強面ヤクザに狙われています〜情報屋の災難〜

ルシア

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自覚した気持ち〜琉兎〜

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アパートに着くとベットにころがる

恐らく帝にはここのアパートはバレているだろう

明日までには出ていかなくてはならない

なんでこんなにイライラしているのだろう

騙されることなんて日常茶飯事だ……慣れている

「帝には騙されたくなかったな……」

無意識にに声に出た

そうだった……帝は裏切らないっていつからか思っていた

好きって言われて嬉しか……ん?……嬉しかった?

なぜそう思ったんだろう

俺は帝のことが好きじゃないはずだ

そのはず……

でもなんでだろう……帝のこと考えると心臓がバクバクする

なんだか好きみたいな……え?

好き?……俺が帝を?

好きなのか帝を……

自覚すると顔がボッと赤くなる

「……好き……なのか……帝」

ベットで悶える

でも……帝は俺を騙した……

でも帝は優しかったな

 帝はが俺を好きって言ったけど無理やり抱かなかったし

出ていった時の帝の顔焦ってたな

もしかすると俺の誤解だったのかもしれない

……話に行こうかな

……でも本当に騙していたら?……

裏切られるのは嫌だ

ハーァ……らしくないな俺

俺のモットーは、1度決めたら即行動じゃん(今決めた)

ウジウジするなんてらしくないよな

パソコンを取り出す

帝のいる位置を調べるとどうやら北條組の本邸らしい

どんどん調べていくとあれ?

そこには北條組を潰したがっている他の組を密かに集めて北條組本邸に交戦を仕掛けようとしているデータがあった

その組たちのリーダー(組を集めた組)麻生組だった

交戦日は明日だ……明日!?まずいな

明日は北條組総会があって北條組の重役達も集まる

麻生組が集めた組の数が多い

北條組がいくら強かろうと人数が圧倒的だった

それにその中には凄腕の殺し屋数名の名前もあった

どうしようか……

北條組の同盟組を応援に呼んでも間に合わないだろうしな

ん?……応援……殺し屋……っ!

そうだ俺が殺し屋を呼べばいいのか

幸いにも俺には普通じゃない知り合いが多い

その中に確か殺し屋もいたはずだ

さっそく連絡する

返事を待っていいる間にこっちも準備しよう

準備していると返信が来た

そうか……来れるのか

麻生組が雇った殺し屋の中に組織の裏切り者がいるらしい

集合場所と時間を指定する

これで準備完了だ







    
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