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13話 現実逃避したくなるよね?
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星々が輝く夜空を見上げる。
あぁ、綺麗だなぁ。
この世界は星が綺麗に見える。
前世……、日本では便利な物が多かったがこんなに綺麗な星空は見れなかった。
魔法があるからこの世界も便利と言えば便利だが。
……そんな事を考えている私は今、現実逃避している。
しょうがないと思うんだ!
こんな修羅場、目の前で起これば誰だって現実逃避したくなると思うんだ!
原因は私だけども(泣)!!
私のせいだけども!!
「だから何度も言っておるだろう?我は主人の奴隷となったのだ。切っても切れない関係になったのだ。無茶を言うな」
「無茶を言っているのは魔王様です!何故人間の奴隷なんかに……!況してや主人でなく奴隷など!」
「ハナ!お前はどうしてそう魅力を振りまくんだ?!奴隷なら俺がなるからそんな男捨てて来なさい!」
「ハナ様……、まさか貴方様が奴隷を捕るなんて……」
お分かりだろうか。
始めが魔王で魔王の側近、スグリ、キルの順だ。
この場には他に、ソラ、リンヤ、ワンコがいる。
まぁその2人と1匹は目を逸らしているのだが。
そんな私はと言うと板挟み状態だ。
まさか魔王の側近まで出て来るとは思わなかった。
「一言言っておくけど契約の件は全てそこの魔王の仕業だからね!私のは不可抗力だから!」
あぁ、辛い。
辛すぎる。
なんでこう、面倒事が次から次へと振りかかって来るんだろう。
私はただ、イチャイチャしたいだけなのに!!
……結局、纏まるのに半日かかった。
一睡もしてないですよ、ええ。
魔王、そしてその側近も一緒に来る事で一件落着した。
……した、ハズ。
した事を願いたい。
ワンコは魔王城に報告に行き処置は後々となった。
「……一緒に行くからには名前を知らないと不便でしょうし、自己紹介でもしましょうか」
キルのその一言はこちらとしては有り難かった。
「ではこちらから。私はキルと申します。リンヤ様の護衛です、一応」
「俺はリンヤっス。一応王子っス」
……何故一応が付くのか……。
「僕はソラ。治癒魔法が得意だよ」
「………スグリ。剣術が得意。ハナは俺のだ」
まさかの得意モノ紹介。
スグリの俺の発言にちょっときゅんと来た。
「魔王だ。………バルド、と呼んでもいいぞ?」
「私は魔王様の側近のアシュレイと申します。この度はウチの魔王様が申し訳ありませんでした……」
魔王……バルドはツンデレ属性か。
アシュレイはその口調から普段からの苦労を感じさせる。
「えーと、ハナです。不完全燃焼というか何というか……とりあえずよろしく?」
もちろん、不完全燃焼とは2人の事でだ。
あんな状況で続きなど出来るはずがなく………。
あー、グズグズに蕩けた2人を見たかったなぁ。
不本意極まりない。
ムスリと不貞腐れているとリンヤが苦笑した。
「ハナさん、落ち着いて下さいっス。
なんとなく何を考えているのかは分かるっスが……」
つまり私の考えていることが態度に出ると?
……まぁ、最近はよく色々見せているけど。
「……とりあえずどうする?当初の目的通り旅でいいの?」
素知らぬふりして口を開く私にリンヤはため息を吐いた。
「こちらはそれで構いません」
「旅でいいぞ!?我は主人の奴隷なのだから、主人の決めた事には従うつもりだ!」
「…………はぁ。その事なんだけど、バルド、その奴隷っていうのこれからは口に出さないでね?」
「ムッ!何故だ?本当のことだろう」
「本当のこと……だけど、うん。とりあえず口に出さないで」
「だから何故だと………!」
「………なら、主人命令。それで黙れる?」
「………ふむ、ならば仕方あるまい」
……なんなんだ、この男は。
主人命令だと言えば従うって……ドMなの?
なんでもしますって人なの?
多分今の私は遠い目をしているんだと思う。
だってスグリとソラが気遣うような視線を送ってくるんだもの。
あぁ、綺麗だなぁ。
この世界は星が綺麗に見える。
前世……、日本では便利な物が多かったがこんなに綺麗な星空は見れなかった。
魔法があるからこの世界も便利と言えば便利だが。
……そんな事を考えている私は今、現実逃避している。
しょうがないと思うんだ!
こんな修羅場、目の前で起これば誰だって現実逃避したくなると思うんだ!
原因は私だけども(泣)!!
私のせいだけども!!
「だから何度も言っておるだろう?我は主人の奴隷となったのだ。切っても切れない関係になったのだ。無茶を言うな」
「無茶を言っているのは魔王様です!何故人間の奴隷なんかに……!況してや主人でなく奴隷など!」
「ハナ!お前はどうしてそう魅力を振りまくんだ?!奴隷なら俺がなるからそんな男捨てて来なさい!」
「ハナ様……、まさか貴方様が奴隷を捕るなんて……」
お分かりだろうか。
始めが魔王で魔王の側近、スグリ、キルの順だ。
この場には他に、ソラ、リンヤ、ワンコがいる。
まぁその2人と1匹は目を逸らしているのだが。
そんな私はと言うと板挟み状態だ。
まさか魔王の側近まで出て来るとは思わなかった。
「一言言っておくけど契約の件は全てそこの魔王の仕業だからね!私のは不可抗力だから!」
あぁ、辛い。
辛すぎる。
なんでこう、面倒事が次から次へと振りかかって来るんだろう。
私はただ、イチャイチャしたいだけなのに!!
……結局、纏まるのに半日かかった。
一睡もしてないですよ、ええ。
魔王、そしてその側近も一緒に来る事で一件落着した。
……した、ハズ。
した事を願いたい。
ワンコは魔王城に報告に行き処置は後々となった。
「……一緒に行くからには名前を知らないと不便でしょうし、自己紹介でもしましょうか」
キルのその一言はこちらとしては有り難かった。
「ではこちらから。私はキルと申します。リンヤ様の護衛です、一応」
「俺はリンヤっス。一応王子っス」
……何故一応が付くのか……。
「僕はソラ。治癒魔法が得意だよ」
「………スグリ。剣術が得意。ハナは俺のだ」
まさかの得意モノ紹介。
スグリの俺の発言にちょっときゅんと来た。
「魔王だ。………バルド、と呼んでもいいぞ?」
「私は魔王様の側近のアシュレイと申します。この度はウチの魔王様が申し訳ありませんでした……」
魔王……バルドはツンデレ属性か。
アシュレイはその口調から普段からの苦労を感じさせる。
「えーと、ハナです。不完全燃焼というか何というか……とりあえずよろしく?」
もちろん、不完全燃焼とは2人の事でだ。
あんな状況で続きなど出来るはずがなく………。
あー、グズグズに蕩けた2人を見たかったなぁ。
不本意極まりない。
ムスリと不貞腐れているとリンヤが苦笑した。
「ハナさん、落ち着いて下さいっス。
なんとなく何を考えているのかは分かるっスが……」
つまり私の考えていることが態度に出ると?
……まぁ、最近はよく色々見せているけど。
「……とりあえずどうする?当初の目的通り旅でいいの?」
素知らぬふりして口を開く私にリンヤはため息を吐いた。
「こちらはそれで構いません」
「旅でいいぞ!?我は主人の奴隷なのだから、主人の決めた事には従うつもりだ!」
「…………はぁ。その事なんだけど、バルド、その奴隷っていうのこれからは口に出さないでね?」
「ムッ!何故だ?本当のことだろう」
「本当のこと……だけど、うん。とりあえず口に出さないで」
「だから何故だと………!」
「………なら、主人命令。それで黙れる?」
「………ふむ、ならば仕方あるまい」
……なんなんだ、この男は。
主人命令だと言えば従うって……ドMなの?
なんでもしますって人なの?
多分今の私は遠い目をしているんだと思う。
だってスグリとソラが気遣うような視線を送ってくるんだもの。
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