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6話 花火作り
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私たちは、宿屋から花火作りをしてる建物に移動した。建物の見た目は、他の建物と変わりなく、白い土なのか、モルタルというものなのか、それで塗り固められていた。
「ここが、花火作りをしている場所になります。危険なものもありますので、勝手に物を触らないように」
私たちはクヌードさんに従い、慎重に中へと入っていった。
中は涼しく、冷風が流れていた。何かの魔法なのかしら。何人かが、半分に切られた球体に何かを入れている。
「奥の方に体験コーナーがあります」
職人たちの間を通り、奥へ進むと、先程の部屋より小さめの部屋に通された。中には1人の男性がいた。首に赤くて丸い石をたくさんつけたネックレスのようなものをしている。そして、見慣れない服を着ていた。
「変わった服装ね」
「アレは、着物を着崩したものみたいだな」
私の疑問にアキラが答えてくれた。
「着物?」
「地球の北や、火星で着られている服さ」
「へー!でも、ここ水星よね?」
「うーん。輸入品なんじゃないか」
「こちらが今日、講師をしていただく、ハンヌ・ユーセラさんです」
「ハンヌだ!今日はよろしくな!」
白い歯を出し、ハンヌさんはにかっと笑った。
私たちも、よろしくお願いしますと言った。
「今回は小さい玉の花火を作るぜ。魔法を使う部分はもう工程を終えてる。あ!花火は魔法を込めて、作られてる物だ。炎の魔法の応用だ。これは、職人じゃなきゃできねえから、こっちでやらせてもらった」
ハンヌさんは、部屋の奥から、小さな色々な色の玉が入った箱を持ってきた。
「これが花火の星だ。これを詰める作業をやってもらう。これの入れ方で形が変わる。今日の花火大会のデモンストレーションで使わせてもらうぜ!気合い入れろよな!」
先程の部屋で、職人たちが詰めていた半球型のものを持ってきて、私たちの前に並べた。
「これに手本通りに入れれば大丈夫だ。何かわからないことがあれば、聞いてくれ。じゃあ、作業始め!」
私は、どの星を入れるか悩んだ。花火を見たことがないので、想像がつかない。
「うーん。悩むわね」
「好きな色を入れればいいぜ!」
「にゃっ!」
突然話しかけられて、驚いてしまった。
「好きな色?」
「そうだぜ!好きな色を円を書くように置く、それだけだ!」
「わかりました」
私は、ピンクや緑の星を入れてみた。
「ちょっと曲がってるな」
ハンヌさんが、少し手直ししてくれた。
「ちょっとしたズレで、美しさが変わるんだ。星を作る作業も大事だが、星を入れる作業もずっと大事なんだぜ!」
「はい!ありがとうございます」
「良い子だな」
ハンヌさんは、私の頭を撫でてくれた。大きくてゴツゴツした手だった。お父さんとは全然違う手だが、懐かしさを感じてしまった。
「ずるい……」
アキラが何かを呟いていたが、無視した。
「よしよし。皆ある程度できてきたな!お!お嬢さん、うまいじゃねえか!」
ハンヌさんは、セイライの所に行く。セイライは、びくっと体を震わせた。
「あ、あの……そ、そうですか?」
「そうだぜ!センスがある!」
「あ、あり、ありがとう……ございます……」
ハンヌさんは頑張れよと言って、セイライの背中を叩いた。その後、ハンヌさんは別の席へと行ってしまった。
「セイライ、褒められてすごいじゃない」
私はセイライに話しかけた。
「そ……んなことは」
「どんな感じなの?」
私は身をのりあげて、セイライの花火を見た。キレイな円を描いて、星が並べられていた。
「すごい!とてもキレイね」
「あ、あああ、ありがとう」
セイアが、ふうとため息をついた。
「少しは、杏奈に慣れなさいよ」
「うっ……」
「まあまあ、私は気にしてないよ」
「ご、ごめん……ね。あ、あ……」
「ん?」
「杏奈……」
セイライが初めて杏奈と呼んでくれた!私は嬉しくて、セイライに飛びつきたかったが、花火作り中だったのでやめた。
「えへへ」
「姉さん、気持ち悪い」
「皐月、うるさい」
「よし!もう皆作り終わったな。素晴らしい出来だ!これなら、花火大会に出しても誰も文句は言わねえなあ!」
ハンヌは、それぞれの花火を回収しながら、言った。
「花火をあげる時は、誰が作ったやつかわからないだろうから、今からどの順番で打ち上げるか決めるぜ!まず、最初は……」
ハンヌさんは、誰の花火をどの順番で打ち上げるか決めていった。
「こんなもんか。これで、花火作り体験は……おっ!?」
突然、地面が揺れた。まただ。戴冠の儀の時も同じように揺れた。それも、前よりもずっと長く。
「な、何なの」
「地震だな。この国は頻繁に地震があるんだな」
アキラがそう言った。
「いや、地震はこの数日間だけだぜ!」
ハンヌさんが答えた。
「前は、たまにしかなかったんだが、最近酷くてな」
地震は止み、私たちは花火作りを終えたので、ハンヌさんにお礼を言って、外へ出た。
「次は、花火大会までは自由行動になります。現地集合でお願いします」
クヌードさんはそう言って、行ってしまった。
「どうする?お祭りも、ある程度回っちゃったし」
「そうだな。この国には、白雪鉱っていう鉱石があるんだ。剣にも使われてるらしい。武器屋行ってもいいか?」
「ええ、良いわよ」
「俺はパス」
「あ?皐月行かねえのか。いつもなら、姉さんと2人きりにさせないとか言うだろ」
「少しは信頼してるんだよ。あと、宿屋に帰って本を読みたいんだ」
「本?どうしたのよ」
「俺も、少しは魔法のことを覚えようと思ってさ」
そういえば、地球から旅立つ前に何冊か本を買ってたわね。重くなるから、やめなさいって言ったんだけど、魔法の本だったのね。
「じゃあ、また後でな」
皐月は、足早に宿屋の方へと行ってしまった。
「杏奈……2人きりだな」
「はいはい」
私たちは、武器屋へと着いた。
武器屋は、剣や盾などが置いてある。私には何が何だかさっぱりだった。
アキラは、長めの剣が置いてあるケースを見ている。
「何か良いのあるの?」
「白雪鉱は、軽くて丈夫らしいんだ。白雪鉱が使われてるのは、これか」
「お、坊主。お目が高いねえ」
店主らしき人が話しかけてきた。
ケースから、アキラが指さした剣を出した。
「これが、うちの国特産の白雪鉱を使った特注の剣だ」
「持ってみてもいいですか?」
「おう!ほらよ」
アキラは剣を手に取り、じろじろと眺めた。
「お嬢ちゃんは、何かほしいのはあるのかい?」
「え……私は、弓矢しか使えなくて」
「そうかそうか。それなら、これなんてどうだい?」
店主は、また別のケースから矢をとってきた。
「雷の魔法が込められた矢だ。着弾すると、落雷が起きる矢だ」
「へえ、そんなのもあるんですね」
「よし!これ、買います」
アキラがそう言って、店主に剣を渡した。
「お、気に入ったか」
「前に使ってたのが、もうガタがきていて」
「見せてみろ」
「はい」
アキラは、カプセルから剣を取り出した。
「珍しいもん持ってるじゃねえか。収納魔法カプセルか。あんたヒュー族か」
「はい」
「俺もだ!がははっ!やっぱり、ヒュー族は剣だよなあ!なあ!」
「そうですね」
「この剣も使い込まれてる。若いくせにやるじゃねえか。よし、下取りで安くしてやるぜ」
「ありがとうございます!」
アキラは剣を、私も一応雷の矢を買って、買い物を済ませた。
「良い買い物だった」
「嬉しそうね」
「まあね。これで、また杏奈を守れるよ」
「……ありがとう」
「杏奈のためなら」
アキラはにっこりと笑い、私の手を取り、歩いた。
今回だけは手を繋いだままにしてあげても良いけど。
「ここが、花火作りをしている場所になります。危険なものもありますので、勝手に物を触らないように」
私たちはクヌードさんに従い、慎重に中へと入っていった。
中は涼しく、冷風が流れていた。何かの魔法なのかしら。何人かが、半分に切られた球体に何かを入れている。
「奥の方に体験コーナーがあります」
職人たちの間を通り、奥へ進むと、先程の部屋より小さめの部屋に通された。中には1人の男性がいた。首に赤くて丸い石をたくさんつけたネックレスのようなものをしている。そして、見慣れない服を着ていた。
「変わった服装ね」
「アレは、着物を着崩したものみたいだな」
私の疑問にアキラが答えてくれた。
「着物?」
「地球の北や、火星で着られている服さ」
「へー!でも、ここ水星よね?」
「うーん。輸入品なんじゃないか」
「こちらが今日、講師をしていただく、ハンヌ・ユーセラさんです」
「ハンヌだ!今日はよろしくな!」
白い歯を出し、ハンヌさんはにかっと笑った。
私たちも、よろしくお願いしますと言った。
「今回は小さい玉の花火を作るぜ。魔法を使う部分はもう工程を終えてる。あ!花火は魔法を込めて、作られてる物だ。炎の魔法の応用だ。これは、職人じゃなきゃできねえから、こっちでやらせてもらった」
ハンヌさんは、部屋の奥から、小さな色々な色の玉が入った箱を持ってきた。
「これが花火の星だ。これを詰める作業をやってもらう。これの入れ方で形が変わる。今日の花火大会のデモンストレーションで使わせてもらうぜ!気合い入れろよな!」
先程の部屋で、職人たちが詰めていた半球型のものを持ってきて、私たちの前に並べた。
「これに手本通りに入れれば大丈夫だ。何かわからないことがあれば、聞いてくれ。じゃあ、作業始め!」
私は、どの星を入れるか悩んだ。花火を見たことがないので、想像がつかない。
「うーん。悩むわね」
「好きな色を入れればいいぜ!」
「にゃっ!」
突然話しかけられて、驚いてしまった。
「好きな色?」
「そうだぜ!好きな色を円を書くように置く、それだけだ!」
「わかりました」
私は、ピンクや緑の星を入れてみた。
「ちょっと曲がってるな」
ハンヌさんが、少し手直ししてくれた。
「ちょっとしたズレで、美しさが変わるんだ。星を作る作業も大事だが、星を入れる作業もずっと大事なんだぜ!」
「はい!ありがとうございます」
「良い子だな」
ハンヌさんは、私の頭を撫でてくれた。大きくてゴツゴツした手だった。お父さんとは全然違う手だが、懐かしさを感じてしまった。
「ずるい……」
アキラが何かを呟いていたが、無視した。
「よしよし。皆ある程度できてきたな!お!お嬢さん、うまいじゃねえか!」
ハンヌさんは、セイライの所に行く。セイライは、びくっと体を震わせた。
「あ、あの……そ、そうですか?」
「そうだぜ!センスがある!」
「あ、あり、ありがとう……ございます……」
ハンヌさんは頑張れよと言って、セイライの背中を叩いた。その後、ハンヌさんは別の席へと行ってしまった。
「セイライ、褒められてすごいじゃない」
私はセイライに話しかけた。
「そ……んなことは」
「どんな感じなの?」
私は身をのりあげて、セイライの花火を見た。キレイな円を描いて、星が並べられていた。
「すごい!とてもキレイね」
「あ、あああ、ありがとう」
セイアが、ふうとため息をついた。
「少しは、杏奈に慣れなさいよ」
「うっ……」
「まあまあ、私は気にしてないよ」
「ご、ごめん……ね。あ、あ……」
「ん?」
「杏奈……」
セイライが初めて杏奈と呼んでくれた!私は嬉しくて、セイライに飛びつきたかったが、花火作り中だったのでやめた。
「えへへ」
「姉さん、気持ち悪い」
「皐月、うるさい」
「よし!もう皆作り終わったな。素晴らしい出来だ!これなら、花火大会に出しても誰も文句は言わねえなあ!」
ハンヌは、それぞれの花火を回収しながら、言った。
「花火をあげる時は、誰が作ったやつかわからないだろうから、今からどの順番で打ち上げるか決めるぜ!まず、最初は……」
ハンヌさんは、誰の花火をどの順番で打ち上げるか決めていった。
「こんなもんか。これで、花火作り体験は……おっ!?」
突然、地面が揺れた。まただ。戴冠の儀の時も同じように揺れた。それも、前よりもずっと長く。
「な、何なの」
「地震だな。この国は頻繁に地震があるんだな」
アキラがそう言った。
「いや、地震はこの数日間だけだぜ!」
ハンヌさんが答えた。
「前は、たまにしかなかったんだが、最近酷くてな」
地震は止み、私たちは花火作りを終えたので、ハンヌさんにお礼を言って、外へ出た。
「次は、花火大会までは自由行動になります。現地集合でお願いします」
クヌードさんはそう言って、行ってしまった。
「どうする?お祭りも、ある程度回っちゃったし」
「そうだな。この国には、白雪鉱っていう鉱石があるんだ。剣にも使われてるらしい。武器屋行ってもいいか?」
「ええ、良いわよ」
「俺はパス」
「あ?皐月行かねえのか。いつもなら、姉さんと2人きりにさせないとか言うだろ」
「少しは信頼してるんだよ。あと、宿屋に帰って本を読みたいんだ」
「本?どうしたのよ」
「俺も、少しは魔法のことを覚えようと思ってさ」
そういえば、地球から旅立つ前に何冊か本を買ってたわね。重くなるから、やめなさいって言ったんだけど、魔法の本だったのね。
「じゃあ、また後でな」
皐月は、足早に宿屋の方へと行ってしまった。
「杏奈……2人きりだな」
「はいはい」
私たちは、武器屋へと着いた。
武器屋は、剣や盾などが置いてある。私には何が何だかさっぱりだった。
アキラは、長めの剣が置いてあるケースを見ている。
「何か良いのあるの?」
「白雪鉱は、軽くて丈夫らしいんだ。白雪鉱が使われてるのは、これか」
「お、坊主。お目が高いねえ」
店主らしき人が話しかけてきた。
ケースから、アキラが指さした剣を出した。
「これが、うちの国特産の白雪鉱を使った特注の剣だ」
「持ってみてもいいですか?」
「おう!ほらよ」
アキラは剣を手に取り、じろじろと眺めた。
「お嬢ちゃんは、何かほしいのはあるのかい?」
「え……私は、弓矢しか使えなくて」
「そうかそうか。それなら、これなんてどうだい?」
店主は、また別のケースから矢をとってきた。
「雷の魔法が込められた矢だ。着弾すると、落雷が起きる矢だ」
「へえ、そんなのもあるんですね」
「よし!これ、買います」
アキラがそう言って、店主に剣を渡した。
「お、気に入ったか」
「前に使ってたのが、もうガタがきていて」
「見せてみろ」
「はい」
アキラは、カプセルから剣を取り出した。
「珍しいもん持ってるじゃねえか。収納魔法カプセルか。あんたヒュー族か」
「はい」
「俺もだ!がははっ!やっぱり、ヒュー族は剣だよなあ!なあ!」
「そうですね」
「この剣も使い込まれてる。若いくせにやるじゃねえか。よし、下取りで安くしてやるぜ」
「ありがとうございます!」
アキラは剣を、私も一応雷の矢を買って、買い物を済ませた。
「良い買い物だった」
「嬉しそうね」
「まあね。これで、また杏奈を守れるよ」
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