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⑥ やっと終わったけど…今日も終わっちゃった‼︎
しおりを挟むお外が暗くなっちゃったから、さくらちゃんに電話をかりて ママに迎えにきてもらうことにした。
ピンポーン…
チャイムが鳴る寸前まで 一緒にいたはずのサラダが、いつの間にか 姿を消していた。
さくらちゃんによると、【子どもにしか、スガタを見せちゃいけない】んだよ!って言ってたけど
本当に そんなおとぎ話みたいなこと あるのかなぁ?
ママが運転する車に 乗りこみ。そんなことを のん気に考えていた。
車を発進させてすぐに、ママが話しかけてくる。
「今日は、何して遊んだのー?」運転しながらママが聞いてくる。
「お人形さんだよ!」 短く そう答えながらひなは、車の外を 飛ぶように流れていく景色を ボーッと 見ていた。さくらちゃん家に 着いてからのことを 思い出していた。
たしかに 初めのころは、ちゃんと お人形さん遊びをしていた。二人して、お人形を片手に持ちながら、遊んでいたから。・
だけど、二人しかいないから、すぐに あきてきちゃって、家の設定だけじゃなくて いろいろな場所 学校だったり、会社だったり…。
そのたびに 先生に変化したり 会社の社長さんになってみたり…
ドンドンさまざまな人に変わっていって…サラダに注意されるまで、部屋中にたくさん おもちゃが散らばっていること、全然 気づかなかった。
声かけられた時は、イラッと頭にきちゃったけど、
前に言ってた通りに、いつも見守ってくれていること ちょっとは 実感できたかな?
車の心地う良い振動に揺られながら、ゆっくりと まぶたが 閉じようとしていたら、
残念、あっという間にお家に着いちゃった‼
起こされて お家に入りながら
『やっぱり…今日も見直ししなきゃいけないよねー』 グチっていた。
やらなきゃごほうびシール貰えないよな、やっぱり
でも今日はけっこう疲れちゃったんだよなー
でもぉ、カレンダーにシール貼ってもらいたいしなー…
自分のねがいと、体力の間でゆれ動きながら
ひなは家のドアをくぐった。
おしまい
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