強面ヤクザに狙われています〜情報屋の災難〜

案外楽しかった〜流兎〜

目が覚める

なんかお腹のあたりが重い

ゴッ

帝が何故か俺のベットに入っていたので思わず殴ってしまった

仕方ない人間反射的に手が出てしまうこともある

殴ったついでにベットから落とそうと思ったが重すぎて動かせん

「っ何するんだ」

帝が殴られた頭を擦りながら眠そうに言う

帝の綺麗な黒髪が跳ねている

うぅっかわいいなんて思ったら負けだ

「お前が俺のベッドに許可なく入るから悪い」

「許可取ればいいのか」

「いいわけないだろ！」

「ん……明日からは言う」

帝が寝ぼけて言う

「……今の話聞いていたか？」

「……ん……」

ポトリ帝がベットに倒れる

「は？」

は？なぜ倒れた？死んだ？

「Zzz… _(*´﹃｀*_    )_」

寝ていた

ブチッこめかみが切れる音がした気がした

思わず殴りそうになるが留まる

起きたら面倒だ

帝のマンションに住み始めてから2日たった

学校は通信制なので月1ぐらいしか行かない

案外家にいるよりも心地よかった

そう、帝がベットに入ってくる以外は