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【 第一章 】未熟な王子と暫定騎士
赤紫の炎⑨*
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「ウィル、やだこっち見てっ。僕を見て。好きなんだ。僕はウィルを愛してるんだ!」
ポロポロと涙を流しながらウィルバートの顔を見て訴えかけた。
「マティアス様……」
「どうしたら、いいの? 苦しいよ……ウィル……僕は……どうすれば……」
ウィルバートは子供をあやすようにマティアスの背中をポンポンと叩きなだめる。ウィルバートの胸に包まれて安心する反面、マティアスの熱は一向に収まらず、また脚の間のソレは堅くなっている。短時間で何度も射精し身体は疲れ切っているのに、その呪いとも言うべき妖術は休む事を許してくれない。
「マティアス様……」
ウィルバートは抱擁を解き、マティアスをベッドに横向きに寝かせた。ウィルバートの手がマティアスの寝巻きから覗く太腿に触れ、優しく撫でるように上へ上へと辿って行き、掌で尻を包み込むように撫でてくる。
「ん……はぁ……」
素肌をウィルバートの手で撫でられる感触が心地よくマティアスはうっとりとした。するとウィルバートの指がマティアスの尻の谷間をなぞった。
「んっ!」
何度か谷間をなぞった指はさらに一番秘めた部分を探り、その奥をクリクリと撫で始めた。
「ひゃあっ! や、やだ、そんな所っ」
「マティアス様……もうここしか無いんです」
「な、なんでっ」
何故突然そんな所を触り始めたのか理解できない。マティアスの認識では排泄を行う汚い部分だ。そんな人間の最も恥ずかしい場所をウィルバートに探られている事実にマティアスは激しい羞恥心を感じた。
「昔から人は男同士で身体を繋ぐのにここを使って来ました。ここで男と女が子を成す行為を真似るのです」
「こ、子を成す……」
「もちろん、実際に子が出来ることはありませんが……」
ウィルバートの言葉を反芻する。
先程はウィルバートが妻を持ち子を成す事を想像し激しく嫉妬した。なぜ自分はその立場になれないのか悔しくて、ウィルバートに抱かれるだろう顔も知らぬ女が憎くて堪らなかった。
しかし、行為だけでも出来るのだ。女が腹で男の子種を受け止めるように、自分もウィルバートの……そう考えただけで全身が熱く震え上がった。
「ああ……ウィル、欲しい……僕も、ウィルが中に欲しい…」
ウィルバートの目を見て訴えかけた。
黒い瞳が揺れていた。
ウィルバートはベレフォードから渡されたと思われる小瓶を手に取ると、中身の液体を手のひらに出し、それをマティアスの尻の奥に塗り付けてきた。そして指が一本、蕾にゆっくりと入り込んで来る。
「はあぁんっ」
誰にも触れさせたことの無いそこはウィルバートの指をあっさりと咥えこんだ。痛みは無く強烈な甘い疼きがマティアスを襲う。
「柔らかい……妖術のせいか……」
「んあっ、あんっ、ウィルぅ……」
ウィルバートがさらに指を増やしながら聞いてきた。
「痛くないですか?」
「んっ、んぁっ! あん……い、いたく、ない」
中をぐちゅぐちゅに掻き混ぜられ、もう耐えられないほどの快感が押し寄せていた。前方のマティアスの男である象徴は何度も射精したにもかかわらず、また堅く張り詰めてくる。
「あんっ! も、だめぇ! ウィル……なん、とかして!」
マティアスがそう叫ぶと、ウィルバートは横向きに寝ていたマティアスの身体を仰向けにし、脚を大きく開かせ自身の身体を間に入れてきた。
「マティアス様……どうか、お許しを……!」
ポロポロと涙を流しながらウィルバートの顔を見て訴えかけた。
「マティアス様……」
「どうしたら、いいの? 苦しいよ……ウィル……僕は……どうすれば……」
ウィルバートは子供をあやすようにマティアスの背中をポンポンと叩きなだめる。ウィルバートの胸に包まれて安心する反面、マティアスの熱は一向に収まらず、また脚の間のソレは堅くなっている。短時間で何度も射精し身体は疲れ切っているのに、その呪いとも言うべき妖術は休む事を許してくれない。
「マティアス様……」
ウィルバートは抱擁を解き、マティアスをベッドに横向きに寝かせた。ウィルバートの手がマティアスの寝巻きから覗く太腿に触れ、優しく撫でるように上へ上へと辿って行き、掌で尻を包み込むように撫でてくる。
「ん……はぁ……」
素肌をウィルバートの手で撫でられる感触が心地よくマティアスはうっとりとした。するとウィルバートの指がマティアスの尻の谷間をなぞった。
「んっ!」
何度か谷間をなぞった指はさらに一番秘めた部分を探り、その奥をクリクリと撫で始めた。
「ひゃあっ! や、やだ、そんな所っ」
「マティアス様……もうここしか無いんです」
「な、なんでっ」
何故突然そんな所を触り始めたのか理解できない。マティアスの認識では排泄を行う汚い部分だ。そんな人間の最も恥ずかしい場所をウィルバートに探られている事実にマティアスは激しい羞恥心を感じた。
「昔から人は男同士で身体を繋ぐのにここを使って来ました。ここで男と女が子を成す行為を真似るのです」
「こ、子を成す……」
「もちろん、実際に子が出来ることはありませんが……」
ウィルバートの言葉を反芻する。
先程はウィルバートが妻を持ち子を成す事を想像し激しく嫉妬した。なぜ自分はその立場になれないのか悔しくて、ウィルバートに抱かれるだろう顔も知らぬ女が憎くて堪らなかった。
しかし、行為だけでも出来るのだ。女が腹で男の子種を受け止めるように、自分もウィルバートの……そう考えただけで全身が熱く震え上がった。
「ああ……ウィル、欲しい……僕も、ウィルが中に欲しい…」
ウィルバートの目を見て訴えかけた。
黒い瞳が揺れていた。
ウィルバートはベレフォードから渡されたと思われる小瓶を手に取ると、中身の液体を手のひらに出し、それをマティアスの尻の奥に塗り付けてきた。そして指が一本、蕾にゆっくりと入り込んで来る。
「はあぁんっ」
誰にも触れさせたことの無いそこはウィルバートの指をあっさりと咥えこんだ。痛みは無く強烈な甘い疼きがマティアスを襲う。
「柔らかい……妖術のせいか……」
「んあっ、あんっ、ウィルぅ……」
ウィルバートがさらに指を増やしながら聞いてきた。
「痛くないですか?」
「んっ、んぁっ! あん……い、いたく、ない」
中をぐちゅぐちゅに掻き混ぜられ、もう耐えられないほどの快感が押し寄せていた。前方のマティアスの男である象徴は何度も射精したにもかかわらず、また堅く張り詰めてくる。
「あんっ! も、だめぇ! ウィル……なん、とかして!」
マティアスがそう叫ぶと、ウィルバートは横向きに寝ていたマティアスの身体を仰向けにし、脚を大きく開かせ自身の身体を間に入れてきた。
「マティアス様……どうか、お許しを……!」
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