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【 第二章 】異国の仕立て屋と黒衣の王
夏の庭②
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「ルーカス、ロッタに伝えてくれ。庭のガゼボに用意を頼む」
「しょ、承知いたしました」
ルーカスは動揺しつつ小走りに部屋を出て行った。出て行く際になんとなくカイを睨んで行ったように思った。
「ぜひ庭を見て行ってくれ。日向は少し暑いかもしれないがガゼボは涼しいよ」
マティアスはそう言って立ち上がり窓辺へと歩いて行くのでカイもその後に続いた。
サロン窓辺の小さな扉から外に出るとバルコニーから庭が一望できた。
「わあ。これはまた可愛らしい」
王の庭に対して『可愛らしい』は不味かったかと思ったが、素直なその感想が口から零れてしまった。
「ふふっ、そうだろう」
だがマティアスは嬉しそうに微笑んだ。
その庭は王城のものとは思えない田舎風の庭だった。小さな小川には木製のアーチ状の橋が架けられ、その周りには野山の草木か生い茂り、所々に鮮やかな夏の花が咲いている。
「こっちだ」
マティアスに促され、バルコニーから伸びる階段から庭に降りた。
「豪華な庭は他にもあるのだが、私はここが一番好きなんだ」
土のままの小道をマティアスの後ろから歩きながら辺りを見渡す。
「懐かしい感じがしますね」
「本当か?!」
この庭を見て誰もが思いつくであろうごく普通の感想を述べたつもりだが、マティアスは驚いたように振り向いた。
「え、ええ。田舎の里山が見事に再現されてて。皆さんそうおっしゃいませんか」
カイがそう言うとマティアスはちょっと気まずそうに笑った。
「そうだな、大抵はそう思うか。この庭はあまり客を入れないから、人の感想を聞くことがなくて」
それはつまりマティアスのかなり私的な庭にカイは入れてもらっていると言うことだ。
(これって……もう落としたも同然じゃないか?)
マティアスはもうすっかりカイに惚れ込んでしまっているように思う。後は油断せずにより親密な関係を築いて行くことだ。
二人庭を眺めていると、ロッタを含むメイド三人が庭の奥のガゼボにお茶を持ってきた。
「カイ様。ようこそお越しくださいました。お茶の用意が整いましたので、こちらへどうぞ」
ロッタが笑顔で伝えに来た。カイは笑顔で礼を言うとマティアスと共にガゼボに入った。
蔦が絡みついたガゼボは陽を遮り、涼しい風だけが通る心地よい空間になっていた。
「さ、座って」
マティアスに促され、ガゼボ内に置かれたテーブルの一席を腰を下ろした。するとマティアスは向かいではなく斜め横の、ほぼカイの隣と言っていい席に付いた。二人で庭を眺めながらお茶をするにはちょうど良い位置とも言える。が、
(この地位だと手も繋げるし、キスだって出来てしまうだろ……)
これは暗に誘われているようにも思えてくる。むしろ手を出さないほうが失礼かもしれない。
そんなことを悶々と考えているとロッタがカップにお茶が注いでくれた。テーブルの上には素朴な焼き菓子等が並んでいる。
ロッタはお茶を注ぎ終えるとお辞儀だけし、メイド二人を従えそっとその場を去って行った。ガゼボに二人きりになったのかと思ったが、少し離れた場所にルーカスが待機していた。
(流石に二人きりにはさせてくれないか……)
カイは少し残念に思った。
「アルヴァンデールの昔ながらの菓子だ。食べてみてくれ」
「いただきます」
マティアスに進められ菓子を取る。一口食べると見た目からの想像通りの味で素直に美味しいと思った。「美味しいですね」等と感想を言いながら菓子とお茶を味わっていると、取り留めもなく突然マティアスが聞いてきた。
「……カイは、仕立て屋になる前はどうしてたのだ?」
確かアールグレーン家で働いて五年だと伝えた。カイの年齢からその前は何をしていたのか気になったのだろう。
(どうしようか。適当に嘘を付くか、それとも……)
マティアスと今後長い付き合いになった場合、嘘がどこかでバレればその段階で信用を失う事になる。カイは伝えられる限り事実を話そうと思った。
「そうですね……。陛下には幻滅されてしまいそうですが、フォルシュランド各地をフラフラしてまして……」
マティアスの顔を見ると驚くことは無く、真剣にカイの話を聞いている。
「ふ、フラフラと言うと?」
「行く当てがなくて森で過ごしていた事もあります。洞窟で寝起きして樹の実や野草を採ったり。いつだったか賊に襲われまして、なんとか倒したら武器や色々な道具が一式手に入って、それからは獣も狩れるようになって、生活が少し楽になりました」
つらい過去ではあるが懐かしいとも思いながら語っていたが、マティアスを見ると、手で口を押さえ目に涙を溜めていた。
「あ、陛下っ、すみません! お茶にお誘い頂いたのにこんな野蛮な話をっ」
カイは慌ててマティアスに詫びた。
こんな虫も殺せなさそうな美しい人に、『山賊を倒した』だの『獣を狩った』などと言うべきでは無かった。ここまで親密になって『そんな野蛮なヤツは帰れ!』とでも言われてしまったら……と、カイは焦る。
しかしマティアスはふるふると首を振り口を開いた。
「違う。野蛮だなどとは思ってない。私は戦になれば多くの人を殺める立場にあるのだ。ただ、森で暮らすなど……大変な苦労をしていたのだなと……」
マティアスはまるで身内の事のように親身に感じでくれているようだった。
「森で暮らしをしていたのはほんの少しで、あとは街で日雇いの仕事とか、頼まれ事とか、そんな事をして気ままに暮らしてました」
本当は思い出したくもない辛い思いも多々あったのだが、マティアスにこれ以上悲しそうな顔をさせたくなくてカイは簡単に纏め笑顔を向けた。
「……そうか。そこから何故仕立て屋に?」
マティアスは少しホッとした表情を見せさらに聞いてきた。
「たまたまアールグレーンの店の前を通った時、店先に夜会用のコートが掛けられていて、それがとても美しいと感じました。それでそのままその店に入って雇ってくれと頼んだんです。今考えても唐突過ぎてよく雇ってもらえたなって思うんですけど」
カイは笑いながら言うとマティアスもとても嬉しそうに頷きながら聞いている。
「あの時、思い切って本当に良かったと今実感しています。……こうして貴方に会えたから」
カイはそう言ってマティアスを見つめ、すぐ近くにあったマティアスの右手に自身の左手を重ねた。
「ウィ……」
マティアスが何か言いかけ、言葉を詰まらせた。
潤んだ緑の瞳にカイ自身が映っているのがわかる。それ位近くで見つめ合っていた。
するとマティアスが空いている左手でカイの頬を触れてきた。指先でカイの顎髭を撫でる。そのマティアスの手の感触にカイは胸が高鳴り、温かくなるのを感じた。
その時、
「痛ってっ!」
いきなりマティアスが髭を撫でていたその手で、カイの頬をつねった。
「ふっ、あははは」
そしてまるで悪戯をした少年のように無邪気に笑う。
「へ、陛下……?」
カイは困惑し、つねられた頬を撫でながらマティアスを見つめた。
「ふふ、カイ。そんなに頑張って私を口説かなくてもいいぞ。衣装作りはもう決定したのだから止めたりしない」
全て見透かされているようでカイは言葉に詰まった。しかしカイの想いは『国王御用達』への下心だけではない。あの工房の地下室でのキスは完全にマティアスが王であることを忘れてのものだった。だが、マティアスはきっとあの時の事も、『王が自分に気があると気付いた仕立て屋が、奉仕の気持ちでしたキス』だと思っている可能性が高い。
「マ、マティアス様っ、私はっ!」
弁解しようと口を開くと、マティアスはカイの胸をそっと押し、首を横に振った。
「もっと、友か弟のように接してくれ。その……そなたのその顔で甘いことを言われると、心臓がもたない……」
そう言い、目元を薄紅色に染めるマティアスがあまりに可愛らしくて、カイは言葉を詰まらせ、ただ見つめることしかできなかった。
「しょ、承知いたしました」
ルーカスは動揺しつつ小走りに部屋を出て行った。出て行く際になんとなくカイを睨んで行ったように思った。
「ぜひ庭を見て行ってくれ。日向は少し暑いかもしれないがガゼボは涼しいよ」
マティアスはそう言って立ち上がり窓辺へと歩いて行くのでカイもその後に続いた。
サロン窓辺の小さな扉から外に出るとバルコニーから庭が一望できた。
「わあ。これはまた可愛らしい」
王の庭に対して『可愛らしい』は不味かったかと思ったが、素直なその感想が口から零れてしまった。
「ふふっ、そうだろう」
だがマティアスは嬉しそうに微笑んだ。
その庭は王城のものとは思えない田舎風の庭だった。小さな小川には木製のアーチ状の橋が架けられ、その周りには野山の草木か生い茂り、所々に鮮やかな夏の花が咲いている。
「こっちだ」
マティアスに促され、バルコニーから伸びる階段から庭に降りた。
「豪華な庭は他にもあるのだが、私はここが一番好きなんだ」
土のままの小道をマティアスの後ろから歩きながら辺りを見渡す。
「懐かしい感じがしますね」
「本当か?!」
この庭を見て誰もが思いつくであろうごく普通の感想を述べたつもりだが、マティアスは驚いたように振り向いた。
「え、ええ。田舎の里山が見事に再現されてて。皆さんそうおっしゃいませんか」
カイがそう言うとマティアスはちょっと気まずそうに笑った。
「そうだな、大抵はそう思うか。この庭はあまり客を入れないから、人の感想を聞くことがなくて」
それはつまりマティアスのかなり私的な庭にカイは入れてもらっていると言うことだ。
(これって……もう落としたも同然じゃないか?)
マティアスはもうすっかりカイに惚れ込んでしまっているように思う。後は油断せずにより親密な関係を築いて行くことだ。
二人庭を眺めていると、ロッタを含むメイド三人が庭の奥のガゼボにお茶を持ってきた。
「カイ様。ようこそお越しくださいました。お茶の用意が整いましたので、こちらへどうぞ」
ロッタが笑顔で伝えに来た。カイは笑顔で礼を言うとマティアスと共にガゼボに入った。
蔦が絡みついたガゼボは陽を遮り、涼しい風だけが通る心地よい空間になっていた。
「さ、座って」
マティアスに促され、ガゼボ内に置かれたテーブルの一席を腰を下ろした。するとマティアスは向かいではなく斜め横の、ほぼカイの隣と言っていい席に付いた。二人で庭を眺めながらお茶をするにはちょうど良い位置とも言える。が、
(この地位だと手も繋げるし、キスだって出来てしまうだろ……)
これは暗に誘われているようにも思えてくる。むしろ手を出さないほうが失礼かもしれない。
そんなことを悶々と考えているとロッタがカップにお茶が注いでくれた。テーブルの上には素朴な焼き菓子等が並んでいる。
ロッタはお茶を注ぎ終えるとお辞儀だけし、メイド二人を従えそっとその場を去って行った。ガゼボに二人きりになったのかと思ったが、少し離れた場所にルーカスが待機していた。
(流石に二人きりにはさせてくれないか……)
カイは少し残念に思った。
「アルヴァンデールの昔ながらの菓子だ。食べてみてくれ」
「いただきます」
マティアスに進められ菓子を取る。一口食べると見た目からの想像通りの味で素直に美味しいと思った。「美味しいですね」等と感想を言いながら菓子とお茶を味わっていると、取り留めもなく突然マティアスが聞いてきた。
「……カイは、仕立て屋になる前はどうしてたのだ?」
確かアールグレーン家で働いて五年だと伝えた。カイの年齢からその前は何をしていたのか気になったのだろう。
(どうしようか。適当に嘘を付くか、それとも……)
マティアスと今後長い付き合いになった場合、嘘がどこかでバレればその段階で信用を失う事になる。カイは伝えられる限り事実を話そうと思った。
「そうですね……。陛下には幻滅されてしまいそうですが、フォルシュランド各地をフラフラしてまして……」
マティアスの顔を見ると驚くことは無く、真剣にカイの話を聞いている。
「ふ、フラフラと言うと?」
「行く当てがなくて森で過ごしていた事もあります。洞窟で寝起きして樹の実や野草を採ったり。いつだったか賊に襲われまして、なんとか倒したら武器や色々な道具が一式手に入って、それからは獣も狩れるようになって、生活が少し楽になりました」
つらい過去ではあるが懐かしいとも思いながら語っていたが、マティアスを見ると、手で口を押さえ目に涙を溜めていた。
「あ、陛下っ、すみません! お茶にお誘い頂いたのにこんな野蛮な話をっ」
カイは慌ててマティアスに詫びた。
こんな虫も殺せなさそうな美しい人に、『山賊を倒した』だの『獣を狩った』などと言うべきでは無かった。ここまで親密になって『そんな野蛮なヤツは帰れ!』とでも言われてしまったら……と、カイは焦る。
しかしマティアスはふるふると首を振り口を開いた。
「違う。野蛮だなどとは思ってない。私は戦になれば多くの人を殺める立場にあるのだ。ただ、森で暮らすなど……大変な苦労をしていたのだなと……」
マティアスはまるで身内の事のように親身に感じでくれているようだった。
「森で暮らしをしていたのはほんの少しで、あとは街で日雇いの仕事とか、頼まれ事とか、そんな事をして気ままに暮らしてました」
本当は思い出したくもない辛い思いも多々あったのだが、マティアスにこれ以上悲しそうな顔をさせたくなくてカイは簡単に纏め笑顔を向けた。
「……そうか。そこから何故仕立て屋に?」
マティアスは少しホッとした表情を見せさらに聞いてきた。
「たまたまアールグレーンの店の前を通った時、店先に夜会用のコートが掛けられていて、それがとても美しいと感じました。それでそのままその店に入って雇ってくれと頼んだんです。今考えても唐突過ぎてよく雇ってもらえたなって思うんですけど」
カイは笑いながら言うとマティアスもとても嬉しそうに頷きながら聞いている。
「あの時、思い切って本当に良かったと今実感しています。……こうして貴方に会えたから」
カイはそう言ってマティアスを見つめ、すぐ近くにあったマティアスの右手に自身の左手を重ねた。
「ウィ……」
マティアスが何か言いかけ、言葉を詰まらせた。
潤んだ緑の瞳にカイ自身が映っているのがわかる。それ位近くで見つめ合っていた。
するとマティアスが空いている左手でカイの頬を触れてきた。指先でカイの顎髭を撫でる。そのマティアスの手の感触にカイは胸が高鳴り、温かくなるのを感じた。
その時、
「痛ってっ!」
いきなりマティアスが髭を撫でていたその手で、カイの頬をつねった。
「ふっ、あははは」
そしてまるで悪戯をした少年のように無邪気に笑う。
「へ、陛下……?」
カイは困惑し、つねられた頬を撫でながらマティアスを見つめた。
「ふふ、カイ。そんなに頑張って私を口説かなくてもいいぞ。衣装作りはもう決定したのだから止めたりしない」
全て見透かされているようでカイは言葉に詰まった。しかしカイの想いは『国王御用達』への下心だけではない。あの工房の地下室でのキスは完全にマティアスが王であることを忘れてのものだった。だが、マティアスはきっとあの時の事も、『王が自分に気があると気付いた仕立て屋が、奉仕の気持ちでしたキス』だと思っている可能性が高い。
「マ、マティアス様っ、私はっ!」
弁解しようと口を開くと、マティアスはカイの胸をそっと押し、首を横に振った。
「もっと、友か弟のように接してくれ。その……そなたのその顔で甘いことを言われると、心臓がもたない……」
そう言い、目元を薄紅色に染めるマティアスがあまりに可愛らしくて、カイは言葉を詰まらせ、ただ見つめることしかできなかった。
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