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② 今日の出来事
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「何があったペン?」サラダが聞いてくる。
「へ? 何が?」
何を聞かれてるのか わからず、サラダに聞きかえす。
「だって、ひなちゃん。
こまった顔してるペンよ」 サラダに言われて、
はじめて自分が こまった顔をしていたことを 知った。
『こまったこと…』 モゴモゴつぶやくと、今日一日のことが 一気にあふれ出し、何から話せばいいのか わからなくなる。
なので、ひなは ぜんぶを 話すことにした。
「うーんと…ねぇー…」 ひなは、アゴにゆびをあてて、思い出し、思い出し…話はじめた。
「今日、幼稚園に行ったら、『もうすぐ【七夕さま】だから、おねがいごとを書いた短ざくや色紙を いっぱい作って ササの葉をキレイに かざりつけちゃいましょう』と先生が言って。
その時に、【織姫さまと彦星さま】のお話をしてくれたんだけど…。
ひな、とてもかわいそうで 泣いちゃったの。お友だちのそしたら、さくらちゃんがハンカチで涙 ふいてこれたんだけど。
でも さくらちゃん見たら
そーいえば、さくらちゃんのお母さんも、まだ さくらちゃんが小さかったころに 病気で死んじゃったんだよなって思い出してちゃって。
大好きな人と会えなくなるって、かなしくて すごくつらかっただろうなーって、引っこんだ涙 また あふれて
きちゃった。
だから 決めたの。
さくらちゃんとお母さんは、ちょっとムリだけど。
織姫さまと彦星さまは ぶじに会えるように、たくさん短ざくを作って いっぱい おねがいしちゃうの!」
「そっかー。ひなちゃんって、スゴくやさしい ペンね‼」
あんまり そんなこと言われたことないから、なんか こそばゆい。
かくれんぼして 顔をかくしてしまいたい‼
そんな気分だった。
「そうかなー?」 半信半疑で聞きかえした ひなだった。
なのに…「そう、やさしいペン‼」 ねん押ししてくるサラダ。
「でも、ひな 【忘れんぼやさん】だから悪い子 なの…」 だんだん うつむきがちになっていって、声までモゴモゴ 小さく 変わっていく。
「忘れんぼやさんって、忘れ物が多いってことペンか?」
サラダの問いかけに、
「うん…」 コクリ…とうなずいた。
とたんに サラダにまで、【悪い子】っていうレッテルをはられてしまったみたいな気分になり、さらに うつむきを深くしていると。
「なんで? ひなは、ぜんぜん悪い子じゃないペン!
それ(忘れ物が多いこと)とこれ(おもいやりがあってやさしいこと)は 別次元のはなしペン。
ひなのいうとおり、【忘れぐせのある人】イコール【悪い人】だったら、この世界は、みんな悪い人ばっかりになってしまうペン。
それに 【忘れぐせ】は、自分の努力しだいで 治すことができるペンよ!」 サラダは、そう言ってムネを張った。
「えっ‼治せるの?」しゅんじに ヒトミをかがやかせて 飛びついたけど…
「だって…すごいんだよー…本当にいっぱい。
ムリだよ…こんなの…治るわけナイ…」 自分のしったいを思い出し、しだいに頭のばしょが 元にもどる。
「じゃあ、まずは 考えちがいを治そうか」 サラダは、そう言って、ひなが 顔を上げるまで まっていた。
やがて…ひなが、サラダと 目を合わせると
ゆっくりとはなしはじめた。
「いいかい、ひなちゃん!
【治る】んじゃなくて、【治す】んだ。
さっきも言ったように、【他人まかせ】じゃなくて、【自分で】がんばるんだペン。
だから…どんなにたくさんあったとしても 心配いらないんだペン。
でも もしかしたら、まだ他にも ゴカイしちゃってるところあるかもしれないから、
良かったら、今日あったことを ぼくに教えてくれないペンか?
それで、これからどうしたらいいかを、一緒に考えてみようペン‼」 サラダにていあんされて
「うん。わかった」 ひなは、ポツリ、ポツリ…
言われた通りに 今日一日の出来事を話だした。
++++++++++++++
「うーんと…まずは、たくさん短ざくを作ろうと思って、折りがみを切ろうとしたの。
そしたら、お道具箱にハサミが入ってなくて…。
こまっていたら、さくらちゃんがかしてくれて
ぶじに短ざくを作ること出来たんだけど。
こんどは、短ざくに おねがいごと書こうとしたら、クレヨンの赤が、どこかに行っちゃってて
短冊と同じ色にしたら おしゃれだろうなって、せっかく思ってたのに…
また、さくらちゃんに かしてもらおうと思ったんだけど、さっきハサミ借りたばかりだったから『恥ずかしいな』ってガマンすることにしたの。でも…少し、また、泣いちゃった。
しょうがないから、ちがう色で 短ざくに、おねがいごと書いたんだ。
ちゃんと彦星様に会えますようにって…書いたよ!」
「あれ?ひなちゃんのおねがいペンは?」 サラダが聞いてくる。
「書かなかったよ」 すぐに答えを返すと。
「一つも、ペンか?」 なおも しつこく問いかぇてくるサラダに
「だって…ひなのおねがいまで書いたら、織姫さまたち 会えなくなっちゃうかもしれないじゃない‼」
ひなは、ほっぺたをふくらませて 文句を言った。
「そ…そうかもペン…ごめんごめん ペン」 アハハハ…って サラダは、わらってる。
『ドコが おかしいの?』 バカにされてるみたいな気がして ひなは、少しムカっとしたけど、またサラダに、話しかけられて わすれてしまった。
「それで終わりペンか?」
「ううん。まだ、あるよ」 ひなは、おこるのをやめて、ふたたび 口を開いた。
「幼稚園から帰って、ピアノのおけいこに行かなきゃいけないから、お気に入りのうさぎさんのシャツに着がえようとしたの。
そしたら、ちゃんと 引き出しに入ってなくて。
ママも 一緒に探してくれたんだけど。
そしたら、ベッドの下から出てきたの。
さっそく 着ようと思って、それに飛びついたら、前に着たままで お洗濯まだ だから、着たらダメだって、ママに止められちゃった。
しょうがないから、ちがうシャツで おけいこ行ったの」
「なんで?そんなにウサギに こだわるペン?」
「だって…うさぎさんは【魔法使い】なの。
いつもウサギさんと一緒だと、ふしぎとイヤなことにならないんだー。
だから、ちょっと苦手なピアノのおけいこは、なるべく うさぎさん着て行くようにしてるのー。
それに この間 買ってもらったばかりの新人さんは、スゴく可愛いから、みんなに ジマンしようって 決めてたんだー」
「それは ざんねんだったペンねー」 すかさずサラダが、あいづちを打つ。l
「ガマンして 他の…お洋服で行ったら、やっぱり上手くいかなかった。
少し早くに始めたお友だちに 負けちゃった。
つっかえつっかえにしか弾けなくて、顔から火が出るかと思った。
恥ずかしい…って思ってたら、とちゅうで涙 出てきちゃって、
そしたら、先生が「もう いいよ」って 終わりにしてくれた」
「そっかー…泣いちゃったんだペンね。
でもひなちゃん、いがいと負けずきらいペンね。
たしかに ハズカシイって気もちもあったんだろうけど、お友だちに負けたみたいtで、クヤシイって気もちも ひなちゃんの中に生まれたんだペン。
だから泣いちゃったんだと 思うペンよ」
「ところで、さすがにこれで終わりペンよね?」 少し心配そうに聞いてくるサラダに
「うん。ママ 迎えにきて、うちに帰ってきた。
それで、夜ご飯ができるまで おへやでベッドに寄りかかってたら、サラダに会ったの。
あれ? でもサラダ ドコから入ってきたの?
ココ、ひなのへやなのに…」
「ま、それはいいじゃないペンか」 笑ってごまかし
「本当に 大変な一日だったペンねー。
でも、これでハッキリしたペン。
ひなちゃん 君は、悪い子どころか、忘れんぼやさん じゃないペン‼」 サラダは言いきった。
「へ? 何が?」
何を聞かれてるのか わからず、サラダに聞きかえす。
「だって、ひなちゃん。
こまった顔してるペンよ」 サラダに言われて、
はじめて自分が こまった顔をしていたことを 知った。
『こまったこと…』 モゴモゴつぶやくと、今日一日のことが 一気にあふれ出し、何から話せばいいのか わからなくなる。
なので、ひなは ぜんぶを 話すことにした。
「うーんと…ねぇー…」 ひなは、アゴにゆびをあてて、思い出し、思い出し…話はじめた。
「今日、幼稚園に行ったら、『もうすぐ【七夕さま】だから、おねがいごとを書いた短ざくや色紙を いっぱい作って ササの葉をキレイに かざりつけちゃいましょう』と先生が言って。
その時に、【織姫さまと彦星さま】のお話をしてくれたんだけど…。
ひな、とてもかわいそうで 泣いちゃったの。お友だちのそしたら、さくらちゃんがハンカチで涙 ふいてこれたんだけど。
でも さくらちゃん見たら
そーいえば、さくらちゃんのお母さんも、まだ さくらちゃんが小さかったころに 病気で死んじゃったんだよなって思い出してちゃって。
大好きな人と会えなくなるって、かなしくて すごくつらかっただろうなーって、引っこんだ涙 また あふれて
きちゃった。
だから 決めたの。
さくらちゃんとお母さんは、ちょっとムリだけど。
織姫さまと彦星さまは ぶじに会えるように、たくさん短ざくを作って いっぱい おねがいしちゃうの!」
「そっかー。ひなちゃんって、スゴくやさしい ペンね‼」
あんまり そんなこと言われたことないから、なんか こそばゆい。
かくれんぼして 顔をかくしてしまいたい‼
そんな気分だった。
「そうかなー?」 半信半疑で聞きかえした ひなだった。
なのに…「そう、やさしいペン‼」 ねん押ししてくるサラダ。
「でも、ひな 【忘れんぼやさん】だから悪い子 なの…」 だんだん うつむきがちになっていって、声までモゴモゴ 小さく 変わっていく。
「忘れんぼやさんって、忘れ物が多いってことペンか?」
サラダの問いかけに、
「うん…」 コクリ…とうなずいた。
とたんに サラダにまで、【悪い子】っていうレッテルをはられてしまったみたいな気分になり、さらに うつむきを深くしていると。
「なんで? ひなは、ぜんぜん悪い子じゃないペン!
それ(忘れ物が多いこと)とこれ(おもいやりがあってやさしいこと)は 別次元のはなしペン。
ひなのいうとおり、【忘れぐせのある人】イコール【悪い人】だったら、この世界は、みんな悪い人ばっかりになってしまうペン。
それに 【忘れぐせ】は、自分の努力しだいで 治すことができるペンよ!」 サラダは、そう言ってムネを張った。
「えっ‼治せるの?」しゅんじに ヒトミをかがやかせて 飛びついたけど…
「だって…すごいんだよー…本当にいっぱい。
ムリだよ…こんなの…治るわけナイ…」 自分のしったいを思い出し、しだいに頭のばしょが 元にもどる。
「じゃあ、まずは 考えちがいを治そうか」 サラダは、そう言って、ひなが 顔を上げるまで まっていた。
やがて…ひなが、サラダと 目を合わせると
ゆっくりとはなしはじめた。
「いいかい、ひなちゃん!
【治る】んじゃなくて、【治す】んだ。
さっきも言ったように、【他人まかせ】じゃなくて、【自分で】がんばるんだペン。
だから…どんなにたくさんあったとしても 心配いらないんだペン。
でも もしかしたら、まだ他にも ゴカイしちゃってるところあるかもしれないから、
良かったら、今日あったことを ぼくに教えてくれないペンか?
それで、これからどうしたらいいかを、一緒に考えてみようペン‼」 サラダにていあんされて
「うん。わかった」 ひなは、ポツリ、ポツリ…
言われた通りに 今日一日の出来事を話だした。
++++++++++++++
「うーんと…まずは、たくさん短ざくを作ろうと思って、折りがみを切ろうとしたの。
そしたら、お道具箱にハサミが入ってなくて…。
こまっていたら、さくらちゃんがかしてくれて
ぶじに短ざくを作ること出来たんだけど。
こんどは、短ざくに おねがいごと書こうとしたら、クレヨンの赤が、どこかに行っちゃってて
短冊と同じ色にしたら おしゃれだろうなって、せっかく思ってたのに…
また、さくらちゃんに かしてもらおうと思ったんだけど、さっきハサミ借りたばかりだったから『恥ずかしいな』ってガマンすることにしたの。でも…少し、また、泣いちゃった。
しょうがないから、ちがう色で 短ざくに、おねがいごと書いたんだ。
ちゃんと彦星様に会えますようにって…書いたよ!」
「あれ?ひなちゃんのおねがいペンは?」 サラダが聞いてくる。
「書かなかったよ」 すぐに答えを返すと。
「一つも、ペンか?」 なおも しつこく問いかぇてくるサラダに
「だって…ひなのおねがいまで書いたら、織姫さまたち 会えなくなっちゃうかもしれないじゃない‼」
ひなは、ほっぺたをふくらませて 文句を言った。
「そ…そうかもペン…ごめんごめん ペン」 アハハハ…って サラダは、わらってる。
『ドコが おかしいの?』 バカにされてるみたいな気がして ひなは、少しムカっとしたけど、またサラダに、話しかけられて わすれてしまった。
「それで終わりペンか?」
「ううん。まだ、あるよ」 ひなは、おこるのをやめて、ふたたび 口を開いた。
「幼稚園から帰って、ピアノのおけいこに行かなきゃいけないから、お気に入りのうさぎさんのシャツに着がえようとしたの。
そしたら、ちゃんと 引き出しに入ってなくて。
ママも 一緒に探してくれたんだけど。
そしたら、ベッドの下から出てきたの。
さっそく 着ようと思って、それに飛びついたら、前に着たままで お洗濯まだ だから、着たらダメだって、ママに止められちゃった。
しょうがないから、ちがうシャツで おけいこ行ったの」
「なんで?そんなにウサギに こだわるペン?」
「だって…うさぎさんは【魔法使い】なの。
いつもウサギさんと一緒だと、ふしぎとイヤなことにならないんだー。
だから、ちょっと苦手なピアノのおけいこは、なるべく うさぎさん着て行くようにしてるのー。
それに この間 買ってもらったばかりの新人さんは、スゴく可愛いから、みんなに ジマンしようって 決めてたんだー」
「それは ざんねんだったペンねー」 すかさずサラダが、あいづちを打つ。l
「ガマンして 他の…お洋服で行ったら、やっぱり上手くいかなかった。
少し早くに始めたお友だちに 負けちゃった。
つっかえつっかえにしか弾けなくて、顔から火が出るかと思った。
恥ずかしい…って思ってたら、とちゅうで涙 出てきちゃって、
そしたら、先生が「もう いいよ」って 終わりにしてくれた」
「そっかー…泣いちゃったんだペンね。
でもひなちゃん、いがいと負けずきらいペンね。
たしかに ハズカシイって気もちもあったんだろうけど、お友だちに負けたみたいtで、クヤシイって気もちも ひなちゃんの中に生まれたんだペン。
だから泣いちゃったんだと 思うペンよ」
「ところで、さすがにこれで終わりペンよね?」 少し心配そうに聞いてくるサラダに
「うん。ママ 迎えにきて、うちに帰ってきた。
それで、夜ご飯ができるまで おへやでベッドに寄りかかってたら、サラダに会ったの。
あれ? でもサラダ ドコから入ってきたの?
ココ、ひなのへやなのに…」
「ま、それはいいじゃないペンか」 笑ってごまかし
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