一個だけでも、大量の水を出すのだ。正確に数えていないが、百個以上の水魔石がここにはある。
そう、百個以上の水魔石が。
俺はこれらの水魔石を見て、一つのアイディアが浮かぶ。最初は一個の水魔石で試そうと思っていたが、これだけあればもっと大規模に、しかも一気に水の価格を下げられる。
しかし、その計画にはたくさんの人員が必要だ。とても今いるメンバーだけでは成し遂げられない。
俺は大量の水魔石を前に、どうするか考えていると、一人の屈強な男が現れた。その男は、大きなロングソードを手に持っている。すでに臨戦態勢だ。
「プル。こんな夜更けに何をしているんだ? それにそちらの方々はどなたかな? 物取りなら、即お帰り願うが、どうなのかね?」
「あっ! 司祭様!! 起きたのね!」
え? 司祭? このタンクトップを着てる、ガチムチのおっさんが? 嘘だろおい。ゴリラじゃんか。
「司祭様! えっとね、この人たちね! 水魔法使い様と、その知り合いの人たちだよ!」
リザやライドは、俺のおまけみたいに言われた。
「ん? プル、今、何と言った?」
「だから水魔法使い様と、ゆかいな仲間たちだよ!」
リザやライドにクーは、ゆかいな仲間たちに昇格した。プルウィアは、笑いのツボを心得ている。
「水魔法使い様だと?」
「うん! この子が水魔法使い様なの!」
プルウィアは、俺の背中をグイグイ押して、司祭の前に押し出した。
俺は顔に傷のある、強面の司祭を見て、「ハハハ、俺が水魔法使いッス」と、苦笑いで言った。
そしてリザやライドは、すでに拳銃を抜き放ち、戦う準備が出来ていた。まさに、修羅場だった。
出たとこ勝負だったが、水魔法を使えばなんとかなるもんだぜ。さすがチート魔法! ひゃっほう!
俺はこの魔法をくれたダーナ様とやらに感謝し、プルウィアに水魔石があるのか聞いてみた。
「水魔石っていうのは分からないけど、壊れた女神像なら、地下にあるよ」
地下? ほう。クーが言っていた通り、捨てずに保管していたのだ。そりゃ、大切な女神像だからな。なにやら、戦争前からある女神像は、人間が作ったものではなく、ダーナ様から与えられたものだという。誰が作ったかもわからない、不思議な女神像らしい。だから、捨てずに取って置いているとのことだ。
「今の女神像は、修理と言うより、ほとんど新しいものに交換した物なの。台座とかは使い回しみたいだけど、像自体は新しいものに交換したらしいわ」
親切にプルウィアが教えてくれる。受け答えもはっきりできるし、頭は悪くない印象だ。煤けているが、顔も可愛い。
地下へ案内してくれる時も、俺の手を握って離さない。水魔法使い様だから、きちんと連れて行くと、張り切っている。つないだ手を、ブンブン振ってくる。実に愛らしい、子供の手だった。
これは、俺のハーレムメンバー入り確定かな? まだ小さいけど、育てば美人になりそうな顔をしてる。それに幼馴染っていうのは、好感度上がりやすいから、これを使わない手はないぞ!
俺が未来のハーレム予想図を描いていると、後ろを歩いているリザが歯ぎしりをした。
「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ」
リザは手をつなぐ俺たちを見て、目を血走らせている。
おいおい。なんだ? まさか、出会ったばかりのプルウィアに嫉妬しているんじゃないだろうな? まだ子供だぞ?
「アオ君。騙されるな。女は、何歳でも女だ。気を抜くと持って行かれるぞ」
何を持って行かれるのかは分からないが、別にいいだろ。女の子に好かれて悪いことはないだろ。
俺はプルウィアと手をつないで、全員で地下に降りて行った。もちろん、他の子供たちに見つからないよう、忍び足でだ。
★★★
と、ろくでもない話を挟んでしまったが、無事教会の地下墓地へ到着。
ここは、カイトの街にあったダーナ教会同様、墓地になっていた。ただ、埋葬というより、骨壺と墓標がたくさん並んでいた。ミイラはなさそうだ。
「こっちの倉庫にあるの」
案内されて、倉庫に移動。
腐った木のドアを押すと、砂埃が舞う。何年も開けられていなかったのか、カビた匂いがしてすごく臭い。体に悪そうな胞子が舞っている。
リザとライドが炎の魔法を使って、ファイアーボールを天井に打ち上げる。炎の球が空中に浮かび、倉庫内を照らした。
「うわぁ! 炎の魔法だ!」
プルウィアが子供らしく喜んだ。魔法は、この世界で必須のものだからな。きっとプルウィアも勉強しているんだろう。
俺は照らされた倉庫内を見まわして見ると、そこには予想もしない物が置いてあった。
それは、壊れた女神像が数百体と並べられていることだった。
本来は美しい女神像だったのだろう。慈愛に満ちた表情で、全ての人を見守ってくれる像だったはずだ。それが、ほとんど砕け散り、乱雑に放置されている。
「ダーナ様が可哀そうだ」
リザがぽつりと言ったが、その問いには誰も答えられなかった。
と、いつまでも感傷に浸っていられない。
俺は壊れた女神像に近寄ると、丸い球が無いか探してみる。まっ白い球で、石膏で造られたような球だ。俺は慎重に女神像の瓦礫から、水魔石を探し出す。
すると、俺の手に触れた瞬間、魔力が抜き取られる感覚があった。
ビンゴだ。
見つけた。俺の中二病は間違っていなかった。
俺は瓦礫をどかすと、水魔石を見つけた。バレーボールサイズの、まっ白い球だ。見た目は、ただの石だ。
よし。あとは俺が首尾よくこいつを復活させれば、計画の第一段階はクリアだ。俺は見つけた石を布にくるんで持ち帰ろうとしたら、リザが驚いた声を出した。
「あ、アオ君! もしかして、これは……」
何があったんだと、俺はリザの方に近寄ると、足元には、たくさんの丸い石。
エイリアンの卵よろしく、丸い球がぎっしりと置かれていた。何かが生まれてきそうな雰囲気だ。壁の隅に、ぎっちりと積まれている。
お、おいおい。嘘だろ? なんでこんなにある?
俺とリザがびっくりしていると、プルウィアが説明してくれる。
「ここの女神像はね。各地で潰れた教会から集められた物らしいの。本部にはもっと大きな倉庫があって、女神像を保管してるみたいだけど、ここは壊れた女神像を保存してるって、司祭様が言ってたの」
どうやら、この国で潰れた教会から、わざわざ女神像を集めたらしい。いつか直してまた各地の教会に立てるためだという。
この状況を見る限り、修理に出すというのは永遠に来そうにないがな。
俺は卵のように置いてある水魔石に、一つ一つ触れてみる。
ふっと、魔力を抜かれる感覚がある。中にはただの石膏で出来た物もあったが、ほとんどが水魔石だ。ひび割れているが、きっと直せる。
なぜかは分からないが、それらの水魔石を見ると、俺が来ることをずっと待っていたかのように感じた。
「ライド。この国に、俺以外に水魔法使いはいないのか?」
「いるよ。ルドミリア教会に数人いる。この国には一人いる」
「ここにある水魔石はどうして放置されてる?」
「あ? 水魔石? これはただの石ころだろ。アオはこいつに用があったのか? いい加減、何をするのか教えろ」
そう言えばライドには詳しく教えていなかったな。だけど、俺以外の水魔法使いは気づかなかったのか? やはり、ただの石ころに見えるからか?
「アオ君。それよりもこれだけの水魔石、どうしようか? さすがに持って帰れないぞ」
リザの言うとおりだ。水魔石一個だけでも、大量の水を出すのだ。正確に数えていないが、百個以上の水魔石がここにはある。
そう、百個以上の水魔石が。
俺はこれらの水魔石を見て、一つのアイディアが浮かぶ。最初は一個の水魔石で試そうと思っていたが、これだけあればもっと大規模に、しかも一気に水の価格を下げられる。
しかし、その計画にはたくさんの人員が必要だ。とても今いるメンバーだけでは成し遂げられない。
俺は大量の水魔石を前に、どうするか考えていると、一人の屈強な男が現れた。その男は、大きなロングソードを手に持っている。すでに臨戦態勢だ。
「プル。こんな夜更けに何をしているんだ? それにそちらの方々はどなたかな? 物取りなら、即お帰り願うが、どうなのかね?」
「あっ! 司祭様!! 起きたのね!」
え? 司祭? このタンクトップを着てる、ガチムチのおっさんが? 嘘だろおい。ゴリラじゃんか。
「司祭様! えっとね、この人たちね! 水魔法使い様と、その知り合いの人たちだよ!」
リザやライドは、俺のおまけみたいに言われた。
「ん? プル、今、何と言った?」
「だから水魔法使い様と、ゆかいな仲間たちだよ!」
リザやライドにクーは、ゆかいな仲間たちに昇格した。プルウィアは、笑いのツボを心得ている。
「水魔法使い様だと?」
「うん! この子が水魔法使い様なの!」
プルウィアは、俺の背中をグイグイ押して、司祭の前に押し出した。
俺は顔に傷のある、強面の司祭を見て、「ハハハ、俺が水魔法使いッス」と、苦笑いで言った。
そしてリザやライドは、すでに拳銃を抜き放ち、戦う準備が出来ていた。まさに、修羅場だった。
0
あなたにおすすめの小説
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
相続した畑で拾ったエルフがいつの間にか嫁になっていた件 ~魔法で快適!田舎で農業スローライフ~
ちくでん
ファンタジー
山科啓介28歳。祖父の畑を相続した彼は、脱サラして農業者になるためにとある田舎町にやってきた。
休耕地を畑に戻そうとして草刈りをしていたところで発見したのは、倒れた美少女エルフ。
啓介はそのエルフを家に連れ帰ったのだった。
異世界からこちらの世界に迷い込んだエルフの魔法使いと初心者農業者の主人公は、畑をおこして田舎に馴染んでいく。
これは生活を共にする二人が、やがて好き合うことになり、付き合ったり結婚したり作物を育てたり、日々を生活していくお話です。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる