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【 第三章 】やがて光りの王となり
ウィルとカイ③*
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マティアスは身を起こすとベッドの外に向け腕を上げた。ベッドから離れた場所にロッタが置いた給仕盆。そこに置かれた小瓶がカタッと音を立てた次の瞬間、それはマティアスの手に握られていた。ウィルバートが驚き目を見張る。
マティアスは小瓶を握ったまま、膝立ちになり腕にまとわりついた寝間着を脱ぎ落とした。一糸まとわぬ姿をウィルバートの前に晒し、小瓶から香油を掌に取り自ら尻の合間に塗りつける。
「ん……」
膝立ちのまま腕を後ろにまわし自身の秘所に香油を塗り込めていく。視線をウィルバートに向けると黒い瞳が興奮の色をおびさせてその様子を見つめていた。
ベッドに座るウィルバートもまた欲望の証が勃ち上がり、寝巻きを押し上げ主張している。マティアスは指で蕾を押し広げながらも、そっと身をかがませ、ウィルバートのその起立に顔を寄せた。
「ま、マティアス様っ」
薄い生地を鼻で擦り唇で挟み持ち上げ隠れた怒張を探し出す。硬く腹に着くほど反り返ったその巨塊。血管が浮き出て雄々しくエラが張るそれにマティアスは舌を這わせた。
「っ……!」
ウィルバートか息を詰めると同時にその肉塊はビクリと脈打った。ツルリと滑らかな亀頭を唇で包み先端の割れ目を舌でなぞる。先走った露を味わいその雄の匂いがさらにマティアスを興奮させてくる。もっと欲しくなってさらに喉の奥までその肉塊を受け入れた。
「ああっ、マティアス様っ! 駄目ですっ!」
ウィルバートがマティアスの肩を掴み引き剥がしてきた。咥えていた肉棒がブルンと唇から引き抜かれる。
「良くない?」
「それ以上されたら、出してしまいそうですっ」
「いいよ? 口に出しても」
そう小首を傾げて尋ねるマティアス。その肩を掴んだウィルバートはマティアスを仰向けにベッドに押し倒した。そして熱のこもった視線を落としてくる。
「下で……受け止めて欲しいです……」
「ん……きて……」
マティアスは微笑みウィルバートに応える。ウィルバートはそれを聞き、寝巻きをやや乱暴に脱ぎ捨てた。
マティアスがウィルバートの盛り上がった筋肉をうっとりと眺めていると、ウィルバートはマティアスの脚を開かせその間に身を置くと香油で濡れた蕾に肉塊を押し当ててきた。先程まで口に含んでいた亀頭がぐぐっと侵入してくる。
「んあ……あぁぁっ!」
「っ……」
この三ヶ月余りで何度もウィルバートに抱かれた身体はその形をすっかり覚え、その巨塊が入ってきた瞬間歓喜で震える。
ウィルバートはマティアスの様子を確認しながらずぶずぶと蕾を侵していった。
「あぁ……全部入りました。痛くないですか」
ウィルバートが溜め息混じりに尋ねてくる。
「んぁ……ウィルぅ……イイ……」
自身の腹の中にすっかり咥え込んだウィルバートのその欲望の証。それを締め付けながらマティアスはウィルバートの顔に腕を伸ばし、顎髭の生えた頬を撫でた。
「ウィル……カイみたいに、子供の時みたいに話して。……私はお前のものだ。もう、王子として扱わなくていいんだ……」
笑顔でそう伝えるとウィルバートは微かに目を見張り、そしてふわりと笑った。今にも泣き出しそうな笑顔だった。
「ウィル」
再び名を呼び頬を撫でると、ウィルバートがその手を握りしめ掌にくちづけてきた。そして真っ直ぐにマティアスを見つめて口を開いた。
「マティアス」
そしてマティアスの首元に顔を埋めると、背中へと手を滑り込ませると強く抱き締め、絞り出すように声を出した。
「ああっ、マティアス!」
「んっ……ウィルっ」
それにより繋がっている部分がさらに深くなり、マティアスは呻いた。
ウィルバートはマティアスの首筋に唇を当てながらさらに言葉を溢れさせた。
「マティアスっ、愛してる。ずっとずっと、お前だけを見ていた……!」
ウィルバートの言葉にマティアスは胸がいっぱいになった。マティアスもまたウィルバートの背中に腕を回し抱きついた。
「ウィル、私もウィルを愛してる。カイも大好きだよっ!」
その言葉にウィルバートが顔を上げマティアスを見つめてきた。涙に濡れた吸い込まれそうな黒い瞳。そして噛みつくように唇を奪われる。
「う……んっ……!」
激しくキスをされながら、さらにウィルバートが腰を打つ付けてきた。最奥まで入り込んだ肉塊が激しく抜き挿しされる。
「はぁん! んっ! あっ!」
キスの隙間からマティアスの喘ぎが漏れる。ウィルバートもまた興奮しているようで粗い鼻息がマティアスの頬を打ってくる。
激しい動きで内壁を擦り上げられマティアスはどんどん昂ぶっていった。
「ひっ、ひゃあぁぁ! そこ、だめっ……!」
さらにウィルバートはマティアスの強く感じる部分を攻め立ててきた。カイの記憶と統合している証だ。
「ああぁぁんっ! でちゃうっ!」
マティアスはウィルバートの背中にしがみつき、ビクリと身を震わせた。その瞬間、ウィルバートとの間に挟まれたマティアスの中心部から熱い白蜜が溢れ出た。
「くっ……マティアスっ……中に、いいか?」
つられてウィルバートが我慢の限界に達し、マティアスに確認してきた。
「ん、奥に、一番奥に出して……!」
その言葉にウィルバートは激しく動かしながら奥の奥までその怒張を突き入れた。
「ああっ、マティアス!」
「んっ………あっ……!」
その瞬間、腹の奥に熱いものが注ぎ込まれるのを感じた。
荒く息を付きながらウィルバートが身を起こしマティアスをお見下ろす。
「マティアス……愛してる。もう離れないから」
ウィルバートのその言葉ににマティアスは目尻から熱いものが溢れ、流れ、髪に吸い込まれていくのを感じた。
「うん、私も愛してる……。ずっと、ずっと側にいて」
ウィルバートの唇が再び降りてきた。マティアスらうっとりとそのくちづけを受けた。
マティアスは小瓶を握ったまま、膝立ちになり腕にまとわりついた寝間着を脱ぎ落とした。一糸まとわぬ姿をウィルバートの前に晒し、小瓶から香油を掌に取り自ら尻の合間に塗りつける。
「ん……」
膝立ちのまま腕を後ろにまわし自身の秘所に香油を塗り込めていく。視線をウィルバートに向けると黒い瞳が興奮の色をおびさせてその様子を見つめていた。
ベッドに座るウィルバートもまた欲望の証が勃ち上がり、寝巻きを押し上げ主張している。マティアスは指で蕾を押し広げながらも、そっと身をかがませ、ウィルバートのその起立に顔を寄せた。
「ま、マティアス様っ」
薄い生地を鼻で擦り唇で挟み持ち上げ隠れた怒張を探し出す。硬く腹に着くほど反り返ったその巨塊。血管が浮き出て雄々しくエラが張るそれにマティアスは舌を這わせた。
「っ……!」
ウィルバートか息を詰めると同時にその肉塊はビクリと脈打った。ツルリと滑らかな亀頭を唇で包み先端の割れ目を舌でなぞる。先走った露を味わいその雄の匂いがさらにマティアスを興奮させてくる。もっと欲しくなってさらに喉の奥までその肉塊を受け入れた。
「ああっ、マティアス様っ! 駄目ですっ!」
ウィルバートがマティアスの肩を掴み引き剥がしてきた。咥えていた肉棒がブルンと唇から引き抜かれる。
「良くない?」
「それ以上されたら、出してしまいそうですっ」
「いいよ? 口に出しても」
そう小首を傾げて尋ねるマティアス。その肩を掴んだウィルバートはマティアスを仰向けにベッドに押し倒した。そして熱のこもった視線を落としてくる。
「下で……受け止めて欲しいです……」
「ん……きて……」
マティアスは微笑みウィルバートに応える。ウィルバートはそれを聞き、寝巻きをやや乱暴に脱ぎ捨てた。
マティアスがウィルバートの盛り上がった筋肉をうっとりと眺めていると、ウィルバートはマティアスの脚を開かせその間に身を置くと香油で濡れた蕾に肉塊を押し当ててきた。先程まで口に含んでいた亀頭がぐぐっと侵入してくる。
「んあ……あぁぁっ!」
「っ……」
この三ヶ月余りで何度もウィルバートに抱かれた身体はその形をすっかり覚え、その巨塊が入ってきた瞬間歓喜で震える。
ウィルバートはマティアスの様子を確認しながらずぶずぶと蕾を侵していった。
「あぁ……全部入りました。痛くないですか」
ウィルバートが溜め息混じりに尋ねてくる。
「んぁ……ウィルぅ……イイ……」
自身の腹の中にすっかり咥え込んだウィルバートのその欲望の証。それを締め付けながらマティアスはウィルバートの顔に腕を伸ばし、顎髭の生えた頬を撫でた。
「ウィル……カイみたいに、子供の時みたいに話して。……私はお前のものだ。もう、王子として扱わなくていいんだ……」
笑顔でそう伝えるとウィルバートは微かに目を見張り、そしてふわりと笑った。今にも泣き出しそうな笑顔だった。
「ウィル」
再び名を呼び頬を撫でると、ウィルバートがその手を握りしめ掌にくちづけてきた。そして真っ直ぐにマティアスを見つめて口を開いた。
「マティアス」
そしてマティアスの首元に顔を埋めると、背中へと手を滑り込ませると強く抱き締め、絞り出すように声を出した。
「ああっ、マティアス!」
「んっ……ウィルっ」
それにより繋がっている部分がさらに深くなり、マティアスは呻いた。
ウィルバートはマティアスの首筋に唇を当てながらさらに言葉を溢れさせた。
「マティアスっ、愛してる。ずっとずっと、お前だけを見ていた……!」
ウィルバートの言葉にマティアスは胸がいっぱいになった。マティアスもまたウィルバートの背中に腕を回し抱きついた。
「ウィル、私もウィルを愛してる。カイも大好きだよっ!」
その言葉にウィルバートが顔を上げマティアスを見つめてきた。涙に濡れた吸い込まれそうな黒い瞳。そして噛みつくように唇を奪われる。
「う……んっ……!」
激しくキスをされながら、さらにウィルバートが腰を打つ付けてきた。最奥まで入り込んだ肉塊が激しく抜き挿しされる。
「はぁん! んっ! あっ!」
キスの隙間からマティアスの喘ぎが漏れる。ウィルバートもまた興奮しているようで粗い鼻息がマティアスの頬を打ってくる。
激しい動きで内壁を擦り上げられマティアスはどんどん昂ぶっていった。
「ひっ、ひゃあぁぁ! そこ、だめっ……!」
さらにウィルバートはマティアスの強く感じる部分を攻め立ててきた。カイの記憶と統合している証だ。
「ああぁぁんっ! でちゃうっ!」
マティアスはウィルバートの背中にしがみつき、ビクリと身を震わせた。その瞬間、ウィルバートとの間に挟まれたマティアスの中心部から熱い白蜜が溢れ出た。
「くっ……マティアスっ……中に、いいか?」
つられてウィルバートが我慢の限界に達し、マティアスに確認してきた。
「ん、奥に、一番奥に出して……!」
その言葉にウィルバートは激しく動かしながら奥の奥までその怒張を突き入れた。
「ああっ、マティアス!」
「んっ………あっ……!」
その瞬間、腹の奥に熱いものが注ぎ込まれるのを感じた。
荒く息を付きながらウィルバートが身を起こしマティアスをお見下ろす。
「マティアス……愛してる。もう離れないから」
ウィルバートのその言葉ににマティアスは目尻から熱いものが溢れ、流れ、髪に吸い込まれていくのを感じた。
「うん、私も愛してる……。ずっと、ずっと側にいて」
ウィルバートの唇が再び降りてきた。マティアスらうっとりとそのくちづけを受けた。
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