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【 番外編 】
Homunculus [16]
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スクレダーから渡された大量の過去の図案を抱え、ウィルバートは部屋へと戻った。褒められた所が二割、ダメ出しが八割、と言ったところだった。
『地味過ぎます。これは世紀のご成婚なのですよ?』
『ですがっ! 陛下はそのままでも十分華やかです。下品な装飾はしたくない』
『豪華に品よくまとめるのが職人の仕事です』
とにかく一からやり直し。
しかし、ウィルバートは何とも言えない充実感に満たされていた。なんとしても最高な衣装を作り上げてみせよう。民が絶賛し、マティアスが喜び、何より自分自身も納得できる最高のものを。
部屋に入ると珍しくマティアスが先に戻っていた。書類を抱えたままソファで寝ている。読んでる途中で寝てしまったようだ。
ウィルバートは抱えていた衣装の図案を机に置き、マティアスの横に座るとその金髪をそっと撫でた。
「ん……ウィル……」
髪を撫でられマティアスが目を覚ました。エメラルドの瞳に自分が映る。
「ただいま。うたた寝なんて珍しいな」
「ん、なんだか眠気がすごくて……。ああ、衣装作り、どうだい?」
マティアスは身を起こし、抱えていた書類を机に置いてウィルバートに向き合った。
「ああ、やっと『始まった』って感じだ」
「そう、良かった」
ウィルバートの晴れやかな表情で察したのかマティアスはホッとしたように柔らかく微笑む。その表情でウィルバートはなんとなくわかった気がした。
「俺が行き詰まってたって知ってたのか?」
「スクレダーからね、『少々厳しい事を言ってます』って報告されてた」
「少々?あれで?」
ウィルバートは少し大げさに笑った。
結局、マティアスとスクレダー双方に転がされていただけのようだ。
「ウィルなら大丈夫だって思ってた。……でも、私にならもっと弱音を吐いてくれてもいいのに、とも思ってた」
マティアスはわざの唇を尖らせむくれた表情を作る。
「なあ、マティアス」
ウィルバートは意を決して思っていたことを願い出ることにした。
「衣装作りが終わったら、俺にも何か国の事業に関わらせてほしい」
突然の申し入れにマティアスは目を見開いた。そしてまっすぐにウィルバートの目見つめてくる。
「俺の経験からだと繊維関連なら役に立てるんじゃないかと思うんだ。だから、」
「ウィル」
ウィルバートの話を遮りマティアスが名を呼び、そして黙り込んだ。少し目を伏せ考え込んでいる様子をウィルバートは固唾を呑んで見つめる。
「任命する理由がない」
数秒考え込んでいたマティアスはウィルバートに視線を向けそう言放った。その視線の鋭さにゾクリとした。
「繊維事業の要職に任命するにはウィルバート・カイ・ブラックストンの実績は乏しい。婚礼衣装はどんな形であっても民が餓えることはないが国の事業は違う。私は個人的な感情だけで要職を選ぶことはしない」
前王イーヴァリを彷彿とさせる目。いや、イーヴァリに似ているかどうかではない。今目の前にいるのは紛れもなく国を背負う国王マティアスで、国王としてウィルバート・カイ・ブラックストンと言う人物を真剣に見つめている。
『ウィルは側にいてくれるだけでいいよ』とか『じゃあお願い出来そうなこと探しておくね』などと言って、適当に受け流すことだって出来るのだがマティアスはそうはしない。
ウィルバートはソファから降り、床に片膝を着くと胸に手を当てマティアスへ顔を向けた。
「陛下。私は陛下とアルヴィンデールに誰よりも忠誠を誓う者。この『黒霧の厄災』で疲弊したアルヴィンデールを建て直すお役に立ちたいのです。権限などいりません。いえ、働きを見ていただき、任せられるとご判断頂いた暁には是非とも要職へご推薦頂きたい。ですがそれまでは身分を隠し下働きから経験を積むことも覚悟の上です」
固い決意を胸に一気に述べた。
ウィルバートの意思を感じたのかマティアスはフッと息を吐き微かに微笑んだ。
「わかった。検討する。本当に国を思って働いてくれる貴族が正直足りてないからな。その意味では適任だ。それに、今我が国の名産になってる白い絹は元々ウィルが発見したものだしな」
「はっ! ありがとうございますっ」
マティアスの言葉に高鳴る胸を抑えウィルバートは頭を下げた。
「ウィル」
マティアスは床で跪くウィルバートの両二の腕を掴むとソファへと連れ戻した。それから甘えるようにウィルバートの胸に抱きついてくる。
「きっと一緒に仕事をすると私は厳しいことを言うと思う。喧嘩になって一緒に寝たくないって夜がきたらどうしよう」
さっきの威厳ある王の顔とは打って変わって不安そうに見上げてくるマティアス。ウィルバートは思わず頬が緩んでしまいそうになった。
「んー、そういう夜もあるんじゃないかな」
「えぇ~」
マティアスが顔を上げて子供のように抗議する。その表情にウィルバートは耐えきれず吹き出した。
「時には喧嘩をしたとしても、二人とも目指すものがアルヴィンデールの幸せなら、きっと分かりあえるよ。それが伴侶というものだろう?」
「ウィル……」
「何より俺がマティアスを嫌いになるわけない。……愛してるよ、マティアス」
「私もだ、ウィル。愛してる」
金の髪の撫でながら啄むように優しくキスをした。小さなキスの合間にマティアスが上目遣いに見つめてきて小さく囁いた。
「さっき、跪いて『陛下』なんて言うからドキドキしちゃったよ」
「それはこっちの台詞だ」
フフッと笑いながらウィルバートも白状した。
王のマティアスと恋人のマティアスとの落差がたまらない。ウィルバートは更に深い口づけと、更にそれ以上も、と思い先を進めようとした時、
「ちょっと待って……」
マティアスがウィルバートを止め、「ふぇ……」と顔を反らした。どうやらくしゃみがでそうな様子だ。目を細めたそのちょっと情けない表情すら可愛いなぁと思い見つめていた時、
「くしゅんっ!!」
マティアスのくしゃみと共に、金色の光がキラキラと破裂した。
「はっ?!」
見覚えのある金色の光。
その光の中に何か黒い塊が出現し、それは砂金を振りまくように空中で震え、パンッ!と弾けた。
「な、なんだっ!」
ウィルバートがマティアスを守るように抱き締めた瞬間。
「マーーーッ!!!」
それは声らしき音を発し、両手足らしきものを広げた。それは人の子供のような姿。しかし大きさは野ウサギくらいしかない。
「なっ! なんだっ?!」
「なに?!」
突然出現した小人のような物体に驚き見つめるウィルバートとマティアス。しかしその小人は迷うことなくマティアスに抱き着いてきた。
「マーー……」
黒い瞳でマティアスを見つめる小人。マティアスは躊躇うことなく抱き締めた。
「か、可愛い……」
「マティアスっ! 危ないから離れろ!」
「大丈夫だよ、ほらなんかウィルに似てて可愛い!」
その小人はそこが当然の自分の場所だとでも言ようにマティアスの胸に抱かれ「マー」と声を上げている。その顔は確かにウィルバートに似ているような気がして……
「気持ち悪っ!」
「酷い! 可愛いだろ?!」
マティアスは小人に「酷いよねー。可愛いのにねー」などと話しかけ始める。
その大して動揺していない素振りでウィルバートはピンと来た。
「マティアス、お前、それってまさか……っ!」
「ん?」
とぼけたように返事をするマティアス。
ウィルバートは声を張り上げた。
「お前ッ! この前の大浴場の時、また取り込んだなっ!」
先週、大浴場で睦み合った際、マティアスの中に放った子種を洗ったのだが思ったより残っておらず疑問に思っていた。しかしマティアスは「さっきこぼれた」と言っていたのだが。
「この前の娼館であのご婦人と話てて、概念を変えればいけるんじゃないかと思いついたんだ! 前は血肉に取り込むようなイメージだったのだけど、今回は心に、魂の奥底に、念だけ取り込むようなイメージでやってみたんだけど、アハハッ! 大成功だよ~!」
「マーー!」
マティアスはもはや隠そうともせずその小人を手のひらに乗せ頬擦りしている。
「マティアス……」
そう、マティアスは人の言うことを聞かない。特にこうしたいと思ったら何が何でも突き通す男なのだ。
ウィルバートは深い深い溜め息をつき、愛しい伴侶と自分にそっくりな小人が戯れる姿を見つめた。
結局、マティアスとウィルバートは生涯で七体の小人を産み出すことになる。
完
『地味過ぎます。これは世紀のご成婚なのですよ?』
『ですがっ! 陛下はそのままでも十分華やかです。下品な装飾はしたくない』
『豪華に品よくまとめるのが職人の仕事です』
とにかく一からやり直し。
しかし、ウィルバートは何とも言えない充実感に満たされていた。なんとしても最高な衣装を作り上げてみせよう。民が絶賛し、マティアスが喜び、何より自分自身も納得できる最高のものを。
部屋に入ると珍しくマティアスが先に戻っていた。書類を抱えたままソファで寝ている。読んでる途中で寝てしまったようだ。
ウィルバートは抱えていた衣装の図案を机に置き、マティアスの横に座るとその金髪をそっと撫でた。
「ん……ウィル……」
髪を撫でられマティアスが目を覚ました。エメラルドの瞳に自分が映る。
「ただいま。うたた寝なんて珍しいな」
「ん、なんだか眠気がすごくて……。ああ、衣装作り、どうだい?」
マティアスは身を起こし、抱えていた書類を机に置いてウィルバートに向き合った。
「ああ、やっと『始まった』って感じだ」
「そう、良かった」
ウィルバートの晴れやかな表情で察したのかマティアスはホッとしたように柔らかく微笑む。その表情でウィルバートはなんとなくわかった気がした。
「俺が行き詰まってたって知ってたのか?」
「スクレダーからね、『少々厳しい事を言ってます』って報告されてた」
「少々?あれで?」
ウィルバートは少し大げさに笑った。
結局、マティアスとスクレダー双方に転がされていただけのようだ。
「ウィルなら大丈夫だって思ってた。……でも、私にならもっと弱音を吐いてくれてもいいのに、とも思ってた」
マティアスはわざの唇を尖らせむくれた表情を作る。
「なあ、マティアス」
ウィルバートは意を決して思っていたことを願い出ることにした。
「衣装作りが終わったら、俺にも何か国の事業に関わらせてほしい」
突然の申し入れにマティアスは目を見開いた。そしてまっすぐにウィルバートの目見つめてくる。
「俺の経験からだと繊維関連なら役に立てるんじゃないかと思うんだ。だから、」
「ウィル」
ウィルバートの話を遮りマティアスが名を呼び、そして黙り込んだ。少し目を伏せ考え込んでいる様子をウィルバートは固唾を呑んで見つめる。
「任命する理由がない」
数秒考え込んでいたマティアスはウィルバートに視線を向けそう言放った。その視線の鋭さにゾクリとした。
「繊維事業の要職に任命するにはウィルバート・カイ・ブラックストンの実績は乏しい。婚礼衣装はどんな形であっても民が餓えることはないが国の事業は違う。私は個人的な感情だけで要職を選ぶことはしない」
前王イーヴァリを彷彿とさせる目。いや、イーヴァリに似ているかどうかではない。今目の前にいるのは紛れもなく国を背負う国王マティアスで、国王としてウィルバート・カイ・ブラックストンと言う人物を真剣に見つめている。
『ウィルは側にいてくれるだけでいいよ』とか『じゃあお願い出来そうなこと探しておくね』などと言って、適当に受け流すことだって出来るのだがマティアスはそうはしない。
ウィルバートはソファから降り、床に片膝を着くと胸に手を当てマティアスへ顔を向けた。
「陛下。私は陛下とアルヴィンデールに誰よりも忠誠を誓う者。この『黒霧の厄災』で疲弊したアルヴィンデールを建て直すお役に立ちたいのです。権限などいりません。いえ、働きを見ていただき、任せられるとご判断頂いた暁には是非とも要職へご推薦頂きたい。ですがそれまでは身分を隠し下働きから経験を積むことも覚悟の上です」
固い決意を胸に一気に述べた。
ウィルバートの意思を感じたのかマティアスはフッと息を吐き微かに微笑んだ。
「わかった。検討する。本当に国を思って働いてくれる貴族が正直足りてないからな。その意味では適任だ。それに、今我が国の名産になってる白い絹は元々ウィルが発見したものだしな」
「はっ! ありがとうございますっ」
マティアスの言葉に高鳴る胸を抑えウィルバートは頭を下げた。
「ウィル」
マティアスは床で跪くウィルバートの両二の腕を掴むとソファへと連れ戻した。それから甘えるようにウィルバートの胸に抱きついてくる。
「きっと一緒に仕事をすると私は厳しいことを言うと思う。喧嘩になって一緒に寝たくないって夜がきたらどうしよう」
さっきの威厳ある王の顔とは打って変わって不安そうに見上げてくるマティアス。ウィルバートは思わず頬が緩んでしまいそうになった。
「んー、そういう夜もあるんじゃないかな」
「えぇ~」
マティアスが顔を上げて子供のように抗議する。その表情にウィルバートは耐えきれず吹き出した。
「時には喧嘩をしたとしても、二人とも目指すものがアルヴィンデールの幸せなら、きっと分かりあえるよ。それが伴侶というものだろう?」
「ウィル……」
「何より俺がマティアスを嫌いになるわけない。……愛してるよ、マティアス」
「私もだ、ウィル。愛してる」
金の髪の撫でながら啄むように優しくキスをした。小さなキスの合間にマティアスが上目遣いに見つめてきて小さく囁いた。
「さっき、跪いて『陛下』なんて言うからドキドキしちゃったよ」
「それはこっちの台詞だ」
フフッと笑いながらウィルバートも白状した。
王のマティアスと恋人のマティアスとの落差がたまらない。ウィルバートは更に深い口づけと、更にそれ以上も、と思い先を進めようとした時、
「ちょっと待って……」
マティアスがウィルバートを止め、「ふぇ……」と顔を反らした。どうやらくしゃみがでそうな様子だ。目を細めたそのちょっと情けない表情すら可愛いなぁと思い見つめていた時、
「くしゅんっ!!」
マティアスのくしゃみと共に、金色の光がキラキラと破裂した。
「はっ?!」
見覚えのある金色の光。
その光の中に何か黒い塊が出現し、それは砂金を振りまくように空中で震え、パンッ!と弾けた。
「な、なんだっ!」
ウィルバートがマティアスを守るように抱き締めた瞬間。
「マーーーッ!!!」
それは声らしき音を発し、両手足らしきものを広げた。それは人の子供のような姿。しかし大きさは野ウサギくらいしかない。
「なっ! なんだっ?!」
「なに?!」
突然出現した小人のような物体に驚き見つめるウィルバートとマティアス。しかしその小人は迷うことなくマティアスに抱き着いてきた。
「マーー……」
黒い瞳でマティアスを見つめる小人。マティアスは躊躇うことなく抱き締めた。
「か、可愛い……」
「マティアスっ! 危ないから離れろ!」
「大丈夫だよ、ほらなんかウィルに似てて可愛い!」
その小人はそこが当然の自分の場所だとでも言ようにマティアスの胸に抱かれ「マー」と声を上げている。その顔は確かにウィルバートに似ているような気がして……
「気持ち悪っ!」
「酷い! 可愛いだろ?!」
マティアスは小人に「酷いよねー。可愛いのにねー」などと話しかけ始める。
その大して動揺していない素振りでウィルバートはピンと来た。
「マティアス、お前、それってまさか……っ!」
「ん?」
とぼけたように返事をするマティアス。
ウィルバートは声を張り上げた。
「お前ッ! この前の大浴場の時、また取り込んだなっ!」
先週、大浴場で睦み合った際、マティアスの中に放った子種を洗ったのだが思ったより残っておらず疑問に思っていた。しかしマティアスは「さっきこぼれた」と言っていたのだが。
「この前の娼館であのご婦人と話てて、概念を変えればいけるんじゃないかと思いついたんだ! 前は血肉に取り込むようなイメージだったのだけど、今回は心に、魂の奥底に、念だけ取り込むようなイメージでやってみたんだけど、アハハッ! 大成功だよ~!」
「マーー!」
マティアスはもはや隠そうともせずその小人を手のひらに乗せ頬擦りしている。
「マティアス……」
そう、マティアスは人の言うことを聞かない。特にこうしたいと思ったら何が何でも突き通す男なのだ。
ウィルバートは深い深い溜め息をつき、愛しい伴侶と自分にそっくりな小人が戯れる姿を見つめた。
結局、マティアスとウィルバートは生涯で七体の小人を産み出すことになる。
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