殿下、ウザイのですが？

殿下、ウザイです

私は、前世の記憶がある、ミシェル。記憶を、思い出したのは六歳の頃王子と婚約の儀式をやっている真っ最中に思い出した、そのせいで見事倒れた。
そして両親と兄に心配されたそれはものすごく。この世界は乙女ゲーの世界だと思い出したけど私は昔っから第二王子のドナルドが嫌いだったから、なんとか婚約破棄したい、と思っていた。ちなみに、私はモブよ。モブさいこー！だって、ヒロインと悪役令嬢と「政略」対象を生で見れるのよ。あっ、第二王子も「政略」対象だった。なら、ヒロインにあとは任せて婚約破棄ができるのを後は待つだけなんじゃね？と思ったから私は何もしてない‪。

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それから、十年が経った。

毎日毎日、早く婚約破棄しろよ。と思っている。

そして、ついに王族の夜会で婚約破棄してくれた。ばんざい！夜会に出席していたからさすがに手を上げて喜ぶわけには行かなかったから心の中で思いっきりはしゃいだ。婚約破棄の時ヒロインの顔がざまぁ‪w‪wとかそんな感じの顔で見てたけど私は気にしない、私は逆にヒロインマジありがとう、神だわ。と思っていた。
そうすると、ヒロインが驚いたような顔してたけど気にしない。第二王子がなんか言うことはないのか!?みたいに言ってたけど私は
「あら、そうですの。分かりましたわ。では、失礼いたしました。皆様、ごきげんよう。」
と言い夜会を脱出した。

そのあと、なぜが国王と王妃が土下座をしながら謝り、家族が王族滅ぼしてくるからなと笑顔で言ってきたりした。この国大丈夫か？と初めて思った。それから、さすがに王族滅ぼすのはヤバくない？と思ったから頑張って止めた、私転生してから初めてこんなに苦労したわ。ふぅぅ



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婚約破棄してからのんびりまったり平和に過ごしているこれが、平和なのですね！と毎日毎日毎日感動中！


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なのに、なのに、なのにぃ！


こいつ、なんなんだよ！


また第二王子がこの家に来やがった。婚約破棄から二年経ったらいきなり来始めた。何故だ!?


しかも、あぷろーち？してくるし。


いい加減にしてくださいまし！




殿下、ウザイですわよ！






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