41 / 208
【 第一章 】未熟な王子と暫定騎士
赤紫の炎⑧*
しおりを挟む
マティアスは本能の赴くままにウィルバートの唇に自身の唇を寄せた。唇を押し付けるだけのキス。それでも鼓動が激しくなり全身が熱くなる。
ところが、突然合わさった唇にぬろっと何かが這い回った。
「んっ……!」
驚いて離れようとしたが、ウィルバートが肩を掴みそれを許さない。それがウィルバートの舌だとわかった瞬間、顔から火が出そうなほど熱く興奮した。
マティアスは力を抜き、されるがままに唇を差し出した。唇の合間をウィルバートの舌が辿り、薄く開いた歯列から中に侵入してくる。その侵入者はマティアスの舌を見つけるとその舌に絡み付いてきた。
「んあっ、ふっんあ……」
初めての感触。全身が震えるほど気持ちいい。ずっと勃ちっぱなしのマティアスの中心部は、さらに堅く天を仰ぎ、薄い寝巻きを押し上げていた。ウィルバートがそれに気付き寝巻きの裾から手を滑りこませて、マティアスの中心部を握り込む。
「んっ、んあっ、んんっ!」
軽く唇を舐めながら、股の間のソレもゆるゆると扱かれ、マティアスはあっという間に達した。
「はあっ、はあっ、ウィル……」
「気持ちよかったですか?」
そう耳元で囁かれ、マティアスはウィルバートの胸に顔を埋めながらこくりと頷いた。しかし熱は収まりそうにない。ウィルバートの腕に包まれているだけで腹の内側がグツグツと煮えた滾っているように熱が上がってくる。
再び頭をもたげ始めたソレをウィルバートが再び手で包み込む。
「はぁんっ」
「収まりませんね……」
ウィルバートは溜め息のように言葉を漏らし、あろうことかマティアスの股間に顔を近づけるとその中心部を口に含んだ。
「ウィルッ!? あっ、あっ、ダメっ! そんなっ」
ウィルバートの口腔内に包まれ、さきほどのキスと同じように舌が這い回る。今迄に経験したことのない脳を蕩けさせるような快楽だった。
「あんっ……あっ……あっ……」
鼻にかかったような甘いが止められない。さらに奥まで咥えられぢゅっと、吸われるともうなすすべがない。
「はっ! あっ、んんっっ!」
マティアスはウィルバートの口の中に精を吐いてしまった。ウィルバートはそれを迷うことなく嚥下する。
「ウィル……っ」
ウィルバートの喉仏がゴッと動く様が男らしくそれでいて艶ぽく見えた。
もっと欲しい。この男ともっとくっつきたい。一つになりたい。
そんな想いが止めどなく溢れ出てくる。
マティアスは再びウィルバートに抱きついた。
「ウィル、好き……好きっ、ウィル」
ウィルバートの頬や顎にチュッチュッとキスをしながら愛の言葉を囁き続けた。ウィルバートはマティアスの背中を撫でながら溜息をつき呟く。
「収まらないか……」
残念そうに困ったかのようにそう言われマティアスは猛烈に悲しくなった。
ところが、突然合わさった唇にぬろっと何かが這い回った。
「んっ……!」
驚いて離れようとしたが、ウィルバートが肩を掴みそれを許さない。それがウィルバートの舌だとわかった瞬間、顔から火が出そうなほど熱く興奮した。
マティアスは力を抜き、されるがままに唇を差し出した。唇の合間をウィルバートの舌が辿り、薄く開いた歯列から中に侵入してくる。その侵入者はマティアスの舌を見つけるとその舌に絡み付いてきた。
「んあっ、ふっんあ……」
初めての感触。全身が震えるほど気持ちいい。ずっと勃ちっぱなしのマティアスの中心部は、さらに堅く天を仰ぎ、薄い寝巻きを押し上げていた。ウィルバートがそれに気付き寝巻きの裾から手を滑りこませて、マティアスの中心部を握り込む。
「んっ、んあっ、んんっ!」
軽く唇を舐めながら、股の間のソレもゆるゆると扱かれ、マティアスはあっという間に達した。
「はあっ、はあっ、ウィル……」
「気持ちよかったですか?」
そう耳元で囁かれ、マティアスはウィルバートの胸に顔を埋めながらこくりと頷いた。しかし熱は収まりそうにない。ウィルバートの腕に包まれているだけで腹の内側がグツグツと煮えた滾っているように熱が上がってくる。
再び頭をもたげ始めたソレをウィルバートが再び手で包み込む。
「はぁんっ」
「収まりませんね……」
ウィルバートは溜め息のように言葉を漏らし、あろうことかマティアスの股間に顔を近づけるとその中心部を口に含んだ。
「ウィルッ!? あっ、あっ、ダメっ! そんなっ」
ウィルバートの口腔内に包まれ、さきほどのキスと同じように舌が這い回る。今迄に経験したことのない脳を蕩けさせるような快楽だった。
「あんっ……あっ……あっ……」
鼻にかかったような甘いが止められない。さらに奥まで咥えられぢゅっと、吸われるともうなすすべがない。
「はっ! あっ、んんっっ!」
マティアスはウィルバートの口の中に精を吐いてしまった。ウィルバートはそれを迷うことなく嚥下する。
「ウィル……っ」
ウィルバートの喉仏がゴッと動く様が男らしくそれでいて艶ぽく見えた。
もっと欲しい。この男ともっとくっつきたい。一つになりたい。
そんな想いが止めどなく溢れ出てくる。
マティアスは再びウィルバートに抱きついた。
「ウィル、好き……好きっ、ウィル」
ウィルバートの頬や顎にチュッチュッとキスをしながら愛の言葉を囁き続けた。ウィルバートはマティアスの背中を撫でながら溜息をつき呟く。
「収まらないか……」
残念そうに困ったかのようにそう言われマティアスは猛烈に悲しくなった。
3
あなたにおすすめの小説
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
うちの鬼上司が僕だけに甘い理由(わけ)
藤吉めぐみ
BL
匠が勤める建築デザイン事務所には、洗練された見た目と完璧な仕事で社員誰もが憧れる一流デザイナーの克彦がいる。しかしとにかく仕事に厳しい姿に、陰で『鬼上司』と呼ばれていた。
そんな克彦が家に帰ると甘く変わることを知っているのは、同棲している恋人の匠だけだった。
けれどこの関係の始まりはお互いに惹かれ合って始めたものではない。
始めは甘やかされることが嬉しかったが、次第に自分の気持ちも克彦の気持ちも分からなくなり、この関係に不安を感じるようになる匠だが――
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる