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契約成立〜流兎〜
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顔を洗ってリビングに出ると涼真が朝食を用意して待っていた
涼真があいさつする
「おはようございます」
「おはようございます」
席に座る
「組長は?」
「……まだ寝ている」
涼真は帝が俺のベットに入ってくるのを知っている
知っていて聞いてくる
実に腹黒いやつだ
ガチャ、ドアが開いて帝が入ってくる
「おはようございます組長」
「おはよう」
帝が席に座る
「組長今日の予定は13時から会長との会談です」
涼真が今日の予定を告げる
「あと最近まで活発動いていた麻生組が不気味と言っていいほど静かです」
麻生組か……最近汚い噂が多い組だ
帝がこちらを向く
「流兎、北條組の顧問情報屋やらないか?」
まさか顧問情報屋になれと言われるとは思わなかった
「……俺は組織に属さない。それに俺が顧問情報屋になったとして俺に得は?」
俺も善人じゃない
得がないならやらない
「……ケーキ作ってやる」
んな!?ケーキだと?
ここ数日で分かったことがある
帝は料理は出来ないがお菓子作りは上手なことだ
お菓子作りだけは一流のパティシエレベルだった
そして折れたのは俺だった
「5個だ」
「月5個作るならやってやる」
「契約成立だな」
ニヤリ帝が妖しく笑う
「とりあえず麻生組のこと調べてくれ」
「いつまでに終わる?」
今は朝の8時だ
今からやると……
「夕方までには終わる」
「そっちこそケーキ早く作っておけよ」
涼真があいさつする
「おはようございます」
「おはようございます」
席に座る
「組長は?」
「……まだ寝ている」
涼真は帝が俺のベットに入ってくるのを知っている
知っていて聞いてくる
実に腹黒いやつだ
ガチャ、ドアが開いて帝が入ってくる
「おはようございます組長」
「おはよう」
帝が席に座る
「組長今日の予定は13時から会長との会談です」
涼真が今日の予定を告げる
「あと最近まで活発動いていた麻生組が不気味と言っていいほど静かです」
麻生組か……最近汚い噂が多い組だ
帝がこちらを向く
「流兎、北條組の顧問情報屋やらないか?」
まさか顧問情報屋になれと言われるとは思わなかった
「……俺は組織に属さない。それに俺が顧問情報屋になったとして俺に得は?」
俺も善人じゃない
得がないならやらない
「……ケーキ作ってやる」
んな!?ケーキだと?
ここ数日で分かったことがある
帝は料理は出来ないがお菓子作りは上手なことだ
お菓子作りだけは一流のパティシエレベルだった
そして折れたのは俺だった
「5個だ」
「月5個作るならやってやる」
「契約成立だな」
ニヤリ帝が妖しく笑う
「とりあえず麻生組のこと調べてくれ」
「いつまでに終わる?」
今は朝の8時だ
今からやると……
「夕方までには終わる」
「そっちこそケーキ早く作っておけよ」
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